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2024年4月16日火曜日

バカンス2024(サンマロ編)

パリからTGVに乗って約3時間、サンマロ駅に到着。天候もまだ大丈夫そう。

国鉄サンマロ駅

ここにはスチーブは幼い頃に家族旅行で来たことがあるらしく、私は20数年前?モンサンミッシェルに行く途中で1泊した記憶はあるけど、二人して記憶消失💦


旧市街に向かう

サンマロ【Saint-Malo】

ブルターニュ地方の英仏海峡を望む海辺に佇むこの街はヨーロッパ有数の港町として発展し、カナダを発見した航海士ジャック・カルティエの故郷でもあり、フランス王国が公式に認可した海賊の街としても知られている。

シーズンオフの旧市街の静かな夜

まるで巨大な軍艦のような城壁に囲まれた旧市街地は第二次世界大戦の空爆で大きな被害を受けたが、見事な修復により威風堂々とした美しい街並みが蘇った、とある(インターネットより)。

絶品ブルターニュ産バター💕


ぐるりと旧市街を囲む城壁2キロほどの中に見どころが凝縮されているので、サンマロ自体は1日あれば十分に観光できる。


旧市街の教会

今やお隣の世界遺産モンサンミッシェルと共に大人気の観光地。

どこにカメラを向けてもフォトジェニック。いつもの如く写真の撮り過ぎで、ブログ写真を選ぶのにも苦労するほど😂

レストラン街

今の時期はシーズンオフと言うこともあって比較的静かだけど、パリからのアクセスもいいので、週末や天気の良い日にはたくさんの人で賑わう。

ブルターニュと言えばやっぱりこれ!

イギリス領のゲンジー島やジャージー島がすぐ近くにあり、ポーツマス(南イギリス)行きのフェリーが発着するフェリーターミナルもある。

ポーツマス行きは夏は毎日、冬は週3日就航している。

定番ムール貝フリット

ブルターニュ地方の豊かな文化と歴史、肥沃な土壌と海の幸が作り出す、シーソルト、バター、サイダー(リンゴの発泡ワインで日本ではシードルと呼ばれている)、ガレット(蕎麦粉のクレープ)などの数々の特産品は有名で、食いしん坊達が泣いて喜ぶものばかり😋😋😋

旧市街の城壁

夏は海水浴やキャンプで賑わい、冬は大西洋からの嵐が吹きつける。

そう言った場所には美味しい海の幸があるに違いない!私はイギリスに行く前にここでは食べたいものを食べて、うんと贅沢しようと決めていた💪

ホタテ漁から戻ったばかりの船


宿泊は予め予約済みのイビスバジェット・ホテルに2泊。

最近は古いホテルを買い取って改装するチェーンホテルが増えていて、値段も立地も設備もそこそ。シーズンにもよるけど、ホステルより快適で星つきのホテルよりも安く泊まれる、いわゆるビジネスホテル系。


旧市街のビーチ

ホテルに着いたらすっかり日も暮れ、早速グルメ・ハンティングに旧市街へGO‼️

私は食い意地テンションが上がってきたせいか、いつの間にか耳鳴りもましに😅


ガレットとクレープのお店

ホテルから旧市街までは徒歩小30分(約2キロ)。

お店はもうどこも閉まっていて、一角に迷うほどある観光客向けレストランにはそこそこ人が入っていた。

ガレット

どこのレストランが美味しいのかよく分からないので、流行ってそうな店を選んで入った。

やっぱりブルターニュと言えば、とりあえずは生牡蠣!

生牡蠣を食べるのは本当に久しぶりで、思わず喉がゴックン💦

カモメも絵になる

それから私はムール貝のワイン蒸し、スチーブはエビ料理を食べた。

観光地だけあって値段もそれなりだったけど、新鮮で美味しかった💕


行列のできる焼立てクイニーアマンのお店


次の日は起きたらまた耳鳴りがひどく、ゆっくりして午後から海岸を散歩。

曇り空で風もあったけどそれほど寒くもなく、海を眺めながらのんびり。

海水プール

ランチにガレットを食べて、出来立てホヤホヤのブルターニュ名物クイニーアマンを買い喰い💕

ぐるぐる巻いたバターたっぷりの生地をオーブンで焼くと耳はカリカリ、中はもちもち。塩のきいたバターのキャラメル味が口の中で広がり、これはハマる〜。

ただ美味しいものには必ずつきまとう、カロリー注意報!

スチーブはいつものことながらチョコレートケーキ・ハンティングに余念がない😂

また食べたい、名物クイニーアマン❤️

スチーブはこの旅行の費用の足しになるかもよ〜と、遊び心でタバコ屋さんでロトくじ(€12)を購入。

そしたらなんと€10当たって、赤字だけどそれで二人でコーヒーを飲んだりもした。

長い長い遠浅のビーチがどこまでも続く

海の見える静かなカフェでコーヒーにくっついてきた塩バターサブレがこれまた美味しくて感動😍

美味しいバター➕美味しい塩➕砂糖🟰美味しいキャラメル、ブリタニー方程式。


海辺のカフェ

一旦ホテルに戻り少し休んだ後、夜は街から少し外れたところにあるローカル感たっぷりのレストランに行った。

老舗風の店構えで、来ているお客さんも地元っぽい人ばかり。

絶品塩バターサブレ

海を眺めながらまったり

私は前菜にまた生牡蠣❤️

ここの生牡蠣が青く透き通ってて甘く、今まで食べたことがないほど新鮮で号泣級に美味しかった。やっぱり産地で食べるのは鮮度が全然違う。


岩にへばりつくムール貝

メインは白身魚のムニエルとライス、デザートには梨のタルト。

干潮のビーチ

物価の高いこの辺りのレストランの中で3コースで€19は破格値。

新鮮な食材に素朴な味付けで大満足😍


前菜

甘くてジューシー💕

体調不良で暫くの間アルコールをやめていたのに、ここで名産のサイダーを飲まないのは悔しすぎると思って飲んだら、やっぱりその夜に気分が悪くなってしまい、シャワーも浴びずにベッドに沈没😭

でもサイダーはドライでフルーティ、食欲をそそり魚料理にピッタリだった。

やっぱり美食の国フランス、裏切りません!

白身魚のムニエル

レストラン La Mouette

3日目は美味しいものが尽きないサンマロを後にいよいよ寒いイギリスへ😭

夜のフェリーまで時間があったので、旧市街とは反対側の海岸を散策。

地元産サイダー(アルコール度5%)

タルト・オ・ポワール

この辺りは旧市街とは打って変わって生活圏。パン屋さん、本屋さん、スーパーなどが立ち並び、ヨットハーバー、公園、小さなビーチもあった。

それでもサンマロ周辺はリッチな人達しか住めない落ち着きのあるエリア。


サンマロ生活圏


街並みはどこかしらイギリスっぽく異国情緒が漂っていて、ストライプのTシャツ、カモメ、ヨットがよく似合う、まるで絵本の中の世界。


チーズナン

えびカレー

朝から風が強く雲行きが怪しいと思っていたら、昼前になって突然嵐がやってきて大雨に。


エメラルド色の海

慌てて近くにあったインディアン・レストランに駆け込み、雨宿りしながらランチ。

3日間サンマロで外食三昧、本当に幸せなひと時だった😋


気候もイギリスと同じ

その後、小雨になったのでスーパーで夕食を買い込んで、ホテルに戻って荷物を取ってからフェリーターミナルに向かった。

戦争の爪痕😱

今夜は嵐が通過するとの予報なのに、どうやら私達の夜行フェリーは定刻通り出航してくれるみたい。相当揺れそう〜😱😱😱


本屋さん

改めて再発見、豊かな国フランス🇫🇷

住んでいながら行ったことのないところばかり。そのうちゆっくりと時間をかけて周ってみたい。

ポーツマス行き夜行フェリー

サンマロ、さよなら〜


その中でも絶対にまた訪れたいブルターニュ地方。

あの生牡蠣が夢に出てきそう😙


とん


おまけ映像:サンマロの可動式橋




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