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2018年12月31日月曜日

編み物2018秋

連日晴天
ついに大晦日、忙しさもピーク!

今日はやっとこさお休み。空っぽの冷蔵庫を埋める為午後から買い物に行って、掃除をして、年越しうどん(今年はそばがない)を作り、ちゃんと新年を迎えるつもりでいる。
















今夜スチーブは仕事で、私は明日は仕込みで半日だけ仕事。




旅行中に編んだ帽子にフリースで裏をつけた






今年の編み物の作品を書き留めておこうと思う。


仕事で疲れて帰ってきても、気持ちが落ち着くのでついつい編みたくなってしまい、編み出すと止まらなくなって夜更かししてしまうので、編み物道具一式をシーズンが終わるまでの間、仕まう事にした。
















ギターをくれた友人への餞別。

フィンランドで買ったノルウェー産100%ウールの毛糸で、私の帽子と同じパターンでヘアバンド。







フリースで裏地をつけ、いつまでも想い出に残るようにこの街のエンブレムもつけた。









昔姉からもらった上質のウールのセーターが縮んでしまったので、腕を落としてベストにし、袖は熱湯で洗ってフエルト化させ、半分を指なし手袋にしてみた。













編み物の本を見ながら毛糸で刺繍に初挑戦。見事ぶっさいくだけど、暖かいので許す。




足元ポカポカ



そして残りの半分はゲートルにして、これも姉からもらったスノーシューズと組み合わせて見たら、結構オッケー。
















底にスパイクのついたスノーシューズ、この土地では大活躍。
姉ちゃん、ありがとう!




年季の入った帽子






2013年の闘病中に100均のウールの毛糸で編んだノルディック柄の帽子。気に入っていたのに縮んでしまい被り心地が悪くなったので、裾を解いてメリヤス編みをエクステンション、折り返してフィットするように修理。














思った以上に快適になり、復活。












この秋の大作。
アオスタ(イタリア)の毛糸屋さんで買った1玉3ユーロ(4玉使用)のモヘアで編んだセーター。
当初、長袖の予定が途中で毛糸が足りなくなりそうだったので、半袖に変更したにも関わらず、あと少しのところでやっぱり足りず、わざわざ1玉だけ買いにアオスタまで走って仕上げた。(製作日数1ヶ月)








編み友から借りたmichiyoさんのレシピ。
裾から編み針の号数をあげていき、胸から肩にかけてシースルーになるデザイン。







軽くて暖か、色も形もプレーンなので着回し自由自在💕




作りたいものは色々浮かんでくるけど、しばらくはお預け。
来年も仕事にスキーに頑張ろう。

良いお年を‼️





とん








2018年12月26日水曜日

ブッシュ・ド・ノエル

街は大賑わい!
久しぶりに快晴‼️
クリスマスは二人とも夜は仕事。
















午前中、スチーブは弟と先に、私は家事をささっと済ませてから山へGo。
スキー客で混んでいるリフト券売り場を横目にゴンドラで中間駅まで上がり、山頂リフトのゲレンデ整備が終わるのを30分ほど待って、一番キャビンをゲット!




クリスマス・パウダー🎁




いつもなら地元のフリーライダー達が群がるスロープも今日は一般スキーヤーが多く、みんな優雅に写真を撮っているので、お先に失礼!First Trackをご馳走になった。









美味しかった〜。
サンタさん、ありがとう❤️











今年のチョコ吉へのクリスマス・プレゼントはブッシュ・ド・ノエル。
生まれて初めて作ってみた。



ブッシュ・ド・ノエル
参照レシピ:https://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00010619

ロールケーキ生地

卵3個
砂糖70g
小麦粉65g
ココアパウダー10g
ごま油15g
牛乳20g

チョコクリーム

牛乳40g
チョコレート60g
生クリーム200ml











スポンジを焼いて、冷ます。

チョコクリームを作る。

合体!

フォークで薪に見えるように筋をつける。










クリームがちょっと柔らかかったので、
きな粉を混ぜてみた





かなりぶっさいくになったけど、冷蔵庫で冷やすと翌日はスポンジが落ち着いてなかなか美味しかった。











イギリスのファミリーからプレゼント




少しだけどカードやプレゼントも届いた。

スチーブは今年はプレゼントなしって言ってたくせに、近所で何か買ってきた様子。












スチーブは職場からカルフールのお買い物券、
私のボスからは日本酒💕





私にとってクリスマスはなんの意味もないけど、いくつになってもプレゼントを貰えるのは嬉しい(笑)









ブッシュ・ド・ノエル





なんだかんだ言っても小さい頃からの習慣で、スチーブ達にとっては1年で一番のビックイベントらしく、はしゃいでいた😄












いよいよ年の瀬、
もう今年も終わりだなんて早すぎる・・・。

とん


2018年12月24日月曜日

自分にクリスマス・プレゼント(本とフライパン)

街の豪華なクリスマス・ツリー
バイトが始まって3日目、最初の週末が終わった。

















今シーズンは時々助っ人でお手伝いしていたラーメン屋さん。遅番がメインで、仕事はキッチンからサービスまでなんでもありのオールラウンダー。




分厚い400ページ近い専門書






昨日は久しぶりの労働で疲れていたけど、仕事の後のビールは格別と、元同僚のMちゃんと飲みに行ってしまった。なので休みの今日はちょっと二日酔いで家でまったり😅












せっかくのクリスマスは生憎の雨。
今年は街のクリスマスマーケットが中止になり、その代わりに立派なクリスマス・ツリーが登場した。

私はアマゾンでまだお給料も入ってないのに自分にクリスマス・プレゼント❤️



わぁ〜難しい😭




夏はハイキングガイド、冬はスキーインストラクターとして働くの友人に教えてもらった、フランス公認低山ハイキングガイドになる為のガイドブック。

ベルナー・フィッシャー著
『La vie de la montagne(マウンテン・ライフ)』













資格試験を受ける具体的な予定はまだないけど、これは長年山に住んでいて、好きな山のことをもうちょっと専門的に勉強してみようと思ったのと、フランス語も同時に勉強できるので一石二鳥と購入(€39)。







フランス料理シェフ御用達





それから、料理人の友人おすすめ、
de BUYER(デバイヤー)社の鉄製本格派プロ仕様
(€37.50、ちなみに日本では¥7000前後)のフライパン。













テフロン加工のものしか使った事がなかったので、前々から1度ちゃんとしたフライパンが欲しいと思っていて、思い切って買ってみた。





野菜もサクッと炒まる




使い心地の方は、、、
ちょっと女子には重たいけど、焼き上がりは感動的!お手入れに少し気を使うけど、一生もんの価値あり。















ピギーより愛を込めて❗️






今年はスチーブには何も用意していなので、これからケーキでも焼くことにしよう😁














Happy Christmas!!!



とん







2018年12月20日木曜日

スペイン・ギター(アラハンブラ)

ギターのレッスンが2週間の冬休みに入った。
ヘビメタが好きな先生のチョイスで、イーグルス、スティング、メタリカなどロック系の曲を習って、だんだん難しくはなってきたけど弾く楽しさも増してきた。


アラハンブラ社のギター




そんな折、料理人で合気道の黒帯、そしてギターの名手でもある日本人の友人が12年間の山の生活にピリオドを打って、鍼灸師になる為に日本に帰っていった。大量の荷物があって、使っていたギターを持って帰れないから引き取って欲しいと言う。

「まじで〜〜〜〜っ❤️」



新品同様でピカピカ



めちゃくちゃ嬉しいけど、彼のお気入りの高価なスペイン・ギターをあっさり貰うにはあまりにもおこがましいので、またいつでも取りに帰って来れる様にと、とりあえず預かると言う形で引き継ぐことになった。


憧れのスペイン製、アラハンブラ・ギター:https://kcmusic.jp/alhambra/


その他にもチューナー、カポ、足置き、楽譜台まで付けてくれた。
大切に使わせていただきます💕





欲しかったチューナー



弦の張り替えはまだ2回目、頑張って左仕様に張り替えてみる。

弾いてみると音が柔らかく、響きが綺麗で感動!
フレットの部分が私のヤマハより少し太いので、慣れる為にも冬休みの間にしっかり練習が必要。


私のヤマハ・ギターは、これからギターを習いたいと言っていた友人の小学生の男の子に譲ることにした。子供達がこのギターと出会い、音楽の素晴らしさを知ってもらえたら嬉しいなぁという気持ちを込めて。

どちらが先に上手くなるか競争だぁ‼️



甥からもらった大好きなヤマハ・ギター




ヤマハ・ギターを私にくれて、ギターを始めるきっかけを作ってくれた甥。
スペイン・ギターをくれた友人。
ヘビメタのベン先生。
そしていつも私の練習を横で耐えてくれているスチーブ😂
みんなみんなに感謝。



音楽はミラクル!人々をつなぐ。




とん






2018年12月19日水曜日

やみつき大根(2019シーズンイン)

ゴンドラ乗り場
遂にまとまった雪が降って、スキー場がオープン‼️


















私もやっと重い腰をあげて初滑りに行ってきた。
この時期、天気が良ければ日照時間の少ない谷底よりも山の上の方がずーっと暖かい。



まだ少ないけどいい雪





1ヶ月ほど運動らしいこともしてなかったので、山に上がるだけで息切れ😭
今シーズンは雪の質に関わらず、行ける時に短い時間でもいいから雪の上に立つ、そして仕事とスキーを両立させするのが目標。












イギリスから帰ってきてから、未だに身体がシャキッとしない。
もしかしたら編み物が原因かも。





最近の作品、来年のスケジュール帳のカバー



仕事が始まったら絶対にできないと思うと必死に編んでしまうので、昼夜逆転生活が続いている。

肩こり、疲れ目、頭痛、、、若い時には全然大丈夫だったことが年々持続できなくなってきているのは否めない。











何事も八分目と言い聞かせ、身体を壊しては元も子もない、楽しむことが一番大事。




辛くない冬大根


久しぶりにお惣菜。

冬になると大根がスーパーに出回る。いつも細くて、あまり買う人がいないのかよれよれしている。その中から比較的新鮮そうなやつを3本選んで買ってきて、大根の漬物を作ってみた。










やみつき大根

参考レシピ:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1050000502/

大根小さいの2本

調味料
醤油100ml
ブラウンシュガー100〜125g
酢50ml
酒15〜20ml
昆布、唐辛子適量





皮をむき、大根は短冊切りでもイチョウ切りでも、塩で水出ししてもしなくてもどちらでもよい。




思い立ったらすぐできる



調味料を鍋にかけ、砂糖が溶けたらオッケー。そして、しっかり冷ます。

大根と一緒に熱湯消毒した瓶に入れ、2〜3日冷蔵庫で寝かす。










1週間以内に食べきる。








漬けてすぐだと少し甘すぎるかなって思うけど、日がたつと落ち着き、良い感じになってくる。
お酒にもご飯にもあう。













冬野菜が嬉しい❤️
野菜は旬の時期に食べるのが一番体にいいらしい。



歯ごたえが美味しい😍





なんとか元気に冬を乗り切れますように!






とん









2018年12月16日日曜日

ブルゴーニュ(ボーヌBeaune)ハーフマラソン

ボーヌ・オスピス(施療院)
気がつくとまた12月、しかももう後半。師走はあっという間にすぎて行くから恐ろしい。




















11月の終わりに風邪をひいて以来、なんかスッキリせずぐずっていたのが、今週イギリスに里帰りしたせいでぶり返したのか未だに不調。






トリフ屋さん





山のコンディションもイマイチで、全くスキー・モードに入っていない。来週からは仕事も始まると言うのに・・・。













これは11月の出来事。
記憶が消える前に書き留めておこう。



カゴ屋さん





去年のボジョレー・ハーフマラソンが楽しかったので、今年も引き続きワインマラソンにエントリー。









ボジョレーハーフマラソンのブログ
https://tomokochamonixfrance.blogspot.com/2017/11/blog-post_38.html




レースコース







今年はサントニー(ブルゴーニュ地方)に住む友人に、マラソンの時はぜひ泊まってと言ってもらったので、厚かましくお邪魔することにした。














出発前にプチ・アクシデントが発生。
フランスではマラソンなどのスポーツ競技には、必ず医者の健康診断書を提出しないと出場できない。




チーズの試食




出発直前にスチーブは健康診断書をもらいに近所の内科に行くと、いつもなら問診程度で書いてもらえるのに、その若い女医さんは几帳面に心電図と血圧を測定しだした。
そしたら、スチーブはそれにビビったのか血圧が高くなり、マラソン用の診断書は出せないと言われてしまった。












この先毎日血圧を測ることと、おまけに心臓の検査を受けるようにとまで言われてしまった。。。青ざめたスチーブはレースに参加できなくてもいいからサポートで来ることになった。






ハーフマラソン、スタート







レースの前日、午後に家を出て途中カルフール(スーパー)で血圧計を買ってから友人宅に向かった。家からは4時間の道のり、今回はスチーブの血圧を考慮して私がひとりで運転。














葡萄を絞る機械





この辺りは冬になるといつも霧が立ちこめ、暗くて寒い地方。ワイン畑の紅葉もすっかり終わって、これから蔵出しの時期を迎える。










ブルゴーニュワインは名前がブランド化しここ数年値段が高騰。滅多に口に入らないので、ワイン・テイスティングは本当に楽しみ!






ワイン畑




レース当日、今日から丁度ガソリン税引き上げに反対する黄色いチョッキを着たデモ隊(Gilets Jaunes)の道路閉鎖運動が始まるというので、友人宅からレース会場まで電車で向かった。













この週末ボーヌの街は大きなワイン祭りで、出店やイベント(マラソンもそのひとつ)、それに有名なブルゴーニュワインのオークションが開かれるので、たくさんの人で賑わっていた。





後半陽が差してきたけど、風が強くまじ寒!





レース会場で、健康診断書のないスチーブはゼッケンがもらえなかったけど、給水所のワイン・テイスティングはしたいと本人は走る気満々。













午後2時スタート。
ボーヌを出発し、すぐにワイン畑に入ると冷たい風が吹き抜け、霧がミスト状になって肌にまとわりついてくる。ほんまに寒い😭








給水所でワインの試飲




あのボジョレーのお祭り騒ぎの雰囲気は全くなく、みんな真面目に走っていて、気がつくと最後尾の車に追いかけられていた。

途中給水所が2箇所だけ、あったあった〜ブルゴーニュワイン。









一口飲んだら葡萄の香りが口と鼻に広がり、スッキリと上品な味わい。
ほんまに美味しい💕





ゴールでは日が暮れてきた






それからはひたすらマーシャルカーに追いかけられ、あまりの寒さに止まることもできず、それに後半は登りもあり、追い風と戦いながら2時間37分でゴール。














去年より23分も記録を更新してしまった。




クレモン・マグナム




ゴールをすぎるとテントの中で参加賞と軽食がくばられていて、ゼッケンのないスチーブもちゃっかりもらっていた。その中に1本ブルゴーニュワインが入っていた、イェ〜イ👍

このいい加減さがフランスのいいところ(笑)













それから表彰式の抽選会で、私はクレモン(ブルゴーニュのスパーグリングワイン)のマグナムを当てた。すごい、ミラクルビームや‼️






フォンデュ・ブルギニオン







その夜は友人宅で友人の友達家族も集まってフォンデュ・ブルギニオン(オイルフォンデュ)をしてもらい、みんなでクレモン・マグナムを空けた。













ホットワイン






次の日はボーヌの街に出て、屋台で生牡蠣、エスカルゴ、Saucisson(フランスのサラミやソーセージの総称)を食べ、Vin Chaud(ホットワイン)を飲んで、オークション会場を覗いた。













ただどこの試飲ブースも有料(1杯8ユーロから)で、気軽に色々と楽しめなかったのがちょっと残念。それにボトルも最低でも18ユーロくらいからで、本当に世界のブルゴーニュワイン、敷居が高かった。




私は久しぶりに抹茶シフォンケーキを焼いて持参

ボーヌの街





帰り道、夜10時ごろ家まで後15分ってところの自動車道で、黄色いチョッキ軍団(Gilets Jaunes)が道路をブロックして渋滞が起こっていた。待機している警察との間に緊迫した空気が流れ、小一時間ほど待っていると。。。




エスカルゴ



音楽隊





しびれを切らした警察がいよいよ出動、焚き火を焚いているデモ隊と警察が何か交渉している様子。デモ隊の誘導で車はのろのろと10分おきくらいに1台づつ通され、緊張が走る中、私たちも無事通過。





黄色いチョッキ軍団の渋滞





何が起こるのかとほんまに怖かった😱













ブルターニュ産生牡蠣






あれから1ヶ月以上も経つのに、まだフランス中に黄色いチョッキ軍団のデモが続いている。私たち一市民も軍団側の立場なので避難するつもりはないけど、実際に目のあたりにすると複雑な気持ちになる。













夫婦でワイン蔵に勤める友達が持ってきた
オーガニックワイン






フランスの気品とプライドを感じるブルゴーニュ地方。夏中たくさん働いて、冬の天気が悪く寒い時期は美味しい料理とワインで集う。
フランスの真の文化がここにあった。




ワインは奥が深い。
来年もまたどこかのワインマラソンに参加したい。




とん