太陽を求めて・・・ |
まずはリスボン行きに乗りLisboa Oriente駅でおりる。モダンな駅は1998年、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見500周年を記念し開催されたリスボン万博の際に開業し、跡地が公園になっている。
リスボン・オリエンテ駅 |
乗り換え時間にランチを食べ少し散策してから、14時に発車。
出発してすぐにリスボン市内からテージョ川にかかる大きな橋にさしかかり、2年前に友達と初めてきた時のことを想い出す。
ポルトガルはどこへ行ってもほんわかどこかノスタルジック。遠い昔から知っていたような気分にさせられるのは、私たち日本人とポルトガル人がその昔から交流があったのとまんざら関係なくもないような気がする。
Praiaはビーチという意味 |
列車の中の空気が乾燥していたからか、私は頭が痛くなり、水をたくさん飲んでからほとんど眠っていた。
目を覚ますと、車窓からは乾いた土地に低い木が生えてるだけで、南に近づいたことに気づく。スチーブは暑そうな外の光景を見ながらちょっと興奮気味。
ファロの駅、すぐ横はラグーン(潟湖) |
アルガーブはポルトガル南端の県で屈指のビーチリゾートが密集していて、太陽と青い海、白い砂浜を求めてヨーロッパ中から観光客が押し寄せる。治安もいいし、物価も比較的安い。
スチーブも幼い頃に家族旅行で来たことがあるとかで、またまた興奮気味。
私たちは終着駅のFARO(ファロ)で降りて、とりあえず今夜はホステルのドミトリー(1泊1人€10)に泊まって、明日からの作戦会議。
久しぶりのバックパッカーの若者達で賑わう安宿は、昔ひとりでオセアニアを貧乏旅行した時のことを彷彿させ、若い頃に返ったような気分になった(笑)
ホステルの人達はみな親切で、お勧めの安くて美味しい地元料理のレストランも教えてくれた。
夕方になるとさらに頭痛がひどくなり、仕方なく痛み止めを飲んで横になる。しばらくすると楽になったので小さなファロの街を散策にでかけた。
屋根をよく見ると・・・ |
外に出るとぬるい風がふわっと西陽と共に顔に当たり、これやこれ、これを求めてここまでやってきたんだ。
ファロはラグーンの街、国際空港があるのでアルガーブ地方の玄関口でもあり、ほとんどの人が素通りし、ここからリゾート地へと散らばっていく。
巣が3つも! |
城壁に囲まれた旧市街の入口の屋根の上に、よく見ると数匹のコウノトリが落ちないか心配になるくらい大きな巣を作っている。他の建物にも目をやると、あちこちにあるある。
本当に見たこともないビックリする光景。
日もすっかり落ちて薄明るい街灯に照らされた旧市街は人もまばらで、ロマンチックなムードたっぷり。
街路樹はオレンジの木 |
ホステルで教えてもらった裏通りにひっそりとあるレストランで、私はサングリアとあさりのワイン蒸し、最後にアーモンドキャラメルケーキ、スチーブはバカリャオのオムレツとサラダを食べ、
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