Translate

2018年12月7日金曜日

バカンス2018その12(インスブルック AUSTRIA)

旧市街
いよいよ最終目的地、オーストリアのインスブルック。ここはスチーブが以前1年間暮らしていた街。
















チロルの伝統衣装





この旅のスタート地点でもあったグルノーブル(フランス)とは姉妹都市で、よく似た雰囲気を持つ山岳都市。















スチーブはここで自分の専門でもある舞台照明の仕事をしながらスキーをしていたらしく、街への愛着は人一倍。何年越しかで私にインスブルックを見せたいとしきりに言ってて、今回やっと実現。





イン川




街を流れるイン川、ブルックはドイツ語で橋と言う意味、
なのでイン川の橋「Innsbruck」。











ロココ調ヘルプリングハウスはアパート





周りをアルプスに囲まれ、64年、76年冬季オリンピックが開催されたチロル州の州都。










インスブルック発のスバロフスキーやレッドブルと聞いて知らない人はいないはず。
ワルツ発祥の地、私も知らなかった!



フレスコ画





舞踏会や演劇などの芸術活動も盛んで、歴史的建造物も多々。観光もスポーツも楽しめるまさにマルチ文化都市。
















スロベニアからオーストリアへ、
氷河を頂いた山が現れる



スロベニアから2度乗り換え、素晴らしいアルプスの山々の景色を楽しみながら、約5時間でインスブルックに到着。さすがはオーストリア国鉄、列車も最新でスムーズ、超快適!




憧れのキッツビュールを通り過ぎる




インスブルック駅を出て、観光ガイド・スチーブに連れられ旧市街へ。


聖ヤコブ教会





街のランドマーク「黄金の小屋根」や大聖堂、王宮、市の塔、、、独特の出窓やフレスコ画が見事な建造物が豪華絢爛でオーストリアに来た感がすごい。










さすがは皇帝マキシミリアン1世や女帝マリア・テレジアが愛した都。






老舗カフェ、ケーキも美味しい






それからイン川を渡り、スチーブの記憶を辿ってホステルを探しに行ってみたけど、どこももうなくなっていて、近所のホテルも予算オーバー。ウロウロしていうるうちに日が暮れてしまった。














カフェのポスター
レトロで可愛すぎる💕



アンティークな内装のB&B










最後に、さっき旧市街を通った時に見かけたカフェの上にあるB&Bの看板を思い出し、そこで聞いてみたら運よく部屋が空いていた。













豪華朝食💕




1階にあるカフェは1803年創業チロル地方最古のケーキ屋さん
「Cafe Mundung」。
そこの朝食がついて、ダブルルーム(バス・トイレ共同)ひとり30€。










夜の旧市街






タイムスリップしたようなクラシックな建物と可愛い内装、キッチンにはコーヒーや紅茶まであって、この立地でこのクオリティは破格値の安さ!















すっかり機嫌を良くして、再び街へ。
ヘルツォーク・フリードリッヒ通りのカフェでハイセショコラーデ(ココア)・ミット・ザーネ(生クリームぞえ)を飲み、








ビエナー・シュニッツェル




ケーキ屋のウインドウに並んでいるでアップル・ストゥルーデル(りんごパイ)やザッハトルテ(チョコレートケーキ)を覗き見(笑)、スチーブの思い出の場所を一通り廻った。










夜はチロル伝統料理のレストラン「Stiftskeller」に入った。
メニューを見るとソーセージやカツレツ、じゃがいもや豆の付合わせ・・・、懐かしい料理のオンパレード。スイス料理にも近く、私がもうすでに一生分は食べてしまった様なものばかり。テンション急降下、わかっちゃいるけどドイツ語圏😅



フランクフルター・ソーセージ、マスタードとわさび付き




スチーブは嬉しそうに大好物のウィーン風カツレツ(ビエナーシュニッツェル)とビールを注文。












私は散々迷った挙句に結局、グラッシュスープとフランクフルター・ソーセージとパンを注文。食後も引き続き胃腸の調子が優れず、意気消沈。





名物パン「センメル」




翌日、1階のカフェで美味しい朝食。
お店の残り物のケーキまで出してくれて大満足❤️











スチーブが昔住んでいたアパート







それからスチーブが昔住んでいたアパートの前を通って、ケーブルカーのある山の中腹までハイキング。














上に着くと急にお腹が痛くなりトイレを探してみたけど、シーズンオフでホテルやカフェ、ケーブルカー乗り場も閉まっている(汗)




ノルドケッテ



ケーブルカー乗り場で作業をしていたおじさんに聞いてみたけど、「ゲシュロッセン!(クローズ)」と言われ、従業員風のおばちゃんに聞いても「ゲシュロッセン!!」って。
じゃぁ、あんた方はどうしてんのよってツッコミたくなる。








ノルドケッテからの展望




旅行客丸出しの女子が青い顔して丁寧に貸してくれ〜って頼んでるのに貸してくれないなんて、この頭の固い人たち。親切でいい加減だったギリシャ人が急に愛おしくなる😭










私の偏見かもしれないけど、ドイツ語圏は真面目できっちりしているけど融通がきかない人たちが多い様に思う。またテンション急降下、わかっちゃいるけどドイツ語圏😅

諦めてスチーブと別れ、ひとり寂しくバスでB&Bまでう◯こをする為だけに帰った。




市の塔






午後にスチーブとザッハカフェで待ち合わせ、ティータイム。











ウィーン・ザッハカフェのインスブルック店








王室調の高級カフェに破れたTシャツ姿のスチーブはウエイターにジロジロと見られていたけど、そんなこと気にも止めず1切れ7ユーロもするザッハトルテをパクついていた。私には甘すぎて一口もらってギブアップ。











それからはふたり別行動。


聖アンナ記念塔






私はお土産を探しにスーパーに寄ってから部屋に戻りゆっくりして、夜はひとりでタイ・レストランに行ってパッタイを食べた。
やっぱり最後の砦はいつもこれ(笑)













スチーブは以前よく通ったサウナに行ってから屋台でソーセージを食べ、インスブルックを堪能して満足気で帰ってきた。





飲み物、チップも入れて20€
やっぱり高い!






インスブルック3日目、旅行最終日。
チューリヒ(スイス)行きに乗り、ローザンヌ〜マルティニと経由して、最終列車1本手前のモンブラン鉄道で一気に家まで帰ってきた。












列車はリヒテンシュタインに向かう




ミラクルビーム続きだった29日間のバカンスが今年も無事終了。
スチーブのアイデア、“インターレールパス・カントリーホッピング”はエキサイティングで本当に面白かった。









登山列車モンブラン・エキスプレス




「なんでも高い、快適で便利」文明は発達している方がいいのか、「安くて美味しい、不便で不衛生」でも人の温もりを感じる方がいいのか、究極の選択。
もちろん、旅の良さはどちらにもある。









毎度のごとく、胃痛・熱・虫刺されに悩まされるのが恒例になってしまったスチーブとの貧乏旅行だけど、いったい何歳まで続けられるのか、これは私にとって飽くなき挑戦でもある。




ただいま〜!




旅で出会った方々、そしてスチーブ、全てにダンケ・シェーン💕




とん

















0 件のコメント:

コメントを投稿