イビサタウン旧市街から港を見下ろす |
昼間のテントの中はまるでサウナ!それでも朝晩はかなり涼しくなり、過ごしやすくなりつつはある。
イビサ島を良く知るスチーブはガイド気取りではりきっていて、どうやら頭の中にいろいろとプランがあるらしいので、今回私は大人しくついて行くことにした。
イビサ島はスペイン領、地中海に浮かぶバレアレス諸島のひとつ。
ボサビーチ |
公用語はスペイン語とカタルーニャ語だけど、イビサ島はEivissa【アイヴィーサ】というくらい、島全体はカタラン色が強い。イビサタウンの旧市街地が歴史遺産、島自体が自然遺産に登録されている。
パーティーボート |
イビサ島は淡路島よりやや小さめ、生駒山に毛が生えたくらいのSa Talaiassa山(475m)が一番高い山で、その他は松林の丘陵地が続き、海岸線は複雑に入りくんで海に切れ落ち、60カ所にも及ぶビーチが点在する。地中海の島の中で水が一番綺麗なんだとか。(例えが関西系ですみません)
今回、私たちが行ったビーチを幾つかご紹介。。。
Platja d'en Bossa
Platja d'en Bossa |
島の南部、空港とIbiza townの間にありアクセス便利、長さ3.1キロの砂浜が続いている。
イギリスやドイツからのパッケージ旅行客が多く、海岸はリゾートホテル、レストラン、バーが建ち並び、たぶんイビサ島の中で最も賑やかなビーチ。
私たちは1日目はここにきて初泳ぎ。
9月の平日なのに結構な人出、水も温かく綺麗で、水際で小さな魚が泳いでいるのも見える。
Mediterranean Glow |
沖にはヨットやクルーザー、パーティーボートが大きな音で音楽を鳴らしながら通り、船着き場には観光船や水上バスがひっきりなしに到着して、とにかく賑やか。ビーチでは今夜のクラブのチケットを売り歩くいい色に日焼けたお兄さん方や、サングラスやビーチマットを売る黒人のお兄さん達で忙しい。
それからさらに砂浜を歩いて行くとビーチディスコが軒を連ね、昼間から大音量で音楽を流し、みんな飲み物片手にいい気分で踊っている。
うわぁ、これが正しくイビサだ〜といった雰囲気。
Cala D'Hort
水上バス |
島の南西、ここへは車がないと行けないので、私たちはサンアントニオ港から1日1本でている水上バス(片道€10)に乗って行った。
パラソル付きサンベッド1台を2人でシェア |
数カ所のビーチリゾートを経由してお客さんを乗せたり降ろしたりして、崩れ落ちそうな断崖絶壁の上に建つ素晴らしい別荘群を眺めながら、1時間半ほどで到着。
入り江の小さなビーチにはレストランが3軒あるだけで近くに街や村はない。
Cala D'Hortのビーチ |
目の前の沖に浮かぶ高さ400mほどの伊勢の夫婦岩の巨大版といった趣の岩山“Es Vedra”が有名で、よくイビサ島のパンフレットにも登場したりする。
ありえないブルー |
水の透明度は抜群で、家から持参した競泳用のゴーグルをつけて泳ぐと、小さな魚達がいるわいるわ、クラゲもいた(汗)
帰りは夕方7時半まで迎えの船が来ないので、有料のサンベッド(1台€25)を借りて1日中のんびり。昼間はビーチでしっかり休養してから、夜クラブにくり出すのがイビサ流らしい。
巨大夫婦岩 |
ここはどちらかと言うと家族連れで結構賑わっていて、年齢・大きい小さいに関係なくトップレスのおかぁちゃん、お姉ちゃん達がいっぱい!
帰りのサンセット |
ビーチでファッションショーをしながら服を売るお姉さん、ビーチタオルやパナマ帽を売る黒人さん、ココナッツとパイナップルを目の前で手際よくむいて売ってくれるお兄さんが1日中行き交ったり。開放的でリラックスした雰囲気はこの旅で一番のお気に入りビーチだった。
復路の船でロマンチックな夕陽を見ながら帰れたのもなかなか良かった。
Sant Antoni Campingのプール
ビーチではないけど、あまりにも気持ちよかったのでご紹介。私たちが泊まったキャンプ場内にあるプール。
天然サウナ(?)の後はプール |
イビサ島のビーチの砂浜はグレーがかった黄色系でくっつきやすく、ビーチから戻ると全身砂だらけになるけど、プールだとそれがないので本当に快適。ビーチの喧噪から逃れ、バーで飲み物を注文し読書しながら、心からリラックス。
Calo des Moro
今回泊まったSant Antoniの街の中心からマリーナを過ぎ海岸沿いをブラブラ30分くらい歩くと、ビーチとは呼べないくらい小さなビーチがある。海岸沿いには有名なビーチ・バーがいくつも並んでいて、ここから水平線に落ちてゆくサンセットを楽しもうと人達がどこからともなくやってきて大混雑になる。
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