Translate

2019年8月27日火曜日

手作り巨大メレンゲ・イートンメス

すっかり秋の空
今週もまたあっという間にまた休日。

先週の休みは二日間とも雨で、友人が遊びに来てうちでご飯を食べていったくらいで、ほぼ何もせずに終わった。

9月からまた始まるギター教室の月謝も1年分納めたので、それに向けて練習もぼちぼち再開。
















週中はスチーブが南仏(アルデェッシュ)に行くと言って3日間家を空けていた。



ベランダでサラダについていたミントに根がついた


旅先で車が故障し、近くのガレージで680ユーロもかかって修理してもらって無事に帰ってきた。

だから私は車で遠出するのは気乗り
がしないって言ってたのに😂












巨大メレンゲ、これで卵白1個分!



そして以前ここに住んでいて日本に帰ったスキー友達のHちゃんが、家族で夏休みを過ごすために遊びに来ていたので、久しぶりに会いに行ってきた。2年ぶりだったので、子供達もずいぶんと成長して日本語も上手になってて本当にビックリ😍😍😍












冷凍ベリー、ホイップクリーム、焼きメレンゲ
その上にクラッシュ・オレオとスプレーチョコをデコ





この前、卵黄でマヨネーズを作った時に余った卵白で焼きメレンゲを作ったので、それでみんなにイートンメスを作る事にした。
















イートンメスのことを書いた以前のブログ:
https://tomokochamonixfrance.blogspot.com/2017/05/eton-mess.html




手作り巨大メレンゲ

参考レシピ:https://www.wizforest.com/cook/bakedmeringue/

卵白(1個分)35g
ブラウンシュガー(卵白の2倍)70g

と材料はこれだけ。




8歳と7歳になった子供達


オーブンを110度にセット。

砂糖を少しづつ加え、ハンドミキサーでしっかりと固いメレンゲを作る。

オーブンシートにぼとりと落とし、110度で1時間焼く。この時の温度が重要で、焼くというより乾かすと言った感じ。

そのままオーブンの中で冷やす。


すごい!巨大メレンゲのできあがり〜。










焼きメレンゲと生クリーム、苺が手に入らなかったので冷凍のベリーを持って、仕事の帰りにHちゃんちにお邪魔した。



ベランダ菜園、コリアンダーも植えました





その場でHちゃんがズッキーニのパイを手際よく作ってくれた。

スライスしたズッキーニを軽く茹で、削ったチーズを混ぜてパイシートにのせて焼いただけのシンプルなパイだけど、これがめちゃ美味しい。家族みんなと一緒に食べてあっという間になくなった。











その後、子供達と一緒にホイップクリームを作ってデコレーションして、巨大イートンメスのできあがり!ひとつの大きなお皿に盛って、みんなでスプーンでメレンゲをつつきあって食べた。

みんなで取り合いして盛り上がり、簡単だけど美味しくて、なかなかいいアイデアのデザートだった、またやろ😊




ここ数日また晴天が続いているけど、もう朝晩は寒い





Hちゃん一家は、日本海と山に挟まれた田舎で廃校した建物を改装した家に住み、自給自足の畑と豊富な海と山の幸に囲まれ、冬はスキー夏は海水浴、子供達にもとてもいい環境の中で生活している。








毎年春になると恒例でHちゃんと行っていた女子ツアースキーがなくなったのは本当に寂しいけど、日本での順調な新生活の話を聞いて一安心、子育ても畑仕事もますます頑張ってほしい。

いつかスチーブと遊びに行ってみたい。
次回会う時もまた子供達の成長に驚かされるんだろうなぁ、ほんとに楽しみ❗️




とん









2019年8月19日月曜日

抹茶フラペチーノ(山岳ガイド祭2019)

寒い時でもこれは別(笑)
ここ最近、日中は暑いけど朝は冷え込んだりして寒暖の差が激しく、職場でも夏風邪が流行っている。

私もシーズン終盤に備え、しっかり食べてなるべく睡眠をとるよう心がけている。



















仕事後のお酒もやめ、ご褒美と言ってアイスクリーム屋に通っていたけど知らず知らずのうちに小銭も消えていくのでそれもやめた。









そこで最近は家のかき氷マシーンで宇治シロップと煉乳で宇治ミルクにハマっていた(原価数十円の世界😄)。

ふとそこにホイップクリームをのせてみたら、なんと私の大好物スタバの抹茶フラペチーノになったではないかっ💕












スタバの抹茶フラペチーノ

抹茶シロップ(抹茶大1、砂糖100g、お湯70ml、3回〜4回分)適量
煉乳 適量
氷 適量



これでもうスタバに行く必要もなくなって、よかったよかった(笑)




となり村、アルジョンティエール






先週は毎年恒例の山岳ガイド祭り(Fete des Guides)があった。











山岳ガイドたち



このお祭りいつもは8月15日(フランスはAssomptionと言う宗教的祭日)だけで、近所の岩壁で山岳ガイド達による有料のクライミングショーがあったのに(決まっていつも雨😭)、今年からそれがなくなり12日から4日間場所を移動しながらのいろんなイベントに変わった。












その中の一つ、水曜日の夜は隣村でロックコンサートがあったので仕事が終わってから行ってきた。




ラクレット売り場、スチーブは大興奮






電車で7時過ぎに到着すると、村の駐車場の特設野外ステージでブルースロックのバンドの演奏が始まっていて、飲み物やラクレットのテントが建ち、すでにたくさんの人で賑わっていた。














ユニフォームを身にまとった山岳ガイド達もいっぱいいて、すでに出来上がっている様子😁





レストランLe Grenier




私たちは夜は屋台で何か軽く夕食をすませるつもりが、日も落ちてすっかり寒くなったのでレストランで暖をとることにした。












私は本日の特別メニュー(Menu des Guides 山男定食 €18)を、スチーブは好物のチーズとほうれん草のガレットを注文。






山男定食


サラダ、アルプス産ディオ・ソーセージとマッシュドポテトの玉ねぎ白ワインソース、それにブルーベリータルト。

ここ数年このアルプス住んでいて、チーズフォンデュ以外の地元料理をレストランで食べるのは初めて。









可愛いらしい山小屋風のレストランは地元の人達で満員だったけど、テキパキとサービスもしてくれて、どれも美味しくて大満足!




スコットランドのロックグループ




それからステージではアコースティックとハードロックの2組のバンドの演奏があり、一応に盛り上がりをみせた。

夜も更けると冷え込んできたので、コンサートが終わる少し前に最終のナイトバスに乗って12時ごろ家に戻ってきた。















15日の山岳ガイドのパレード





先週も週末にかけて仕事が忙しくてぐったり疲れたけど、抹茶フラペチーノのご褒美に癒されている。












オレオ、ナッツ、スプレーチョコのトッピング





来週から始まる夏の最後のイベント(ウルトラトレール・マラソン)でいよいよシーズンもクライマックス!
















夏が終わるのは寂しいけど、もうひと頑張り‼️




とん














2019年8月12日月曜日

ラズベリー・マフィン(Les Nuits Muciales)

久しぶりのスイーツ作り、ジャムも手作り
また暑さが戻ってきたと思ったら、今日は朝から冷たい雨。8月も半ばになると一気に秋の気配のアルプス。












先日、ラズベリーを人から頂いたのでマフィンにしてみた。





ちょっとてんこ盛りとは思ってたけど・・・
さらにラズベリーとホワイトチョコをデコ







レシピには10個分とて書いてあったのに無視したがために、なんか量が多いな〜と思いながらも6個に押し込んだ。。。
そしたら焼いている途中にオーブンの中で噴火(笑)














デコのラズベリーもメルトダウン😭





生地がドロドロと流れ出て天板から溢れ、オーブンの中で焦げて煙が上がり焦ったけど。。。なんとか完成。




















参照レシピ:
https://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00004569













見た目はいつもの如くぶっさいくだけど、ラズベリーの風味が美味しい😊😊😊
毎朝コーヒーと一緒にせっせと食べた。




アボンドンスの村





この夏は平日は仕事が昼だけ。
なので夕方から夜にかけて色々と好きな事ができるので嬉しい。











アボンドンスの屋外チーズ売り場








冬はパウダーハンターのスチーブは、夏には音楽ハンターに変身〜‼️ どこからともなくフェステバルやライブ音楽の情報を集めてきてくれる。













冬はスキー場、夏はハイキング



チーズで有名なアボンドンス(Abondance)の隣り村(Le Chapelle d'Abondance)で、夏の間4回に渡っていろんな国の音楽を紹介する『Les Nuits Mucicales』と言うイベントがあり、この木曜日はコロンビア(サルサやマンボなどのラテン系)音楽の演奏を聴きに行ってきた。









直線距離にすると家からそんなに遠くないアボンドンスだけど、山越え谷越え車で2時間。






ルシャペル・ドボンダンス村の役場兼公民館兼映画館



夏は避暑地、冬はこの辺り一帯はイギリス人に人気のPorte de Soleilというスキーエリア。
のんびりと牧草地に囲まれた山深い田舎だけど、ジュネーブからのアクセスもわりと良い。








仕事が終わってから出発、早めに着いたのでピザで夕食。




パリパリ・ピザ💕







開演8時半に普段は映画館として使われているレトロで小さな公民館に行ってみると、人気もなく本当にコンサートがあるのかと言った雰囲気。ドアが開いていたので一人10€を払って入ると、カウンターで映画館のおじさんが飲み物をサービスしてくれた。











するとどこからともなくチラホラと人が現れて、100人ほど入る会場はラテン系のコンサートだと言うのに観客のほとんどが老人達で埋まった😆





オレンジジュースとシードル、
ちょっとしたお菓子も振舞われた



9時過ぎになって、ホールの後方から総勢11人のラテン系の兄さん姉さん方が楽器を片手にさっそうと登場!

カウベル好きのスチーブ、マラカス・ファンの私、演奏が始まると二人ともご機嫌❗️











メロウな曲は全くなしのノリノリ曲でぶっ飛ばし、観客も前に出て踊ったりと楽しいコンサートは1時間ほどで終わった。(ちなみに私達の前の席に座っていた老カップルは終始ピクリとも動かなかった(笑))





照明が暗くてあまりいい写真が撮れず



中でも、マラカスを担当していた兄さんの見事なまでのファンキーで切れのあるマラカスさばきは本当に素晴らしかった。
かっこよすぎる❤️また私のマラカス熱が蘇った。


照明や音響もいまいちだったけど、アットホームなイベントでほっこりさ加減が良かった。











スチーブはこの田舎の雰囲気はイギリスの地元そっくりやとブツブツ言ってたけど(笑)






バンド SANIDO DEL MONTE





終わってからまた車を飛ばして家まで帰ってきたのが夜中の1時。私は翌朝また仕事だったので道中爆睡させてもらった。












アルプスの夏は本当に短いから、頑張って遊ばないとすぐに終わってしまうのだ😭





とん











2019年8月6日火曜日

ラロッシュ・ブルーグラスフェスティバル2019

会場入口で簡単な荷物チェックを受ける
8月‼️

朝晩はすっかり涼しく(寒く?!)なったけど、日中は日差しも強くまだまだ暑い。職場も連日忙しくてちょっと疲れ気味だけど、ハイシーズンはまたこうでないと面白くない😁












山々をバックにカントリーミュージックの雰囲気抜群




毎年8月第1週の木曜日から週末にかけて行われるラロッシュ・ブルーグラスフェスティバル。












去年は仕事で行けなくて今年もダメかと諦めていたけど、ラッキーにも金曜日の夜がちょうど休みだったので2年ぶりに行ってきた。



チェコからきたコンペ・バンド





第14回目を迎える今年は50コンサートが無料!という(無料じゃないとフランス人は来ない⁉︎)、年々盛り上がって定着してきたこのフェスティバル。










『La Roche Bluegrass Festival』公式サイト:http://www.larochebluegrass.org/accueil.html

これは初めて行った2年前のブログ:
https://tomokochamonixfrance.blogspot.com/2017/08/la-roche-bluegrass-festival-2017.html





ギターやバンジョーの販売もあり







その昼のランチタイムが忙しかったので後片付けや夜の準備に追われ、なんとか4時半に仕事を終わらせてその足で車を飛ばして(高速に乗って約40分)会場のラ・ロッシュ・スール・フォロンに向かった。













音楽マニアの為の出店



開演間際だったので駐車場の心配をしてたけど、さすが田舎のイベント(笑)会場脇のいいところにスポッと駐めれて、入り口の荷物検査もスイスイ、最前列の席が偶然2席空いていて着席、何もかもがスムーズに運んだ😊










地元のイベントはこう言うところがストレスがなくて嬉しい❤️






会場の出店で薄くなったGパンにつける
アップリケを購入、€5也






フェスティバルにふさわしく西陽が照りつける暑い午後、カウボーイハットやウエスタンブーツ姿の観客たちがお祭りをお盛り上げる。

夜に備えて防寒着もちゃんと用意してきた。
















フェスティバルフードも楽しみの一つ



入った時にはすでに最初のグループの演奏が始まっていたけど、金曜日なのでお客さんの入りはまだまだこれから。












フードテントもいつもと同じ出し物で、忙しそうにたくさんのボランティア達が手際よく働いている。






美味しい〜





翌日はまた仕事だし今夜は飲まないでおこうと思ってたのに、この天気、この雰囲気、そしてこの地元のビール、そうなるとやっぱり飲んでしまった😋

ブルーグラスの調べを聴きながら飲むビールは本当に幸せな気分になる。








それからコンペ部門の2グループの演奏が終わったあたりからわんさかお客さんが入ってきて、フェスティバル始まって以来の入場者数を記録!というアナウンスがあった。






7€なり、今日はスチーブのおごり






8時ごろにお腹が空いたので、長蛇の列を並んでハムとフライドポテトのセットを買って食べた。
















そして開会式の後、招待バンドの演奏が始まった。
最初に出てきたのが、アメリカのカリフォルニアからきた女の子とバンド
AJ Lee & Blue Summit(https://www.bluesummitmusic.com)。






若いメンバー中心の赤丸上昇中のグループ






AJ Leeちゃん





その名前から東洋人っぽい風貌とサラサラ髪の彼女はまだ20歳そこそこと言った感じ。マンドリンさばきは見事で、爽やかな歌声と息のあったバンドとの演奏に私はすっかり虜になってしまった❤️
(後でCDを買うことに・・・)







陽が落ちて暗くなると一層コンサートは盛り上がり、次にガールズだけのバンドとイギリス人のバンドが登場。しかし私はその頃には疲れがピークに達し、最前列でうとうと居眠りしてしまい所々しか覚えてないけど、終わる頃にはすっかり寒くなっていた。






女子バンドが一番迫力があった






コンサートが終わったのが1時過ぎ、それから家に帰ってきたのは2時。次の日の仕事はさすがに辛かったけど、ブルーグラスパワーがカラダに残っていてなんとか乗り切れた(笑)

音楽の力はすごい!













私もギターであんな風に弾いて歌えたらどんなに楽しいだろう・・・。そう言えば、最近すっかり練習サボってるなぁ。




とん