スチーブが無事帰って来た。
10月の紫陽花 |
イギリスの実家を出てから電車、フェリー、新幹線(TGV)を乗り継ぎ36時間の旅。
まるで母を訪ねて三千里の世界😂
お土産は英国王室御用達マルドンのシーソルト |
5週間の実家での滞在は、2週間の自宅隔離に始まり、お父さん一人では大変だった庭の手入れ、家庭菜園やぶどうの収穫のお手伝い(ワインまで仕込んだらしい)、介護施設のお母さんとは特別に2度も面会でき、仲のいい弟と妹にも会えたので、とりあえず任務は果たせたみたいだった。
スチーブの大好物チョコレートサラミを作ってお出迎え |
なんでか分からないけど、フランスに戻ってからの自己隔離義務はなかったのでよかった。
今週からパリもレストランやバーが閉まって、ソフト・ロックダウンに入った。
これから寒くなると、またコロナウイルスが蔓延するのだろうかと疑問に思う。
スチーブの大好物ファラフェルとトマトカレー |
普通風邪のウイルスは人間の体の中に入って弱体化し、免疫となって人間と共存していくって聞いた事がある。
そう言えば、私は1月の酷い風邪以来風邪をひいていない。
日もすっかり短くなった |
いつもなら季節が変わる度にひくのに、、、
って事はやっぱり抗体ができてるって事なのか。
そうあって欲しいけど。。。
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パン74の3号 |
パンを食べてくれる人が帰ってきたので、心置き無くパンが作れるようになったのはいいけど、この1ヶ月間そんな頻繁にパンを焼かなかったのと、寒くなったのもあって酵母達にちょっと元気がなくなってしまった😭
重要な温度管理 |
なので思い切って大部分の古い酵母を捨て、たくさんの餌を与えてリフレッシュさせてみた。
まずまず元気💪 |
もちろん古い酵母を捨ててしまうのは忍びないので、それを使ってお好み焼きを作る事にした。
ライ麦が多いので変な色 |
酵母中種お好み焼き
酵母中種(ハイドレーション100%) 250g
卵 2個
ほんだし ひとつまみ
みりん 大1
塩・胡椒 少々
具(キャベツ他、冷蔵庫にあるものなんでも良い)
今回の中種はライ麦酵母(ライ麦で中継ぎ)とりんご・ぶどう・ブルーベリー酵母(スペルト小麦で中継ぎ)が混ざったもの。なのでちょっとフルーツの香りつき😱
賄いでもらったイカや鳥を入れて |
全部混ぜ合わせたら中火にかけ蓋をして両面5分づつ焼く。
その後蓋を取って少し火を強め、フライパンの淵から少量の油を回しかけ、しっかり水分を飛ばしながらカリッとさせたらできあがり。
お好み焼きソース、マヨネーズをぬって、青海苔、鰹節をかける。
自家製マヨネーズで! |
いつも微妙な味の違いには気づかないスチーブも、流石にほんのり薫るフルーツの匂いには気がついたみたい。
しっとりした生地でブルターニュのそば粉で作るガレットっぽい。
デザートは黒ごまアイスと抹茶酵母クッキー |
フルーツ酵母種は、甘いパンケーキに使った方が良さそう。
でも中種を捨てずに済んでよかった。
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ここ2日ほど寒さが和らいだ。
また週末から雪になるらしいけど。。。
散歩中に出会ったヤギさん |
スチーブと久しぶりに夕方散歩に出かけ、夕食を共にした。
なにげない日常がまた戻って来た。
美しいサンセット |
食事を作ってもひとり分だとつまんないし、ひとりで食べても味気ない。
誰かのために何かをできるのは、本当に幸せな事だと思う。
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