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2018年7月30日月曜日

冷やし中華(Cosmo Jazz Festival 2018)

スイスとの国境
毎日ありがたいことに夏日が続いている。




















トリヤン氷河




日本では殺人的猛暑らしく、心からお見舞い申し上げます。












高齢の母や通勤している人達、本当に毎日大変だと思う。




月曜日、手作りピタパンでファラフェル





今年はヨーロッパも猛暑みたいで、夕方になるとよく雷雨が降って大きな雷が鳴り響く。










山ではコウロギもお目見え




エモッソン・ダム(スイス)




ここは高地だけあって朝晩は冷え込むので快適だけど、山ではこの暑さで高山植物はほとんど咲き終わってしまって、もう秋の花がチラホラ。











毎日あんなに光陰矢の如しだったはずなのに、バイト2週目は恐ろしく長く感じた。。。




サウンドチェック中




仕事や職場の雰囲気に慣れてきた分、時々備品のセット漏れや、掃除中にお客さんのダウンジャケットにコーヒーをこぼしてしまったりと粗も出てきて(笑)、









エモッソン湖でのライブ






チームのみんなにフォローしてもらいながら、それなりの達成感もあってなんとかクリア😂













ムース・オ・ショコラ






今週は毎年恒例の地元のジャズフェスティバルがあった。
















バイトの合間をぬって最初の2日と昨日の最終日に山のコンサートに行き、数回街のライブにも行けたので大満足!





イタリアン・レストランでカルテットのライブ



メイン会場




初日は雨の予報で会場が村の教会に変更になったことを知らずに山の上の会場まで歩いて行ってしまった(笑)。静まり返って誰もいないのでおかしい事に気づき、慌てて村まで引返し下りていった時には小さな会場はもう人でいっぱいだった。




L'eglise de Trient







入り口付近に無理やり入り込んで、立ったままなんとか聴くことができた。












火曜日、友達に教わった焼き野菜のマリネ







でもお陰で森の中を歩いていい汗をかいて、絶景の氷河を目にすることができたので、それはそれでよかったかも😅



焼き野菜のマリネ:http://athome8co.blog.fc2.com/blog-entry-136.html



最終日はケーブルカーで途中まで登って、モンブランを背に会場まで1時間ほど汗をかきかき歩いていって上で友達と合流。





Mont Blanc





暑い日だったけど山の上は涼しく風が気持ちよくて、ハイジの様に草の上にゴロンと横になってコンサートを聴いた。













時折風に乗ってくる牛と草の匂いが心地よかった。



La Prarion 1887m



毎年、趣向を凝らした面白くて変わった世界の音楽が登場するこのジャズ・フェスティバル、来年で10回目を迎えるらしい。いつまでも頑張って続いてって欲しい。





最後はコーディネイターでジャズピアニストの
アンドレ・マヌキアンのライブで締めくくり



木曜日、クルート




今週もいろいろと料理したけど、暑かったので冷やし中華が一番人気だった。

スチーブは冷やし中華初体験、めっちゃ気に入ったみたいでお替りまでして食べてくれた。









冷やし中華


冷やし中華のタレ(2〜3人前)
クックパッドレシピNo.105802より

醤油50CC
酢60CC
水70CC
砂糖20g
塩ひとつまみ
ごま油小さじ1









明日からまた1週間、しっかり食べて頑張ろう!




とん









2018年7月22日日曜日

手作りチキンハム(夏のバイト)

某星つきホテル
悪夢の膀胱炎治療が終わって、一応症状はおちついたみたい。やれやれと思っていたのも束の間、夏のバイトが始まって1週間が過ぎた。












今回は某星つきホテルのお掃除係。
掃除の仕事はすでに経験済みなのでどれだけ大変かは承知の上、秋のバルト三国旅行をモチベーションに2ヶ月頑張る覚悟はできている。





内装もシンプル






小規模でこじんまりしてるので比較的働きやすく、高級ホテルだけあって、掃除中に棚のドアが外れたり、電機類が壊れてたりしないし、フランス人スタッフもみんなちゃんと真面目に働いていてる(笑)

















お掃除隊を仕切っているのは2人のフランス人とルーマニア人。現場は何年も働いているベテランさんからワーキングホリデーの若い女の子たちまで、東欧、アフリカ、南米、アジアと全員が外国人。みんなそれぞれ違った強いアクセントのフランス語で会話していて、ちゃんとコミュニケーションが取れてるんだか定かじゃないけど、それなりに回っているみたい😅








週5日、8時半から始まって夕方5時まで30分の昼休みを挟んで、みっちり部屋掃除をすると歩く量も汗の量も半端ない。











久しぶりの肉体労働はいいトレーニング替わり。











それに週2回夜の出勤があり、今回初めて知った高級ホテルのサービスの一つで、明日の天気予報の紙を貼ったお菓子の袋を持って客室を廻る、名付けて「クッキーパトロール」!!!













お客さんが不在なら、バスルームをチェックしてタオルを交換し、ゴミを回収したら寝やすいようにベットカバーやクッションを外しシーツを少しめくっておく。傍に小さな日変りのホテル手作りお菓子を置いてかえる。






正式には英語でTurn Down Service、仏語でservice couverture、シーツをめくると言う意味。









寝る前にミントチョコレートのような甘いものを食べて気持ちを落ち着かせるヨーロッパの習慣から来ているらしい。










部屋にいる大概のお客さんはそんなサービスのことをあまり知らないみたいで、タオルの交換やミニバーの補充の有無などを聞いても、必要ないですとか結構ですって言ってクッキーを渡して帰ってくるだけのケースが多い。




チキンハム





お客さんの中にはシャワーを浴びていたり、もうすでに寝ていたりしてノックの音が聞こえず、入ってからギョッとすることもあるらしいので、ノックする時はちょっと緊張が走る(笑)





マーフィーズのパイント





そんなこんなで慣れない最初の1週間が終わって、思った以上に身体は疲れたけど、精神的には充実感があった。終わってから思わずスチーブを呼び出して、バーのテラスで一緒にビールで乾杯。

やっぱり労働の後のビールは格別❤️















今週はチキンハムを仕込んでおいた。(参照レシピ:https://cookpad.com/recipe/2264307







チキンハム

鳥の胸肉 2枚
ブラウンシュガー 小1
粗塩 小1
スパイス1(ナツメグ・バジル・胡椒)
スパイス2(山椒・七味・昆布)










胸肉に砂糖をまぶしよく揉む、次に粗塩を揉み込む。

一つにスパイス1、二つ目にスパイス2をまぶしラップで巻いて2日間冷蔵庫で熟成させる。





冷蔵庫から出してラップを取り替え、数カ所をタコ糸で巻き、お湯で20分茹でたら火を止め冷めるまで置く。

穴をあけ水気を出して、冷蔵庫でもう1日寝かしたら出来上がり。









クッキーパトロールの日は3時に一旦仕事を終え、7時から再出勤するので、夏の午後には太陽がサンサンとふりそそぐ我が家のテラスで6時ごろにひとり早夕食をとる。



仕事帰りにはこんな景色にも出会える




2種類のスパイスの味の違いがあまりよくわからないのがちょっと腑に落ちないけど、あっさりチキンハムとサラダは軽くて、仕事前にはちょうどよかった。


2ヶ月間、気合を入れて乗り切ろう‼️




とん



2018年7月15日日曜日

抗生物質(最近の夕ごはん)

5日間の抗生物質
水に溶かして飲むタイプ
これがめちゃマズ
結局、慢性化していた膀胱炎がジャズフェスから帰ってきてから悪化😱






















あまりに辛いので仕方なしもう一度お医者様へ行くと、飲みたくないのに強い抗生物質を5日間処方され、それと毎日たくさん水分を摂るようにと言うことになった。





友人の庭で採れた野菜でチャプチェ、
それにトムヤムクン



薬局のお姉さんにも、お腹がかなりゆるくなるのでその時の薬もあるよって言われて、、、そんなにすごいのか!?と覚悟して家に帰って薬開始。











小松菜のボンゴレロッソ







1日目、飲んですぐに腕の内側に軽いじんましんができ、胸焼けのような吐き気、頭痛がしてきた。

これって体に合ってないんじゃないの???













クライミング世界選手権決勝
(東京五輪から正式競技になる)




2日目にはついに来た!何度もトイレに駆け込み、外にも落ち落ち出かけられない😂














膀胱炎の症状は治ってるけど、本物の病人になってしまったみたいに気が滅入る。いかん、いかん!胃が気持ち悪くて、何か食べずにはいられない。。。





終わってから花火大会
今年は例年になく派手だった







3日目になると少し落ち着いてきて、日中は家事やギターで気を紛らわせていた。

夜にはなんとか街にクライミング世界選手権決勝と花火大会を観に行けたのでよかった。
途中でバーのトイレに駆け込む😇











餃子は冷凍、キムチもパックもの




4日目には体重が減って、体力も落ちてきた。水の飲み過ぎでお腹ちゃぷちゃぷ、山にも行きたいけどトイレが心配であきらめ。。。











私の気が紛れるようにと
スチーブがジグソーパズルをどこからか持って帰ってきた






もう1日、我慢我慢。














急に焼き鳥が食べたくなって、ねぎま






やっと迎えた最終日。
心も身体も疲れきって、本当にこれで治ってくれるのか信じたいけど、もうそんな元気すらない。














野菜を全部入れてトマト野菜クリームスープ






その間にも友人の紹介でバイトの面接があり、来週から2ヶ月ほどお掃除の仕事がもらえることになった💜











お好み焼きはコーンフラワーと米粉で




失業してから約半年、最近職安からもそろそろ色々と言われ始めていたので、なんとか仕事が見つかって本当にありがたい。











バニラアイスに宇治ミルクかき氷を混ぜ込んで
自家製きな粉とナッツでトッピング





なので、なんとしてでも早く体調を戻さなければと思っていた矢先に・・・












今朝、日課のストレッチをしていたら右太腿ハムストリングがバッチンと音を立てた。
あっちゃ〜、肉離れの模様😅😅😅






天ざるうどん








10年前にも左脚を同じ様にやっていて、伸ばすと未だに痛い。どっちのハムストリングもパンツのゴムみたいに伸びてしまったのね〜😭😭













ここのところ、世界で頑張っている日本人バレリーナやスポーツクライマーのストレッチ風景の映像をYouTubeで観る機会があって、うゎすご〜って思っていたのがいけなかったのかも(笑)

絶対に真似しないでください。



おろし豆腐ハンバーグ
ソースは自家製BBQソースとポン酢をブレンド




只今家でおとなしく、左裏太ももを湿布で冷やしながら、ネットでウインブルドン男子決勝の経過をチラ見して、サッカーW杯決勝フランスVSクロアチアを観戦している。












ここのところよく夜になると外が涼しくて気持ちがいいので、夕ごはんはもっぱらうちの小さなテラスで食べることが多い。




夜10時でもこの明るさ




5月、6月は天気も良くしっかり遊んだし、この夏は悔いなし。
秋までしっかり働くだけ。
あちこちボロボロだけど、頑張るで〜‼️Allez, Les Blues!!!






とん









2018年7月12日木曜日

JAZZ à VIENNE

この日曜日、友人の強い勧めでジャズ・フェスティバルに出かけてきた。




















JAZZ à VIENNE(ジャズ・ア・ビエンヌ)https://www.jazzavienne.com/fr




ローヌ川



毎年この時期にリオンの南30kmのところにある遺跡の街ビエンヌで、今年で38回目を迎える老舗のジャズ・フェスティバルが2週間にわたって開催される。









サンモリス大聖堂



出演者は大物アーティストから地元のグループまでバラエティに富んでいて、日中は特設ステージや街のカフェでフリーコンサート、夜は街を一望できる野外ローマ劇場でメインコンサート(有料)がある。

夕陽をバックに幻想的な雰囲気の中で、ビール片手に音楽が楽しめるのはこのフェスティバルならでわ。(石畳の席なのでクッション持参をオススメします😭)












ビエンヌの街




スチーブの休みと私の好きなブラジル音楽のプログラムが重なったので、急遽前日に主催サイトでチケット(ひとり€43)を購入、チョコスコーンを焼いてから車をキャラバン仕様にして、いざ出発!














家から峠を越えるルートでビエンヌまで3時間半。



遺跡で昼寝




優雅に流れるローヌ川のほとりプチ・リオンといった趣の街は、思ったほどお祭り騒ぎでもなく、普段と何も変わらない静かな感じだった。












Charles Trudel カルテット





暑いけどカラッとしていて、木陰で寝そべってギグを待つ人、カフェでくつろぐ人、ジャズフェスと言うだけあって年齢層の高い人たちの姿が目立つ。














午後4時からカナダ・モントリール出身のピアニストのカルテット、シリア出身の歌姫のグループの演奏が続き、いよいよブラジリアンHermeto Pascoal & GrupoとGilbert Gilのライブが8時半から始まるのでローマ劇場へと移動した。










Burger & Wells






会場の中で、このコンサートを勧めてくれた友人の友人がやっているオーガニックのハンバーガー屋さんでハンバーガーを買い、ビールもゲットし腹ごしらえ。












エーデルワイス・ビールが美味しいのなんのって、2杯も飲んでしまった‼️



早いもん勝ち自由席







8割がた席が埋まったところで時間通り開演。



















第一部はかっこいいラテンジャズと妙なお姉さんのダンス・パフォーマンス。Hermeto Pascoalのやかんの即興に会場は大ウケ😄










灼けつく西陽と明るいブラジルのリズム、もうここはリオデジャネイロ!










第一部が終わる9時半ごろ、やっと陽が西に沈んでいった。












第二部はGilberto Gilのリラックスしたボサノバ系音楽でスタート。








76歳とは思えないほどパワフルに動き回り、カウベルのきいたサンバの曲でクライマックスを迎え、会場中がひとつになった。









24時にコンサートが終了。




ナイトクラブで
Dom La Nenaのパフォーマンス





やっぱり一流のミュージッシャン達の音は全然違うな〜。身体の中から自然に湧き出てくる感じで、何と言っても演奏している本人が一番楽しそう。

そのエネルギーがこっちに乗り移ってくる。














その後も小さなクラブでのライブを覗いて、午前2時ごろにキャラバンに戻った。
夜になっても過ごしやすい気候で、遅くまでたくさんの人がこのお祭りを楽しんでいた。






リハーサル風景




翌日、もっともっと聴いていたかったけど、昼のビッグバンドの演奏だけ観て、パン屋さんでランチを済ませてビエンヌを後にした。








チョコスコーン





ヨーロッパの短い夏、7月と8月は各地で野外コンサートやフェスティバルだらけ。










この山奥から出かけるとなると時間も費用もかかるし、良いアーティストはチケットもそれなりの値段がするし、すぐにソールド・アウトになるので、行きたいイベントを絞るのにも一苦労する。




のんびり下道で




地元では14日の建国記念日の花火やクライミングのW杯、ジャズフェスももうすぐで、
遊びに大忙し!




とん