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2016年7月30日土曜日

Cosmo Jazz Festival 2016

ハイキングコースの入口
地元のジャズフェス、今年もやって参りました!
私たちが一番楽しみにしている夏の恒例行事。


いつもは必ず行くコンサートの初日。
今年はせっかく仕事が休みだったのに、あいにくの雨と体調不良のために行けなかった。その後も仕事が重なり、夜は疲れてテンションも上がらず。。。







森林浴





でもフェスティバル後半に私は2連休がもらえて、しかも最高のお天気、これは行くしかない・・・






氷河の目の前がステージ



ひとつ目のギグの会場まで、スチーブと麓からケーブルカーを使わず2000mまでハイキング。







たくさんの観客




ただいま2000m付近は高山植物が満開❤️、紫、濃ピンク、青の色鮮やかな花達がほんまに綺麗。真夏を告げるアルペンローゼ(ヤマツツジ)が満開で、ブルーベリーの木も実をつけ始め、アルプスはいよいよ夏終盤へ。









壮大な氷河をバックに、カメルーン出身のギタリスト中心のトリオ、ソウル、ブルース、レゲエのミックス・アフリカ系音楽。










家から持参したポンシャを飲みながら、私はいい気分で聴いていたけど、スチーブは感傷的になってしまい、メッセージ性の強い音楽に目をウルウルさせていた。






ベルーガの定番ハンバーガー
(ホットサンドイッチといった感じ)







コンサートが終って、しばらくのんびり日光浴をしてから、帰りはゴンドラ下山。思ったよりも疲れたので、夜はスチーブ御用達の近所のハンバーガー屋(ベルーガ)のスパイシー・バーガーですませた。






陽射しは強いけど、山の上は涼しい






次の日、ふたつ目のギグは、、、



スチーブはその日仕事だったので、私一人で行くことにした。朝9時に家をでて、またベルーガのお世話に。。。ツナ・サンドイッチ(€4.30)を買ってから、向かいのコンビニでおやつも忘れずに。






パンが柔らかくて具もたっぷり







ケーブルカーで1900mまで上がり、そこから2500mまでハイキング。
朝の空気がパリッと澄んで気持ちよく、静かでモンブランも丸見え〜。










ゴンドラで一気に1900mまで




ギグ会場に30分前に到着。
まだ雪がたっぷりと残っていたので、私は岩の上に登り、持ってきたマットと膝掛けを広げ、靴を脱いでくつろぎモードに。







高低差500mのハイキング





開始予定より30分遅れとのことだったので、始まる前に早めのランチ。今日はアルコール類はなし(笑)






アルペンローゼ

















おやつ


フルート、サックス、ドラム、ギターのカルテット。
サイケでポップな彼ら独自のスタイルは、久しぶりにいい音楽を聞いたような気がした。






満員御礼





ギグ終了後、またのんびりしてから再び同じ道を歩いて下り、中間駅からゴンドラに乗って帰ってきた。











スチーブは行けなくて悔しがっていたので、夜の部(街の公園ステージ)に一緒に出かけた。
ロンドンから来たファンキーでクールな3人組のバンド、ロンドンなまりの英語がおもしろかった。




モンブラン






ノリノリで踊っている人々や小さな子供を連れた家族、年齢や国籍に関係なくみんな楽しんでいた。
私は最後まで聴かずに家に戻り、スチーブはその後仕事に出かけていった。













下りのハイキングコース



このフェスティバルは全ギグ無料という太っ腹、今年から何となく規模が縮小された感もあるれけど、素晴らしいイベントで、いつまでも長く続いて欲しい。








夜の部



いよいよ明日が最終日、天気予報では雨。

日中は仕事なので聴きに行けないけど、夜の部はクライマックスで盛り上がる。予定を変更しての屋内でのコンサートになりそうで、入場人員に限りがあるので観れるかどうかわからないけど、行ってみるつもり。






これが終ると8月。
次はアイルランド旅行が待っている!






とん











2016年7月26日火曜日

もんじゃ焼き

西のお好み焼き、東のもんじゃ焼き
今日はいつもより早く仕事が終わり、スチーブもお休み。

外は暑いけど風があって、もうすぐ雷がなりそうな空模様。










テニス・カフェ


雨になる前にキャッチボールしに広場に向った。

球技が苦手な私はボールに対する感覚を失わないように日本から自分に左用、スチーブに中古の右用グローブを持ってきたので、時々2人で気がむくとやる。








ヨーロッパで野球をしている人はゼロに近い。



具は何でもあり



30分ほどしたらやっぱり夕立になって、テニスコートの隣にあるカフェに逃げ込み、アイスクリームを食べてから帰ってきた。















ダシ用の鰹節だって味がでて美味しいはず、
入れちゃえ〜



今夜はキャベツと卵があるのでお好み焼きにしようかと考えてたけど、ついこの前食べたばかりでなんか芸がないな〜と思い、もんじゃ焼きにしようと思いついた。



家には他にもいろいろ野菜があったので、何でもかんでも入れてみた。








もんじゃ焼き

(生地)

小麦粉 30g
水 350ml
醤油 小1
ナンプラー 小1
みりん 小1
ほんだし 小1
オタフクソース 大2(レシピにはウスターソースとあるけど)






キャッチボールで汗をかいた後はギネス!
(具)

キャベツ 300g
玉ねぎ 1/4個
マッシュルーム 小3個
パプリカ 1/4個
豚三枚肉 1枚
イカ小 3匹
干しえび 少々
鰹節 少々
ポテトチップス 少々
チーズ 少々
寿司用のガリ 少々
乾燥ラーメン 少々











具材は全て細かく刻んでおく。

ボールに生地を作って、その中に具材を全て入れ混ぜる。

うちには鉄板がなくフライパンしかないので、カセットコンロで中火にかけ、油をひいてまずは具材だけを炒める。









いろんなものが入っていて、栄養価は高い



野菜がしんなりしてきたら、真ん中に場所をあけ生地を流し込む。

しばらくしてグツグツしたら具と混ぜ合わせ、お焦げができたら青のりと七味をかけて、こそぎ落としながら食べる。










見た目はあんまり美味しそうじゃないけど・・・





スチーブは以前家族旅行で東京に行った時に浅草で食べたらしいので、もんじゃ焼きの存在は知っていて、喜んで食べてくれた❤️






ラクレット用の木製のコテで






食べ終わってから、義弟がやってきて『なんの臭い?』って、家中がもんじゃ焼き臭に包まれていた。


安くて旨い、東のソウルフード。


とん
















2016年7月25日月曜日

ポンシャ(Poncha)

ご注意ください、これハマります(笑)

疲れて調子の悪い日でも、元気のない日でも、お天気が悪い日でも美味しい❤️















5月にポルトガルのマデイラ島を旅した時に出会ったカクテル “ポンシャ”。





語源はフルーツ・パンチから来ているんだとかで、柑橘系のフルーツ、蜂蜜とラム酒のコンビネーションが絶妙。一度飲んだらもうヤミツキ、ビタミンCと蜂蜜で身体が弱った時や風邪を引いた時にも、絶対にいいかも!






今日はレシピ(というほどのものでもないけど)をご紹介。








ポンシャ(2人分)

オレンジ 3個
レモン 2個
蜂蜜 大1
ラム酒 120ml









冷蔵庫でよく冷えたオレンジとレモンを半分に切ってスクイーザーで搾り、茶こしで種が入らないようこし、そこへ蜂蜜とラム酒を入れて、専用の撹拌棒(Caralhinho【カラリーニョ】)でよくシェイクする。


スイスの友達が作った蜂蜜



もちろんお好みでフルーツの量を変えたり、グレープフルーツ、ライムやパッションフルーツを入れたり、ラム酒の量を増やしたり、私は時々ソーダで割ったりと、お好みの味を模索するのも楽しい。











ラム酒はサトウキビが原料、歴史は古く西インド諸島が原産と考えられていて、その後サトウキビがコロンブスによってアメリカ海域に持ち込まれたんだとか。











キューバのモヒートやブラジルのカイピリーニャなどの世界的に飲まれているカクテルをはじめ、お菓子やラムレーズンにも使われたり、何とでも相性がいいし、値段的にも買いやすい。



Caralhinho【カラリーニョ】




なので我が家にはいつもバスケットもりもりにオレンジとレモンが積んであって、朝はラム酒抜きでフレッシュジュースとして飲む時もある。








蜂蜜が











溶けるまで
よく混ぜる

















私はパンチの効いたラム多い目が好み❤️


口当たりがいいので気をつけないと中毒になってしまう可能性もなきにしもあらず・・・







バルコニーで山を見ながら一杯!








決め手は、よく冷えたフルーツとCaralhinho【カラリーニョ】。












ハッピー・ポンシャ!

とん









2016年7月24日日曜日

そば粉ブラウニー

我が家ではポンシャに使うラム酒(フランス産)
久しぶりの食べ物ブログ。



バカンスから帰ってきてから、この夏は去年と同じ和食屋さんでアルバイトをしている。

でもパートタイム。
それも今回はキッチンよりも接客がメインなので、毎朝ちょっとお化粧したりして身なりには気を遣っている、つもり(笑)










カシューナッツはもう一度煎っておく





空いた時間でスポーツや語学、他にも料理や園芸などするつもりで、朝9時ごろから午後2〜3時には仕事が終るようにしてもらっている。







そば粉入り





労働時間も去年の半分、休みも十分もらっているはずなのに、なぜか疲れやすくて帰ってくるとぐったり。

製作意欲もあんまりわかず、買物に行くのも面倒くさい。なので最近は究極に家にあるもので済ませ、なくなるまで買物に行かないってな生活ぶり。











毎年恒例の地元のジャズフェスティバルも昨日から始まったけど、良さそうなのを2〜3本見れればいいかなって感じで、テンションも全く上がらない。






それでも何かしていないと余計に億劫になってしまいそうなので、今夜はスチーブが仕事に持って行けるように、やっとこの前手に入れたアーモンドパウダーで、チョコ吉がラブのブラウニーを作ることにした。



アオスタで仕入れてあった高級オリーブオイル




でも薄力粉も切れてて、バターも足りない。クルミもないのでおつまみ用の塩カシューナッツ、粉は強力粉とそば粉で、バターが足りない分はオリーブオイルで代用。













なんかちょっといつもと違ったのができそうで、おもしろいかも。。。




そば粉ブラウニー

強力粉 20g
そば粉 20g
BP 小1
アーモンドパウダー 40g
板チョコ 125g
オリーブオイル 40ml
バター 60ml
卵 2個
グラニュー糖 80g
カシューナッツ 75g
ラム酒 少々



レシピはいつも用いているお菓子の本から・・・

1.油類とチョコを湯煎で溶かす。

2.卵を溶いて、砂糖をよく混ぜ合わせる。

3.粉類を合わせておく。

2に1を入れよく混ぜたら、ラム酒を入れ3を加える。

カシューナッツを半分混ぜ込み、型に流し込んだら上から残りの半分を飾付け、180度に温めたオーブンで焼く。


いい匂いがして焼き上がった、見た目もOK。

お味の方は、、、
そば粉で軽い仕上がりだけど、ちょっとぱさっとしていて、カシューナッツのせいで塩味がするのがちょっとNGやったかな・・・




しばらく夏日が続いていたのに、ここのところ私が休みっていうと雨。まぁそれを理由に家でゆっくりするのもありかなと。


多分、まだ冬の疲れ、バカンスで遊び過ぎ、更年期障害、寒暖の差など、いろんなことが重なり、生活をペースダウンするサインが出ているのかも知れない。







こういう時こそ『ひとつづつ、丁寧に、ゆっくりと』行動するように心がけたいもの。

でも、根が大阪人やからついついせっかちになってしまう(笑)
あかん、あかん。





とん





















2016年7月22日金曜日

バカンス2016(最終日)

Lac d'Annecy
朝早く起きてホテルの隣のパン屋さんで、フランスではお決まりの朝食Pain au Chocola(チョコパン)とカフェオレを買って、8:30のバスでChambery(シャンベリー、サボワ県庁所在地)に向った。

















グルノーブルのバス・ターミナル
もうそんな時期か〜


バス待ちの間、無料の新聞 “20 Minutes” をパラパラ、ジョコビッチのフレンチ・オープンの優勝が載っていた。













朝は曇っていたけど・・・




シャンベリーに着いて、乗換時間の間にカフェのテラスでオレンジジュースを飲み、コンビニでランチを買って、11:15のアヌシー行きのバスで出発。










フランスのコンビニ “Petit Casino”


シャンベリーからはリオンやジュネーブ行きなどのバスが次々と出ていて、どのバスも満席。ストのせいで乗客はみんな迷惑そうな面持ち。















お昼にアヌシーに無事到着。

もうここまで来れば家まで残り80キロ。家までの最後の路線、登山列車はストに関係なく運行していると聞いてひと安心。






なので、バスを1本遅らせてアヌシー湖畔で昼食を取ることにした。





アヌシー駅前


午後からいい天気になったので、たくさんの人達が公園の芝生に腰をおろし日光浴をしていた。









アヌシーの街




アヌシーはオートサボア県庁所在地、ビザの更新や手続き関係で嫌でも何度も来ているので、気分的にはもうホーム。



アヌシー湖はいつ来ても水が美しい。













アヌシー公園


今日でバカンス終了・・・

振り返ってみると、マデイラ島も良かったけど、ポルトもまた行きたいし、アルガーブは本当にめちゃめちゃ気に入ったので老後はそこ、でもスペインのフラメンコ、タパス、パエリアも大好きだし、地中海もいい、どれをとっても甲乙つけがたい。






イベリア半島は気候がよく、海の幸も安くて新鮮、美味しいお酒もたくさんあってほんまにええとこ、ますます老後はどこへ行こうか迷ってしまう(笑)


エメラルドグリーンの氷河湖




14:30発 St. Gervais les bains le fayet 行きのバスに乗り込み、何度も走ったことのある高速道路を白いアルプスへと向う。









登山列車の最寄駅



17時に登山列車に乗り換えて、18時に無事帰宅。
まだ6月初めなので、少し曇っていて肌寒かったけど、モンブランが出迎えてくれた。



夕食はスチーブの御用達、近所のファーストフードのお店Belouga(ベルーガ)のハンバーガーをテイクアウト。ハンバーガーの中からとろりと出てきたチーズがアルプスに帰ってきたことを実感。







アルプスの夕焼け




旅行距離2,600km、撮った写真3000枚、宿泊費1泊ひとり平均16ユーロ、体調管理もなかなか大変だったけど、食べたし飲んだし泳いだし、思いっ切り遊んだ今年のバカンス。












またがんばって働いて、また旅に出よう!
スチーブ、ありがとう❤️
そして1ヶ月間におよぶこのブログにおつき合いくださった方々に感謝!




とん