ジュネーブ空港 |
ひと足先にアイリッシュ・ハープのサマースクールを終え旅行中の友人(AさんとYさん)とダブリンで合流し、その日のうちにレンターカーでキラーニ(Killarney)まで行く予定だった。
キラーニはダブリンから西に約300キロ、レイン湖に面し、その一帯は国立公園になっていて、自然遺産や歴史などからアイルランドでは人気の観光スポット。
アイルランドの航空会社Aer Linguas、やっぱり緑色 |
午後早くのバスでジュネーブ空港に到着。
バカンス・シーズンのジュネーブは道も空港もガラガラで、のんびり出国手続きを済ませ、座ってカフェオレをすすりながら表示板の案内を待っていたら、Aer Lingusのダブリン行きだけがまさかの1時間半の遅れ。
私には恐怖の左側通行(汗) |
友人に遅れることを知らせるためにメールを送ろうとしたら、早めに空港に着いていたので無料のWi-Fiは時間切れ。ショートメッセージを送ってから、インターネットも使えず待つこと2時間、やっと午後5時半にテイクオフ。
お腹も空いてきたしと機内食を楽しみにしていたらなんと有料、その上ダブリンは強風で着陸の際には機体は大揺れ。
滑り出しがこれ・・・
キラーニの地ビールTorc Beer |
結局、7時半にダブリンに着いて無事友人と再会。急いでレンタカー屋へいったら、予約していた車より小さいのを充てがわれ無理矢理荷物を突っ込んで、さぁ出発しようとしたら、まともな地図を持っていないことに気づき、慌ててレンタカー屋のお兄さんに無料のをもらってから、何とか8時半に空港を後にした。
夏のアイルランドは夜10時頃まで明るいし、高速道路は空いていて料金もタダに近いくらい安いので車は快適。風が強く、途中霧雨も降ったりしたけど、Aさんがエコノミーカーを時速130キロでぶっ飛ばしてくれたお陰で、零時前にホテルに到着。
みんなクタクタに疲れてたけど、ホテルのバーで地ビールで再会を乾杯してから、積もる話に花が咲き、寝たのは2時をまわっていた。
ハープのアトリエ |
2日目は8時に起きて、ホテルの豪華な朝食を食べてから、友人のキラーニに来た目的でもあるアイリッシュ・ハープの工房へ。
街から車で5分、倉庫のような建物でキラーニ出身のティムさんがひとりでハープを作っていて、友人は試し弾きをさせてもらってから、建物の中も見せてもらった。私は楽器はからっきしダメなので、もっぱら通訳に徹して。。。
真剣なまなざしのYさんとAさん |
ティムさん |
ハープ歴10年のYさんはティムさんの作るハープの購入を考えていて、楽器の細かいところまで質問しているのを聞いて、全く知識がない私にも興味深かった。他にもティムさんが昔家具職人だったことや、キラーニの見所などなど、話は尽きなかった。
ティムさんにお礼を言って別れた後、車で1時間ほど走ってDingle半島へ。
また海! |
お天気も思ったほど悪くなく、時々晴れ間がのぞくほど。スチーブはアイルランドは雨ばっかりやで〜って言ってたけど、どうやらこの時期は一番お天気が安定しているみたいで、平日というのにどこも観光客で大賑わい。
ディングルの街 |
途中でたくさんの若者がサーフィンをしているビーチを過ぎ、Dingleの街で遅いランチを食べてから、半島を一周してキラーニに戻り、湖畔の古いお城に寄った時にはもう暗くなり始めていた。
私はシーフード・チャウダーを注文、 一緒についてきたソーダ・ブレッドはアイルランドのパン |
それから街に行き、パブやレストランの並ぶ目抜き通りを往復して、心からハープが好きなYさんは楽器屋さんで小さなおもちゃのハープと、お土産物屋さんでガラスと陶器でできたハープの置物を購入。
ディングル岬 |
大西洋 |
それからレストランを探しながら歩いていたけど、美味しそうなところはどこも満員。あちこちでライブ・ミュージックがやっていて、どれもゆっくり観たいけど、早く食事もしないといけないしで、ほんまに気持ちだけ忙しかった。
ロス城 |
結局、遅くなって空きはじめたインド料理屋さんに落着いた。
キラーニの街 |
お腹いっぱいになってホテルにもどり、ぺちゃくちゃしゃべっていたらもう1時過ぎ、明日もロング・ドライブなので、慌てて布団に入った。
なんでインド料理やねん |
アイルランドはその独特の文化や歴史から、たくさんの伝統音楽が生まれ、豊かで厳しい自然が創り出す風景と共に、人を引きつける魅力で溢れている。
今回の短い旅ではほんの一部しか見ることはできないけど、欲張らず、じっくり肌で感じることにしよう。
そして 世界で愛されているギネスビール、本国で飲むと味が違うらしいという噂。
はやく飲みたい!
とん
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