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2024年4月28日日曜日

バカンス2024(イギリス・カフェ巡り編)

今回のイギリス滞在は4〜5日くらいかと思っていたけど、なんだかんだで12日間もいた。

ワイ川

冬のイギリス、寒くて天気が悪いのはしょうがない。

だったら私なりにこの滞在を充実したものしようと、今回は朝のジョギングがてら街で毎日違うカフェを物色することにした。

イギリスはパブの数も多いけど、街にはカフェも多くそこいら中にある。


朝のジョギングルート

イギリスと言えば紅茶でアフタヌーンティーと言うイメージが強いかもしれないけど、近年カプチーノやラテマキアートのようなカフェ・カルチャーも負けてない。

私はどちらも好きだけど、コーヒーは1日1杯だけ。

特に朝のカフェオレが好き❤️


Herefordの中心地


イギリスならではのコーヒーの上にどっさりと生クリームやクッキーがトッピングされた強烈に甘い飲み物や、それと共に食べるチョコやキャラメルがふんだんに使われた恐ろしく甘いスイーツなど、他にも見たこともない様な食べ物や飲み物があるに違いない!


ワイ川の吊り橋

私は甘党ではなく塩派なので、どちらかと言うとサンドイッチやトーストを食べることの方が多かったけど、たまに食べたり飲んだりした甘いものは、どれも最後まで食べきれない飲み干せないくらい甘かった😭


オールドマーケット


こんなもの毎日食べてたらそりゃ〜カロリーオーバーだわ😅

そのせいなのか、実際に男女を問わずびっくりするくらい太っている人も多いし、普通は老人が乗るようなカートに乗って移動する割と若めで太った人を時々見かけたのにも驚いた。


春雨スープ(バターマーケット)

天気が悪い土地柄インドア派の人が多く、運動不足の上にこんな高カロリーのものばかり食べていれば仕方ないのかなぁと思いながら・・・。

Hereford名産サイダー


それに昨今イギリスは電気代高騰でどこのカフェに行っても暖房が効いておらず寒かったのにも関わらず、どこのカフェも老若男女問わずよく流行っていた。

どこの国でもパブやカフェは社交の場、憩いの場。


* * *


義父の家から街の中心地まで1.5キロくらいの距離。

今回行ったカフェをご紹介。


◎コスタ・コーヒー

https://www.costa.co.uk/

今回一番よく行ったのがここ。

スタバのようなチェーン店で、客席も広く空いていて、長居するにはちょうどいい。

入れすぎやろ〜

ポイントが貯まるカードを持っていたのでせっせと通っていたけど、他のカフェに行ってるうちにあまりコーヒーが特別美味しいってわけじゃないことに気づいたので、後半は行かなくなってしまった💦

値段の割にサイズが大きいのが有難いのと、ハルミ(山羊チーズ)サンドイッチが好きだった。


◎カフェ・ネロ

https://www.caffenero.com/uk/

ここもイタリアン・スタイルのフランチャイズ店。

モツァレラチーズのパニーニ

コスタとほぼ同じクオリティ。


◎バターマーケット(元公設市場)

https://www.facebook.com/HerefordButterMarket/

歴史を感じる建物

ここは今回行ったカフェの中で一番のお気に入りだった。

空き店舗も目立つ


昔は賑わっていただろう公設市場が今はほぼ廃れてしまって静かだけど、若い人達が数件食べ物屋さんを出店していて、その中にカフェもあり、値段が安くて美味しい。


買ったものを食べるスペース
めっちゃ昭和(笑)

特にその中にあったタイ料理の出店が美味しかった。

私はスイーツではなく、タイ・オムライスや春雨スープをおやつに食べた。


タイ風オムライス、ピリ辛💧

ここも大概寒かったけど、居心地満点の昭和レトロな雰囲気がなんとも私好みだった。

よく編み物をしながら長居させてもらった😊

常連客も


◎ロケットカフェ

https://www.facebook.com/rocketcafehereford/

カテドラルからすぐの可愛いカフェ。


小洒落たお店が並ぶ参道

最近オーナーが変わったとかでビーガンのブラウニーがあったり、ホームメイド・ピザも美味しそう。

サワードウ・トースト


サワードウブレッドにアボカドとマッシュルームのシンプルなトーストが美味しかった😍


カフェも美味しい


◎ミロス・カフェ

https://www.cafemirohereford.co.uk/

絶品ワカモレ・トースト

ここは以前に何回か行ったことがあり、ココアが美味しいらしくスチーブのお気に入り。

ここのシンプルなアボカドのワカモレ・トーストが絶品💜


カテドラルを眺めるエルガーさん

ゆっくり語らうためにWi-Fiの提供はなく、ソファの座り心地も良いんだけど、店内は暖房費削減の為、ゆっくり語らうには寒すぎた💦

おしゃれで美味しいけど、お値段は高め。


◎ Coffee Cart Company in ザ・オールドマーケット

https://coffeecartcompany.co.uk/locations/the-old-market-hereford/

昔この辺りは牛や農作物の大きな取引場だったらしく、その跡地を利用して今はショッピングセンターになっている。


オールドマーケット

屋外のテント張りの店舗の中にはちゃんと暖房設備もあり、自家焙煎が謳い文句のカフェ。

週末は買物客で賑わう

とにかくクリームもりもりの甘いコーヒーとスイーツに挑戦してみたけど、やっぱり塩派の私にはあかんかった💦

激あま〜カフェとウエルシュ・ケーキ


* * *


他にもHerefordが誇る特産品サイダー(りんごのスパークリング・ワイン)の博物館に行ったりして、私なりに滞在を満喫✌️


イギリスの博物館は無料

それにイギリスにはチャリティーショップと言ってセカンドハンドのお店が多く、ひやかしで見にいくだけでも楽しい。

サイダー博物館

今回は荷物の関係でそんなに買物はできなかったけど、ここでは毛糸2玉と中古のスカートを購入。


サイダー博物館で義父さんにお土産


このカフェ巡りでフラットホワイトというイギリスにしかないミルクコーヒーと、イギリスでしか見かけたことのない “ハルミ” と言う山羊チーズにハマってよく食べた。


中古のスカート
この後活躍することに・・・

何度も来てるイギリスだけど、いつも数日間の滞在で家族と過ごして終わりってことが多かった。

だけど自分の脚で巡ってみるとまた違った楽しみ方があり、なかなか面白い。


愛するピギーの故郷でもあり🐷、まだまだ勉強不足。

もっといろんなところにも行ってみないと良さはわからない。

フラットホワイト・コーヒー

イギリスと言えば羊、いつか毛糸探しの旅もしてみたい。

とん



2024年4月25日木曜日

バカンス2024(イギリス兄弟妹編)

スチーブには年子の弟と5歳年下の妹がいる。

テイクアウト中華


イギリスのジャガイモ畑の中の一軒家で育ったせいか3人は友達のように仲良し。

離れていても毎日のようにチャットで近況や愚痴を言い合っていて、きっと子供の頃から変わらずこんな感じなんだと思う😁


若干メンバーチェンジ


今回は二人とも忙しい中、私達に時間を作ってくれた。


義父さんの友達が作ったイースターのひよこ達、ひとり一つ
(お腹の中に卵型のチョコレートが入っている)


義妹は初日に私達を途中のウエールズの駅に迎えにきて、車で義父の家まで送ってくれた。

2週目にはスイスに彼氏とスノボ休暇に行ってしまったので、今回は余り会う時間がなかった。


義弟カップルが作ってくれた
私たちのアニバーサリー・ディナー

妹とは、毎年スノボしにうちに来たり、私達もイギリスにいく時は空港から近いのでいつも泊めてもらったりしている。

妹は何を隠そう我が家のピギーの産みの親でもある🐽


義弟カップルと


現在新しくできた彼とラブラブで、元彼と買った家を売り払って新たに二人で住む家を探している最中。

いつも髪の毛を虹色に染めて外見はファンキーな雰囲気にしてるけど、兄弟妹の中で一番の堅実派で、彼氏ともどもコンピューター関係の職に就いていて生活も安定している。


義弟の住む街へ

私は今回新しい彼とは初対面。

年も同世代同士で真面目そうな気さくな人で、義父もとても気に入っていた。

田園風景

妹は心から生涯のパートナーを探していたので、良いタイミングで良い人が見つかって本当によかったよかった💛


Monmouthの街

着いた日の夜は義弟も合流して、義父さんちで中華料理の宅配をしてみんなで夕食を食べた。


ビーガン・パン屋さん
カフェも併設


一方義弟は、若い頃日本に留学した経験があり、通算で5年間くらい住んでいたこともあり、今はもうほとんど忘れてしまったとは言ってるけど日本語堪能で漢字も読めるし書ける(私よりも😅)

最初に行った高校の交換留学で大阪の私の実家の近くにホームステイしていたって言うからびっくり😱。

その間、家族で1回、その後スチーブだけで1回、弟を訪ねて2回も日本を訪れている。


美味しそうなパンばかり💕


昔は腰まであったドレッドヘアで、飛行機を使わず世界一周旅行をしたり、スノボやパラグライダーをしにフランスに住んでたこともあった。

5年ほど前からステディな彼女ができ、それ以来すっかり落ち着いて、今はイギリスに住んでいる。

ヨガ・インストラクターの資格があり自分のヨガ教室を持っているけど、それだけでは食べていけないので、他にも親友の薬局の配達員や金物屋でバイトをしたりしているので、いつも忙しい。

義弟の職場


スチーブとは年子ということもあり、よく喧嘩もするけど大の仲良し。子供の頃はよく兄貴とつるんで一緒にあちこち行ったらしい。


中世の街Monmouth 


弟の彼女も同世代同士で、職業は調理師。もう何年もの間パブでシェフを務めている根っからの仕事人。

弟の彼女の飼っている犬


最近自分のケータリング・ビジネスを立ち上げ、屋台の車を購入して、運転免許を持っていない彼女の代わりに弟が運転してイベントなどに参加し、二人三脚で頑張っている。


弟の彼女が飼っている犬2号


彼女も義妹に負けず劣らずいつもパンクでファンキーな独特のファッションをしているけど、働き者で面倒見の良い姉御肌タイプ。

毎回食材を担いでやって来てはサクサクっと何品もあっという間に作り、みんなに振る舞ったと思ったら、風のように去っていく。とにかく料理人は何をするのもスピーディ。

のんびり型の弟とは良いコンビネーション(笑)


Wye川にかかる橋


3月4日の私達の結婚10周年記念日には二人で食材を持って現れ、毎度の如く手際よく義母が得意だった料理を作ってお祝いをしてくれた。

ほうれん草と松の実やきのこを詰めた蕎麦粉のガレットをオーブン皿に並べ、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼いた料理。料理の名前は誰も知らないらしいけど(笑)


廃線跡

弟はベジタリアンでお酒もタバコもしないのに、彼女は肉も食べるしお酒もタバコも好き。真逆なキャラだから惹かれ合うのか、面白いカップル。

彼女の作るスパイスカレーが大評判で、次回は作り方を教えてもらう約束をした😋

この先にぬかるみが💦


着いた翌々日は、義父がバスツアーでシェークスピアの故郷ストラットフォード・アポン・エイボンに劇を観に行くことになっていたので、私達はバスに乗って30キロほど離れたところにある弟たちの家に遊びに行くことにした。


川辺でピクニック


その日の朝は霧が立ちこめていたけど、途中で見事に晴れてくれた。

田園風景がまるで水彩画のよう。


ビーガンパン屋さんのクイニーアマン
こんなところでまた食べれるなんて💕

バスは1時間ほどでモンマス(Monmouth)に到着。

ここは3兄弟妹が通ったボーディング・スクール(中学から高校)があるところ。


この先River severnと合流する


地元の美味しいビーガン専門のパン屋さんでランチを買い込んで弟達の家に寄り、飼ってる2匹の犬をピックアップしてから、川沿いへウォーキングに出かけた。


春を告げる桜草


車をワイ川の脇に停めて、橋を渡り川沿いのハイキング道をどんどん歩いていく。

ところどころぬかるみを避けながら1時間ほど歩いて、適当なところで腰をおろして持ってきたパンでピクニック。

また来た道を戻って帰ってきた。


イギリスのパブの歴史は古い


その夜は弟も彼女も仕事があったので、途中のバス停まで弟に車で送ってもらって別れた。


バスからの夕日

バス停にはパブが1件だけポツンとあって、ビールでも飲みながらバスを待とうかって行ってみると、閉まってるやん💦

結局寒い中1時間も待たされたけど、バスが時間通りにちゃんと来てくれたのでよしとしよう😅


Herefordのカテドラルとワイ川


街の中心でバスを降りて、さっき飲みそびれたビールがやっぱり飲みたくなったので、パブに立ち寄り小さなグラスで1杯飲んでから家路に着いた。


街の夕暮れ

イギリスのビールはぬるくて気が抜けていて日本のビールとは全く違って、食欲増進に1杯グビっという感じではなく、つまみもなくちびちびとおしゃべりしながらゆっくり飲むのが英国式。

イギリスに来たなら1回は行くべき英国カルチャー体験の場😆


イギリスといえばパブ・カルチャー


私達が家に着くと、義父さんもちょうどバスツアーから戻ったところで、疲れているのかと思いきや、スチーブとワードスクラブルをすると言ってまた夜遅くまで勝負していた。

本当に好きやなぁ〜😂


Betty Bach
美味しかった❣️


スチーブ家にとって義母さんが居なくなってしまったのは本当に寂しいけど、家族でこうやって元気に集い、これからまた家族が増えていく可能性もあり楽しみでもある。


cheers!!!


兄弟姉妹、そして家族に乾杯❤️

とん