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2025年3月21日金曜日

女パウダーハンター奮闘記(山スキー2025第2弾 Col de Berard 2,460m)

いよいよ3月後半。

先週は少しまとまった雪が降って、女パウダーハンター頑張りました。


夜になって街に雪

朝一のバスに乗ってスキー場に向かい、オープン前のケーブルカーに並んでパウダーをゲット💕


朝7時過ぎのバス


蓋を開けたら20センチほど降っただけで思ったほどのパウダーではなかったけど、久しぶりに味わう新雪の感覚は本当に嬉しかった😍


最近のハマり朝食(ホットフルーツとカステラ)

その翌日も前日に雪崩警報の為オープンしなかったケーブルカーに朝一で並び、一番キャビンをゲット💪


久々パチンコ屋開店前(パウ吉のパウ友もいた)


残念ながらすでに気温が上がってパウダースノーは腐ってたけど、その代わり綺麗に整備されたゲレンデをモンブランをバックに気持ちよくクルージングすることができた。


P-Day初日

時折ガスがかかる

あっという間にやられておしまい😅

この2日間の疲れを引きずり、翌々日はまたHちゃん夫婦に誘われて山スキーへ。


P-Day2日目


* * *


今回行くのはベラー峠(Col de Berard 2,460m)。


アラスカ便り1(久々ボブ登場)


ここには以前パウ吉や他の友達とも行ったことがあったけど、かれこれもう10年以上も前のこと。

スタートからいきなり標高が高いのと、帰りに長い沢を下りていくので雪の状態に左右されるリスクはあるけど、街からのアクセスも良いし、技術的に難しいところはないので人気の山スキースポット。


渋滞の登り

ここ何年も雪が少なかったし、体力的にももう行けないだろうなぁ〜と思ってたけど、信頼できる山友のHちゃん夫婦となら、パウ吉がいない時にこんな貴重なチャンスはない!

是非とも行きたい‼️


前夜はサバ塩定食

前日に山スキーの装備を揃え、おにぎりも作って、夜は早めに布団に入った。

朝起きて体調もまずまず。

9時に待ち合わせ場所のケーブルカー乗り場にバスで向かった。


クロシュ峠

リフトを乗り継いで一気にスタート地点のフロリア(La Floria 2,500m付近)まで上る。

そこからスキーに滑り止めシールをつけて、クロシュ峠(Col des Aig. Crochues 2,784m)まで約300mの登り。


クロシュ峠から反対側に下りる
少しパウダーもごっちぃ👍

朝一番のリフト乗り場は山スキーをする人達で大混雑。

スタートから標高が高かったせいで私は終始息が切れ、いきなり二人から遅れをとっていた。



ベラー峠

いつもならある程度のところで心拍も安定するところが、最後の急斜面でバテててしまい、踏ん張りが気かず転んで滑落。。。


いつもありがとう!


そこから立て直そうとしたけど、踠けば踠くほど逆に何度も転ぶ羽目に🤣

近くにいた他のスキーヤーも声をかけてくれたり、上にいたPさんが見るにみかねて降りてきて、私のスキーを担いで峠まで運んでくれた。

それからも私は自分の体を持ち上げるので精一杯で、必死に最後の急斜面をよじ登った。


一気に1000mの滑降

途中で上にいるHちゃんの携帯に電話をかけて、私はここで引き返す意志を伝えようとしたけど繋がらず、Pさんが私のスキーを持っていったのでもう上るしかない💦

申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱい😭😭😭


雪のコンディションは良好

クロシェ峠に着いた時、一体下で何が起こってたのか知らなかったHちゃんは、私の顔が疲労困憊で蒼白になっているのを見てめちゃくちゃ心配した。

一方、昔から山岳ガイドの仕事で客を引率する経験が豊富なPさんは、私の顔を見て(これくらい大丈夫でしょって😅)ニコニコしていた。


5本指手袋完成


そこから反対側に滑って下り、長いトラバースを経てベラー峠までまた100mほど上る。

私のせいで少し時間をロスしてしまったので登る前にランチ休憩。


長い長い沢を下りる


私は持ってきたおにぎりを食べたら少し元気を取り戻し、顔の血色も戻った。

その後30分ほど登ってベラー峠に出た。


日陰はバリバリのアイスバーン

もうスキーで来ることはないかもなぁ〜と思ってた久しぶりのベラー峠。

ここまで来れた健康な体、そして何よりもそれをサポートしてくれた山友の存在、、、雲ひとつない青空、目を開けていることができないほどの眩しい雪、、、

いつも見慣れた山々なのにいろんな思いが重なり感動もひとしおで目頭が熱くなった😭


先週は胃が弱り玉子粥


ここから一気にビュエ村(Le Buet 1,330m)まで滑り降りる。

たくさんトレースがついてパウダーは残ってなかったけど、日陰の斜面の雪はふわふわで滑りやすかった。

今回私はHちゃんがわざわざ持ってこなくても良いよってメールしてくれた山の装備アイテムを間違って必要だと思い込んで持ってきてしまった為、私のバックパックがめちゃくちゃ重たかったせいもあって、バランスが悪くなり体力を削がれたのがバテた要因の一つでもあった😅


M次郎くんのホテルのテラス

なので今回は久しぶりに何度も転び、全く身に覚えのない右手の甲に青タン。

翌日はどうやったらこんなところ痛くなるの?って言うくらい変なところに打撲や筋肉痛があった😅


 
使う度にイタタ〜💧

ひとしきり滑り、沢沿いに出てからがなかなかの難所だった。

長い10キロほどの沢は夏のハイキングで何度も来たことがあったので良く知っていたけど、氷、凸凹、穴、石、草や木の根っこ、橋、小川、、、と道中障害物ばかりでマリオカート状態😱😱😱

とにかく残っているスタミナを全て絞り出し集中力を高め、転ばないように踏ん張りながら必死で降りたら、最後の最後にアドレナリンが出てめちゃくちゃ元気になった。

遅いやんか〜、今かい😭


次期老舗ホテルのパトロンで
日本大好きラーメン大好きM次郎と再会


村に着いて帰りの電車までまだ時間があったので、以前ラーメン屋さんで一緒に働いていたM次郎の実家のホテルのテラスでアペロ休憩を取ることにした。


またしぼんでしまった台湾カステラ💧


次期5代目オーナーになるM次郎はキッチンで元気に働いていて、春からワーキングホリデーで日本に1年間行くと嬉しそうに話していた。

私はノンアルビールを飲んで、M次郎からの絶品地元産ラクレットトーストの差し入れを食べてから、電車に乗って帰ってきた。


クライミング、サイクリング、スキーと
一年中スポーティーなHちゃん夫婦

家に帰ってから私は暫くの間放心状態。。。なのに体力の有り余るHちゃんは着替えてすぐに自転車で食料の差し入れを持ってうちにやってきてくれた。

私は作ってあった台湾カステラをお礼に渡した。


* * *


苦しい場面もあったけど、終わってみると本当に楽しかった❤️

今回は今まで行った中でも深く心に残る山行だった。

『山・スキー・友人』が私の人生の大きな部分を占め、いつも心の支えになっていることを実感。


P-Day2日目

力の続く限り、状況の許す限り、続けて行きたい。

これを人は生き甲斐と呼ぶ。


アラスカ便り2


Hちゃん&Pさんの心強いサポートに心から感謝🙇🙇🙇

4月にパウ吉が帰ってきたら、今度は4人で山スキーに行こうと約束した。

それまでにしっかり体力つけとかなきゃ💦女パウ吉まだまだやね〜。


とん



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