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2020年10月31日土曜日

天然酵母シナモンロール(秋のお別れ)

ソフトロックダウンかと思いきや、いきなり今日から完全ロックダウンに突入‼️

シャモニー駅前はすっかり秋の装い


どうやらヨーロッパ中でまたコロナ感染者や死亡者が急増と言う事態が起きている。

ちょっと信じがたいけど、今度は高齢者だけでなく若者の間にも広がっているらしい。

バイトも残すところ後1日になり11月からバカンスや〜!っとテンションが上がりそうになってたけど、春に引き続き自宅でのバカンスになりそう。


日本の家族と私達からお義母さんに贈ったお花


実は先週、お義母さんが天国に旅立った。

夏の終わり頃から体調を崩し、食欲がなくなって衰弱してきていたので、家族もある程度覚悟はしていたものの、やっぱり肉親を失った喪失感は大きい。

こんなコロナ渦の中、スチーブだけ実家にトンボ帰りしていった。

葬儀は近親者だけでしめやかに営まれ、コロナで参加できなかった親戚や友人たちの為にリモートで式に参加できるサービスも行われた。


突然伸びはじめたアボカドの木


若い頃にはカナダの僻地に単身で出向き学校の先生をしていたと言う、口数は控え目だけど、好奇心旺盛、大らかで明るい素敵な女性だった。

3人の子供に恵まれ、親戚同士の繋がりも強く、最後まで義父に愛された幸せな人生だった。

心から冥福を祈ります🙏


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今週の休みは朝晩シフトが祟ってか疲れて過ぎて一歩も外に出かけず、ひとりだったので昼過ぎまで布団でゴロゴロして、酵母の世話をしパンを作ったくらいで他には何もしなかった。



久々の捏ねパン
1.5倍ほどになったら冷蔵庫で10時間寝かせる

バターを塗って、シナモンと砂糖をたっぷりとのせる


今回は天然酵母でシナモンロール(あんこさんのレシピより)‼️


糸で切れってあるけど、やりにくい💦



残った中種をごちゃごちゃと混ぜ合わせ、最近では過発酵してしまう程元気だったりする正体不明のミックス酵母と、レシピには中力粉とあったけど強力粉(T80)を使ってみた。


作ってる時が一番楽しい💕



いい感じに発酵し、元気よく焼き上がった。

ハイドレーション60%、がっしりとベーグルみたいな食べ応えのあるシナモンロール。



おおぉ〜元気

まぁグルテンもたまには食べてもいいだろうって事で、アイシングにはクリームチーズをたっぷりのせてパクっ❣️

アイシング効果


美味しゅうございました💙


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そして、ヤギのもげちゃんとの別れもあっけなく訪れた。

私はあれからももげちゃんのところにせっせと通っていて、草をちぎって手からあげたり頭をなでなでしたり、少し仲良くなり始めていた矢先だった。




もげちゃんはヒゲボスやブランなど7匹のヤギ達といつも行動を共にしていて、時々柵を抜け出し、もげちゃんを筆頭に脱走していた。


ガン見する羊達『ええなぁ〜』

ほとんどの草が食べ尽くされ食べるものがなくなってしまった囲いの中に残された羊達が、自由に歩き回り、美味しそうな草を好きなだけムシャムシャ食べているもげちゃん達の姿を、羨ましそうにガン見していた光景が可愛くて忘れられない。

それから数日後いつもの場所に行ってみると、みんなの姿は柵ごと消えていた。

今となってはどこへ移動してしまったのか、皆目見当もつかない😭


これがもげちゃん達の最後に見た姿💧
みんな元気でね〜


時折もげちゃん達の事を思い出しては、今頃どこにいるのかなぁ〜、雨の降る夜には寒くないかなぁ、会いたいなぁ〜と思いを募らせている。

別れは辛い、、、でも辛い分素晴らしい出会いだったって事なんだ。


11月のロックダウン・バカンスは充実させて、元気出して行こう!

お義母さん、もげちゃん、ありがとう💕


とん







2020年10月25日日曜日

ソフトロックダウン発令!(ウエスタンブーツ)

 なななんと、昨夜からフランスはソフトロックダウンに突入😱

コロナ第二波が到来!とフランス政府から公式発表があった。


ここ数日はまた暖かくなった


当面6週間の間、6人以上の集会禁止、スポーツ施設やバーの閉鎖、夜9時から朝6時までの外出制限。それ以外、日中は普段通りに行動できるし、今回移動距離制限もない。

私は先週末からボスの奥さん不在の為昼夜働いていて、昨夜は7時にお客さんが集中してんやわんやになった後、客足がサァ〜っと引けていつもより早く仕事が終わった。


パン82号

21時を回ると外にパトロールの警官がウロウロ、、、帰宅時間が9時半を過ぎていたので外出許可書と身分証明書を携帯して家に戻った。

前回のロックダウンの悪夢が蘇り、人気が消えた通りは異様な雰囲気だった。



まずまずの出来、スイスからきた友人のところに嫁入り


しかし21時って言うのも中途半端な時間で、レストラン業にとって大打撃には変わりない。

どうせならもっと早い時間の方が私は嬉しいねんけど、マクロンさん。


パン83号は見事過発酵💦


まだまだコロナ・パンデミックは終わっていなかった。

これから先一体どうなるのか、楽観的に考えたいけど理由が見つからない😭😭😭


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今週の休みは、地元のアーティスト兼クリエイターでここシャモニーと富士吉田市の姉妹都市文化交流活動をしている友達Sちゃんが配信しているポッドキャストの編集の手伝いをすることになった。

ポッドキャストFUJI −CHAM:https://globule.chamonix.radio/podcast/fuji-cham/

エピソードは全6回。

最終回の富士吉田在住の日本人画家へのインタビュー。


アーティストで日本好きなSちゃん


以前Sちゃんが富士吉田へ行ったときに英語の通訳を介して収録されたものを元に、短くまとめた内容に彼女がフランス語の対訳を付ける。彼女は日本語が分からないので、フランス語の対訳と日本語の部分が合っているかどうかを確認するのが私のミッション。

その画家が誠実に話をしようとするが故に「ん〜、え〜と、まぁー、それで〜」と言った言葉を連発、同じ言葉が繰り返されている部分もカットしては繋ぎ合わせ、時には英語訳に少し違和感があったりして内容が違うものになったりしていたので、自然な会話になるように校正。

言葉と言うのは本当に難しい。母国語がしっかりしているかが問われる💧

スチーブにも参加してもらって、あれこれヘルプしてもらった。


米粉ベジ焼き

日本語→英語、英語→フランス語、訳す内容に通訳する人の主観や先入観が入り込むため伝言ゲームみたいになって、最後には違う内容のものになるケースも珍しくない。

ちなみに伝言ゲームは英語ではChinese whisperと言うらしい。

中国人にはちょっと失礼やけど、まんざら嘘ではないのかも(笑)

いつかの映画のタイトルにも「Lost in translation」ってーのがあったなぁ😂

野菜たっぷり

すっかりサボっていたフランス語のいい勉強にもなった。

Sちゃんが巧みに編集ソフトを駆使して、結局4時間くらいかかって仕上がった。


大福レッスン


終わってから蛸パー💕

Sちゃんもただ今グルテンフリー生活中と言う事なので米粉を使い、蛸もなかったので野菜(人参・ズッキーニ・パプリカ・マッシュルーム)をいっぱい入れてベジタリアン・ボール。

Sちゃんは自分でたこ焼きを作るのは初めてって大興奮!さすがはアーティスト、たこ焼きを回すのもお手の物。


芥子のみ入り大福

締めにはSちゃんの大好物の大福餅を手を粉だらけにしながら一緒に作って食べた。

まるで日本に帰ってきたみたい〜💕ってSちゃん大喜び。

Sちゃん作

去年私が日本に帰った時に、Sちゃんに頼まれて三徳包丁と焙じ茶を持って帰ってきた事があった。

私は以前友達から譲り受けた全く履く機会がなくてお蔵入りしていた良質のベージュの皮のブーツを持っていて、ウエスタン調のブーツならまだ履くのになぁと思ってたところに、Sちゃんにそのブーツに絵を描いてウエスタンブーツ調にしてもらってはどうかと思いついた。

そしたら快く引き受けてくれて、包丁と焙じ茶代でブーツに絵柄を描いてもらった。

桜をあしらったモチーフ

思った通りの素敵なブーツに変身して、Sちゃんも初のブーツ・プロジェクトを楽しんでくれた。

後世、Sちゃんが有名な画家になった暁には、私のブーツはすごい高値が付くかも知れない(笑)


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日本とフランスは一見真逆のメンタリティーを持つ国民性だけど、無い物ねだりなのかお互いのカルチャーに惹かれ合っているのも事実。

日本の可愛いキャラや漫画も根強い人気だし、禅や指圧、空手や柔道などのスポーツもポピュラー。私の働くラーメン屋でもラーメン好きの子供が年々増えている。

先週アヌシーに履いていった
かっこいい💙
それにブーツの履き心地もいい


フランスには理解できないことも多々あるけど、分かり合えないところがまた良いのかも知れない😆


そして、昨日から冬時間になった。

今朝は1時間長く寝れた😍



とん








2020年10月18日日曜日

ヤギのもげちゃん

この前スチーブと散歩に行った時のこと。


ヤギの放牧

このあたりは山が険しく牛の放牧にはあまり向いていないので、もっぱら飼われているのはチーズ用のヤギや羊。雪が降るまでの間牧草地に放牧され、ひと通り草を食べ尽くすとまた草のある場所に移動する。

ロックダウン時の散歩コースでもあった、家から10分くらい登ったところにある山道の入り口の牧草地にも、春先や秋口になると羊飼いに連れられてやってくる。


寒くなったのでキムチを仕込む


普段は人間がヤギの囲いに近づくと、番犬のシープドッグがササッと駆け寄ってきて威嚇するし、それにヤギや羊は臆病なので草をムシャムシャ食べていても、人間の姿を見るとさーっと逃げて行く。

その日の夕方はどんよりした寒い曇り空で、人気もなく番犬もいなくて、子ヤギや子羊が平和そうに草を食んでいた。



最近の夕ご飯1


そのヤギ達の姿があまりにも可愛かったので写真を撮ろうとしたら、1匹のぶち柄のヤギが私に駆け寄ってきた。

こんな人懐っこいヤギって珍しいなぁ〜。

まだ子供だから怖いもの知らずなのかなと思ってカメラを向けたら、なんと!鼻がないではないか⁉️しかも、もげた鼻が口の上にまだくっ付いていてピロピロしている😱😱😱

怖くて思わずカメラを引っ込めてしまった。


もげちゃ〜ん


もう1匹白いヤギが近づいてきたので、その子の方の写真を撮った(前々回のブログに登場)

でもやっぱりその鼻のない子の事が気になり、恐る恐る見てしまうと・・・鼻がごっそりちぎれ落ちていて本当に痛々しい😭😭😭


最近の夕ご飯2


可哀想なので写真は撮らずに帰った。

🐐  🐐  🐐  🐐  🐐

でもそれからもその鼻のもげた子ヤギの事が気になって頭から離れなくなった。

ぶち柄の小さな体に愛らしい黒い瞳、珍しいくらい人懐っこい性格が災い、きっと狼に近づいて鼻を噛みちぎられたに違いない。

なんとか鼻を元に戻す事ってできないのかな・・・。


次の日はピギーと一緒に


私はその鼻のもげた子ヤギに愛情を込めて「もげちゃん」と名前をつけた。

それから次の日も散歩がてらもげちゃんに会いに行った。


もげちゃんの親友のブラン


またその日ももげちゃんが真っ先に私のところに駆け寄ってきた❤️

恐る恐るもげちゃんの鼻をよく見てみると、新しい傷じゃなさそうで、もうすっかり傷口は癒えていて、剥がれてピロピロした鼻もまんざら痛そうでもない。


最近の夕ご飯3


今回はしっかりともげちゃんを写真とビデオに納めた。

どうやら白ヤギ(命名ブラン)とは仲良しで、いっつも2頭でつるんでるみたいで、楽しそうに暮らしているのでホッと安心。


もげちゃんのグループの一員

これからヤギや羊達は草のあるところに移動しながら、雪が降るころにはヤギ舎に帰って行く。今の場所からいつまた移動してしまうか分からないので、会える間に会っておきたいと思って足繁く通っているのである(笑)


四六時中食べている


もげちゃんと私はそんな儚い間柄😊

お鼻はなくとも元気に逞しく生きるもげちゃんにいつも元気をもらう。


秋の夕方


どんよりと急に寒くなる秋の始まりに、ほっこりした出会いのお鼻(話)しでした〜。

今日も会い行こ🐐  🐐  🐐  🐐  🐐



とん










2020年10月14日水曜日

きんぴらごぼう(フランス滞在許可証)

 10月ももう半ば。

すっかり寒くなって、日もぐっと短くなった。

秋真っ盛り


実は私のビザ(滞在許可証)が今年の5月に切れて、ちょうど更新の手続きをしようと思った時に運悪くロックダウンが始まり、県の移民局の窓口業務がストップした為、緊急措置として自動的に半年間のビザ延長の証明書を出してもらった。

そしてやっと9月から更新手続きを受けてくれると言うので、移民局のウェブサイトで予約を取ってから必要書類を持って窓口に行き、審査後ビザを発行してもらう段取りだった。


友達の畑の野菜


しかしその予約サイトはいつも大混雑していて全く予約が取れず、ズルズルと1ヶ月半が過ぎてしまった。

ビザの有効期限は今月末。

それ以降は失業保険も健康保険もカバーされなくなるし、就労もできなくなる。


その友達にちゃっかりパンの本も借りた


スチーブと私とで毎日県のウェブサイトを開いては、何十回と予約画面のクリックする作業の繰り返し・・・。県に問い合わせても週の初めにウェブサイトで予約して下さいとの返事ばかりでラチがあかない。

Eメールもひつこいくらい送りまくった。


久しぶりのアヌシー


そしたらやっと少しまともなメールが返ってきて、移民局に直接行って「只今予約を取る為に頑張っている」と言う証明書を発行してもらって下さいとのこと。。。

どんな証明書やの、それ。

仕方なく今週の休みの日に、アヌシー(車で120キロ)にある移民が集まるに移民局に昼一番で並び、発行してもらってきた。


移民局に並ぶスチーブ(先頭)
みんなはスマホだけど、スチーブはメモと鉛筆(笑)


その前夜、月曜日の午前零時きっかりに県庁のウェブサイトにアクセス。

ラッキーな事に初めて予約画面まで進んだのに、最終画面であまりの数の人たちが集中したためにシステムがフリーズ😱

ひつこく何回も繰り返したけど、3分も経たないうちに12月1週目の予約が終了。

それ以降の予約はまた来週月曜日まで待たなくてはいけない。


天気はいいけど北風が寒かったアヌシー湖



なんちゅーシステムや⁉️

さすがはフランス、こんなお役所のシステムでも世間が回っているから凄い。

当日窓口でどう説明しようか一生懸命フランス語を考えて行ったのに、その窓口のおばさんがとってもいい人で(フランスの役所ではあり得ないくらい(笑))、あれこれ説明する必要もなく快く証明書を発行してくれて、その上今この状況の中で大変よね〜って同情までしてくれた。

予約のキャンセルが出る事もあるので、諦めず毎日クリックするのよ〜ってアドバイスまでくれた。フランスの窓口で親切な人に当たると涙が出るくらい嬉しくなる(笑)

実際のところ、Covid-19のせいで役所の方がぐちゃぐちゃになっていて、もっと大変だと言うのに・・・。


ランチタイム!


とりあえず、あまりにもスムーズに事が運んだのでホッと一安心。

アヌシー湖畔でお弁当を食べて帰ってきた。


そしてその夜、おばちゃんのアドバイスに従い駄目元で予約のサイトをクリックすると、キャンセルが出て11月に予約が取れた‼️

これぞまさしくミラクルビームや〜❤️

しかし、この予約が昨夜に取れていたらアヌシーまでわざわざ行かずに済んだのにって思うとク〜〜〜っ😭



優雅に泳ぐ白鳥達



11月の予約の日と滞在許可証の受取りとで、後2回もアヌシーに行かなくてはいけない。

全く休みの返上でガソリン代と高速代はいったい誰が出してくれると言うのか。

はよ全てオンライン化してくれ〜🙏


もらった時は青かったトマト

今年度末に施行されるイギリスのEU脱退で、フランスに住むイギリス人も滞在許可証が必要になるので、今移民局に人が殺到しているらしい😱

それを思うと、スチーブがフランス人になった事で私のビザの更新が簡単になったことは本当にミラクルビームとしか言いようがない。

本当に感謝🙏


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先日、畑を持っている友人が畑を掃除したので今年最後の収穫と言って野菜を持ってきてくれた。


ささがき



その中にごぼうが入っていたので、早速きんぴらごぼう❣️

栗原さんのレシピより。

https://www.kyounoryouri.jp/recipe/20196_きんぴらごぼう.html



細いごぼうを包丁の背で皮をむき、細部まで無駄にせず、ささがきにして水に晒す。

油で人参とサッと炒めて、ゴマをふる。


きんぴらごぼうを食べるのなんて何年ぶりだろう💕

やばい!この食感と香り、つまみ食いが止まらずなくなりそうな勢い。


美味しすぎる秋の味覚


夕食に出すとスチーブも美味しいって言って、取り合いになりあっという間になくなった😍


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今回のビザ更新はスチーブの多大な協力のお陰でここまで漕ぎ着けた。

申請書類のためにコピー機まで新調。

(拾った古いコピー機は遂にローラー部分が壊れ、泣く泣く廃棄処分に)


わざわざ速達料金を支払ったのに、
速達で届かないのがフランス💦


普段からチームワークの悪い二人だけど、色んな事がある度に少しづつだけど良いチームになってきたような気がする。

頼りにしてます、お父さん😄

これからもよろしく!



とん