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2016年8月31日水曜日

Via Corda(ビア・コーダ)in Servoz

湧き水が至る所に


夏はなにかとイベント事が目白押し、過ぎ行く夏を惜しむかの様にせっせとでかけている。

ので、ちょっとお料理の方はさぼりガチ。



















久しぶりにスチーブと休みが重なったので、前々から話をしていた家から20キロほどのところにあるビア・コーダをしに行ってきた。




登り口



Via Corda(ビア・コーダ)とは・・・山の岩肌に予め設置された金具に2人一組でロープを通し安全確保をしながら、トラバースしたり登ったりするスポーツ・クラインミングの一種。











取り付き地点までの急な山道





簡単で距離も短いので誰でも気軽に楽しめるけど、結構な汗もかいて、集中力もいるのでなかなか面白い。







最後の壁







取り付き地点から2時間ほどで最後の岩壁にでて、2〜3ピッチ登って終了。














着いたところにBuvette(ブベット:ちょっとした食事やお茶のきる峠の茶屋といったところ)があり、残念ながら今日は閉まっていたけど、そこの素晴らしい眺めのテラスをちょこっとお借りして、持ってきたバゲットとチーズで昼食。




テラスからの眺め





それから森を通り、スチーブお気に入りの秘密の場所へ行くことにした。










Buvette






ハイキングコースを登っていくと、美味しそうな湧き水が出ていたり、、、









湧き水






さらに進むと分かれ道にぶつかり、進入禁止の狩人専用の山道(狩りの解禁日が9月なのでまだ大丈夫)へはいり、どんどん下っていくと渓流にでた。














山からの水が幾重にも滝なって流れ落ち、川縁には深い渓谷なのでロープを使わないと降りれないので、人も寄りつけず自然の美しさがそのままになっている。




まだまだお花も咲いてます




そこで思いっ切り深呼吸をしてから引き返し、帰りはハイキング道を歩いて下山した。










美しい滝




心も身体もリフレッシュした後は、やっぱり旨いもん!















秘密の渓流




一旦家に帰ってからシャワーを浴びて自転車で、前から行こう行こうと言っていてなかなか行けなかった街の外れにある地元料理のレストランへ。。。






















氷河が見えるテラス席に座って、私は食前酒にキール(白ワイン+ミュール)を飲み、














スチーブは言わずと知れたクルート(http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2016/03/blog-post_29.html参照)、私はBBQを注文。





クルート




テラスにある炭火で串に刺さったお肉を焼いてもらい、野菜のつけ合わせ、2人で地元産の白ワインも飲んでお腹いっぱい。














Beef Brochette(串焼きBBQ)






夜にはすっかりひんやりと涼しくなって靴下が必要なほど、アルプスはもう秋。













ずっと前から計画していたビア・コーダとこのレストラン、
今日2つとも果たせたので大満足!




とん





















2016年8月28日日曜日

オーガニック・ホットドッグ

今週は夏の最後の大イベント、毎年恒例の山岳マラソンで街中が賑わっている。



スタート





私も2011年と12年に参戦したランナーのひとりなので、走らなくとも血が騒ぐ。











その経験を生かし、今年は日本から来るランナーの方にレースコースの案内をしたり、怪我で来れなくなった友人に代わってスタートでの日本語アナウンス(ほんの一言)や、それに今日は怪我人の通訳に出たりと、裏方に廻り参加させてもらった。








今年のレースは猛暑に見舞われリタイアするランナーが続出、いかに寒さより暑さの方が過酷かが分かる。












私も知人のレースの途中経過が気になり、夜な夜なインターネットで調べたりして寝不足気味になっていた。




New York €8



なので今夜は疲れたので、救急センターからの帰り道スチーブを呼び出して、友人のブログで知った最近オープンしたばかりのオーガニックのホットドッグ屋さんで夕食を食べることにした。














Naked €5.50



この街のバーが建ち並ぶ通りの終わりにある間口一間半ほどの小さな店には、外にテラス席があり山を見ながら食べられる。













少し離れたところがレースコースになっているので、ゴール間近のランナーが走り過ぎ、それを応援する人達の歓声も聞こえてくる。




フライド・スイートポテト


お店でホットドッグに入れるソーセージを豚か羊かを選んでから、スタイルを決める。


スチーブは羊のソーセージ2本に“NEWYORK”(りんご、ブルーチーズ、ルッコラ、フライドオニオン)スタイル、私は豚のソーセージに一番シンプルな“NAKED”(フライドオニオンとパセリ)”スタイル、それとサツマイモのフライドポテトのマンゴ・マヨ添え、オーガニック・ビールを注文。








オーガニックのビールが美味しかった



食材は地元産にこだわり、飲み物に至まで全てオーガニック。時々ライブ・バンドの演奏が入ったりと、最近なにかと話題のお店(かも)。

ホットドッグ専門店 “Cool Cats”
http://www.coolcatscatering.com/#menu











そして夜には久しぶりの雷雨になり、一気に気温が下がった。
ランナー達のことが気になりながら・・・


ゴール



早いもので、あっという間に8月ももうすぐ終わり。
夏の終わりは、盛り上がった分だけ寂しくなる・・・



とん














2016年8月27日土曜日

まぐろとサーモンの刺身

久しぶりのお刺身
今日の仕事はいつもとちょっと違い、洗い場を担当。

実は本業でなければ皿洗いは好きな仕事の部類に入るかもしれない。スチーブも好きでその経験は長く、狭くて熱い洗い場でやってくる洗い物を集中してやっつけていると『洗い物ハイ』になる(笑)
ほんまに変な夫婦。。。













サーモンはスコットランド産



一汗も二汗もかいた後のビールは美味しいし、それと一緒に思いっ切り美味しいものも食べたくなる。
そこで今日は無理を言って、職場でまぐろとサーモンの柵を売ってもらった。

















たっぷり約200gづつ。






今夜は手巻き寿司で、明日は漬け丼で2倍楽しむ。















手巻き寿司

すし飯1合(寿司酢33ml)
まぐろ
サーモン
アボカド
卵焼き
サラダ
小口ネギ













巻き方自由、好きなものを好きなだけ入れて召し上がれ!



鮭三昧





鮭の切れ端は、ネギ、ズッキーニ、干し椎茸を入れてみそ汁にして。










アボカドはお寿司に欠かせないアイテム





漬け丼のタレ

醤油 大3
みりん 大1/2
酒 1/2
ほんだし 小1















みりんと酒をレンヂで1分チンして、醤油とほんだしを加え冷ます。

刺身の切り身がかぶるくらいに漬け込んでおく。








食べる時に、白飯にチューブの柚子胡椒を加えた漬けダレを回しかけ、その上に漬け刺身、サラダ、ネギ、白ごま、のり、ガリをのせて頂きます。






漬けダレ効果でお魚の身がキュッと引き締まり、美味しゅうございました❤️
いっぱい働いたら、いっぱい美味しいものを食べよう!



とん










2016年8月26日金曜日

星空の下で眠る会(Lac Bleu編)

人気のハイキング・スポット
ここのところ晴天続き。

私もバイト続きだけど午後早くには終るので、今夜は山にテントを持って星を見に行こうという話になった。











家の裏から出ているケーブルカーで一気に2300mまで上がり、そこから歩いて15分のところに小さな青い池がある。




Lac Bleu(青池)


私は3時半に仕事を終えて家に戻り、洗濯を回し、おにぎりを作っていこうと思っていたけど、最終の登りのケーブルカーが17:00。ちょっと間に合いそうにないので、急遽大福餅に変更。













リュックサックに寝袋、マット、防寒着、ヘッドランプ、水筒を詰め、クーラーバックにビール2本、大福を入れ、洗濯は終りそうにないのでそのまま放ったらかしにして、5時10分前に家を飛び出した。








スチーブは歩いて登ると言っていたので、すでにテントをかついで私より先に出発していた。



最近新調したテント(€35)


ケーブルカー乗り場前のスチーブが『フランスいちスローなベーカリー』と呼んでいるパン屋さんに寄ってサンドイッチを買おうと思い中をのぞくと、予想通り長蛇の列!(レジのお姉さんの対応が超遅い為)









慌てて向かいのカフェに行って、温めてもらう時間もなく冷たいままの出来合いピザを2枚を買って、ギリギリ間に合い山に上がった。









10分も乗ると中間駅に着き下車。ハイキングや展望を楽しむ人々が下りのケーブルカーを待つ中を逆行し、何度も来たことのあるハイキング・トレールを歩き始めた。












本当に雲一つない青空、標高2300m付近でもまだまだ太陽が照りつけて暑いくらい。





大福があると幸せ〜❤️



池に着くとすでに幾つかテントを張られていて、ここはロック・クライミングやハイキングの起点でもあるので、何泊かしてスポーツを楽しんでいる人達がいる。










基本的にこの辺りの山でのキャンプは禁止だけど、日の入りから日の出の間までならビバーク(緊急避難的野営)は可能。



夕焼け






私が着いて30分くらいしたらスチーブが下から上がってくるのが見え、2時間半かけて歩き汗まみれで到着。











サンセット



スチーブはそのまま池に行きスッポンポンになって冷たい水にどぼん、その後スペイン人らしき3人組もどぼん、一気にヌーディスト・ビーチとなった(笑)










私のiPhoneカメラでは星は写せず・・・


ビールをあけて乾杯!

19時ごろ、谷の街には陽が落ちて陰になったけど、ここはまだまだ太陽がいっぱい。冷たい草鞋のようなピザを食べ、大福でお腹をみたし、夜に備え防寒着を準備して夕暮れを待つ。









21時頃、やっと太陽が西の山脈の向こうに沈み、徐々に暗くなりはじめたと同時に星が見えだした。流れ星かと思いきや、飛行機だったり、宇宙衛星だったり、今や空も宇宙も忙しそう(笑)




今朝も晴天!




全然星座に詳しくない私が分かったのは、北斗七星だけ。その後、寒くなってきたので私はテントに入り、スチーブは寝袋に入って外で寝た。
(ちなみにスチーブは遅くまで起きて星を眺めていたせいで寝不足)















夜中3時頃に寒くて一度目が覚めたので、テントから外をのぞいてみると、半月が煌々と山を照らし明るかったのが、とても幻想的だった(半分寝ぼけていたかも)








ケーブルカー中間駅




目覚まし時計が7時半鳴り、私はテントを畳んで、歩いて下りるスチーブと分かれてまたケーブルカーで下山。










家に帰ってシャワーを浴びてから、また仕事にでかけた。

天然プラネタリウム、
なかなか遊べるうちの裏山。。。



とん



2016年8月24日水曜日

すももの酵素ジュース

漬けた日
一緒にアイルランドに行った友人に教えてもらった、酵素ジュース。



美容に、疲労回復に、いいらしい。















好きな果物と砂糖で簡単にできると聞いて、早速作ってみた。




2日目

すももの酵素ジュース

すもも 6個
グラニュー糖 果物の1.1倍














砂糖がかなり溶けてきた




仕込んだのはかれこれ10日前。













素手でかき混ぜてみる


スーパーマーケットで美味しそうなすももがあったので購入。













キレイに洗って水気をしっかりとり、皮を剥かず4つに切り種をとりだす。キレイに洗った瓶に砂糖→果物→砂糖→果物と重ね、最後に砂糖がくるように入れ仕込み完了。




3日目






発酵がはじまるとガスが発生するのでふたをしないでガーゼで覆い、直射日光の当たらない風通しのよいところに置く。












4日目






1日2回、水でキレイに洗った手でかき混ぜる(でも石鹸は使わない)、常在菌が発酵を促進する為だとか・・・10日ほど続ける。














まだ砂糖が底に残っている





発酵がはじまるとブクブクと音をたててガスがでて香りもまろやかになる、らしいけど・・・
















5日目





結局、ここはあまりカビが生えないアルプスなので、少し気泡ができた程度で音をたててシュワシュワ〜とまではいかなかった。











砂糖が完全に溶けた





10日目でストップして、茶こしで漉して完了。

まるで夏休みの宿題で、観察日記を付けている気分だった(笑)











9日目




果肉は酵素ジュースを少し足してからハンドブレンダーにかけて潰しジャムにした。














10日目








飲む場合は、砂糖のとりすぎにならないように1日60ml程度。













酵素ジュースのはず・・・





お酒やソーダで割っても美味しそうだし、お肌のマッサージに使ってもいいって書いてある、
ほうほう。。。

















変な臭いもしないし、ジャムもおいしいので雑菌が入っている感じではないけど、インターネットで調べてみると賛否両論、雑菌の宝庫だとか、効果は全くないだとか。。。




ジャム
















味はほんまに美味しい❤️





まー百聞は一見に如かずで、とりあえず毎日飲んでみよう。














結果はそれからということで・・・



とん