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2016年12月31日土曜日

Christmas Holiday in Switzerland

インターラーケンから見えるフングフラウ
結局、薬漬けでがんばった甲斐もなく風邪はみるみる悪化。そしてスチーブにも移して、この1年とともになんとなく終焉を迎えようとしている。




















先週からなんとかバイトには行きながらも、友達んちのクリスマスパーティーは丁重にお断りして、楽しみにしていた街のクリスマス・マーケットも見逃してしまった。


カートレインで峠越え


そして今週はじめ、スイスでクリスマス休暇を過ごしている義両親に、スチーブと私は咳とくしゃみをしながら、義弟も急遽便乗して二泊三日で会いに行ってきた。











2つの美しい湖に挟まれた街インターラーケン




義両親はイギリスから1週間の『スイス鉄道の旅ツアー』に参加して、インターラーケンに宿泊している。首都ベルンを観光したり、氷河特急に乗ったり、湖クルーズ、クリスマス・ディナーなどプログラム満載で超多忙スケジュール。















この辺りは私が9年間過ごしたベルナーオーバーランド地方なので、端から端までよく知っていて、私とスチーブは私の元同僚の家に泊めてもらった。



スイスではハンバーガーを注文すると、
割と当たり外れがない(笑)





1日目、夕方に合流して一緒にスイス料理でディナー。クリスマス・プレゼントやカードを交換したり、積もる話は尽きない。忙しいスケジュールの中、二人とも元気そうだったので良かった。















登山列車



2日目は義両親はツアーから外れて、私たちと一緒に登山列車に乗り、乗換駅にある私の以前の職場のレストランがあるところに行くことになった。









美しい車窓はスイスならでは




この時期は搔き入れ時で忙しいはずが、今シーズンは異常な雪不足でスキー場には活気がなく、そこを辞めてからかれこれ10年くらい経つので、知り合いもめっきり減って、なんとなく寂しい感じもあった。













軽く食べてもひとり25フラン!




ちょうどお昼時、太陽も昇ってきたのでテラスで軽い食事をし、元ボスや同僚達に挨拶をすませ、インターラーケンに戻っていった。








義両親はアイガーの北壁を眺めて感動していたご様子。



懐かしい元職場




7年間、標高2000mにあるこの職場に登山列車で通い、冬はスキーを持って、夏は自転車や走って登ったりした高地トレーニングの日々。晴れの日も雪の日も毎日眺めていた三山は、いつも私にパワーをいっぱいくれる。








本当に懐かしい、私のヨーロッパ生活の原点とも言える場所。




WAB鉄道




その夜は義両親の泊まっているホテルで一緒にディナー。久しぶりのスイスの食事はどれもやっぱり塩っけが強く、そう言えばそうやったなぁと変な懐かしさがこみ上げた。













3日目、朝7時の列車で義両親はイギリスへと戻っていった。




ホテルでディナー

義父は期待してた氷河特急が意外と退屈でちょっとがっかり、父と息子達は久しぶりの再会にかなり興奮気味で、はしゃぎたい放題。義母は横で静かに笑って聞いていたけど、最後には少々疲れて、私が一緒に居てくれて本当に良かったってホッとしていた様子。それもそのはずスチーブみたいなのが3人もおるんやから、本当に義母の気持ちが痛いほど分かったので、なんか可笑しかった。







この後、もう一軒友人のところを訪ねる予定だったけど、二人とも体調が悪化してきたので、そのまままっすぐ家に帰ることにした。






お腹いっぱい食べてひとり€31!
多分スイスじゃ普通・・・



家路の途中、レマン湖半にあるスイスで唯一美味しいインド料理屋さんに寄ってランチ。風邪にもいいだろうとスパイスの効いた好きな料理を思いっ切り注文したら、後でビックリするお勘定がやってきた。










ガーリック・ナンは絶品❤️





やっぱりスイスや〜。
スイスに住んでいた時には感じなかったけど、生活水準が違い過ぎる。
長居は禁物、とっとと帰ろう(笑)













でも本当に美味しいのでオススメ☟

インド人フェフが作る本格派ヘルシー料理『インディアン・パラダイス』 in Villeneuve
https://sites.google.com/site/indiavilleneuve/




今年最後の行事を無事すませ、大掃除するでもなく、おせち料理を作るわけでもなく、年末年始は2人とも仕事なので特別なことはしないけど、1年あっと言う間に過ぎ、こうやって無事また年が越せるのはなんとも幸せ極まりない。



レマン湖畔



また次の1年、家族や友達と一緒にみんなで楽しく美味しい時間を作っていこう❤️


今年もお世話になりました、よい年をお迎えください!




とん





















2016年12月22日木曜日

フイユタージュ・シュクレとブルーベリー・ジャム

フイユタージュ・シュクレ
今週から仏語も太鼓も冬休みに入り、イタリア側にほんの少しだけ雪が降ったのでスキーに行こうとはりきっていたのに、熱こそないものの引きつづき喉がイガイガ、鼻ズルズル・・・
















ジャム用砂糖(ゼラチン入り)



また週末にかけて仕事が忙しくなるので大事をとってお留守番。速攻お医者さまからもらってあった薬を片っ端から飲んで、なんとかこじらさない様に全力投球。











大病後は季節の変わり目ごとに風邪をひいては長引かせていたけど、マラソン効果もあってか、春にひいて以来。
結構がんばってたのになー、ほんまに悔しい。







でも、寝てばっかりいても身体がなまるだけなので、家事をして今日の課題をこなす。








まずは、友達が夏に摘んで冷凍したブルーベリーをもらったので、それでジャムを作る。






ブルーベリージャム

ジャム用砂糖 500g
冷凍ブルーベリー 500g











砂糖とブルーベリーを混ぜ水分が出るまで待ってから火にかけ、強火で沸騰したら、中火にし5〜6分くらい煮る。熱いうちに熱湯煮沸した瓶にうつし蓋をする。




なんかパティシエっぽい


続いて、いつでも使えるようパイ生地(フイユタージュ)を作って冷凍する。今回は辻調のレシピサイトで見つけた本格的フイユタージュに挑戦。

















辻調おいしいネットより:http://www.tsujicho.com/oishii/recipe/navi?CID=TJONCS1001&RECIPE_CD=k020&RECIPE_TYPE=MAIN&&SEARCH_TYPE=



フイユタージュ・シュクレ

パイ生地

強力粉 125g
薄力粉 125g
無塩 バター225g
塩 5g
冷水 150ml
打ち粉(強力粉)適量

砂糖 適量



材料は全て冷やしておく。

冷水に溶いた塩を粉に一気に入れ、手で全体を大きく混ぜ水分をいきわたらせたら、なるべく練らない様に手でしっかりと握る様にしてまとめる。











十時に切れ目を入れラップをして40分冷蔵庫で寝かす。

















打ち粉をして、パイ生地の十時の切れ目を開き麺棒で伸ばして、平にのばしたバターを入れて綴じ、伸ばして3つ折にしてまた伸ばす。






これを6セットくりかえす。
途中、冷蔵庫で何度も寝かすらしいけど、私は省略。











終ったらラップをして冷蔵庫に4時間ほど寝かせた。

















それから、半分を冷凍して残りの半分でブルーベリー・パイとフイユタージュ・シュクレを作った。















ブルーベリー・パイは余りにもぶさいくだったので写真省略😅






フイユタージュ・シュクレは生地の表面に砂糖をたっぷりまぶしながら伸ばし、5mmくらいの厚みにしたら細く切ってねじり、最後にブラウンシュガーをふってから180度のオーブンで15〜20分焼く。












砂糖が焦げやすいので気をつける。

















源氏パイやんこれ〜!
サクサクで美味しい、またもや食べ過ぎ注意❤️



小麦粉+バター+砂糖=ハイカロリー



週末にかけてクリスマス、それを過ぎたらクリスマス休暇をスイスで過ごしている義両親に会いに行く予定もあったりして、忙しくなるので締まっていこう!


とん





























2016年12月21日水曜日

緑のふわふわオーバーサイズ・セーター(かぼちゃスープ)

《かぼちゃスープ》
かぼちゃ小1、にんじん1本、ポロネギ1本を
圧力鍋で煮てからブレンダーで砕き、
白ワイン、生クリーム、バター、牛乳、塩胡椒、
パプリカパウダーで味をつける
昨日からちょっと風邪気味。

熱いかぼちゃのスープを飲んでオレンジを沢山食べ、家で大人しくしていたらなんとかましになった。

















お陰でやっとこさセーターが完成。



編み始め




ずっと前に友達にもらって、何を作ろうか全然アイデアが浮かんでこなくて眠っていた毛糸。深い緑色、ふわふわのモヘヤ調で目が見にくいのであんまり複雑なものはできないし、マフラーや帽子ももういっぱい持ってるし・・・













身頃



この秋にユニクロのウェブサイトでみたオーバーサイズのセーターが可愛かったので、日本に行った時によっぽど買おうかと迷ったけど、じゃぁその毛糸で作ってみようと思いついた。








最終的なデザイン




毛糸はアクリル100%(トルコ製)100gを約5玉、編み針は15号を使って製作日数2ヶ月。




4枚をはぎ合わせて輪にする






前身頃と後身頃、両腕をひたすらガーター編みでまっすぐ編み、最後に輪にして目を減らしながら首まで編むと言うヨークセーターの逆版。

それも図案は適当に途中で考えながら、想像力にまかせ編んでいった。









前後ろもなし、少々失敗しても目立たない毛糸だし、シンプルな構図で簡単。



最後は脇をくっつけるだけ




適当に編んだわりには自分の思っていたサイズになって、まぁまぁ満足のいくものができたかな。







ついでに首巻きも作ったので、




合わせて着てもOK


最近では年齢と共に身体をしめ付けるような服が本当に着れなくなった。体の線がでるのもいやだし、着てて窮屈なのが一番いやでジーンズだってウエストはゴム(笑)、Tシャツもセーターもゆるゆる系、そうやってみんなおばはんになるとワンサイズ上がっていくんやなと思った。








アクリルなのでチクチクしないし、じゃぶじゃぶ洗える







見た目より快適さ重視。
フランスに住んでいると個性が大事なので、少々変でも自分らしければOKやし、それに自分で作ると世界にひとつしかないって言うのもいい。


















編み物するおばぁさんは長生きするって聞くから、作る楽しみ、考える楽しみはほんまに頭にも精神にもいいんやと思う。









インスピレーションを求めて、また頑張ってなにか作ろう❤️




とん









2016年12月19日月曜日

手作りポテトチップス

小さ頃から大好き、カルビーで育って今はチロルス。私のソウルフードと言ってもいいポテトチップス。

もちろん昔は気になんてしなかったけど、最近ではやぱっりカロリーや油が気になるので我慢している。









でもやっぱり時々は食べたい、じゃぁ作ってしまえ。







先日、夕食を何にしようかと思いながらバイトの帰りにスーパーにたち寄った。年とともに炭水化物が燃えにくい体質になってきてるというのに、最近お財布に優しいからといって炭水化物ばっかりとってるような気がする。。。

お肉屋さんの前でふと立ち止まり、肉体労働とトレーニングの日々、たまには良質の蛋白質が必要と思い、ランプ・ステーキ(腰のあたりの牛の赤身肉)を400g購入。家で薄く切ってすき焼きでもしようかと、白菜、ネギ、マッシュルーム、卵も買って家に帰った。





そしたら、その夜スチーブは友達の家にお呼ばれで居ないと言う。
うっしし〜、だったらこっそり独りで分厚いステーキで食べてしまおう❤️






高温で焦げない様に



つけ合わせにじゃがいもと人参。
人参はグラッセに、じゃがいもは薄くスライスして油で揚げる。



手作りポテトチップス

じゃがいも 小7個
ひまわり油 適量
シーソルト 適量











じゃがいもをなるべく薄くスライスする。スライサーがあるといいけど、うちにはないので頑張って包丁で。フライパンに油を1センチ以上になるように入れ熱くする。






一枚づつ入れ(重なるとくっついてしまうので)、浮いてきたら何度かひっくり返し、こんがりしたらOK。分厚めのはしっかり中まで揚げないと後でフニャっとなってしまうのでご注意。








あげたらキッチンペーパーでしっかり油を取り(ここポイント)、塩をふる。




シーソルト





人参は水から茹でて、5分たったら砂糖を加え、ほぼ柔らかくなったらコンソメの素を入れ、最後にバターを落とす(なかったのでオリーブオイルとクリームで代用)









ステーキはがっつり200gを室温に戻し、塩胡椒をふってよく熱したフライパンに油とにんにくを1かけ入れ、表面をササッと焼く(ミディアムレア)。ソースはお醤油と柚子胡椒。



後は食べるだけ〜❤️








柔らかくて上質のお肉だったので胃もたれもなし。ポテトチップスのカリカリと人参は甘さがいいコンビネーション。








その後、部屋中にこもったステーキ臭を換気してアロマとお香を焚いてなんとか消沈。

それからスチーブは酔っぱらって夜中にご機嫌さんで帰ってきたので、このステーキ臭には気づかなかった模様。










翌日、残ったポテトチップスはしんなりしていたので、低温のオーブンに入れて水分を飛ばしたら、再びパリッとなって美味しく食べれた。













スチーブは昨日の夕食はポテトチップスだったのか?!って。
ノーコメント(笑)



とん













2016年12月17日土曜日

バリバリ・アーモンドキャラメル

アーモンドの甘い香り

この冬はスキー、習い事、ランニングを優先的にしたいので、知り合いの小さなホテルでパートタイムのお掃除の仕事をすることにした。

またもや肉体労働だけど、時間も短いし家からも近いので有難い。














なので最近やたらお腹が空く。



私は家にはお菓子やポテチなどのスナック類の買い置きはしない様にしている。あると買い置きではなく、すぐになくなってしまうのが本当の理由。



素材は3つ



バイトから帰って昼ご飯を食べても、まだ口寂しくて何か食べたい・・・


















ついつい家にある食品箱をチェック、それからあるもので簡単にできて美味しいものはないかとインターネットで検索。。。

今回ヒットしたのがこれ:http://cookpad.com/recipe/1788896



バリバリ・アーモンドキャラメル

スライス・アーモンド 100g
砂糖 60g
生クリーム 60g







アーモンドはオーブンでローストしておく。

オーブンを170度にセット。



















フライパンに砂糖と生クリームを入れ中弱火にかけ木べらでよく混ぜ、ふつふつしてきたらアーモンドを投入。
















手早くからめたら、クッキングペーパーを敷いた天板にフォークを使って広げる。

170度のオーブンで10分焼いた後、アルミホイルをかぶせ150度に落として10分弱焼く。














うちのオーブン(大きいオーブントースター)は奥の方が強くて、気をつけて見てないとすぐに焼きムラができてしまう。特にアーモンドは焦がしてしまうと風味が台無しになるので、オーブンの前でつきっきりで監視態勢。







おまけに中のライトが切れていて、はっきり言って奥が見づらいのも玉に瑕。
お粗末だけど、働き者のうちのオーブン。




やっぱり少し焦がしてしまった・・・




冷めると硬くなるので、キレイに切りたければこの時点で切る。私は手で割ってバリバリ食べたかったのでそのままにしておいた。










冷めたので端の方から割って食べてみる。
めちゃめちゃ美味しい❤️バリバリ、、、ほんまに美味しい、またバリバリ、、、。
もう止ら〜〜〜ん!



お茶にもよくあう



結局一気に半分食べてしまい、これはいけないとタッパーに仕舞ったけど・・・
やっぱり次の日にはすっかりなくなった。



美味し過ぎて危ない!





それ以来、何回もリピ。











シナモン・バージョン❤️






シナモンパウダーをふったやつが特に美味しかった。











アーモンド自体とっても身体にいいしもっと食べたいけど、結構な値段がするのでそんなにバリバリ食べる余裕はうちにはないねんけど。



労働量より食べる量の方が上回っているような気がする今日この頃・・・



とん