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2022年11月30日水曜日

プランC(ジャパウ旅行2023)始動!

いよいよ出発前夜。

街には薄っすらと雪が被り、朝晩の気温は氷点下ですっかり冬にモードチェンジ。


氷点下中

昨日の夕方に受けたPCR検査の結果もきて、今朝になってビジットジャパンの画面も青に変わった💖

スチーブが昨日から風邪気味で、スチーブの職場でも私の友達の周りでも風邪が流行り始めていてドキドキだったけど、なんとかクリア💦

スチーブも私のいなき後、こじらさない事を祈る🙏


こんなダサいシステムを取っているのは世界中日本だけ😅


ピギーファミリーたちに留守番をお願いして、3年ぶりに住み慣れたイエローサブマリンを離れる💧💧💧


みんな留守番よろしくね〜


若い頃はこのドキドキワクワク感がたまらなく好きだった癖に、この歳になるとあの私はどこへ???と言うくらいなかなか腰が重い(笑)。毎日のルーティン、心地の良いソファ、小さなキッチンともしばらくお別れかと思うとやたら愛おしい。


牛肉野菜炒め


人生の大半を自分の居場所探しでさまよい、それが見つけるものではなく自分で作るものと言うことに気づき、日々コツコツと築き上げてきた証なのか。

今までホームシックというものに一度としてかかったことがないのに、ここに来て里心が芽生えるなんて自分でも信じられん。


我が家の植物の里親Kちゃんちで鴨鍋をご馳走になった💕


行けば楽しいことがいっぱいで、家族や友達に会えるのはもちろん嬉しいけど、道中の長い移動や時差、重い荷物のことを思うと・・・😅 でも早く母の顔を見て安心したいし、私のこと覚えてるんだろうかと期待も膨らむ。

* * *


荷造りも済んで余裕ができたので、今回のジャパウ旅行に一緒に連れて行く私のこだわり品をご紹介。

その1.エスプレッソメーカー

私はコーヒー中毒じゃないけど、午前中(仕事がある時は昼)に1日1杯を豆乳かアーモンドミルクとオリジナルのコーヒースパイスを入れて、小さな電動攪拌器で泡だてて飲むのが習慣になっている。


コーヒーはやっぱりイタリア産


”The best time in the day”と称して、コーヒーの香りと共にゆっくり落ち着いていただく極上の時間。それを日本でも再現!

その2.手編みのルームシューズ


冬にはいつも活躍

日本に行けば質のいいスリッパが安く手に入るとは思うけど、愛着のあるこれを今回は持参。日本では家の中が寒くて絶対に必要なので、現地調達して帰りの荷物を増やさない為にも。


昨夜はチキンマサラとチーズナン


その3.プランAセット

いつも使っているラン用品。ウエストバッグはかなり年季が入ってるけどボトルも小物も入るし、3月のレースにも使えそう。



サンバイザー、ポケットウインドブレーカー、小さくなるドリンクボトル、他にもランシューズとランシャツ2枚もパッキング。


その4.湯たんぽ


数年前に薬局で購入

冬に絶対に手放せないのが湯たんぽ。熱いお湯を入れると一晩中温かいし、冷却用に氷水を入れてもオッケー。ウォーター枕にも変身するので一つあると超便利。


その5.コットンのネルシャツ

この旅行で唯一新調した服。今回持って行く服のほとんどが山用で、お出かけ着一切なし。


定番のデザインで長く着れそう

でも小ぎれいなネルシャツが1枚あると、山だけでなくちょっとした外出時にも使えそうと思ったので、近所のパタゴニア・ショップで。パタゴニアはサイズ選びが難しいので実際に試着し、色も気に入ったのでゲット。(Sサイズ €100也)

どれくらい活躍してくれるのか楽しみ。


友達が描いた壁画


* * *


今日は朝からスチーブのためにパンとブラウニーを作り洗濯を2回まわして、ウォーキングに行ってから編み物をしてのんびり過ごした。


お包みも後半戦


明日は早朝の空港バスで出発し、ドアツードアで30時間の旅。

ではでは皆さん、今回もお世話になります。何卒よろしくお願いしま〜す🙏

Bon Voyage!!! ピギ〜😭😭😭


とん

2022年11月27日日曜日

出発直前、残り物オンパレード!

いよいよ11月も終わり。

出発前引っ越し級に家の片付けをしてるのに、なんかスッキリしない。


次の雪はいつ?


最近は歳のせいなのか、思い切って物が捨てれなくなった💦

以前に比べ物を買う時はなるべく長く使える物を慎重に選ぶようにしてるので、今使っているのは愛着のある物ばかりで、リサイクルに出すと言っても少々くたびれた物が多くなってきた。


残ったものでピーナツバターのパウンドケーキ


断捨離すべきものはとっくに捨てちゃったし、コロナ後無駄な買い物もあまりしていないし、気に入ったものは大切に使っているので、片付けると言っても気がつけばモノをあっちからこちに移動しているだけで、成果が全然目に見えない(笑😅)。


アボカドの木に添木をして、友人宅へ


そう言えば昔母がしょっちゅう片付けばかりしていて、その度に場所を移動させてどこにしまったか分からなくなり探し物をしている姿を横で見てた私も、まさに今同じことをしている😂

やっぱり遺伝子の仕業だったのか💧














残り物の粉で適当高加水パン














日本に持って行くのも普段使い慣れているものを持って行きたいし、なるべく日本で買い足さなくてもいいようにと思って荷造りしていると、鞄がパンパンに。。。なんかもうちょっとシンプルにならないものかと。

3年ぶりの旅行は出発する前からすでに脳疲れ💦

若い時はもっとフットワークが軽かったのになぁ。


最終荷造中


11月に入ってから体内リズムが崩れたのか寒さからか、なんか体調もスッキリしない。

胃の調子がすぐれず食欲が落ちて、しばらくして治ったと思ったら次は肩凝りや腰痛の関節痛、それが少し和らいだと思ったら今度はお腹を下したり、それが治ると頭痛や冷え症になったり・・・別に病気ってほどじゃないんだけど😭😭😭。



ココナツのカレーとチャパティ

まぁ日本で美味しいものを食べて、温泉に浸かればすぐ良くなると思うけどね〜😋。

* * *

今週は食料品の大片付け。

粉類、豆類、雑穀類はまだあるけど調味料類が底をつき始め、アイデアと工夫が勝負どころ。





冷凍してあった牛スジ肉で肉まん








4ヶ月後でも食べれる食材はしっかり密閉して保存。

残りは近くに住む友達に貰ってもらったり、まだスチーブも2週間いるので食べ切ってもらう。



野菜たっぷりクリームスープとリュスティック


その他にもうちの観葉植物たちを冬の間友人に預かってもらう。

おりずるらん、アボカドの木、名前のわからないエキゾチックな植物、ポトス、唐辛子、トマト。


タピオカ粉の残りでドーナツ


友人邸は陽当たりの良い床暖房の効いた大きなリビングルームがあるので、寒い我が家よりのびのびと植物たちも喜んでくれると思う。

どーぞよろしくお願いしま〜す🙇‍♀️


生春巻きの皮で牛ミンチ春巻

自家製ラー油も食べ切る


出発前夜は御用達ピザ屋さんで食べ納めをする予定。


* * * * *


カタール・サッカーW杯で日本代表チームが強豪ドイツに逆転勝ちの快挙!日本のマスク解禁も間近!などの明るいニュースも飛び込んできている。

ドキドキ半分、ワクワク半分。


鯛と野菜の蒸し焼きディナー











あ〜そろそろ『ビジット・ジャパン』のウェブサイトの登録も済ませないと。

ややこし、ややこし💦


夕方のランはもう寒い😂


出発前にもう1回ブログアップできるかな。

もし出来なかったら、次は日本から!

とん


2022年11月22日火曜日

セージ君でお赤飯(小豆編)

 ついに街まで雪が降りて来た❣️

ここ6〜7年雪の降る時期が年々遅くなってきて、私達もそれに慣れつつある。


今シーズンも遅めのスタート

今朝起きたら屋根に5センチほど積もってたけど、日中は溶けて道路や歩道はビシャビシャに💦。私はスキー道具をすでにパッキングしてしまったので、降って欲しいような欲しくないような・・・。

特に出発の日には降って欲しくない。


昨日の朝は冷え込んだ


相変わらず出発前でバタバタしているけど、やっつけてしまわないといけない事をひとつひとつ片付け、お土産類も今回は全て箱に詰めて日本に送った。

持って行く荷物はすでにいっぱいなので、日本では一切買い物は御法度。お土産は全てお腹に貯めて戻ってくる予定(笑)。


豆腐つくね


後はPCRテストがうまく行くよう祈るばかり。


* * * * *


今日は餅米と小豆がちょっとだけ残っていたので、ストウブ鍋のセージ君でお赤飯。

参照レシピ『白ごはん.com』:https://www.sirogohan.com/recipe/sekihansuihanki/


一気に雪化粧


普段、赤飯に使うのは“ささげ”と言う小豆に似た豆で、煮崩れし難くふっくら炊き上がり、食感もよいんだそう。へ〜っ知らなかった!赤飯は小豆で作るもんだと58年間信じていた💧


いつも買っているBIOの小豆


ささげはアフリカ原産で姿はさやいんげんに似ていて、さやが30cm〜70cmと長くて湾曲してシナっと柔らかいのが特徴。フランスはアフリカからの移民も多いので、きっとこの辺のアフリカ食材店で手に入るのでは。

今食べている小豆も袋にはAZUKIと書いてあるけど、割と煮崩れしにくいので、もしかしてささげなのかもと思ったり。。。




ストウブ鍋でお赤飯


餅米(USA産)2.5合

小豆(BIO)50g

水400ml

酒大1

塩小1


ストウブ・マジックでふっくら

まずは小豆を400mlの水で30分ほど煮て、冷ましておく。

色は薄いめ


その間に餅米を洗って浸水しておく(30分ほど)。

手作りアイスもまだ健在


餅米の水を捨ててザルにあげ、セージ君に入れ酒と塩を加え、2.5合分の量の小豆の煮汁を注ぎ、小豆をその上にのせる。


ごま塩はマスト


中火にかけ沸騰したら弱火にして蓋をし12分、その後蒸らし10分。


ホームメイドパンも健在


お赤飯、玉子焼き、大豆の煮物、味噌汁、キムチでランチ。

寒くなると何気ない和食が胃袋を温めてくれる❤️


* * * * *


昨日と今日は私が乗る予定の航空会社がストライキ。12月はスチーブが利用するヒースロー空港やイギリスの鉄道組合がストライキをする予定。


夕方には溶けてしまった雪


今ヨーロッパでは、インフレの影響でストライキや交通機関の突然のキャンセルや変更が日常茶飯事になっている。パンデミックや紛争で普通が普通でなくなっているから恐ろしい。


ボジョレーヌーボー解禁!


これから無事日本にたどり着くまでに何が起こるかわからない、いよいよ渦中に飛び込んで行くアドベンチャー。

テイクオフまでのカウントダウンが始まった😁


とん






















2022年11月18日金曜日

初スキーの想い出(新潟県妙高高原)

昨日は夜中じゅうかなり激しい雨が降って、今朝起きたら標高1500mまで雪化粧。

気温もぐっと下がって、いよいよ冬本番。



日本出発まで2週間に迫り、お土産探しや荷造りも大詰め。


突然色づき始めたトマト


冬に4ヶ月間の遠征旅行となると荷物の量も半端ない。

普段使い慣れている物を持っていきたいけど、飛行機の預け荷物の重さにも制限があるし、そんなパンパンに詰めても一人じゃ運べないし、かと言って現地調達するほど金銭的余裕もないしで、本当に悩ましい😅


* * *


この冬のジャパウ旅行はどこのスキー場に滞在するか、まずは場所探しから始まった。


久々我が家御用達のDainty Pizza


パウ吉はグーグルアースを使って、山の地形や傾斜の方角から降雪が多く雪質の良さそうな場所を毎日のようにリサーチしていた。候補がたくさんありすぎてかなり難航したけど、バックカントリーが楽しめる山と言うのだけは二人の意見が一致していた。

と言うことで消去法で決めることにした。


先週の日曜日


まずは北海道。

世界有数の北海道パウダーはあまりにも有名すぎて外国人が多すぎる・・・のでアウト。



昨日までは本当に暖かかった・・・


東北エリア。

長期滞在のできる場所がスキー場から離れていたり、積雪は多いけど山が低く風の影響を受けやすかったり、バックカントリーの規制も厳し目なところが多い・・・のでアウト。

上越方面。

全体的に標高が低めでなだらかな傾斜の山が多い。バブル期のリゾマンがたくさんあってそこそこ安い値段で長期滞在できるところもあったけど、開発系リゾート地なので生活用品の調達に車がないと不便なところが多い・・・のでアウト。


16歳でスキーデビュー


最後残るは上信越方面。

3000m級の山々日本アルプスがある白馬エリア、日本一の豪雪地帯で知られる妙高山エリア、温泉と雪が二度美味しい野沢エリアと沢山のスキー場が集まる志賀高原エリア。


ベジタリアン・ソイミートの唐揚げ


白馬は外国人で超有名、それに山が険しすぎて危険で立ち入り禁止区域も多い。

野沢も今や外国人人気ナンバーワンの故、宿泊料金が高騰して、以前の職場や先輩にも聞いてみたけど条件に合うような宿泊場所が見つからず、それにバックカントリーのルールも厳しい感じ。

現地の知り合いもほとんどが現役を引退し、コネクションも薄れつつあるのが現状💧


ヤバい、ウマい😂


そして、最後の最後は妙高山エリア。

日本一の豪雪地帯で標高2、545mの妙高山の周りにはバックカントリーエリアが多く、規制も緩い目という噂。裾野に広がるスキーエリア4箇所共通のスキーシーズンパスがあるのでかなり広いエリアで滑れる。それに温泉もあるし、海の幸が食べれる日本海も近い。


この後、鼻血が・・・😱


たまたまインターネットで妙高杉の原スキー場内に月貸ししている山小屋を見つけたので直接電話で問い合わせしたところ、1月2月はまだ空きがあるとのことでそれが決め手になり、妙高山エリアに行くこととなった。


久しぶりのフォンドン・ショコラ
とろん、とろん💕


なんと妙高エリアのひとつ赤倉温泉スキー場は、私が生まれて初めてスキーをした想い出の場所。

高校生2年生の時にパッケージツアーにクラスの友達数人と参加。その時スキー初心者は私だけで、板の履き方もわからず、履こうとしたスキー板が勝手に谷底に滑っていってしまい、私顔面蒼白💦

友達の勧めで午後からスキー学校に入ることになった。


のちに短大のスキー合宿で再び妙高高原へ


学生アルバイト風の若いお兄さんインストラクターに少し教えてもらったらすぐに滑れるようになり、それからは楽しくて3日間ず〜っと同じリフトで取り憑かれたように滑った。

あまりの興奮にリフト乗り場で鼻血を出したのを覚えている😅(笑)。それくらい私にとってスキーとの出会いは強烈で衝撃的なものだった。

それからの私の運命がこんなに大変貌していくとは、その時は知る由もなかった・・・。


キムチチヂミ


それ以来、スキーはなくてはならない存在になった。


* * *


今回一番苦労したのは宿探し。

30年前とは違い、今じゃ外国人がスキーリゾートの土地やホテルを買い取って外人向けに改装し、宿泊価格を高騰させてしまった。地元の人達も決して手放しで歓迎している風ではないけど、今や日本人のウインタースポーツ離れは死活問題。

それに外国人が来ないような小さなスキー場には小さな旅館やペンションしかなく、キッチン付きの長期滞在できるところなんかほぼ皆無だった。


パウ吉とジョギング


いざとなれば野沢温泉の先輩宅や糸魚川の友人の友人宅も使っていいと言ってもらえたので、バックアップのプランもできたし、これでひとまず最初の一歩が踏み出せた。

ここ2ヶ月ほど調べ物に多くの時間を費やしたけど、もうここまで来たら後は成るように成れ〜って感じ😊


2008年、雪は鎹(かすがい)😍


また思い出の土地でスキーができる日が来るなんて思いもしなかった。

人生はサプライズの連続❤️

とん