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2025年4月10日木曜日

コーヒーゼリー(プチ認知症💧)

ここのところまたお天気続き。

朝晩は冷え込むけど、日中は本当に爽やかで気持ちいい。


あちこちで花が一斉に咲き始める

ついに私にも来ました😅

年相応と言われればそうかも知れないけど、、、。


4月のHちゃんの中学生の娘達への誕生日祝い



なぜか時々コーヒーゼリーが食べたくなって、作ろうと思いながら早幾年。。。

先日スーパーマーケットに買い物に行った時、ゼラチンを見つけたので今度こそ作ろうと買い物かごに入れた。


スキーも再開


家に帰って食品庫を見ると、な・な・なんと使いかけのゼラチンが1袋と新しいのが1袋、すでにあるやんか💦

きっとコーヒーゼリーを作ろうと思い買ったのはいいけど、毎回作り損ねてこう言う状態に・・・。


在庫ありすぎ💦


昔よく母が家にある洗剤や調味料のことを忘れて、また同じものを買ってきて在庫がお店みたいになっていたのを思い出す😱😱😱

私もいよいよそのレベルに近づきつつあって、ちょっとゾッとした(笑^^;)


パウ吉がアラスカを去る日に降雪😅


しかし今回はそうならないよう、絶対に作るで💪


ストウブ・ミトンも再開


喫茶店のメニューと言えば、ハムサンドやスパゲティナポリタン、ホットケーキ、そしてコーヒーゼリーも定番。


キムチ春巻き


実はコーヒーゼリーの発祥は大正時代の日本。


先週末はHちゃんとイタリアへスキー


1963年に入り、軽井沢で夏の間だけ営業していたミカドコーヒーが販売を開始。

その存在を知らなかった外人が食べてひどく感動したと言う話も。


もちろんお約束のこれ


スチーブもコーヒーゼリー?何それ?って言っていた。

もしかしたらこっちのカフェで出してもウケるかもと思ったり。


今サクラソウが満開



コーヒーゼリー(二人前)


エスプレッソ・コーヒー(インスタントなら大2) 250ml

砂糖 30g

板ゼラチン 1.8g✖️2枚


ゼラチンは水に10分ほど浸けてふやかしておく。


小ぶり3個


淹れたコーヒーを鍋に移し弱火にかけ、私は緩めのゼリーが好きなので濃さを見ながら水で調整し、ゼラチンを投入。

しっかり溶けたら容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。


生クリームたっぷりめ


私は夜に作ったので、冷めるのが待てずに容器ごとタッパーに入れてベランダに放置。

翌朝、良い具合に固まっていた。


決め手はノルマンディーの生クリーム


食べる時に生クリームをかける、もちろんホイップクリームでもオッケー。

甘さ控えめで固さも丁度良くて大満足❤️


プルプル〜😍


なんでこんな簡単なデザートをずーっと作れずにいたんだろうか、謎(笑)

ゼラチンは動物性だけど体にも良いみたいなので、これからは料理などでも積極的に摂っていきたい。


調子こいてパンナコッタも


ネットでコーヒーゼリーを餃子、ハンバーグ、カレーに加えると隠し味になると載っていた。

これは目から鱗。


親子4代、みんな元気!


* * *


今日の午後にパウ吉がアラスカ旅行から帰ってくる。


ただ今パリを通過中のパウ吉


明日のパウ吉の誕生日のためのザッハトルテのケーキ部分も作ったし、布団を用意したり掃除をしたりとドタバタと日常に戻る準備に忙しい。


毎年恒例ザッハトルテ、明日グラッサージュ


今年はイースターが4月20日と遅く、スキー場ももうひと盛り上がり。

私ももう少し頑張って滑ろうと思っている。


久々の細巻きで夕食


それから4月最終週はイギリスで家族親戚の集まりがあるので私たちも参加予定。

私はイギリスに行くのは1年ぶり、この時期なら天気もまだましかな。


近所の桜


まだまだ寒暖差は激しいけど、春本番🌸

風邪ひかないように、皆さんご自愛くださいね〜。



とん





おまけ映像:生まれたばかりの黒羊ちゃん達




2025年4月6日日曜日

パウ吉アラスカ旅行終了

この冬頑張ってやっと定着してきた朝型生活が、3月後半になって崩れつつあったところに夏時間が始まり、たった1時間の時差なのにすっかりリズムが狂って朝が起きれなくなってしまった💦

トホホ〜・・・

近所の桜


毎日たっぷり寝て栄養もしっかり摂っているので、有難いことに体調は徐々に戻ってきた。

最近はこんな繰り返しばっかりで本当に疲れる😭


最近Hちゃんにもらってハマっているひじき

左胸も右手甲も腰もまだ痛いけど以前に比べれば随分と緩和して、くしゃみするのも怖くなくなった😅

暖かくなり太陽の光をたくさん浴びて筋肉の緊張もほぐれ、これも一重に春の恩恵。


リスト・ウォーマーNAOが3組完成


めげずにスキーもジョギングも再開。

少しサボるとあっという間に筋力も体力も落ちてしまうから恐ろしい😱


あんなにあった毛糸も残りこれだけ


そして手元の毛糸も編み尽くしてしまったので編み物も一時休止。。。今は次のプロジェクトに思いを巡らせている。


* * *


いよいよ来週に帰国が迫ったパウ吉。


あれからもう2ヶ月も経つのかぁ〜


2ヶ月間のアラスカ生活は充実したものだったのかどうか、実際に会って話を聞いてみないことには何んとも言えない。

私なりにパウ吉のアラスカ旅行をまとめてみた。


アメリカのスーパーと言えば


パウ吉が滞在していたのはアンカレッジの東に位置する太平洋側のフィヨルドの入江の街バルディーズ【VALDEZ】。


フェリー乗り場に向かう途中


その昔ゴールドラッシュでできたこの街は、今ではパイプラインから送られる原油を運び出すアメリカ最北の不凍港があり、夏は氷河観光の起点としてたくさんの観光客で賑わう。


アラスカサーモン・ディナー


1964年の地震で津波に襲われ、80年代の終わりにはオイルタンカーが座礁して原油が流失する事故があったことで覚えてる人もいるのでは。


2月はそこそこ積雪があった


冬の間アンカレッジからの交通手段は、空路か陸路(長距離路線バスなどはない)、または週1便のフェリー。


この山と海のコントラストは
アラスカならでは

実は私も1991年カナダ〜アラスカ旅行の際に、名前に覚えはなかったけどバルディーズに立ち寄り、そこから氷河クルーズに参加した写真が残っていた。


野生化した兎達(寒くないの〜😢)


バルディーズ周辺は大きなスキー場はなく、地元の子供達がスキーできる簡易的なリフト施設があるだけで、基本的には背後にそびえるチュガック山脈でのヘリスキー、キャットスキー(雪上車を使って上る)、バックカントリースキーが中心。

日が長くなってくる3月4月がハイシーズン。

この辺りはアメリカの中で最も降雪量のある地域なんだとか。


残念ながら天候不良で降りれず

パウ吉はそこにずっと滞在してパウダースキーのチャンスを伺っていた。

しかしこの冬はアラスカもヨーロッパと同じでまとまった雪があまり降らず、決して良いシーズンとは言えない。


殺伐としたオイルの街

そんな中現地に入って調査を重ね、地元の人とも何人か知り合いになり、数回一緒にバックカントリースキーに行くチャンスも得た。


果てしなく続くアラスカの道


アラスカのバックカントリースキーは、ごっつい四駆のピックアップ・トラックにスノーモービルを積んで何十キロも走り、そこから更にスノーモービルで道なき道を山の中に入って行くと言うワイルド極まりないスタイル😵


アラスカン・パウダースノーも楽しめた


スノーノービルだって深い雪の中でそうは簡単に扱えるものではない。

途中で何かあってもレスキューなんて飛んできてくれないし、ヨーロッパのスキー事情とは全く違う環境。

パウ吉のスキー・セッションは全て人頼りなので待つ日々が続く。。。


夕焼け


ヘリスキーの会社ともコンタクトを取って、1度は他のグループの空き席に入れてもらってレクチャーを受け飛んだものの、強風でランディングできなかったと言うこともあった。


アラスカではスキーはお金のかかるスポーツ


ヘリスキーは1回のセッションでひとり頭1000ドルほどするので、参加している人はみんなリッチな人ばかり。

アラスカやアメリカ本土ではスキーは本当に贅沢な遊び。


スノーモービルで山奥へと入って行く


それからもずーっとチャンスを伺っていたけど、さほど雪も降らず、無情にもどんどん滞在時間は減っていく。

残すところ後1週間に迫っても毎日晴天が続き、モヤモヤと気は焦るばかり😰


どうやら今年は雪の少ない冬みたい

最後の週にもう1度ヘリスキーのチャンスが回ってきた。

しかし、この時点で長い間雪が降っておらず、遠くまでヘリを飛ばさなくてはいけないのと、コンディションが難しい上にかなりタフなルートになるので、パウ吉の細いスキーでは連れていけないと言われ、結局乗せてもらえなかった。

これでパウダーチャンスは消え、まことに残念な終わりを迎えた😭😭😭


まだまだ春は遠いアラスカ


パウ吉にとってアラスカでのヘリスキーは長年の夢で、今回の旅行でチャンスを活かせなかったことはかなりショックだったみたいで、しばらくの間落ち込んでいた。


凍てつく港


私もこの話を聞いた時は悔しくて一緒になって落ち込んだけど、パウ吉の方が立ち直りが早く、アラスカに来れたこと自体自分ではとても満足していると言っていた。

年々移り変わる気候や世界情勢の中で、以前とは様子が違っていることを目の当たりにし、それを受け入れ自分なりに消化して納得することにこの旅行の意味があったのではないかと、私は思う。


同じ三日月


私自身もヘリスキーへの憧れはあるし、パウ吉にもぜひ極上のパウダースノーで滑ってきて欲しいと願う一方で、雪崩や事故の危険がつきもののヘリスキーは、内心ドキドキしていたので少しホッとした面もあったけど、当の本人はもっと緊張して、その前夜は眠れなかったらしい。

今シーズンの不安定な雪のコンディションで出発間際に雪崩で友人を失ったことも、パウ吉をナーバスにさせる要因のひとつでもあった。


閑散とした冬のバルディーズ


こんなヘンテコリンな気候変動がなかったら、もっと山のコンディションも良かっただろうし、高揚する気持ちでパウダースキーを楽しめたかも知れない。。。

でもこれだけは自然相手のスポーツ『たられば』はないのだ。


地ビール


そして体力と気力を要するタフなスポーツには年齢的なタイムリミットがあるのも否めない。


バルディーズがらアンカレッジに移動

この旅行が終わったらパウ吉はパウダースキーヤーを引退するって公表してたけど(笑)


* * *


昨日そんなバルディーズを後にしたパウ吉は、そこで知り合いになったカンザス出身の人の車に便乗させてもらいアンカレッジの近くまで戻ってきた。


最後はサウナ付きのホテルでまったり

道中、アラスカの荒野の中を何マイルもつっ走って大自然と自由を満喫できたとも言っていた。

いよいよ帰国便は4日後。


ここアルプスには春が来た


この先地球に雪が降らなくなる日が来るかも知れないけど、たとえそんな日が来たとしても、お互いに心も体も健康でいれば大丈夫。


いつも癒しをくれたラッコ君
ありがとう

私達が今まで共有してきたパウダースキーライフは消えないのだから。

帰ってきたらまた一緒に滑ろう!


とん


◉おまけ写真館◉

91年アラスカ旅行