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2025年4月16日水曜日

日常生活モードへ(エコー検査終了)

あれだけ爽やかな気候が続いていたのにスチーブが帰ってきた途端に雨😭


今夜は大雨注意報


ここ数年真冬に雪があまり降らなくて、4月に入って山に大雪といったパターンがあることがある。

明日は雪の予報。。。今シーズン最後のP-Dayなるか⁉️


ジュネーブ空港からの帰り

パウ吉が無事帰宅して1週間、家にひとり増えただけなのになぜだか急に気忙しい。

旅行から持って帰ってきた洗濯物が、この天気のせいで乾かずてんこ盛りに😭


パンナコッタ・マンゴーソース❤️


結局スチーブの帰宅日は、パリからの乗り換え便が機体故障のためキャンセルになり、先着順で6時間も後の代替え便にやっと乗れたけど、遅くなったので私が空港まで迎えに行った。


ごっつあんで〜す!


当初の予定では昼頃には家に着くはずだったのが、夜9時近くになってしまい時差も手伝って相当疲れた様子だった。

迎えにきてくれたお礼と言って、その夜はいつものピザをご馳走になった❤️


2ヶ月ぶりに二人でスキー


そして翌日はスチーブの誕生日。


家に1本だけあったろうそくで
バースデーケーキ

午前中は2ヶ月ぶりに二人でスキーに行った。

一滑りした後、天気も良いのでスキー場で持ってきたお弁当を食べてから帰ってきた。

早速些細なことで口論が勃発😅


おめれと〜 by Piggy


スキーから戻って、前日に焼いておいたザッハトルテにチョコレートをグラッサージュしてプレゼント。

毎年恒例になっているザッハトルテのバースデーケーキ🎂、今年も何とかできました👏


誕生日ディナーはさつまいものスープとチヂミ

夜はスチーブの留守中にひとりで開けて飲みきれず残っていた赤ワインで乾杯。

ケーキ以外のプレゼントも特別なディナーもなく、地味に誕生日のお祝いをした。


ミディ展望台


翌々日は天気が悪かったので、人もまばらなミディの展望台へ。

標高3800mでは雪が降っていてスチーブは大喜び、アラスカでもあまり降らなかったからことさら。

マイナス3度


私はまた外階段を5周して、ここぞとばかりに高地トレーニングも😊


お家串カツ


その夜は久しぶりにお家野菜串カツ。

以前はたまにやってたのに最近は面倒くさくなってすっかり忘れてたけど、野菜かごの中のさつまいもを見たら急に食べたくなった。


衣サクサク


自分で揚げたて熱々を食べる串カツは、準備の手間を忘れさせてくれるくらい美味しかった😋

野菜だけだったので翌日の胃もたれもなし。


ゼロ・ギネスビールと


その翌日は念願のエコー検査。

スチーブも付き添ってくれて、車で谷を降りて検査機関へ。


道端の可愛い花


検査は待ち時間もなくすぐに終わり、検査医師に胆石はあるけどすぐに手術が必要といった状態ではないし、胃腸の不調も石のせいではないって断言💦


オクラのおかか和え


ただ熱を伴う急激な痛みが出たらすぐに救急病院に行くようにって言われたけど、旅行中や仕事の契約期間中にそんなことになったら困るし、救急病院も家の近くにはないのだ。


下界はすっかり春


ご意見番の二人の姉達からは加齢現象だろうと打診も受けた💧

もうあれこれ検査もしたくないし、胆嚢も取らなくて済むならそれに越した事はない。


幸せ〜な朝食


エコーが終わってから街のカフェでクロワッサンとカフェオレで朝食😍

久々に食べる地元のパン屋さんの焼きたてクロワッサンは絶品。さすがフランス!この国以外では絶対に食べれないやつ。

それから車に給油をして、スーパーで野菜と果物をたくさん仕入れた。


苺もシーズンで甘い

帰りに行きつけの車屋さんに寄って、前から気になっていた車のブレーキを踏んだ時にプシューッと言う空気が抜けるような変な音がするので聞いてみた。

前回ブレーキは新しくしているので機能的には全く問題ないけど、気になるようなら直せるけどって見積もってもらったら900ユーロって言われ、だったら結構ですってとっとと退散😅


近所の見事だった桜はこの雨で葉桜に


今日の午前中はエコーと血液検査の結果を持ってホームドクターの診断を仰いできた。


アサリとホタテのパエリア


エコーの結果、胆嚢手術は緊急事項ではないけど、血液検査で膵臓の値があまり良くないので一度MRIを受けるようにと言われた😱

うわーまた検査か。。。


貝の出汁が良く効いている


検査機関に問い合わせると7月28日に空きがあったので一応予約を入れておいた。

忘れてしまいそうなくらい先の話😭


* * *


スチーブはやっぱり今回のアラスカ旅行は不完全燃焼だったみたいで、再挑戦に意欲を燃やしている。


モンブラン


私は相変わらずパンを焼いたり、アイスクリームや漬物を仕込んだり、編み物や縫い物に没頭しクリエイティブな毎日を送らせてもらっている。

なんだかんだ言っても二人にとってやっぱりここが一番落ち着く場所。

四六時中一緒にいれば喧嘩もするけど、お互い自然体でいられるのがいい。

二人の日常生活がまた戻ってきた。


とん


おまけ映像:ミディ展望台





2025年4月10日木曜日

コーヒーゼリー(プチ認知症💧)

ここのところまたお天気続き。

朝晩は冷え込むけど、日中は本当に爽やかで気持ちいい。


あちこちで花が一斉に咲き始める

ついに私にもやって来ました😅

年相応と言われればそうかも知れないけど、、、。


4月のHちゃんの中学生の娘達への誕生日祝い



なぜだか時々コーヒーゼリーが食べたくなり、作ろうと思って早幾年。。。

先日スーパーマーケットに行った時、ゼラチンを見つけたので今度こそ作ろうと買い物かごに入れた。


スキーも再開


家に帰って食料品の棚を見ると、な・な・なんと使いかけのゼラチンが1袋と新しいのが1袋、すでにあるやんか💦

きっとコーヒーゼリーを作ろうと思い買ったのはいいけど、毎回作り損ねてこう言う状態になったものと想像する。


在庫ありすぎ💦


昔よく母が家にある洗剤や調味料のことを忘れて、また同じものを買ってきて在庫がお店みたいになっていたのを思い出した😱😱😱

私もいよいよそのレベルに近づきつつあるのかと思うと、ちょっと背筋が寒くなってしまった(笑^^;)


パウ吉がアラスカを去る日に降雪😅


しかし今回はそうならないよう、絶対に作るで💪


ストウブ・ミトンも再開


喫茶店のメニューと言えば、ハムサンドやスパゲティナポリタン、ホットケーキと並んでコーヒーゼリーも定番。


キムチ春巻き


実はコーヒーゼリーの発祥は大正時代の日本。


先週末はHちゃんとイタリアへスキー


1963年になって、軽井沢で夏の間だけ営業していたミカドコーヒーが販売を開始。

その存在を知らなかった外人が食べてひどく感動したんだとか。


もちろんお約束のこれ


スチーブもコーヒーゼリー?何それ?って言っていた。

もしやこっちのカフェで出してもウケるかもと思ったり。


今サクラソウが満開



コーヒーゼリー(二人前)


エスプレッソ・コーヒー(インスタントなら大2) 250ml

砂糖 30g

板ゼラチン 1.8g✖️2枚


ゼラチンは水に10分ほど浸けてふやかしておく。


小ぶりの容器に3個


淹れたコーヒーを鍋に移し弱火にかけ、私は緩めのゼリーが好きなので濃さを見ながら水で調整し、ゼラチンを投入。

しっかり溶けたら容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。


生クリームたっぷりめ


今回は夜に作ったので、冷めるのが待てずに容器ごとタッパーに入れてベランダに放置。

翌朝、良い具合に固まっていた。


決め手はノルマンディーの生クリーム


食べる時に生クリームをかける、もちろんホイップクリームでもオッケー。

甘さ控えめで固さも丁度良くて大満足❤️


プルプル〜😍


なんでこんな簡単なデザートをずーっと作れずにいたんだろうか、謎(笑)

ゼラチンは動物性だけど体にも良いみたいなので、これからは料理などでも積極的に摂っていきたい。


調子こいてパンナコッタも


ネットでコーヒーゼリーを餃子、ハンバーグ、カレーに加えると隠し味になると載っていた、これは目から鱗。


親子4代、みんな元気!


* * *


今日の午後にパウ吉がアラスカ旅行から帰ってくる。


ただ今パリを通過中のパウ吉


明日のパウ吉の誕生日のためのザッハトルテのケーキ部分も作ったし、布団を用意したり掃除をしたりとドタバタと日常に戻る準備に忙しい。


毎年恒例ザッハトルテ、明日グラッサージュ


今年はイースターが4月20日と遅く、シーズン終了前にスキー場ももうひと盛り上がりする。

私ももう少し頑張って滑ろうと思っている。


久々の細巻きで夕食


それから4月最終週はイギリスで家族親戚の集まりがあるので私たちも参加予定。

私はイギリスに行くのは1年ぶり。

この時期なら天気も少しは安定してることを願う🙏


近所の桜


まだまだ寒暖差は激しいけど、春本番🌸

風邪ひかないように、皆さんご自愛くださいね〜。



とん





おまけ映像:生まれたばかりの黒羊ちゃん達




2025年4月6日日曜日

パウ吉アラスカ旅行終了

この冬頑張ってやっと定着してきた朝型生活が、3月後半になって崩れつつあったところに夏時間が始まり、たった1時間の時差なのにすっかりリズムが狂って朝が起きれなくなってしまった💦

トホホ〜・・・

近所の桜


毎日たっぷり寝て栄養もしっかり摂っているので、有難いことに体調は徐々に戻ってきた。

最近はこんな繰り返しばっかりで本当に疲れる😭


最近Hちゃんにもらってハマっているひじき

左胸も右手甲も腰もまだ痛いけど以前に比べれば随分と緩和して、くしゃみするのも怖くなくなった😅

暖かくなり太陽の光をたくさん浴びて筋肉の緊張もほぐれ、これも一重に春の恩恵。


リスト・ウォーマーNAOが3組完成


めげずにスキーもジョギングも再開。

少しサボるとあっという間に筋力も体力も落ちてしまうから恐ろしい😱


あんなにあった毛糸も残りこれだけ


そして手元の毛糸も編み尽くしてしまったので編み物も一時休止。。。今は次のプロジェクトに思いを巡らせている。


* * *


いよいよ来週に帰国が迫ったパウ吉。


あれからもう2ヶ月も経つのかぁ〜


2ヶ月間のアラスカ生活は充実したものだったのかどうか、実際に会って話を聞いてみないことには何んとも言えない。

私なりにパウ吉のアラスカ旅行をまとめてみた。


アメリカのスーパーと言えば


パウ吉が滞在していたのはアンカレッジの東に位置する太平洋側のフィヨルドの入江の街バルディーズ【VALDEZ】。


フェリー乗り場に向かう途中


その昔ゴールドラッシュでできたこの街は、今ではパイプラインから送られる原油を運び出すアメリカ最北の不凍港があり、夏は氷河観光の起点としてたくさんの観光客で賑わう。


アラスカサーモン・ディナー


1964年の地震で津波に襲われ、80年代の終わりにはオイルタンカーが座礁して原油が流失する事故があったことで覚えてる人もいるのでは。


2月はそこそこ積雪があった


冬の間アンカレッジからの交通手段は、空路か陸路(長距離路線バスなどはない)、または週1便のフェリー。


この山と海のコントラストは
アラスカならでは

実は私も1991年カナダ〜アラスカ旅行の際に、名前に覚えはなかったけどバルディーズに立ち寄り、そこから氷河クルーズに参加した写真が残っていた。


野生化した兎達(寒くないの〜😢)


バルディーズ周辺は大きなスキー場はなく、地元の子供達がスキーできる簡易的なリフト施設があるだけで、基本的には背後にそびえるチュガック山脈でのヘリスキー、キャットスキー(雪上車を使って上る)、バックカントリースキーが中心。

日が長くなってくる3月4月がハイシーズン。

この辺りはアメリカの中で最も降雪量のある地域なんだとか。


残念ながら天候不良で降りれず

パウ吉はそこにずっと滞在してパウダースキーのチャンスを伺っていた。

しかしこの冬はアラスカもヨーロッパと同じでまとまった雪があまり降らず、決して良いシーズンとは言えない。


殺伐としたオイルの街

そんな中現地に入って調査を重ね、地元の人とも何人か知り合いになり、数回一緒にバックカントリースキーに行くチャンスも得た。


果てしなく続くアラスカの道


アラスカのバックカントリースキーは、ごっつい四駆のピックアップ・トラックにスノーモービルを積んで何十キロも走り、そこから更にスノーモービルで道なき道を山の中に入って行くと言うワイルド極まりないスタイル😵


アラスカン・パウダースノーも楽しめた


スノーノービルだって深い雪の中でそうは簡単に扱えるものではない。

途中で何かあってもレスキューなんて飛んできてくれないし、ヨーロッパのスキー事情とは全く違う環境。

パウ吉のスキー・セッションは全て人頼りなので待つ日々が続く。。。


夕焼け


ヘリスキーの会社ともコンタクトを取って、1度は他のグループの空き席に入れてもらってレクチャーを受け飛んだものの、強風でランディングできなかったと言うこともあった。


アラスカではスキーはお金のかかるスポーツ


ヘリスキーは1回のセッションでひとり頭1000ドルほどするので、参加している人はみんなリッチな人ばかり。

アラスカやアメリカ本土ではスキーは本当に贅沢な遊び。


スノーモービルで山奥へと入って行く


それからもずーっとチャンスを伺っていたけど、さほど雪も降らず、無情にもどんどん滞在時間は減っていく。

残すところ後1週間に迫っても毎日晴天が続き、モヤモヤと気は焦るばかり😰


どうやら今年は雪の少ない冬みたい

最後の週にもう1度ヘリスキーのチャンスが回ってきた。

しかし、この時点で長い間雪が降っておらず、遠くまでヘリを飛ばさなくてはいけないのと、コンディションが難しい上にかなりタフなルートになるので、パウ吉の細いスキーでは連れていけないと言われ、結局乗せてもらえなかった。

これでパウダーチャンスは消え、まことに残念な終わりを迎えた😭😭😭


まだまだ春は遠いアラスカ


パウ吉にとってアラスカでのヘリスキーは長年の夢で、今回の旅行でチャンスを活かせなかったことはかなりショックだったみたいで、しばらくの間落ち込んでいた。


凍てつく港


私もこの話を聞いた時は悔しくて一緒になって落ち込んだけど、パウ吉の方が立ち直りが早く、アラスカに来れたこと自体自分ではとても満足していると言っていた。

年々移り変わる気候や世界情勢の中で、以前とは様子が違っていることを目の当たりにし、それを受け入れ自分なりに消化して納得することにこの旅行の意味があったのではないかと、私は思う。


同じ三日月


私自身もヘリスキーへの憧れはあるし、パウ吉にもぜひ極上のパウダースノーで滑ってきて欲しいと願う一方で、雪崩や事故の危険がつきもののヘリスキーは、内心ドキドキしていたので少しホッとした面もあったけど、当の本人はもっと緊張して、その前夜は眠れなかったらしい。

今シーズンの不安定な雪のコンディションで出発間際に雪崩で友人を失ったことも、パウ吉をナーバスにさせる要因のひとつでもあった。


閑散とした冬のバルディーズ


こんなヘンテコリンな気候変動がなかったら、もっと山のコンディションも良かっただろうし、高揚する気持ちでパウダースキーを楽しめたかも知れない。。。

でもこれだけは自然相手のスポーツ『たられば』はないのだ。


地ビール


そして体力と気力を要するタフなスポーツには年齢的なタイムリミットがあるのも否めない。


バルディーズがらアンカレッジに移動

この旅行が終わったらパウ吉はパウダースキーヤーを引退するって公表してたけど(笑)


* * *


昨日そんなバルディーズを後にしたパウ吉は、そこで知り合いになったカンザス出身の人の車に便乗させてもらいアンカレッジの近くまで戻ってきた。


最後はサウナ付きのホテルでまったり

道中、アラスカの荒野の中を何マイルもつっ走って大自然と自由を満喫できたとも言っていた。

いよいよ帰国便は4日後。


ここアルプスには春が来た


この先地球に雪が降らなくなる日が来るかも知れないけど、たとえそんな日が来たとしても、お互いに心も体も健康でいれば大丈夫。


いつも癒しをくれたラッコ君
ありがとう

私達が今まで共有してきたパウダースキーライフは消えないのだから。

帰ってきたらまた一緒に滑ろう!


とん


◉おまけ写真館◉

91年アラスカ旅行