休暇に入った途端に時間が急加速するから恐ろしい💦
今日でフランスの秋休みも終わり、賑わっていた街の観光客もこぞって帰って行った(はず)。1年で一番静かな時期を迎える・・・。
誰もいない秋〜 |
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ここのところ家にいる時間が長くて、YouTubeで音楽を聴くことが多くなった。
私は姉たちの影響で中学生の時から大の洋楽ファン。最近はもっぱら70年代から90年代の懐メロ・ハードロック系音楽をよく聴いている。
デビュー当時のBOSTON 左から2番目が創設者のトム・シュルツ (写真はインターネットより) |
この前、特に好きだったアメリカのロックバンド「BOSTON」の曲が飛び込んできて、懐かしくなり色々とググってみると、ライブやアルバムだけでなく、インタビューやヒストリーなどの動画もたくさんあった。
昔なら知り得なかった秘話・逸話や、今でもリーダー以外はメンバーチェンジ(女性も参加)をしながら活動続けていることを知った。
スモークサーモンとクリームチーズのバーガー |
バンドはアメリカ・マサチューセッツ州ボストンで、MIT出身のエンジニアで音楽オタクのトム・シュルツがポラロイド社に務めるかたわら創設。
自宅の地下の自前の小さな音楽スタジオで、ボーカル以外全ての楽器を自分ひとりで演奏してデモテープを作り上げ、レコード会社と契約。後からコンサートのためにメンバーが集められたと言う、一風変わった面白いバンド。
久々のライ麦パン |
76年にファーストアルバムをリリースしブレイク、立て続けに2枚目のアルバムもメガ・ヒットとなり、79年には初来日して武道館コンサートも果たしている。
その後、完璧主義者トムのレコーディング作業が長引き、契約レコード会社ともめて活動を一時停止。そこからレコード会社を変えて8年ぶりにサードアルバムをリリース、またまたヒットを飛ばし細々と活動を続けてたけど、2007年にボーカルのブラッド・デルプが急死💧
ファーストアルバム More than feeling (写真はインターネットより) https://youtu.be/KTA0ImUMk-g |
現在は、亡きブラッドの為にトリビュート曲を作ってネット上にあげて歌っていたひとりの素人ファンが、ブラッドと声が似ているとバンドに認められ、今では実際にバンドにボーカルとして加わり活動を続けていると言うから、なんともボストンらしいエピソードが微笑ましい😍
ストウブでクープぱっくり💚 |
私も79年の《Cherry Blossom Tour》コンサートを大阪府立体育会館で観て、後にも先にも人生で最も良かったロック・コンサートのひとつとして、今でも深く心の中に刻まれている。
レコードジャケットのギター宇宙船でどこか未知の世界へと導いてくれるトリッピーなBOSTONサウンドに、試験勉強中に聴きながらよく現実逃避してたっけ(笑)。学生時代にはBOSTON好きがこうじて、ボストンに短期語学留学も実現😄
セカンドアルバム Don't look back (写真はインターネットより) https://youtu.be/18MtQgM8Qr0 |
天才エンジニアのトムは音楽活動の傍ら、ロックマンのブランドでギターアンプやエフェクターを開発・販売し、一流アーティストたちも愛用するほどのヒット商品も生み出している。
他にも留守中の植物水やり機や絶対にチューニングの狂わないギターなどの特許もたくさん取得していると言うから凄い。ミュージシャンと言うよりも音の職人。
40年以上のキャリアの中でリリースしたアルバムは6枚だけで、ヒットすることだけが目的ではなく、時間をかけて作り上げていく音へのこだわりぶりは、いかにトムがプロのサウンド職人であるかと言うことが伺える😅
天ぷら蕎麦 |
ボストンの完成度の高いアナログ時代の初期の作品は、未だ世界中で絶賛されていて、40年以上たった今聴いても実に素晴らしい。レコードもCDも持ってたのに、またネットでストリーミングしたりして4回くらい同じアルバムを買い直している私。
妥協を許さない職人気質と音に対するこだわり、菜食主義で慈善活動にも熱心なリーダーのトムは現在75歳。
またニューアルバムなんてこともあるのかな、生涯現役でいつまでも頑張ってほしい。
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それからこれはおまけ・・・この動画も興味深い。
洋楽ファン必見:https://www.youtube.com/c/RickBeato
音楽オタク的目線でアーティストや曲を分析&解説。また違った角度からの音楽アプローチがとっても新鮮。
このおっちゃんの動画にしばらくハマりそう(笑)
夕方のサンビーム BOSTONの宇宙船から⁉️(笑) |
私のギターモジョが戻ってきたかも!
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