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2024年4月15日月曜日

バカンス2024(パリ編)

2月の終わり、どんよりと曇り空の朝。

雪と山、暫くの間さよなら〜

私は朝から耳鳴りと頭痛がひどかったけど、早く起きてタオルやらシーツやらを洗濯して干して、電気・水道の元栓を閉めてドタバタと出発。

二人して大きなバックパックを背負って電車に乗り、低気圧の近づくパリを目指した。


SNCFフランス国鉄(Le Fayet駅)

まず最初の目的地はイギリス。

この暗くて寒い時期にイギリスに行くにはそれなりの覚悟がいる💧スチーブは家族に会ったらとっとと南国に行くから大丈夫と言ってはいるが。。。


TGVの車窓から(ローヌ川)


普段は値段と時間の関係でつい空路ばかりで、今回は時間もたっぷりあるし、途中南イギリスの義叔母のところに寄りたかったのもあり、私の希望で陸路と航路を使って行くことになった。


パリなのにリオン駅


ただ海峡を渡るだけじゃつまらないので、夜行フェリーのスケジュールの都合もあって、まずはパリの友人のところに1泊、そこからフェリー乗り場のあるサンマロ(ブルターニュ地方)に2泊し、心ゆくまで美味しいものを食べてからイギリスに渡ることに😋


小雨の降るパリ


そしたら出発前に、残念ながらパリの友人が体調を崩し急遽入院することになった為、会えなくなってしまった😭。サンマロのホテルもフェリーもすでに予約済みで日程を変更できなかったので、慌ててパリ市内のユースホステルを予約。


バスチーユ広場

ここ数日天候不順の予報で、私達の乗る1本前の船が時化のため欠航になると言うハプニングもあった💦。なんせ冬のヨーロッパ、天気が悪いのは当たり前で、時間に余裕がないとこんな旅はできない。

カルチエ・マレ


久しぶりのTGV(新幹線)にワクワク〜😍

フランスは冬休み中と言うこともあり列車はほぼ満席。出発前日に切符が取れたのは本当にラッキー。

車窓を楽しんだり、家から持ってきたサンドイッチを食べたり、編み物をしたりしているうちにパリ(Gare de Lyon駅)に到着。


パリのMUJIで見つけたれんこんチップ


家からは2回乗り換えで約6時間の道のり。

小雨の降る中リオン駅から歩いて15分、11区にあるユースホステルにチェックイン。


懐かしい雰囲気のユースホステル


パリ市内で多分最安値のこのホステルは一人1泊20ユーロ。

古い6階建ての建物にエレベーターはなく(私たちは最上階の部屋💧)、共同バス・トイレ、ギシギシ音のなる2段ベッドがひとつと他には洗面台があるだけの一応個室。


ホステルの部屋


ホステルは学校の団体旅行らしき子供達やバックパッカーの若者たちで賑わっていて、思わず自分たちも久しぶりにバックパッカーに戻って若返った気分に❤️

スタッフもみんな親切で、この料金で朝食付きだったのは嬉しかった。


パリのチーズ屋さんはやっぱりお洒落


ただこのホステルはネット予約しかできないらしく、フロントでスペイン語を話す若者3人組が、今夜泊まりたいけど現金しか持っていないと言ったら、空きがあるのに断られてたのをみて、なんだか腑に落ちなかった。


恋人たちの街


今やキャッシュレスの時代、旅先で現金を持ち歩かなくてすむのは安心だけど、クレジットカードや携帯電話が信用の基準となっているのか、そういったものを持ってないと旅行ができないなんて、なんだか違和感しかない😱


2019年焼失事故からの
復旧工事中のノートルダム寺院



荷物を下ろして、パリに来たら行ってみたかったラーメン屋さんがあったのでGO!


こだわり築地ラーメン店の入り口


この日のパリは冷たい雨風が刺すように寒く、ホステルからはかなり遠かったけど運動がてら、持っている服全部とカッパを着てテクテク歩いて行った。


スチーブは鯛のピリ辛ラーメン


見慣れたカルチエ、洒落たカフェやお店、この夏のオリンピックに向けて急ピッチで復旧工事の進むノートルダム寺院、ポンピドュ・センター、ルーブル美術館。。。久しぶりの都会にスチーブは目を白黒(笑)。


私が注文した醤油ラーメン
€14


パリ1区にある『築地こだわりラーメン』

フランスのラーメン業界ではもうすでに知名度が高く、自家製麺、こだわりの魚介ベース・スープ、カオスな内装、元パイロットと言う面白い経歴を持つフランス人オーナー、どれをとってもさすがは大都会パリ。


カオスな店内



パリに2店舗を展開している。

時間も割と早かったから並ばずに入れたけど、店内はほぼ満席状態。お客さんも従業員も日本人風の人は見当たらず、みんな外人。


いったいここはどこ?!状態

店の中はところ狭しとどっから仕入れてくるねん、これ?みたいなものでディスプレイされていて、すごいカオス状態😱。狭い相席のテーブルでラーメンをすするのも雰囲気抜群。

スープも麺も美味しかったけど、ラーメンと言うよりは上品なブイヨンスープ風で私にはちょっとパンチ不足。でも一見?一味?の価値はありで面白かった。


セーヌ川横の水路のボート居住区域


その夜は頭痛薬を飲んでシャワーも浴びずに寝た。


翌朝、カフェでコーヒー


次の日は、元々友人の家に泊まって翌日の昼にラーメン屋に行く予定でサンマロ行きのTGVを午後3時前に予約をしてあったので、それまで時間がたっぷりあり、チェックアウトを済ませ荷物を預けて街ブラへ。

この日も雨が降ったり止んだりの冷たい風の日で、カフェでエスプレッソの飲んだり、セーヌ川沿いを歩いたりした。


いつも行列の店 L'As du Fallafel


ランチにはラーメンは昨夜すでに食べてしまったから、私達の大好きな4区カルチエ・マレにあるファラフェル屋さんに行くことにした。


ヤミ〜😋


このファラフェル屋さんは以前パリの友人に連れてきてもらって以来ハマってパリに来ると必ず行く。場所は自分たちだけで行ったことがなくてうる覚えだったけど、グーグルマップを頼りに探し当てた。

お昼前だと言うのにすでにお客さんでいっぱい。従業員もたくさんいて慣れたサービスでお客さんをさばいていく。


セーヌ川


ピタ・ファラフェルはひとつ€12、お約束の味で大満足❤️


パリ・メトロ


急いでホステルに戻り荷物を取って、満員の地下鉄でみんなの邪魔になりながらモンパルナス駅へ。


モンパルナス駅

モンパルナス駅は西フランスへの玄関口で、ブルターニュ、ボルドー、トゥルーズ地方への列車が発着。大きな駅には長い長い車両がいくつも停まっている。

フランスに限らず今やヨーロッパの列車や駅、空港などの交通機関はどこもモダンで最新。まだまだ日本のように時刻表通りとまではいかずとも、旅がずいぶんと快適になった。


ブルターニュ行きTGV


私たちの列車はサンマロに向けて時間通りに出発。西に向かうにつれ青空が見え隠れ、嵐はまだこれからのようだ。サンマロには16時35分に到着予定。

美味しいものが待ってるよ〜😍😍😍




とん

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