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2018年9月29日土曜日

バルト二国の旅(Tallin エストニア🇪🇪)

タリンの長距離バスターミナル

朝早めにホステルを出て中央市場に寄って朝食を買い、長距離バスターミナルに向かった。















今はもう使われていないラトビアとエストニアの国境税関


豪華なトイレ付きバスは飲み物サービスも付いて、エストニアの首都タリンまで通常片道(4時間)25ユーロのところ、インターネットの早割りセールでなんと5ユーロだった。











バルト三国はEU加盟国なので、通過はユーロ。




旧市街の中心、ラエコヤ広場



三国それぞれに言語が違い、都会では若い人達はたいがい英語を話すので不便はなかったけど、年配の人や田舎では英語は通じなさそうな感じ。










挨拶とか“ありがとう”くらい覚えようとしたけど、こんな短い旅行では何も覚えられず、挫折・・・😭



旧市街





リガを出るとすぐにのどかな田園風景が広がり、ベリーが採れそうな森を抜けてバスは走る。曇り空がエストニアとの国境を過ぎたあたりで雨に変わった。












この辺りまでくると雰囲気はもう北欧っぽく、家々もスカンジナビア風。





セーターの壁





タリンに着くとやや小雨になってくれて、ホステルに荷物を下ろして旧市街へ。世界文化遺産にも登録されている城壁に囲まれた小さな旧市街は、800年前にタイムスリップしてしまいそうなおとぎの世界。













フェリーでヘルシンキから日帰りで来れるのでグループや個人の観光客でいっぱい。お店もザ・お土産と言ったものが多い。



Maiasmokk タリン最古のカフェ





ふと入ったお土産屋で英語の上手なかわいいお姉さんに旧市街以外の名所はないかって聞いてみると、郊外に大きな公園があって、その中に宮殿や美術館もあり市民の憩いの場所になっているという。明日の帰りのフライトは夕方なので、時間があるので行ってみることにした。












午後はお決まりのケーキ・タイム!



マジパン細工




マジパン細工で有名な1864年創業というお菓子屋さんのカフェはいつもお客さんでいっぱい。
私はアールグレイのミルクティーでラズベリーのロールケーキをKちゃんと半分こした。軽いけどラズベリーの風味が濃厚で、期待通りの美味しさだった。











カフェはセルフサービス





一通り名所を廻って、夕食に老舗のエストニア料理の食堂に行ってみた。予約をしてなかったので満席で入れず、展望台に行ってからもう1度のぞいてみたけどやっぱり満席で断念。












旧市街





カジュアルで入りやすいカフェ







あちこち歩き回って最後に見つけたタリン発のチェーンカフェ『Reval Cafe』(タリン版のスタバ)に入った。
https://revalcafe.ee/en/











聖オレフ教会





閉店間際だったので店のお姉ちゃんは不機嫌で、オーダーストップなので今できるのは鮭のクラムチャウダーとボルシチ、それとポテトのクレープだけ〜って言われたので、素直にそれにした。










ロシア建築、アレキサンダー・ネブスキー大聖堂






これがまたどれも絶品で感動もん。それに二人のお腹を満たしてお会計18ユーロ。










ほんまにあり得ない、女子大喜び❤️



人なつこいカモメとタリンの旧市街




たまたま居合わせたアメリカ人の観光客も、ここはツアーガイドに教えられて来たけど、ツーリスト相手のお店よりずっとコーヒーもケーキも安くて美味しいって言っていた。どうやらまたもやアタリだったみたい。




ビル門





次の日は朝から私たちが大好きなマーケットへ。



ステーキハウスの牛さん




最近できたというだけあって綺麗でスーパーマーケットもあり、生鮮食料品、衣類、フードコート、リサイクルショップ、骨董品、なんでも揃う日本でいうイオンといった感じ。

















私たちはリサイクルショップで時間を費やし、私はケーキ用の大きなお皿を購入(1ユーロ也)
















そして、煮干しとししゃもの干物を購入。








全部欲しくなるほど可愛い手袋や靴下



その後、トラムに乗って教えてもらった公園へ・・・。


トラムは1回2ユーロ




手入れのよく行き届いた公園の中をのんびりと歩きながら、宮殿で写真を撮って現代美術館に向かった。










カドリオルク公園






そこでお腹が空いたので館内のカフェに入ると、なんとそこもReval Cafeだった。緑に囲まれ静かでまったりとした午後のカフェでついつい長居をしてしまい、空港に向かう時間になった。











カドリオルク宮殿





KUMU現代アート美術館




それまでサクサクとスケジュールどおり順調にきたのに、最後の最後に私たちのブリュッセル経由の飛行機が延滞。ジュネーブ行きの便への乗り継ぎ時間が1時間しかなくて気をもんだけど、ラッキーにもジュネーブ行きの便も遅れていたので無事搭乗。













結局ジュネーブ到着は少し遅れた程度で、家に帰るリムジンバスも滑り込みで1本早いのに乗れると言う落ちまでついた😂




魚のフライとアジア風ライスヌードル




エストニアはラトビアに比べ、もっと洗練されていて物価も若干高め、雰囲気もスカンジナビアっぽい。観光客の多いタリンではお店の人たちも愛想がよかった。













みんな働きっぷりはいたって真面目で丁寧、すごく居心地のいい国だった。






洗練された新市街






今回行かなかったリトアニアは中世の街並みが美しく、三国の中で最も物価も安いし、あまり観光客に知られていない、また違った一面を持つ。機会があればぜひ行ってみたいし、ラトビア、エストニアも田舎まで足を伸ばしてみたい。







ベリーとチョコ入りチーズケーキ







欧州の北と東の交差点、知れば知るほど深い歴史や文化、素晴らしい芸術に惹かれていく魅力溢れるバルト三国。













本当に何もかもがミラクルな時間だった。
Kちゃんありがとう、次はどこ行こか〜!?




とん





2018年9月26日水曜日

バルト二国の旅(Riga ラトビア🇱🇻)

バルト海の夕日
行ってきました〜、女子旅バルト二国!(今回は時間の関係でリトアニアには行けず、次回に持ち越し)





















関空閉鎖騒動で飛行機を何度も乗り継ぎやってきたKちゃんとジュネーブ空港で合流。寝不足、時差ボケ、疲れの三重苦を物ともせずに元気😊






リガ中央市場、とにかく広い



Kちゃんとは20年前にスイスで一緒に働いた仲間で、今までにも南仏やポルトガル、高野山にも一緒に行ったことがある。英語が達者でお菓子作りや料理が得意、一流企業でバリバリ働く行動派女子。










まずはラトビアの首都“Rigaリガ”へGO!




豚専門の肉屋さん




リガ空港からバスで駅前のホステルに深夜近くにチェックイン。街灯は暗く東欧かロシアの雰囲気がしないでもないけど、全く治安が悪い感じはしない。









干物、イクラやキャビアも安い





翌朝、さっそく市場へ・・・。
あまりの規模の大きさにどこから見ていいのやら、リガ中のお店が集まってるのかと言うくらい。日曜日で賑わってはいるけど、人々はもの静かで落ち着いていて、強引に押し売りしてくるような事はない。













その代わり、私たちが挨拶しても硬い表情で返事もない(笑)。でも話しかけると英語じゃないけど必死に説明し返してくれたり、温かい人柄が伝わってくる。
朝ごはんを食べようとウロウロするけどあまり食べる所はないみたいで、買い食いしてる人もいない。




ランチ、これで5ユーロ!




結局昼前に食堂に入ってブランチ。ラトビア語が読めないのでショーケースの中のものを指差して注文、二人でシェア。










安いし味付けもシンプルで美味しくてまずは感動!




はちみつ屋さんの親子
男前の息子さんが片言の英語を話せたので商談成立😁





私はお土産に市場で、リガ郊外で養蜂業を営む親子の出店でプロポリスとマヌカハニーが入った粒々の食品を購入。他にもチョコレートやアルコール度数30%の小瓶に入ったクラウドベリーのお酒、姪っ子達に指なしミトンをゲット。













聖ペテロ教会





バルト三国の特産品は、はちみつや多種類のベリーを使った食品、海産物(干物や燻製)、ニットやウール製品、織物(リネン)、籠などのクラフト、チョコレート(Laima)、ベリーでできたお酒やワイン、それに琥珀(Amber)の産地でもあるので安い。女子が喜ぶかわいい雑貨がいっぱい!










1600年代に建てられた三人兄弟という名の家






その後旧市街へ。
地元のお酒やジャムのお店、可愛いお土産屋さん、クラフト・マーケットが立ち並んでいてなかなか前に進めない(笑)









姉妹都市ブレーメンの音楽隊











教会や古い建物を見て回り、ついに毛糸屋さんにたどり着いた❤️










毛糸は比較的安い



もう興奮のるつぼ!
ラトビア伝統柄のミトンや帽子、マフラー、靴下、どれも欲しくなるほど可愛い。値段もいい物はやっぱり高い。










英語表記の編み物の本








やっぱり自分で編まなきゃ意味がないと思い本と毛糸を少し購入。











どれを食べてもハズレなしのラトビアのスイーツ




その後、カフェでお茶。
普段スイーツはあまり食べない私だけど、ラトビアのケーキは軽くて日本人好み、パクッとお腹におさまってしまう。









猫の家






なので、この旅ではお茶の時間には必ずケーキを食べた。



















夕食はホステルのおすすめレストラン・リストから、旧市街とは反対側に歩いて10分ほどのところにある、地元産オーガニック食材を使ったレストランへ。
『Restorans RIITS』http://restoransriits.lv/lv



クラフト・マーケット





時間がまだ早かったので予約なしでも座れたけど、その後お客さんが続々と入ってきてあっという間に満席になった。










イケメンのお兄さんたちがオープン・キッチンの中でテキパキと働いている。




前菜鮭のスープ



私たちは前菜に鮭のスープ、メインは白身魚のムニエル、ベジタリアン・プレート、デザートはベリーのクランブルを1つづつ注文して、2人で分けて食べた。










食材はどれも新鮮で、味付けは塩・こしょうだけで素材の味を生かした薄味。



プリプリ白身魚のムニエル






付け合わせに出てきた自家製パンがこれまた美味しくて、ペロリと完食。













地元野菜とレンズ豆のベジタリアン・プレート

ホームメイド・パン
ソーダブレッド風のパン(黒い方)が絶品!




















お酒は飲まなかったけど、二人でお腹いっぱいになって43.70ユーロ也。チップを少し置いても大満足なディナーだった。




ベリーのクランブル


この値段はラトビアにしては結構高い方だと思うけど、お客の入りを見ていると人気のレストランだとわかる。ここに来れたのはほんまにラッキーだった。





ホステル


その後宿に戻り、積もる話もそこそこにして12時過ぎに寝た。

ホステルは私とスチーブがいつも利用するような若者向けの安宿だったけど、トイレもシャワーも清潔でお湯もたっぷり出るし、キッチン付きでコーヒーもお茶も飲放題、部屋も快適でツインで1泊25ユーロ、これまた大満足。




街を流れる運河




バルト三国は元ソビエト領で暗いイメージを持っていたけど、生活水準も思っていた以上に高く、質素で地味だけど素朴で温かみがあって一気に気に入ってしまった。










ラトビアの想い出に自分に琥珀のピアスをプレゼント💕
翌日は朝9時のバスでタリン(エストニア)に向かう・・・。




とん











2018年9月14日金曜日

レンズ豆のスープ

ホテルのロビー
ついにミラクルが起きました!

今週末に遊びにくる友達の関空発の便が、出発3日前に無事成田発に変更できることになり、バルト旅行もブルーベーリー狩りもすべて予定通りいく運びとなりました〜♫



















そして9週間の夏のバイトが本日無事終了!一緒に汗を流した同僚たちともお別れ😭




クラシックな建物




本当にみなさんお世話になりました。

初めての五つ星ホテルでの仕事はいろんな事が新鮮で学ぶことも沢山あったし、国籍の違う同僚達と楽しく働けて、本当にいい経験になった。















人生50数年、どんな仕事が自分に向いているのか未だによくわからないけど、私はやっぱり体を動かす現場が好きやっていう事には変わりなさそう😁



レンズ豆





来週からはまたギターレッスンが始まるし、30日にはプチ山岳マラソン(15km)があって、その前に少しだけまたラーメン屋さんでバイトが入ったりして、まだまだバタバタと忙しい。













今週は旅行前と言うこともあって食材はあまり買い込まず、出費もおさえ気味で頑張った。












またもやスチーブがどこからか調達してきたレンズ豆の瓶詰めと、家にある野菜やソーセージでスープを作ることにした。。。














レンズ豆のスープ(スエーデン・スタイル)
参照レシピ:https://cookpad.com/recipe/1192653




レンズ豆(瓶詰めの塩水漬け) 2瓶(賞味430g)
鳥ソーセージ 2本
にんにく 2かけ
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 1/3本
人参 1本
パプリカ 1/2個
トマト小 2個
イタリアン・パセリ 適量
オリーブオイル 適量

調味料
トマトペースト 大2
コリアンダー(パウダー) 適量
コンソメ 大1
塩・胡椒  少々

はちみつ 小1
レモン汁 小1






トマトペースト、これもスチーブの調達品






手っ取り早く、野菜類は全てプロセッサーにかけてしまう。

オリーブオイルで野菜類(トマト以外)をにんにく、玉ねぎから順々に入れ、ソーセージも入れて炒める。










古いバゲットでクルトン






野菜に火が通ったら水をひたひたになるまで注ぎ、沸騰したらレンズ豆を投入。

再沸騰したら、トマトと調味料を加え蓋をして20分煮る。











パセリは乾燥させたもの




最後にはちみつとレモン汁で味を整え、パセリを散らす。












栄養たっぷりで豆がお腹にどっしりくるし身体も温まる。
私は朝晩のごはんに2日間いただいた。






パルメザンチーズをかけて



頑張った後にはご褒美がお待ちかね💕

明日からラトビア〜エストニアへ(3泊4日)行ってきます。今回は前回のフィンランドにひき続き、編み物と伝統工芸を尋ねる旅第2弾。
















どんなハンドクラフトに出会えるのか、めっちゃ楽しみ!
興奮して毛糸を衝動買いしないように気をつけよう(笑)



とん