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2017年10月30日月曜日

キューバの旅2(ハバナ前編)

民宿のベランダから(ベダード地区)
まずはハバナから旅がスタート。

フロリダ海峡に面し年間平均気温25度、人口約200万人のキューバの首都、文豪ヘミングウェイもこよなく愛したという街。



















スペイン語でキューバは「クーバ」と言い、ハバナは英語ではHavanaと書くけど、スペイン語ではHabanaと書く。



こちらは観光用クラシックカー




日本語と同じでスペイン語にはBとVの発音に区別がない(スチーブは納得いかないみたいだけど(笑))











キューバ人はハバナをLa Habana[ラバーナ]と呼ぶ。




トニーさん直筆








その昔は島東端カリブ海に面した第二の都市サンチアゴ・デ・クーバがキューバの首都だったらしいけど、1519年にハバナに移った。(京都vs東京のような関係)













定刻通り夜遅くに空港に着くと、予約しておいた民宿のご主人(と言っても若い)のトニーさんが私の名前を書いた紙を片手に迎えにきてくれていた。




ここにも人が住んでいる






なんと心強いことか😭
もわっと暑く淀んだ空気の中をタクシーをとばし新市街地にあるトニーさん宅へ。













まだ先の予定はなにも立てていないので、とりあえずここに数泊する。

キューバではここ最近こういった個人の家を間貸しする政府認定の宿(カサ・パティキュラ)が急増中。でも設備の整ったちゃんとした家にしか認可が下りない。




ハナさん所有の高級アパート




民宿のオーナーのトニーさんとハナさんはキューバ大学の日本語学科で知り合い結婚した日本語を話す親日家カップル。












ここはとあるキューバ通の日本人の知り合いに紹介してもらった日本人限定宿。なのでスチーブは日本人以外の初めてのお客さん(笑)





旧国会議事堂とバイクタクシー




そこで日本語ガイドブック「地球の歩き方」を借りれたので、お陰でずいぶん助かった。












週末になると地元の人で賑わうオビスポ通り





ハバナは新市街ベダード地区と旧市街ビエハ地区に分かれている。

どこへ行っても観光客を見つけてはタクシー(車、バイク、自転車)がしょっちゅう乗らないか〜って声をかけてくる。それをよそ目にいつもの様に私たちはひたすら足で歩いて廻った。













野良犬なのにみんな大人しい






ちょうど来る前にキューバを襲った超大型ハリケーン“イルマ”の爪痕も生々しく、まだあちこちに瓦礫やゴミの山が片付いていない状態だった。














地ビールのレストラン






ベダード地区は電気も水道もよく整備されているホテルやレストランが多い閑静(?)な住宅地。それとは対照的なビエハ地区はユネスコの世界遺産に登録されているスペイン統治時代の倒壊寸前コロニアル風の建物がたくさん残る旧市街。老舗高級ホテルもこの辺りに多い。










ホセ・マルティン記念碑





古いアメ車やバスがすごい排気ガスを吐きながら行き交い、道はゴミだらけで時折鼻をつく臭い、野良犬が独り歩きし、どこの家からも大音量のラテン音楽が流れ、とにかく目に飛び込んでくるものが全て衝撃的で、一体自分はどの時代に迷い込んでしまったんだろうという錯覚に陥る。












存在するもの全てがハバナの味を醸し出している。





タワーから見下ろす革命広場はロシアか中国といった雰囲気


汗をダラダラかきながら、次の日も革命家チェゲバラとカミーロのモニュメントで有名な革命広場〜キューバ独立の父ホセ・マルティン記念碑、そこでタワーに登ったり、波しぶきの上がるマルコン通りを歩いたり、夜はジャズバーに行ったり、1日はバスで近くの海へ泳ぎに行ったりと、結局そこに4泊した。







都会が苦手なスチーブは、そろそろ騒音と排気ガスだらけのハバナから静かな海に行きたいらしく、次はトリニダーに行くことにした。




ハバナからバスで30分のSanta Maria del mar



大阪育ちの私は何となく故郷を思い出すこのむし暑さとガチャガチャ加減は嫌いじゃなかったけど、やっぱり早くカリブ海が見たかったので、5日目の朝、長距離バスターミナルを10時に出発してハバナを後にした。










キューバにはまともな観光案内所もないし、気の利いた無料の観光客用地図もなければ、インターネットも数少ないスポットでしか使えず、情報源は地元の人頼み。




ナイスカップルのトニーとハナ
【のんびり屋のトニーは以前日本大使館主催の日本語大会で優勝し、賞品として招待旅行で大阪に行ったことがありハナより日本語が上手。しっかり者のハナは日本語通訳ガイドのお母さんの影響で日本に興味を持ち、2020年の東京オリンピックには絶対に日本に行きたいと話していた。】


ハナさんに電話でトリニダーの民宿を予約してもらったり、他にもたくさん旅の情報が日本語で得れたので本当にラッキーだった。

good start!!!




とん






















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