JAZZ à VIENNE(ジャズ・ア・ビエンヌ)https://www.jazzavienne.com/fr
ローヌ川 |
毎年この時期にリオンの南30kmのところにある遺跡の街ビエンヌで、今年で38回目を迎える老舗のジャズ・フェスティバルが2週間にわたって開催される。
サンモリス大聖堂 |
出演者は大物アーティストから地元のグループまでバラエティに富んでいて、日中は特設ステージや街のカフェでフリーコンサート、夜は街を一望できる野外ローマ劇場でメインコンサート(有料)がある。
夕陽をバックに幻想的な雰囲気の中で、ビール片手に音楽が楽しめるのはこのフェスティバルならでわ。(石畳の席なのでクッション持参をオススメします😭)
ビエンヌの街 |
スチーブの休みと私の好きなブラジル音楽のプログラムが重なったので、急遽前日に主催サイトでチケット(ひとり€43)を購入、チョコスコーンを焼いてから車をキャラバン仕様にして、いざ出発!
家から峠を越えるルートでビエンヌまで3時間半。
遺跡で昼寝 |
優雅に流れるローヌ川のほとりプチ・リオンといった趣の街は、思ったほどお祭り騒ぎでもなく、普段と何も変わらない静かな感じだった。
Charles Trudel カルテット |
暑いけどカラッとしていて、木陰で寝そべってギグを待つ人、カフェでくつろぐ人、ジャズフェスと言うだけあって年齢層の高い人たちの姿が目立つ。
午後4時からカナダ・モントリール出身のピアニストのカルテット、シリア出身の歌姫のグループの演奏が続き、いよいよブラジリアンHermeto Pascoal & GrupoとGilbert Gilのライブが8時半から始まるのでローマ劇場へと移動した。
Burger & Wells |
会場の中で、このコンサートを勧めてくれた友人の友人がやっているオーガニックのハンバーガー屋さんでハンバーガーを買い、ビールもゲットし腹ごしらえ。
エーデルワイス・ビールが美味しいのなんのって、2杯も飲んでしまった‼️
早いもん勝ち自由席 |
8割がた席が埋まったところで時間通り開演。
第一部はかっこいいラテンジャズと妙なお姉さんのダンス・パフォーマンス。Hermeto Pascoalのやかんの即興に会場は大ウケ😄
灼けつく西陽と明るいブラジルのリズム、もうここはリオデジャネイロ!
第一部が終わる9時半ごろ、やっと陽が西に沈んでいった。
第二部はGilberto Gilのリラックスしたボサノバ系音楽でスタート。
76歳とは思えないほどパワフルに動き回り、カウベルのきいたサンバの曲でクライマックスを迎え、会場中がひとつになった。
24時にコンサートが終了。
ナイトクラブで Dom La Nenaのパフォーマンス |
やっぱり一流のミュージッシャン達の音は全然違うな〜。身体の中から自然に湧き出てくる感じで、何と言っても演奏している本人が一番楽しそう。
そのエネルギーがこっちに乗り移ってくる。
その後も小さなクラブでのライブを覗いて、午前2時ごろにキャラバンに戻った。
夜になっても過ごしやすい気候で、遅くまでたくさんの人がこのお祭りを楽しんでいた。
リハーサル風景 |
翌日、もっともっと聴いていたかったけど、昼のビッグバンドの演奏だけ観て、パン屋さんでランチを済ませてビエンヌを後にした。
チョコスコーン |
ヨーロッパの短い夏、7月と8月は各地で野外コンサートやフェスティバルだらけ。
この山奥から出かけるとなると時間も費用もかかるし、良いアーティストはチケットもそれなりの値段がするし、すぐにソールド・アウトになるので、行きたいイベントを絞るのにも一苦労する。
のんびり下道で |
地元では14日の建国記念日の花火やクライミングのW杯、ジャズフェスももうすぐで、
遊びに大忙し!
とん
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