昔のケーブルカー乗り場を改装した学校 |
先週、先生から自分の国の料理かお菓子を作って、そのレシピをフランス語で書いてくる様にと宿題を出されたので、私は抹茶の入ったお菓子を作ろうと思っていた。
non-stick surfaceと書いてある |
そこにタイミングよく、先日アマゾンで注文したシフォンケーキの型が届いた。
マダムからレシピも入手済みやし、これはもう抹茶シフォンケーキでしょ。
マダムが20センチの型と言っていたけど、21センチしかアマゾンにはなかったので、まいっかと安易に注文した。でもちょっとマダムが持っていた型と形が違うような気がしてインターネットで調べてみたら、私のは高さが低くチタン製。よく読むとアルミ製じゃないとひっくり返して冷やす時にくっ付かないからダメって書いてある。
なんか嫌な予感はするけど、とりあえず作ってみよう。
マダムじゅんこの抹茶シフォンケーキ(20センチ)
卵黄 6個
卵白 7個(よく冷やしておく)
砂糖 130g
小麦粉 100g+抹茶 25g(何回かふるっておく)
油 80cc
水 130cc
オーブンを180度にセット。
砂糖2/3と卵黄を白っぽくなるまでよく混ぜ、油、水の順に加えそのつどよく混ぜる。
そこへ粉類を入れる。
しっかり冷やして8分だてがポイント |
別のボールに卵白と残りの1/3の砂糖を合わせ8分だてのメレンゲを作る。(砂糖は何回かに分けて投入)
メレンゲをひとすくい卵黄の方のボールに入れてなじませ、今度はそれをメレンゲのボールに入れ、泡をつぶさないようにサックリと、でもしっかりと混ぜる。
型に流し入れ、180度で40分焼く。
なんとかOK! |
すでに型からはみ出そうな量で、すぐに上も焦げ始めたのでアルミホイルでカバー。最終的に40分では竹串に生地がくっ付き、うちのオーブンでは焼きムラもあり結局55分くらいかかった。
頭でっかちで心配 |
さぁ〜、これからが大事。
生地が縮まない様にワインボトルに逆さにして突き刺し冷ます。どうか型から外れないでおくれ。。。
やばい〜! |
その願いは見事に裏切られ、2分と経たないうちにおやじのカツラの様にバサッときれいに剥がれ落ちた。
『ガァ〜〜〜〜ん』、隣で見ていたスチーブも開いた口が塞がらない。
小錦の腹! |
私は慌ててとっさにレスキュー、ひっくり返したけど生地は無情にもみるみる縮み、今度は相撲取りのお腹のようになってしまった・・・
これを明日学校に持って行くのか、日本の抹茶ケーキとして紹介するのか、味も確かめれず、しばらく横綱ケーキの前で呆然と立ち尽くしていた。
夕食後、やっぱりこれは持って行けないと判断し、この前作った抹茶ベビーカステラに変更して、もう一度やり直すことにした。
レシピを見ようとしたら、今度はインターネットがダウン。。。『もぉ〜〜〜〜っ』
ってことで禁酒1日めにして焼酎に手がのび、飲まなやってられへん、やけ酒や!
で、夜な夜なベビーカステラは完成。
それからレシピをフランス語に訳して、なんとかこれで持って行けそう。みんなが喜んで食べてくれたらいいや❤️
救いの神ベビーカステラ |
でもおやじのヅラケーキとだけは呼びたくない(笑)
とん
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