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2016年7月4日月曜日

バカンス2016(DAY19)

太陽を求めて・・・
今朝は早起きして、9時発の電車で南に向う。


まずはリスボン行きに乗りLisboa Oriente駅でおりる。モダンな駅は1998年、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見500周年を記念し開催されたリスボン万博の際に開業し、跡地が公園になっている。




リスボン・オリエンテ駅







乗り換え時間にランチを食べ少し散策してから、14時に発車。














出発してすぐにリスボン市内からテージョ川にかかる大きな橋にさしかかり、2年前に友達と初めてきた時のことを想い出す。











ポルトガルはどこへ行ってもほんわかどこかノスタルジック。遠い昔から知っていたような気分にさせられるのは、私たち日本人とポルトガル人がその昔から交流があったのとまんざら関係なくもないような気がする。



Praiaはビーチという意味



列車の中の空気が乾燥していたからか、私は頭が痛くなり、水をたくさん飲んでからほとんど眠っていた。

目を覚ますと、車窓からは乾いた土地に低い木が生えてるだけで、南に近づいたことに気づく。スチーブは暑そうな外の光景を見ながらちょっと興奮気味。












ファロの駅、すぐ横はラグーン(潟湖)


アルガーブはポルトガル南端の県で屈指のビーチリゾートが密集していて、太陽と青い海、白い砂浜を求めてヨーロッパ中から観光客が押し寄せる。治安もいいし、物価も比較的安い。

スチーブも幼い頃に家族旅行で来たことがあるとかで、またまた興奮気味。



私たちは終着駅のFARO(ファロ)で降りて、とりあえず今夜はホステルのドミトリー(1泊1人€10)に泊まって、明日からの作戦会議。








久しぶりのバックパッカーの若者達で賑わう安宿は、昔ひとりでオセアニアを貧乏旅行した時のことを彷彿させ、若い頃に返ったような気分になった(笑)

ホステルの人達はみな親切で、お勧めの安くて美味しい地元料理のレストランも教えてくれた。











夕方になるとさらに頭痛がひどくなり、仕方なく痛み止めを飲んで横になる。しばらくすると楽になったので小さなファロの街を散策にでかけた。



屋根をよく見ると・・・



外に出るとぬるい風がふわっと西陽と共に顔に当たり、これやこれ、これを求めてここまでやってきたんだ。

ファロはラグーンの街、国際空港があるのでアルガーブ地方の玄関口でもあり、ほとんどの人が素通りし、ここからリゾート地へと散らばっていく。








巣が3つも!



城壁に囲まれた旧市街の入口の屋根の上に、よく見ると数匹のコウノトリが落ちないか心配になるくらい大きな巣を作っている。他の建物にも目をやると、あちこちにあるある。

本当に見たこともないビックリする光景。











日もすっかり落ちて薄明るい街灯に照らされた旧市街は人もまばらで、ロマンチックなムードたっぷり。



街路樹はオレンジの木

















ホステルで教えてもらった裏通りにひっそりとあるレストランで、私はサングリアとあさりのワイン蒸し、最後にアーモンドキャラメルケーキ、スチーブはバカリャオのオムレツとサラダを食べ、
2人合わせて€16.50!






ホームメイドケーキ
サングリア



安くて美味しくて、この南のゆるゆるした雰囲気といい、私はもうすっかりポルトガル・ファンになってしまい、老後はぜひポルトガルで暮らしたいと真面目に考えてしまった。



超新鮮、にんにくがゴロゴロ


明るい光はファロ国際空港




着いた時には干潮でほとんど干上がっていたラグーンに、夜は海水が戻ってきてすっかり海になっていた。









今日は1日中電車にゆられ、長旅だったので10時半には布団に入った。
明日はお気に入りのビーチリゾートを探して西に移動。

今夜のあさりのワイン蒸し、夢にでてきそうなくらい美味しかった。
もう一度食べたい❤️




とん 















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