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2016年9月30日金曜日

春巻き餃子(ライスペーパー編)

カリスマ・ブロガーのトイロさん
最近、料理の人気ブロガー達のブログを見て勉強させてもらっている。















みんな主婦業や子育ての合間にサクサクっと書いてるみたいで、手軽にできて経済的でアイデア満載のレシピをはじめ、器やデコレーションもかわいいし、写真も上手に撮れていて、とても素人とは思えない。








私がスイスに来た頃はまだインターネットなんて家になくて、ごはんは日本から持ってきた数冊の料理本を頼りに、あとは適当に自分で考えて作っていた。


















なのでそんなに料理に入れ込むこともなく、欲しい食材も手に入らなかったし、いつも悶々と美味しい食べ物のことばかり考えていた。









だから1年に1回日本に帰るのがめちゃくちゃ楽しみで、行った暁には、食べたいものにガッついて食べ過ぎ、財布が軽くなった代わりに身体が重くなってまた家に戻るというのが常だった。















キャベツの比率がちょっと高かったかな



でも今やどこにいてもインターネットで全てのことが検索できるし、本なんて買わなくてもいいし、テレビだって別に必要ない(ちなみに私は2007年からテレビのない生活を送っている)、そう言う意味ではいい時代になったと思う。









今夜は、どの料理を見ても食べたくなってしまうトイロさんのブログから、春巻き餃子
http://lineblog.me/toiroiro/archives/1087460.html)を、私はライスペーパーを使って作ってみた。




霧吹きより水に浸けた方が早いかも

春巻き餃子(ライスペーパー)

豚肉 150g
キャベツ 1/4
人参 1/4
青ネギ 1/2
干し椎茸 3個
●おろしにんにく 1片
●おろし生姜 1片
●ごま油 大1/2
●醤油 大3/4
●塩 小1
ライスペーパー 9枚











野菜は全てみじん切り、キャベツは塩をふって5分置く。

フランスには豚肉のミンチは売っていないので、自分で豚肉を包丁でたたき、●を混ぜ粘りがでるまでよく練る。

キャベツから出た水分をしっかり絞り、その他の野菜と肉を合体させてよく練り合わせる。

ライスペーパーに霧吹きをかけ、柔らかくなったら具をのせ包む。

フライパンにたっぷりの油で、中火にして揚げる。




タレは醤油と酢でもよかったけど、前に作ったチヂミのタレがあったのでそれで。








餃子好きのスチーブは嬉しそうに食べてくれた。








私も細々ブログを始めて数年経つけど、なるべく簡潔にわかりやすく自分の意図を伝えるのは、なかなか難しい。











別に人気ブロガーになろうとか、スゴいものを書こうとかいう気持ちはサラサラなくて、2〜3年もすれば料理のネタも尽きるかもしれないけど、後で読み返してみると、自分の成長や後退(笑)が見えてくるので、結構それがおもしろい。







もともと老化防止、家族や友達への近況報告で始まったブログ、三日坊主で有名だった私がどこまで続けれるか、自分への挑戦でもある。

ちょっと大げさやったかな(笑)


















とにかく春巻き餃子、旨かった。
ご馳走様〜❤️












とん

2016年9月29日木曜日

本物のバーバパパ

Barbe à Papa(バーバパパ)
年に1度、街に移動式遊園地(Fête Foraine)がやってくる。






















9月後半の2週間、小さな子供向けのアトラクションに始まり、大人向けの高いところまで上がってクルクル回わされる乗り物とか、バンパーカーや迷路、おもちゃの当てもんやお菓子やアイスクリーム、もちろん私の大好物の綿菓子(Barbe à Papa)の屋台もでる。











バーバパパ:http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2014/11/blog-post_14.html




とにかく賑やか


私もスチーブも別に乗り物に乗るわけではないけど、毎年開催中に1回は来て、私は綿菓子を食べるのが楽しみ。











家族連れやティーンエイジャー達で盛り上がる年に1度のお祭り。



楽しそうにみんなでバーバパパの
取り合いをしている若者のグループ






子供達のはしゃぐ姿やみんなの楽しそうな笑顔、乗り物達が醸し出すレトロな雰囲気が、見てるだけでも嬉しくなる。















毎年やってくるおばちゃんが作ってくれる


そう言えば私は小さい時から夏祭りが大好きで、夏になると近所の神社のお祭りによく出かけたものだ。ヨーヨー釣りや金魚すくい、輪投げ、スマートボール、綿菓子にりんご飴、イカ焼きなどなど、あの独特の空気がどことなくここにもある。













そしてなぜだか、スチーブはいつもここで綿菓子を私に買ってくれる❤️










一番小さいサイズ(€2)




別にダイエット中ではないけど、今年は一番小さいのにしておいた。














去年食べた中サイズ(€3)





口の周りにベトベトくっついて、口の中でしゅわーっと溶ける甘ったるいお砂糖が、フワフワと幸せにしてくれる。






川沿いのランニングコース






食べたいもん食べた後は、ちゃんと走ってますよ〜(笑)









バーバパパ、また来年!




とん





2016年9月28日水曜日

フリマ 2016(天ざるそば)

この前の日曜日、朝からちょっと冷え込んだけど、素晴らしい秋晴れ!



















前日の夜は遅くにバイトが終わったので少し寝不足気味、朝必死に起きて7:30に荷入れ、9時から街の広場でフリーマーケット(Vide Grenier)がスタート。







雨で1週間延期になり、ちょうど街のマラソン大会と牛の品評会とが重なり、お客さんが分散した感じはあったけど、通りすがりの人達も足を止めたりして、まずまずの入り。







スチーブもわたし以上にはりきってくれて、全面サポート体制。




お茶飲み友のクリステル


値段付けでスチーブと折り合いが合わず、いつもの様に言い争いをしながら荷物を広げていたら、“Bonjour!!!”と声をかけられ、よく見ると、時々英語⇄フランス語のエクスチェンジをしているのお茶飲み友の姉さんのブースが偶然にもお隣り同士になり、おしゃべりに花が咲いたと思ったら、数軒先には日本人の友人達も店を出していて、朝からみんなでワイワイ。






この日の為にとっておいたシャンパン


フリマでは本気のお客さんは、朝の品出しがまだ終っていない先から商品に目をつけ値段交渉をしてくる。日本でもそうだったけど、世界中どこでも同じ。













桜えび入り野菜かき揚げ





私の悪い癖はいつもフリマに出店しても、また他のブースでいろいろ買ってきてしまうので、今日はなるべく見ない様にして売子に徹した(笑)














午後からは気温も上がって、山を見ながらビールを開けて、店番しながら家から持ってきたお弁当を食べた。



自家製そばつゆ



この冬は新しいダウンジャケットが欲しいので、長年着古したダウンを2着売ったり、それからジャンベ(アフリカ太鼓)を売って、次はカホンを買おうとか、結構自分がフリーマーケットで買ったものや、スチーブがどこかから拾ってきたものなんかが売れたりして、ボチボチの売れ行き。












自家製そばつゆ

醤油 100ml
みりん 100ml
削り節 ひとつまみ
昆布 3センチ

みりんに昆布を浮かべ煮切ったら、醤油を加え一煮立ちさせて、削り節を入れ30秒煮る。削り節と昆布をこして、好みの濃さにお湯で割る。
削り節と昆布は白ごまを混ぜて、ふりかけにど〜ぞ。











夕方5時には店を畳んで家に帰り、少し片付けをしてから、シャンパンを開けて慰労会。














夕食にはこの前オーガニックショップで買っておいたそばで、かき揚げ天ざるそば。










今日は1日外で強い陽射し中、たくさんの人達と会話し、前日の寝不足も手伝って、お酒がすぐにきゅぅ〜っと回り、意外と疲れてたことに気づく。





やっぱり鰹だし❤️






そんな時に和食は身体につる〜っと入って、疲れを癒してくれる。










さてさて、これからが本日のメインイベント、レジしめ(笑)
一体どれくらい売り上げたかなぁ。




とん















2016年9月27日火曜日

マラソン復帰!?

近所にあるダー滝
最近、身体がなんか重い感じがして体重計にのってみると、なんと3キロも増えているやんか〜。

そう言われてみたら9月は仕事も少なく、イビサ島へ行ってビーチでゴロゴロ、飲んで食べて、家でもカウチでくつろぐことが多かったような気がする。



『名は体を表さず、体は生活を表す』とは、私が勝手に作った格言(笑)

そのつけがここにきて一気に形として現れた・・・








私は食べたいものを調整するダイエットは絶対にできない性格なので、それだったら食べたいものを食べながら、その分運動する方が性に合っている。




以前のモンブラン・マラソン完走Tシャツ




そこで一念発起、マラソン再開をここに誓います!

と言っても以前やっていたような長い距離ではなく、毎年この街で夏に行われる山岳マラソンのハーフ(23km)に参加すること、それも毎年その1レースにだけ。そして最近お腹の出が気になってきたマラソン嫌いのスチーブを巻き込んで(笑)












モンブラン・マラソン:http://www.montblancmarathon.net/fr/

トレールランニング・ブームに伴い今では80kmのレースも加わり、42km、23km、10km、Vertical(1km、標高差1000m)と5レースが6月の終わりに開催される。






100キロマラソンを走った時の靴




そのレースにはフル、ハーフも含めて、以前に何度も出場した経験がある。2012年の病後、翌年に日本で10kmマラソンに出てから、2014年に復帰レースでこのハーフマラソンにエントリーしたけど、レース当日調整不良でスタートを切れなかったと言う、悔しさを今でも引きずっている。











私のランニング・コースのひとつ




フルマラソン復帰も何度も考えたこともあったけど、なかなか体調管理がうまくいかず、先送りにして早4年。だったら短い距離でも、細く長く続けていく方がいいんじゃないかと思い、このレースに目標を定めることにした。












申込みはこの10月末で、参加者が多ければ抽選になる。嫌がるスチーブには黙って一緒に申込んでみようと思う。準備期間は9ヶ月。




森の中を走るのは最高に気持ちいい❤️




とりあえずは無理せず、柔軟体操、ストレッチを入念に行い、4〜5キロくらいを週に5日ほど軽くジョギングからスタート。水泳やハイキングなど他のスポーツとも組み合わせ、楽しく体力作り。冬のスキーのトレーニングにもなるし、これで更年期障害も緩和されれば、一石三鳥。











気の早い私は、さっそく10月後半日本での10キロの草マラソンにエントリー。参加賞は地元名産の栗ということで、今からはりきっている。



スポーツの秋、自称トレーナー兼選手はこれから忙しくなるでー。


とん







2016年9月24日土曜日

ぐりとぐらのカステラ

絵本『ぐりとぐら』
この響きを聞いて素通りできる私の世代の人が何人がいるだろうか・・・いや、いないと思う。








絵本の中で動物達とみんなで一緒に食べる大きなカステラは、想像しただけでも喉がごくりとなる(笑)



シンプルなレシピ


昨日なにげなく某ソーシャルメディアのサイトをスクロールしていたら、友達が『ぐりとぐらのカステラ』のレシピサイトに“いいね”をしていて、それを見た途端どうしても食べたくなったので、さっそく福音館書店の『ぐりとぐら』のオフィシャルサイトからレシピをダウンロード。












http://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/gurigura/cake.html





ぐりとぐらのカステラ

卵 2個
卵黄 1個
砂糖 65g
薄力粉 65g
無塩バター 15g
牛乳 大1













卵と砂糖を合わせもったりするまで混ぜる。











バターと牛乳をチンしてそれに加える。
薄力粉をふるって入れ、サクッと混ぜ合わせる。








油をぬった炊飯器の内釜に流し込み、170度のオーブンで40分焼く。
















卵の焼ける甘い香りが部屋中にしてきて、まるでぐりとぐらが焼いてるみたいにメルヘンな気分(笑)











家のオーブンでは少し焦げ気味になってしまったけど、中は卵色の美味しそうなカステラになっていた。







食べてみると、甘さ控え目のシンプルで素朴な、まさしく絵本の中から飛び出してきたような味。












『ぐりとぐら』は1963年誕生、50年経った今でも世界中で愛されている絵本。












私は小さい頃全く本が好きじゃなくてほとんど読まなかったけど、大人になった今でも『ぐりとぐらシリーズ』、『そらいろのたね』や『いやいやえん』はよく覚えている。










音楽とか絵とか食べ物などの昔懐かしいノスタルジーな気持ちにさせるものには、何か脳内の幸せホルモンに働きかける作用があるんだと思う。







ほっこり・・・





明日は先週雨で流れたフリーマーケットの振替日。
今朝から車に売るものを全て積んで、準備も万端。















おやつにこのカステラを持って行こう。



とん















2016年9月22日木曜日

習い事(生ハムのライスコロッケ)

もう人生でずっとずっと思い続けている、“音楽をすること”。自分で音楽を奏でることができる様になること。。。














小さな時にはピアノを習わせてもらったり、ティーンエイジャーになってからギターを習いに行ったり、ジュネーブ時代にはブラジル太鼓クラブに少し所属していたこともあった。















以前のブログにも音楽のことについてちょこっと触れている:http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2014/12/blog-post_22.html






家にはジュネーブで買ったジャンベ(太鼓)や甥にもらったクラシックギター、義父にもらったリコーダー、アフリカ人から買った手作りのマラカスなど、楽器コレクションもあるというのに、見事にどれも途中で挫折している。。。
















街の中学校の隣りに、誰でも音楽やスポーツ、語学を学べたり、定期的にコンサートやお芝居を公演したりする文化センターの様な施設がある。


















毎年開講は9月、コースはどれも1年間。
なんとかこの挫折連鎖から脱するために、その門をくぐってみた。













カルチャーセンターMJC(Maison des jeunes et de la Culture): http://www.mjchamonix.org









受付で聞くと、まずは一番習いたい楽器のギターのコースはすでに満員。音楽のクラスではまだパーカッションのコースに空きがあるというので、さっそく体験入学させてもらうことにした。

















なので今日はランチに、この前圧力釜で水加減を間違えて柔らかくなり過ぎたご飯が冷凍庫に眠っていたのと、先日友達のブログで見たライスコロッケが美味しそうだったので、昨夜仕込んでおいたのを食べて腹ごしらえしてから行く。













生ハムのライスコロッケ

白飯 1合
玉ねぎスライス 1/2
人参みじん切り 3センチ
にんにく 2片
マッシュルーム 2個
生ハム 適量
牛乳 400ml
エメンタールチーズ 2つかみ
胡椒・ナツメグ 少々
創味シャンタン 小1
バター 10g
オリーブオイル 適量












オリーブオイルとニンニクのみじん切りをプライパンにかけ、香りがたったらバターを入れ、玉ねぎ、人参をしんなりするまで炒める。

そこへ生ハムとマッシュルームのみじん切りを入れてサッと炒め、牛乳、胡椒、ナツメグ、創味シャンタンを加える。








沸騰したら白飯を加え全体的になじんだらチーズを入れて溶かし、一旦入れ物に移して冷やす。






程よい固さに冷えたら衣(小麦粉→卵→パン粉)をつけて油で揚げる。





















ソース(マヨネーズ、とんかつソース、ケチャップ、醤油、みりん)を作り、香りづけにベランダで採れたパセリのみじん切りものせる。













どんなパーカッションを習うのか、どんな先生、それにクラスメイトは・・・いろんな期待に胸を膨らませながら、もしそのコースが気に入ったら、€189(入学金€21と受講料€168)を払って、週に一回40分のコースを1年間通うことになる。














いくつになっても物事を習うのに遅いと言うことはないと思うし、このパッションを失わない様に、そしてこの挫折連鎖から抜け出す為にも。。。








“六十の手習い”というくらいだから、まだまだいけます、いや行きます❤️




とん