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2016年7月3日日曜日

バカンス2016(DAY18)

形はいびつな野菜達だけど、安い


ホテルで朝食をとってから、この辺では最大規模という朝市へ行ってみる。

小さな街なので10分も歩くと外れに大きな広場があって、人だかりが見えたのですぐにわかった。











チーズ・ハムの種類も豊富



地元の人達で活気づいている。

まずは八百屋ばかりが立ち並び、次に果物屋、肉、チーズ、生活用品から衣類まで何でもそろう。








砂のついた新鮮なイワシ、超安い



その脇には今朝水揚げされたばかりの新鮮なイワシを中心に売る魚屋コーナーがあった。











ニワトリまで買えます




もしホテルにキッチンがあったら、今夜はイワシをカラッと素揚げしてレモンで頂きたいところ。







スチーブは怪しげなおっちゃん達から、
声をかけられまくっていた(笑)





永遠に続くかと思うほど長い市場の終わりまで歩き、海岸にでて街に戻る途中に漁師の集落があった。さらに砂浜に目をやるとなにやらたくさんの人がでているので、















近づいてみるとちょうどいいタイミングで、底引き網を引き上げているところだった。














これはこの地方に伝わる、夜に砂浜から手漕ぎ船で沖にでて網を仕掛け、朝にトラクターを使って網を砂浜に引っ張り上げると言う、独特で伝統的な漁法のひとつ。


漁村民総出





網の中には無数のイワシがかかっていて、陽に焼けたたくましい海の男達が手際よく箱に移し、そのまま市場に運んで漁師の奥さん達が売りさばくというチームプレー。







なので、なんで市場でみたイワシが砂まみれで売っていたのかが分かった。


手漕ぎ船



漁師達が去った後、集まって周りを飛んでいたカモメが一斉におこぼれの魚を狙ってランディング、あっという間に砂浜の掃除が完了!



無数のカモメ




午後はスチーブと別行動。
スチーブはビーチで昼寝、私は少し散歩をして、お昼に私の好きな豚肉のBifana風ハンバーガーを食べ、ネットで旅行の調べものをしたりして静かな時間を過ごした。


スピニョ漁師博物館





旅行中、私がここで撮った写真をフェイスブックに載せたら、以前スイスのレストランで一緒に働いていたポルトガル人の友達が、『なに〜っ、ここは僕の出身地やで』とメールを送ってきた。









Francesinha

他のポルトガル人の友達にもポルト名物、
Francesinha(パンにハムやソーセージをはさみチーズをのせてオーブンで焼き、そこに目玉焼きとトマトとビールのソースをたっぷりとかけ、フライドポテトまでついた食べ物)や、




Tripas



Tripas(牛の腸を豆やじゃがいもと煮込んだもつ鍋風のシチュー)を勧められたけど、どれも重そうで結局食べなかった。

※写真はインターネットのサイトから引用













夕方スチーブと合流して、ビーチバーでポルトガルを代表するビールSuperbockを飲みながらサンセットを楽しんだ後、夕食はしつこくまた隣でお寿司のテイクアウト(笑)。






スチーブは黒がお気に入り




スピニョではホテル代は私たちの予算を越えていたけど、あえて高級なシーフードレストランを避け食費を安くおさえ、都会の喧噪から逃れてのんびりビーチで過ごしたので、まずまず満足。













ただ海岸は連日風が強く思ったより寒くて、スチーブはまた鼻風邪をひいてしまったので、明日は灼熱の太陽を求めて電車で一気にアルガーブ(Algarve)地方まで南下することにした。


北ポルトガルはどことなく落着いた雰囲気




約600キロ、久しぶりの列車の旅である。


とん





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