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2018年7月12日木曜日

JAZZ à VIENNE

この日曜日、友人の強い勧めでジャズ・フェスティバルに出かけてきた。




















JAZZ à VIENNE(ジャズ・ア・ビエンヌ)https://www.jazzavienne.com/fr




ローヌ川



毎年この時期にリオンの南30kmのところにある遺跡の街ビエンヌで、今年で38回目を迎える老舗のジャズ・フェスティバルが2週間にわたって開催される。









サンモリス大聖堂



出演者は大物アーティストから地元のグループまでバラエティに富んでいて、日中は特設ステージや街のカフェでフリーコンサート、夜は街を一望できる野外ローマ劇場でメインコンサート(有料)がある。

夕陽をバックに幻想的な雰囲気の中で、ビール片手に音楽が楽しめるのはこのフェスティバルならでわ。(石畳の席なのでクッション持参をオススメします😭)












ビエンヌの街




スチーブの休みと私の好きなブラジル音楽のプログラムが重なったので、急遽前日に主催サイトでチケット(ひとり€43)を購入、チョコスコーンを焼いてから車をキャラバン仕様にして、いざ出発!














家から峠を越えるルートでビエンヌまで3時間半。



遺跡で昼寝




優雅に流れるローヌ川のほとりプチ・リオンといった趣の街は、思ったほどお祭り騒ぎでもなく、普段と何も変わらない静かな感じだった。












Charles Trudel カルテット





暑いけどカラッとしていて、木陰で寝そべってギグを待つ人、カフェでくつろぐ人、ジャズフェスと言うだけあって年齢層の高い人たちの姿が目立つ。














午後4時からカナダ・モントリール出身のピアニストのカルテット、シリア出身の歌姫のグループの演奏が続き、いよいよブラジリアンHermeto Pascoal & GrupoとGilbert Gilのライブが8時半から始まるのでローマ劇場へと移動した。










Burger & Wells






会場の中で、このコンサートを勧めてくれた友人の友人がやっているオーガニックのハンバーガー屋さんでハンバーガーを買い、ビールもゲットし腹ごしらえ。












エーデルワイス・ビールが美味しいのなんのって、2杯も飲んでしまった‼️



早いもん勝ち自由席







8割がた席が埋まったところで時間通り開演。



















第一部はかっこいいラテンジャズと妙なお姉さんのダンス・パフォーマンス。Hermeto Pascoalのやかんの即興に会場は大ウケ😄










灼けつく西陽と明るいブラジルのリズム、もうここはリオデジャネイロ!










第一部が終わる9時半ごろ、やっと陽が西に沈んでいった。












第二部はGilberto Gilのリラックスしたボサノバ系音楽でスタート。








76歳とは思えないほどパワフルに動き回り、カウベルのきいたサンバの曲でクライマックスを迎え、会場中がひとつになった。









24時にコンサートが終了。




ナイトクラブで
Dom La Nenaのパフォーマンス





やっぱり一流のミュージッシャン達の音は全然違うな〜。身体の中から自然に湧き出てくる感じで、何と言っても演奏している本人が一番楽しそう。

そのエネルギーがこっちに乗り移ってくる。














その後も小さなクラブでのライブを覗いて、午前2時ごろにキャラバンに戻った。
夜になっても過ごしやすい気候で、遅くまでたくさんの人がこのお祭りを楽しんでいた。






リハーサル風景




翌日、もっともっと聴いていたかったけど、昼のビッグバンドの演奏だけ観て、パン屋さんでランチを済ませてビエンヌを後にした。








チョコスコーン





ヨーロッパの短い夏、7月と8月は各地で野外コンサートやフェスティバルだらけ。










この山奥から出かけるとなると時間も費用もかかるし、良いアーティストはチケットもそれなりの値段がするし、すぐにソールド・アウトになるので、行きたいイベントを絞るのにも一苦労する。




のんびり下道で




地元では14日の建国記念日の花火やクライミングのW杯、ジャズフェスももうすぐで、
遊びに大忙し!




とん







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