Translate

2023年12月27日水曜日

年の瀬2023

クリスマスも終わり、 いよいよ年の瀬。

この池に住むヘレンちゃん

ジャパウ旅行を皮切りに、鬼のように忙しかった夏がまたたく間に過ぎさり、また日本に戻ってきて締めくくると言う、コロナ後いろんなことが動き出した1年だった。


母の病院


いろんな人に会えたし、ご馳走もいっぱい食べたし、ひどい風邪も引いたけど、プチマラソン復帰やギター再開も果たし、総体的には良い年だったのではないかと振り返る。


* * *


母は今回の入院生活が3週間を過ぎ、寝たきりですっかり体力・筋力が衰え、もうこのまま起き上がれないんじゃないかと思っていた。しかし、薬のお陰で熱も痙攣も今のところ治っていて、口から食事を摂れるようになったのでやっと点滴が外れ、少しづつリハビリも再開。

もちろんすごい量の薬の助けを借りて奇跡的に生きているのには変わりない。


病院の1階でクリスマス・ピアノコンサート


いつもリハビリをしてくれる母も私達も大好きなトレーナーさんが、母がもう一度歩けるようになるまでと頑張ってくれている。

毎日車椅子で病室を連れ出し外の景色を見せてくれたり、今日はなんと平行棒に捕まって立つ練習もしてもらった。


トレーナーさんに感謝🙇


母は疲れてすぐに座ってしまったけど、トレーナーさん曰く、足腰には余力も残っているのでまだまだポテンシャルはあると思いますと言ってくれた。

その言葉を聞いて私達もどれだけ救われたことか💕

試着中のマルちゃん
つんつるてんだった💧

昨日は主治医とも話をして、介護施設に戻る前に別の病院でもう少し動けるようになるまでリバビリをするよう勧められ、年明けにもリハビリ施設のある病院に転院することになった。


母のライバル

せめて車椅子で移動ができ、自分で食べれて、痛みや苦痛のない普通の生活に戻れれば御の字。これから先、未知のハプニングの可能性は尽きないけど、今はこのまま順調に行って欲しいと切に願うだけ。


長居公園


母には今にもひとりで歩きそうになっては転んでなかなか歩けず毎日頑張っている14ヶ月になるひ孫がいる。生活能力レベル的には母もひ孫もほぼ同じで、よきライバル同士。

どちらもサポートさせていただきますよ〜😊七転び八起き、頑張れ!


2番目の姉の家で手作りアップルパイ


* * *


母が12月初めに入院をして以来、私は18日間連続で休まず病院に通っていた。

ここにきて母の容態が少し落ち着いてきたので面会を1日お休みして、今週は私の地元で前々からお世話になっている歯医者さんに行ってきた。実はこの前ハリボーを食べていたら奥歯の詰め物が取れてしまったので💦、検診も兼ねて診てもらった。

母と40年来の付き合いがあるその歯医者さんは、母のことをとても心配して気遣ってくれた。

居酒屋『天びん棒』

その日は2番目の姉のところに泊まり、夜は近所で外食。

そのお店は両親の代からよく行っていた居酒屋で、先代の時は炉端焼き系だったけど、2代目になってからは、極上の食材を使ったより洗練された料理になり、美味しいお酒と小洒落た内装でいつ行っても満席。


酒豪の姉

メニューには上から下まで全部食べたくなるような料理が並んでいて、値段もそれなりに高いので😂、姉と二人でお財布と睨めっこしながら慎重に注文。

私は日本酒を冷で2杯と芋焼酎お湯割りを1杯、お酒好きの姉はシラフでちゃんぽん(笑)。生ミルク牡蠣やお刺身、野菜料理、最後のしめはパスタ、どれを食べても火の打ちどころのない味だった。

お店の長女で美人の看板娘さんも健在で、両親と来た時のことを懐かしく想い出した。


梅田


昼間はいつもの公園へジョギング。

次の日は近くに住むMちゃん一家のクリスマスパーティに参加。

Mちゃん一家とは旦那さんがカナダ人ということもあって、スチーブ共々家族ぐるみのお付き合い。夕食をご馳走になり、クリスマス・プレゼントを交換しあった。


ごちそうさまでした!


この2日間、美味しい料理とお酒、楽しい話で良い息抜きができた。


クリパ〜🎁

それから帰り道に梅田でサワダの坦々麺ランチも食べてきた。

連日のご馳走続きでちょっと胃腸が疲れ気味。年末年始、気をつけないと😅


サワダの坦々麺、ラブ〜❤️

パウ吉の方はと言うと、、、結局オーストリアでは目ぼしい場所は見つからず、諦めてイタリアへ移動し、クリスマスは友人と一緒に過ごしたらしい。

今後の予定は全く立ってないって言ってたけど、今頃美味しいピザでも食べてるのでは・・・。


イタリア(ドロミテ)

とりあえず、みんなで平穏無事にお正月を迎えることができそうなので、ほっと胸を撫でおろしている。

健康に感謝、ミラクルビームに感謝🙏

今年もう1回ブログ書けるかな。。。


とん

2023年12月24日日曜日

マイ・プロジェクト1

 この冬一番の寒波がやってきて、毎朝氷点下。

銀橋地蔵


布団に入って寒さで鼻が痛くなる感覚は、昨シーズンのカメムシキャビンのことを思い起こさせ、クスッと懐かしくなる😍


スチーブから送られてきた
アップルストゥルーデルの写真
美味しそっ❣️


このあと寒さは和らぐ予報で、もしかしたらこれで冬が終わったりして(笑)。今シーズンはどれくらいパウダースキーを楽しめるのだろうかと思う。


* * *


一進一退を続けていた母だけど、何とか薬が上手く効きはじめて痙攣の発作も少なくなり、リバビリも再開💕


やっぱりこれ😊


麻痺していた右手も少しは動くようになってきたし、一度はなくなった食欲も戻りつつあって、少しづつだけど良い方向に行っている。

今回の帰国は母の応援がメインだけど、そのついでに色々とできることや日々のルーティンをなるべく続けていけたらと思っている。

まずはギター。

長年眠っていた義兄のギター


最近始めた基礎練習がだんだんと楽しくなってきた矢先だったので、暫くギターが触れないのはちょっと辛いなぁと思っていたところに、義兄が長い間押し入れに眠っていたクラシックギターを出してきてくれた。


一番安いベーシックな弦

ちょうど弦も切れていて、左用に張り替えてもいいって言うので、さっそく楽器屋さんで弦を買ってきて張り替え、練習再開。


左利き用に変身!

教材はYouTube青木先生の動画。ギターの音色に癒されながら、ミラクルビームに感謝🙏

そしてラントレ。

母の病院まで走って行ったり、近所をぐるぐるしたり。このあたりはアップダウンが多いので良い練習になる。交通量の多い道路沿いはなるべく避けて、区画された住宅地に入り込んで迷うこともしばしば😅

この辺りは竹藪も多い

まだ夏の目標レースは決めてないけど、とにかく続けることが今の目標。

それから編み物。

夏の間ご無沙汰していた編み物。今回はいっぱい編み物本を仕入れようと思っていた。

メルカリで3冊抱合せ

大きな書店や古本屋さん、手芸屋さんに行ったり、姪に頼んでメルカリで注文してもらったり、、、欲しい本の中から数本に絞るのは難しく、でも本は重いのでそんなに持って帰えれないしで迷うところ。

やっぱり買ってしまった三國さんの本

欲しかったサイチカさんの本も初めて購入

ついでに百均で毛糸を買って、埼玉に住む姪が飼っているトイプーのマルちゃんのセーターを編むことにした。

レシピはインターネットから『とじはぎのないわんこセーター』:

https://sapo-tricot.com/2017/12/05/dogswear/

犬の服なんて編んだことないし形がよくわからない💧

サイズも難しい

写真でしか見たことないマルちゃんなのでサイズ感がわからず、姪とメールでやり取りしながら、まずは試作品を作って送り、試着してもらうことに。。。

ケストラーさんの本は2冊目

犬が服なんて〜って思う派の私だったけど、細くてか弱そうなマルちゃんを見ていると、この寒い冬を頑張って乗り切ってもらうためにも作ってあげたくなった😅

次に、今回は自宅で使っている堺の三徳包丁を研いでもらおうと持ち帰ってきた。


オーストリアのスキー場(パウ吉より)


実は職場で使っているボスが千日前道具屋筋の包丁屋さんで買ってきてくれた包丁がある。

数年間使い込んで手にも馴染んできて、いつも自分で闇雲に砥石でガリガリ研いでいたので、切れ味がいいのか悪いのよくかわからないまま使っていた。


義兄の実家の柿


去年ボスが日本に帰った際に、その包丁を買ったお店で研いでもらってきた。そこで包丁を買うと1回分の研ぎ券がアフターサービスとしてついているらしかった。


ヤバい研ぎ味😱


一文字厨器:https://www.ichimonji.co.jp/

ピカピカに研ぎ上られたその包丁を使った瞬間、その切れ味に本当にびっくり😱。包丁ってこんなに力を入れなくても楽ちんに切れるもんなんだと。おかげで仕事もサクサク、ストレス・フリー。

あまりにも感動したので自宅用の包丁も研いてもらうことにしたと言うのが経緯。

干し柿


機械研ぎと職人さんの手研ぎの2種類が選べ、値段も1000円違う。手研ぎは郵便でも受け付けてくれるので、わざわざ道具屋筋まで行かなくても10日間ほどで送り返してくれる。


😭ピギーごめん😭


母からもらった古い堺の包丁の刃がピカピカになり、さっそく使ってみたらやっぱり期待通りのしなやかな切れ味が蘇り感動。少し指に当たっただけで皮が切れてしまうというハプニングもあったほど💦

やっぱり日本の手仕事は世界一だと確信させられた。


* * *


そんなこんなで日本滞在も1ヶ月近くになり、充実した日々を送っている。

早いものでもう年末、すぐにお正月もやってくる。

冬至の夕暮れ

毎回つくづく思うことだけど、日本はやっぱり美味しいものとお風呂があってええのぉ〜😋

加速する毎日をいかにストレスなく快適に過ごすかが、来年のライフ・プロジェクト。

今年も残り1週間!

悔いのないよう新年を迎えたい。


とん

2023年12月20日水曜日

近況報告(2023年12月)

日本に帰国してから3週間があっという間に過ぎた。

今年の12月はわりと暖かかったけど、明日から冬型になり日本海側では大雪になるらしい。あれからもう1年経ったのかと思うと、本当に時の経つのが早すぎて嫌になる😭


往路はロンドン経由


こっちに来てから別にブログをサボってた訳でも忘れていた訳でもなく、母の容態が落ち着くまで何となくブログを書く気になれなかった。


羽田空港でさっそく皿うどん😍

何から書いていいのかわからないけど、頭の中を整理しながら書き留めていこうと思う。


2回目の入院では
車椅子に乗れるくらい元気だった母

帰国しすぐに入院中の母に会いに行った時は、術後順調に回復し数日後には退院できるというので少しホッとしていた。

それも束の間、退院後すぐに介護施設で高熱を出して夜に救急車で病院に運ばれ、その日はちょうど2番目の姉が来ていたので、慌てて3人姉妹揃って病院に駆けつけた。

その夜は救急病院が満床で、点滴と抗生剤を投与された後施設に返された。


12月初めは紅葉も見れた

そして翌日、介護施設へ母の面会に行って帰ってきた直後に、施設内でコロナ&インフルが発生し、暫くの間施設が閉鎖に💦また面会ができなくなるという事態に・・・。


いつものホルモンつけ麺とちくわ天

その後も熱がなかなか下がらず、今度は痙攣を起こした為またもや救急搬送され、即再入院。お陰で面会はできるようになったものの・・・。


2回目の退院後


診断結果は腎盂腎炎の疑いで2週間ほどの治療が必要ということだった。

それからはチューブに繋がれ、熱が上がったり下がったり、痙攣の発作を繰り返しながら一進一退の日々を送っていた。


オーストリアのスチーブから写真


ここ数日は一転して医療チームの懸命な治療のおかげで熱もやっと下がり、口から流動食も入るようになり、時折笑顔も見せ少し会話もできるようになった。

最初の入院からずっとお世話になっているリハビリのトレーナーさんも毎日来て母のことを気遣ってくれるので、こっちまで癒されている💕


アップダウンの多い病院への道


3回目の入院以来、ずーっと寝たきりの上容態もいつも不安定で、かなり衰弱しているようだったのでこの先どうなるのか不安だったけど、ここにきて薬が効いてきたのか、何となく希望が持てるまでになった。

毎回病室のドアを開ける瞬間がドキドキで、母の顔を見ては笑顔がある時〜ない時〜で一喜一憂😅

おひとり様御用達温泉


ここから先は歳が歳だけにもう母の生命力に賭けるしかない。

辛い延命治療なんかせず、なんとか穏やかな生活に戻れるようになるまで見届けたいと言う思いで、私は帰国を年明けまで延ばすことにした。


* * *


母が入院してから毎日午後の面会時間(2時から4時)に顔を見に行くのが今の私の日課になっている。


孫の子守にも忙しい姉


そこは比較的新しい市の急性機医療の総合病院で、看護師をはじめ若いスタッフばかり。病室は全室個室で、明るくて清潔シンプル、病院の暗い憂鬱な雰囲気は全くない。

姉の家からは5キロほど離れているので、ラントレを兼ねてほぼ毎日ランニングで通っている。


途中、神社や仏閣巡りも


道中寄り道をしながらあちこち散策したり、美味しいものを見つけるのも楽しみのひとつ。

病院の近くには大きなショッピングセンターがあり、一駅歩くと百貨店や飲食店街もあって、面会帰りに立ち寄って買い物したり、食事したりと自由な時間も満喫させてもらっている。


姉妹3人大集合

そんな合間を縫って神戸の甲状腺専門医のところにも行き、血液検査の結果、甲状腺の数値も良好で引続き同じ薬を処方してもらってきた。

その際先生に肝臓の値が気になるので一度内科で診てもらうよう薦められたので内科にも行ってきた。

ミスド〜❣️


エコー検査で前々から言われていた胆石のことを指摘され、手術を受けるかどうか聞かれた。

胆嚢ごと摘出する簡単な手術だけど、3日〜1週間の入院が必要ということだったので、来春にでも考えようかと思っている。


* * *


ひと足先にオーストリアへ行ったスチーブは、予算に見合ったアパートは見つからないし、物価は高いし雪は少ないし、風邪はひくしでかなり難航している模様。

オーストリアのスキー場

もう少し頑張ってみて良い場所が見つからなければ、友人の持つドロミテ(北イタリア)の別荘で一緒にクリスマスを過ごしてから家に帰ると言っていた。


母のことはそばにいるだけで何もしてあげられないけど、こうやって一緒に過ごす時間が持てたことは本当にミラクルビーム❤️

川沿いの遊歩道

なにか目に見えない力に引き寄せられて、今こうやって母の傍に座っている。

親子の不思議な絆を感じずにはいられない。

がんばれ、母💪応援団長の末娘より。


とん