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2024年4月18日木曜日

バカンス2024(夜行フェリー〜南イギリス編)

雨の降る中、怪しい雨がっぱ姿のバックパッカー二人がサンマロのフェリー乗り場に到着👍

英仏海峡通過中

まだ出発時間までに2時間もあると言うのに搭乗をせかされ、国境でスタンプをもらって船に乗り込んだ。

荷物を置いてから、二人で子供のように船内を探索したり、デッキに出たり・・・。

外はだんだんと風が強くなってきて、どうか嵐が悪さしません様にと祈るばかり🙏

国境でスタンプ


予想外にも船内はホテルみたいに豪華で、3つのレストラン、広いバーラウンジ、プール(もちろん閉まってたけど)、グランドピアノまである。

最大乗客数2400人、最大積載車両数650台。夏はスペイン方面への長距離用の船として使われている為、客室は基本的に個室ばかりで、私達が乗った座席のある2等は1室だけだった。

オフシーズンの割には意外とたくさんの人達が乗っていたけど、貨物トラックなどと合わせてもキャパの割にはそんなに混んではいなかったと思う。

9階建ての船内

高級・普通・セルフサービスの3つのレストランはすでに夕食の営業が始まっていて、みんな慌ただしく食事をしている。

それもそのはず出発すると船体の揺れがひどくなるので、それまでに食事を終えてもらうと言うことらしく、それで乗船をせかされたって訳か。

風の強いデッキ

船内のバーは深夜までオープンしてるけど、レストランは出発前にとっととクローズしてしまい、乗客全員の搭乗が済んだのか先を急ぐかのように定刻より早くに出航。


豪華な船内

私達はプールサイドに座って買ってきたもので簡単な食事を終え、さっさと寝る支度をしていると船体の揺れが激しくなってきた💦

酔っ払いみたいにまっすぐ歩くのが難しい。

2等席


寝る前にバーで私はノンアルビール、スチーブはアイリッシュビールで、航海の安全を願って乾杯‼️

船内でピクニック
これまでの食事との落差😅

せっかくの船の旅なのに外が暗くて何も見えないのはちと残念。

しかし船旅はなかなか優雅でええの〜❤️


バー・ラウンジ

到着は明日の朝、11時間の海の旅。

2等席は比較的空いていてシートもゆったりだったのに、微妙に気持ちの悪い揺れのせいかあまりよく眠れなかった。


ポーツマスの海岸線

朝起きてデッキに出ると強い雨風。

霧の中からポーツマスの海岸線が現れ、まもなく到着のアナウンス。

ポーツマスはミリタリーの街

座席に戻り慌ただしく身支度をして下船。

イギリスに上陸‼️

Pont-Aven号


ここから今日は電車で義叔母(義父の妹)の住むWorthingに向かう。


ポーツマスのフェリーターミナル

電車に乗るためポーツマス駅に向かって歩き始めると、雨が上がって青空が見えてきた。

ここで余談:日本人はポーツマスと聞いてまず1905年の日露戦争後に結ばれた『ポーツマス講和条約』のことを思い出す人が多いのでは?ポーツマス条約のポーツマスはイギリスではなくアメリカのニューハンプシャーにあるポーツマスだった。ことを知らなかったのは私だけ???ウキりました😅


ポーツマスの街

駅前で朝食を買い込んで列車に乗り、途中ロンドン行きの電車に乗り換えWorthingで下車。

ポーツマスからは電車で東に約1時間半くらい。ロンドンから南に100キロ弱ほどに位置するWorthingは、比較的温暖でビーチもあり静かで良いところらしい。

ホームと電車の隙間が半端ないイギリスの鉄道💧

駅のホームで義叔母が私達を出迎えてくれた。

久しぶりの再会、相変わらず元気そう❤️

Worthing駅

義叔母は元々義叔母の母すなわちスチーブの祖母が晩年まで住んでいた家にずっと独りで暮らしていたけど、この春からリバプールの姉(もうひとりの義叔母)夫婦の介護の為に、近くに引っ越すことになった。

義叔母の家

75歳になる義叔母にとって、長年住み慣れた家を離れ違う土地に引っ越すと言うことは大きなチャレンジに違いない。

手編みのオッドソックスをプレゼント

いつも明るく気丈な義叔母は、兄姉たちとも仲がよく、信仰心も厚く、好奇心旺盛で面倒見がいい。

私達が結婚した時も、わざわざフランスまで私に会いに飛んできてくれたほど、いつも私達のことを気にかけてくれている。

サンルームでランチ

古くてこじんまりした家に、よく手入れされた大きな庭があり、ミニマリストの義叔母らしい質素な暮らしぶりが伝わってくる。

義叔母の手料理

天気も良くなかったのでどこにも行かず、居心地の良いリビングルームでいろんな積もる話に華が咲いた。

ホームメイド・チョコレートケーキ

その夜は寝不足もあったので早めに布団に入った。

翌日は朝食の後、義叔母は毎週決まった時間にリバプールの義叔母夫婦とズームで話をするとのことで、私達もタイミングよく一緒に話をすることができた。

テクノロジーに感謝

リバプールの義叔母夫婦は共に80歳を超えていて、体の不調が絶えないけど、近くに息子家族もいて、こうやって家族とコミュニケーションを取りながら日々頑張っているという。

安心して暮らす為には、家族は何ものにも代え難い心強い存在。

ブリストルに向かう途中の車窓から(サウスハンプトン)

それから慌ただしく駅まで送ってもらい、次回はリバプールの新居で会う約束をして義叔母と別れた。

義妹の運転する車

Worthingの義叔母のところに遊びに行くと約束したまま長い月日が経ち、今回やっと実現して、スチーブのおばあちゃんの家がなくなってしまう前に来れたのは本当にミラクルビームだった😍

雪😱

ここからまた電車に乗り、今度は西方面へ北上。

途中、ウエールズ国境の駅で義妹の車に拾ってもらって、やっと今回の旅の目的地である義父の家へ。。。前日に冷え込んだらしく、山(丘)には白く雪が積もっていた。

まさか、この時期に来るとは思ってなかった😰

とん


おまけ映像:嵐の英仏海峡




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