Translate

2017年4月26日水曜日

McCoy Tyner(ジャズ・ピアニスト)

若き頃のマッコイ・ターナー
インターネットより転載
天気予報通り冷たい雨が降り出し、山は再び雪化粧。スキー場が終わるこの時期にやっぱりって感じ・・・、そんな日はお家でジャズ。



ひろみ(Uehara)ちゃん以来、最近ジャズピアノにどっぷりはまっている。彼女のピアノを一度ぜひ生で聴きたくて、ライブ情報をこまめにチェックするけど、なかなかタイミングが合わない。












そんな中、先日ひょんな事からある名曲に出会う機会があった。
「Fly with the wind」https://youtu.be/UZIXDTH-sLA

オーケストラをバックにピアノとフルートが絡み合う壮大なジャズ・チューン。その70年代の色濃いサウンドは、名犬ラッシーか角川映画の証明シリーズを思わせるサウンドトラック風でめっちゃかっこいい。




インターネットより転載



すっかり私の耳にこびりついてしまい、早速調べてみると・・・。

McCoy Tyner(マッコイ・ターナー)、アメリカ・フィラデルフィア出身78歳の黒人現役ジャズ・ピアニスト。んっ?!以前から存在は知っていたけど、じっくりと彼の作品を聞いたことがなかった。


https://ja.wikipedia.org/wiki/マッコイ・タイナー








60年代から伝説のサックス奏者ジョン・コルトレーンらと組み、70年代に最も活躍し、パワフルで斬新、その弾きっぷりからラーメンでいうところの “こってり豚骨味噌バター味” とまで言われていて、時には聴くシチュエーションを選ばないと胃もたれを起こすこともあるほど(笑)


ものすごい数のアルバムを出していて、今でもコンサート活動を行なっている正真正銘の職人アスリート系ミュージシャンである。





今では渋いおじいちゃん
インターネットより転載



この曲はそれまでの彼の作風とは一味違っているけど、大ヒットした代表作のひとつ。
元気ややる気のない時に聴くと、たちまちエナジーチャージされるのでぜひご一聴を。



レコードジャケットもいい
インターネットより転載





私は毎月のお小遣いで好きな音楽アルバムをiTunes Storeで1枚づつ買うことにしているけど、ひろみちゃんのアルバムもまだ全作揃っていないのに、これでまた買いたいリストにドサっと項目が増えてしまった😂




最近はもっぱら、ジャズか懐メロ洋楽ロックが私の癒し音楽になっている。

音楽の持つ不思議な力は、本当にマジック!



とん









2017年4月25日火曜日

Family Reunion (2017年春)

街から歩いて小一時間の展望台
あっという間の5日間、若いパワーにおされてくったくたになった。

寒かった先週から一転して、連日の晴天続き!今回は義弟についに彼女ができたので、義妹カップルと私たち夫婦の6人が初めて揃った。








義妹にもらったペルー土産のアルパカ毛糸






 初日は夜に義妹だけが到着。












2日目、用事があって遅れてきた義妹の彼氏がお昼頃到着して、午後から裏山にある展望台までハイキング。



岩に座ってスチービー・ランチ





お花の時期にはまだ早いけど、山桜やクロッカスが咲き始め、歩くにはちょうどいい気温。その夜は近所に住む義弟カップルも来て、毎年夏に私がバイトをしている和食レストランでお刺身やお寿司、熱燗を堪能。













自称ベジタリアンだったはずの義弟が鮭の刺身が大好きだったらしく、我慢できずに思わず食べてしまい、みんなで大笑い。これで似非ベジタリアンに転身!






氷河の上をスキー




3日目は、のんびり昼からサンドイッチを持ってスキーに出かけた。












リオンから来たヘビメタ・グループ




夜はこの狭いイエローサブマリンに6人が集まり、夕食をスープとパスタで軽く済ませてからロック・コンサートへ。。。










夜の公園で遊ぶ大きな子供たち(笑)





久しぶりのヘビーメタルに頭がクラクラ〜。











4日目もスキー。私は午前中に買い物を済ませ、後で山でみんなと合流。大人数で一緒に滑るのはなかなか大変で途中で迷子続出。



ガイド役のパウ吉



私は毎年シーズン最後になって調子が上がってくるのが常で、今シーズン最終日の今日はやたら乗れてて、本当に滑っていても気持ちがいい。

まだまだ若いもんには負けてへん😆










でも連日のいいお天気のせいで見事に顔が日焼けしてしまい、サングラスの跡がくっきり逆パンダに。。。しまった😱😱😱



写真を撮り忘れ食べ終わり






その夜もまたイエローサブマリンに集まり、私のお手製キムチ鍋。これが思いの外評判が良くて、みんなペロリと食べてくれた。














最終日の朝はロープウェイで展望台へ。









青空と雪山のコントラストが本当に鮮やかな、風も雲もない最高のお天気。
















下山してから1時間ほど歩いて、私の1番のお気に入り “森の中のレストラン” でランチをして締めくくり。




















森の中のレストラン


それから慌てて家にもどり荷造りをし、弟カップルも妹達と一緒にドタバタと夕方のバスで空港に向かい、イギリスへと帰って行った。












テラスでランチ




家の中は嵐が去った後の静けさと爪痕が残り(笑)、それから私は掃除と洗濯、スチーブは仕事に出かけて行った。








八重桜




偏食家の妹や協調性ゼロの弟に兄貴(スチーブ)は翻弄されまくっていたけど、それでも嬉しそうに愛する弟妹の為に一生懸命走り回り、本当にいつも仲が良くて感心させられる。














もし私にも子供や孫がいたら、盆と正月にはこんな雰囲気になるのかと思うと、親ってほんまに偉いな〜と改めて思わされる今回のFamily Reunionだった。



パイナップルとチョリソーのクルート(チーズトースト)💜



ファミリー万歳!




とん
















2017年4月21日金曜日

牛丼(すき焼き割り下編)

最近ヨーロッパでも「Wagyu」、「Kobe Beef」という銘柄で日本の霜降り肉が手に入るようになった。
がっ、もちろん庶民が買えるような値段ではない (ToT)


















この前、ジュネーブに行った時にその話題が出た。



キロ22ユーロ



チューリヒに和牛の直輸入会社があって、店頭に並べばキロ200フラン🙀もするそうで、普段家で買ういい牛肉がキロ26ユーロ前後と考えると10倍。そうなると速攻諦めもつく(笑)










まぁ、ヨーロッパ人には脂っこくてしつこいとあんまり人気じゃないけど、いつも赤身でパサッとしたお肉ばかり食べていると、たまに思い出して食べたくなる時がある。





いつも作り置きしている

牛丼(2人前

牛ステーキ肉 100g
エシャロット 4個

白飯 1合
寿司ガリ 適量

(すき焼き割り下)
醤油 4:みりん 3:砂糖 2:酒 2












フランスのステーキ肉も柔らかいけど





割り下を作っておく。

エシャロットを千切り、肉も薄切りにする。

鍋にサラダ油をひき、エシャロットを敷き詰め、その上に肉をのせる。

ジュージュー音がしたらかき回し、肉にほんのり赤身が残るまで炒まったら、割り下100mlと水50mlを入れて軽く煮る。








煮過ぎないように



食べる時に生卵を落とし、七味唐辛子をふる、生姜も忘れずに。

インスタント味噌汁には、小口ネギとほんだしをプチプラス。















今夜からスチーブの妹カップルがイギリスから遊びに来る。ここ数年、毎年この時期にスキーをしに来るのが恒例になっていて、この狭いイエローサブマリンに泊まりたいらしく、5日間合宿所状態になる(笑)






若さを保つ秘訣は、良質たんぱく質もいいけど、
若い人達と遊ぶことにもある😅






とん
















2017年4月20日木曜日

高級お寿司(ジュネーブ編)

菜の花畑、後ろはジュラ山脈
ここのところまた真冬に逆戻り。

信じられないくらい冷え込んで、スイス・アルプスでは積雪があったらしい。













今週、ジュネーブに行った時のこと。
遠くにモンブランがくっきり見えるほど晴れ渡っていたけど、レマン湖の冬の風物詩『Biseビーズ(北風)』が吹きつけ、湖には白波が立っていて、ほんまに寒いかった。



痛みがなくなって嬉しい



お昼前に家を出て、まずは国境近くのコープに寄って買い物をすませ、定期的に診てもらっている足の巻き爪矯正へ。

巻き爪矯正を再開して5ヶ月目。食い込み部分もかなり和らいで痛みもなくなり、春なので今回はピンク色に爪をぬってもらった😍









その後、ご無沙汰していた元職場の社長宅へご挨拶に伺った。



コープで半額セール中のリンツのイースター・チョコ



社長宅はジュネーブから車でローザンヌ(東)方面へ8キロほど走ったところにあり、高級住宅が並ぶ風光明媚な湖畔の小さな街にある。

私も数年暮らしたことのある懐かしの場所。








家にあった箱に入れ、なんとか贈り物らしく




昨年、長年経営していたレストランをたたみ、ご夫婦で引退。久しぶりに会うと、まだまだお元気で、力を持て余している様子だった。









日本人の社長は甘党で大のあんこ好き。



まぐろのヌタ


なので私は朝からせっせと大福餅を作り手土産に持って行った。

料理人の社長に試食してもらうのはかなり度胸がいったけど、いろんな人に食べてもらって評価されないと腕も上がらないと思い、ドキドキしながら感想を聞くと、








「なかなかうめ〜なぁ」と返ってきた。イェぃ👍



揚げ出し豆腐




今回のあんこは圧力鍋で煮た割には少し芯が残ってしまい、味は悪くないけど、なんか豆入り大福みたいになってしまったのが少し悔やまれる。











インゲンの胡麻和え




そして夜はジュネーブに戻り、元同僚も合流して、社長のお弟子さんのやっている高級お寿司店へ・・・。

















ししゃも!




物価の高さは世界有数のジュネーブ、今でこそアジア人が作っている安いお寿司が食べれるようになったけど、日本人の経営する日本料理店はとてもじゃないけど自分のお財布では食べれない。









具だくさんの茶碗蒸し



今夜は社長のおごり💕で前菜から始まり、メインはお寿司。

ほんのり温かいシャリが絶妙で、サイズも小ぶりなのでいくらでも入り、終いには雲丹まで頂いた。










この日は車だったので、お酒が飲めなかったのが残念だった(泣)



細巻き



日本に行ってもいわゆる本物のお寿司屋さんには久しく行ってない(いつも回っているところばかり)。












次回はスチーブにも本当のお寿司屋さんへ連れて行ってあげると口約束してるけど、やっぱりお勘定が気になってリラックスして食べれなさそう(笑)






うに〜!!




楽しい時間はあっという間に過ぎ、時計は零時をまわり、暗くなったいつもの通い慣れた道を家路へと向かった。















運転しながら、あの頃の忙しかったけど充実していた日々を懐かしく思い、今はこうやって帰る場所があることの幸せを噛み締めていた。









みんなに助けられて支えられ、ここまで来たんやなぁ〜。
『報恩謝徳』





とん






















2017年4月17日月曜日

和風あさりパスタと豆腐とわかめのサラダ

続々と春の遊びの予定が入ってきて、嬉しいやら焦るやらで気持ちは複雑。

遊んでる場合じゃないけど、スキーシーズンが終わるこの時期は時間がたっぷりあるので、どうしても今のうちにと思ってしまう。















本当はもっともっといろんな友達とも会いたいけど、なんせ失業中の身、地味にしか行動できないのが辛い。

でももしかしたら、お金はあっても時間がない、時間があってもお金がないってうちが華なのかもしれない。お金や暇があっても友達はもういないとか、やりたい事がないとかの方が悲しいか、やっぱり(笑)




水量は少なめ







今日は小雨模様の寒い1日だったけど、午後からスチーブといつも行く近所の滝まで歩きに行った。














お花の絨毯


山道には小さな花達が咲き始め、もみの木にも新芽がつき、ほんのり春の香りがする。ふきのとうがあったら採って帰ろうと思ったけど、時すでに遅し!先週の暖かい陽気ですっかり巨大化してしまっていた。

今年は蕗味噌は諦め・・・。







今夜の夕食は昨日仕入れたあさりと豆腐。





一晩置いて砂抜き
和風あさりパスタ(2人前)

スパゲティ 220g
あさり 500g
にんにく 1片
自家製ハラペーニョ 適量
青ネギ 1/2本
オリーブオイル 適量
酒 30ml
薄口醤油 小1











パスタを茹でておく。

茹で上がり間近になったら、フライパンにオリーブオイル、潰しにんにくのみじん切り、細かく刻んだハラペーニョを入れ香りが出たら、小口ネギを入れて炒め、続いてあさりと酒を入れ蓋をする。

あさりが少し開きかけたら、蓋を取って水分を飛ばす。













あさりを取り出し、薄口醤油を入れ汁を煮詰め、オリーブオイルを追加し乳化させとろみを出す(いつも乳化失敗💦)。














やっぱり薄口はヒガシマル






あさりとパスタをフライパンに戻し、火を止めて絡める。














豆腐とわかめのサラダ

豆腐 2/3丁
わかめ 適量
オニオンスライス 1/2個
トマト 1/2個
ルッコラ 適量










玉ねぎはスライスして塩でよく揉み、水にさらしておく。




トマトは小さく刻む。

わかめを水で戻しておく。

豆腐はサイコロ切り。

ルッコラを敷いて、盛り付ける。

スチーブはこの前作った餃子のタレで、私はあっさりと味ぽんで。




スチーブにイースターは何をする日なのかをもう少し突っ込んで聞いてみると。。。








朝食にチョコレートを食べ、家族で教会に行き、ランチにはラム肉を食べた後、子供達は庭に隠されたイースターエッグ(卵を形取ったチョコレート)を探しに出かける、と言うのがスタンダードな過ごし方だそう。(あくまでもイギリスの場合)












庭に隠されたチョコレートは目敏い子供達に見つかってほとんどはなくなるけど、たまに見つからずに忘れられて、6月ごろに見つかって、虫や鳥に食べられドロドロになって発見されたりするらしい。








イースターまでの40日間は伝統的には贅沢品である動物性食品(肉・乳製品・卵)が禁じられることから、今では何か自分の好きなものを断って、イースターの日を迎えるという習慣が残っている。









義父に聞いてみると、今年はお酒を絶っていたらしいので、今頃美味しいお酒を心ゆくまで楽しんでいるに違いない。スチーブも一度イースター前にチョコレートを絶ってみてはどうやろか(笑)




プリプリのあさり




イースター(復活祭)は十字架に架けられて死んだイエス・キリストが三日後に復活したことを祝う、キリスト教の最も重要なお祭り。


何はともあれ大人も子供も無礼講😋😋😋
春の訪れを祝うお祭りでもあるのだ!




とん