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2019年7月1日月曜日

山岳マラソン2019(Mont-Blanc Cross 23km)

連日猛暑のアルプス
結局6月はブログを3回しか更新できなかった。気がつけばもう7月。
















今年に入ってから毎日が一段と加速して過ぎていくのは充実している証拠なのか 、だったらいいけど😂






今年の参加者Tシャツ






この夏ヨーロッパは猛暑に見舞われ、各地で気温の記録更新。ここアルプスでも36度まで上昇。それでもカラッとしているので日本の夏ほど大変じゃないけど、日差しの強さが半端じゃない。












6月29日快晴、モンブランマラソン大会 Cross(23キロの部)、参加者約2000人。





ジュネーブのマラ友とスチーブ





前日の夜は11時近くに仕事から戻り睡眠時間約5時間、胃薬を飲み飲み、、、用意した水1.5リットル、スポ・ドリ500ml(水500ml弱、レモン汁小1、はちみつ大1、塩ふたつまみ)、おにぎり4個、シリアルバーやナッツ、きなこ棒を背負って朝8時スタート。










フレジェールまでの登りが一番の難所







今回は疲れと練習不足の上に胃腸の調子も悪かったし、スチーブにもこの暑さの中絶対に無理だけはせんといてくれと念を押され、もかしたらマラソン人生初の途中棄権をするかもしれないという一抹の不安があった。












スチーブも途中まで伴走してくれることになっていたので、いつもの様に最後尾からスタートしてのんびり走っていたら、偶然にもジュネーブ時代のマラソン友達が走っていてビックリ!12キロ地点の給水所まで3人でワイワイおしゃべりしながら走ったので割と楽だった。




モンブランが絶景




小まめに食料と水分補給をし、胃の痛み止めも飲んでおいた。
そこから登りに入ったら、一段と暑さが厳しくなった。






残り1キロ!




途中のチェックポイントに差し掛かると何やら沢山のランナーと大会スタッフが揉めていて、聞いてみるとまさかのタイムアウトらしい😆










でも私たち後続ランナーはウェブスタート(時間差でスタート)したので、10分の貯金があるはず。みんなで大抗議した結果、大会スタッフも諦め、私を含め多くのランナー達がタイムチェックを受けずに無視して関門を突破した。




ゴール!!!





ここからが一番長くて辛い登り、ダメかもしれないという気持ちがよぎりながらも焦らず一歩一歩、脚を前に出す事に集中。走りなれたコースなので地図は頭に入っている。暑さで頭がクラクラしているけど脚はまだ動く、、、たかが23キロと言い聞かせながら。














最終チェックポイントに着いた時には20分の貯金があって、制限時間までは1時間半。
残り3〜4キロなので歩いてでもなんとか間に合いそうと思った途端に気が楽になった。





マラ友と






昔からスロースターターの私はエンジンがかかるのが遅い。終盤になって調子が徐々に上がってきて、疲れているランナー達を抜きながら余力を残したまま、5時間41分58秒で無事ゴール!(制限時間6時間)

スチーブもゴールでカウベル片手に待っていてくれた。マラ友も5分遅れでゴール。









制限時間ギリギリの追われながらのレース、これではもう来年はないかもしれない(汗)




ご褒美のカフェ・アフォガード



でも次回はハーフじゃなくて、もっともっと練習してまたフルマラソンに再挑戦したい気持ちがどこからか湧いてきた。

もしかしたらこの疲れと達成感がもっと自分を元気にしてくれるんやないか、この緊張感が健康にいいんやないかって気がしてきた。まだこの時点では先のことは何もわからないけど、今の自分にできることを少しづつ積み重ねていけば、もしかしたらミラクルが起こるかも!?










その夜はアルプスでは珍しく日が暮れても気温が下がらず、心地良いバルコニーでボスからの差し入れの餃子とビールで乾杯した。山の中腹でナイトレースのランナー達の長々と続くヘッドライトの灯を見ながら・・・。








ごちそうさまでした💕






その後、一緒に走ったマラ友のレース結果が途中棄権になっていたと聞いて驚いた。どうやら揉めたチェックポイントでタイムチェックを受けてしまい棄権扱いになってしまったらしい。












ほんまにフランスあるあるネタ、いい加減でスタッフ間のコミュニケーション不足😭😭😭




90キロの部でグザちゃん優勝、おめでとう!





気の毒だったけど、その友人は元サブフォーランナー(フルマラソンを3時間台で走る人のこと)、いまはご隠居の身で、楽しく走って参加することに意義ありと、さほど気にしている様子もなかったのでホッとした。












来年も絶対に戻ってきたい、大好きなレース。
みんなに感謝、そしてまだ走れることに感謝❤️





とん






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