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ケーブルカーで一気に標高2500mへ |
近年の気候変動で山のコンディションが不安定で、自分の体力の低下やパウ吉の不在、それに天候や一緒に行ってくれる仲間との足並みやスケジュールなど、さまざまな条件が上手く噛み合わないとなかなか行けない山スキー。
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時々スイーツな朝食も |
私がこの街に住みついたのも一重にこの為と言っても過言ではない。
なのにここ何年もそんなにできてないのが現状💧
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アラスカ便り1(パウ吉ヘリスキーに挑戦) |
そんな中、先週は晴天が続き、山の雪の状態も安定してきたので、山友のHちゃんと旦那さんで山ガイドのPさんに誘ってもらって3人で行ってきた。
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目指すはあそこ💦 |
朝一番のゴンドラを乗り継いで標高2,525m(Le Brévent)まで上がり、ロープをくぐってスキー場の外に出て、一旦滑って凍って雪で覆われた湖(Lac du Brévent 2,127m)まで下りる。
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凍ったブレバン湖 |
西向きの斜面は結構硬く締まっていて、二人の後について転ばないよう慎重に滑る。
スキーヤーで賑わうゲレンデを後に湖周辺には私達以外誰もいない。
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ひたすら登る |
そこからスキーにシール(滑り止め)をつけて登り、反対側にあるl’Aiguillette du Brévent( 2,305m)を目指す。
夏によくハイキングで来る場所なのでよく知ってるはずなのに冬は全く違って見える。
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バナナ・フレンチトースト きなこクリーム添え |
静寂な銀世界、真っ青な空と真っ白な雪のコントラストが清々しい。
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山頂 2,305m |
Pさんは私達のペースに合わせてゆっくり登ってくれる。
2人からはどうしても遅れがちだけど、自分のペースをキープ。
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ボンジュ〜ル!モンブラン |
私は今回なんと2年ぶりの山スキー。
その時も同じくHちゃん夫婦とパウ吉と新潟県の山でだった。
2年‼️あっという間すぎて怖い。
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なだらかな東斜面 |
モンブランに背中を押されながら、ひたすら山頂に向かって歩を前に出す。
途中休憩を入れ、一旦滑って下りてまた上り、1時間半で山頂に到着。
360度のパノラマは息をのむ絶景。
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トレースのないところを選んで滑る(北西斜面) |
そこからは北東向きの雪の良さそうな斜面を選んで3人順々に滑降。
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3ユーロの冷凍ピザにちょい足し |
古い深雪はサポーティブでフレンドリー、気持ちよく滑り降りることができた。
あんなに一生懸命登ったのに、降りるのはほんの数分💦
この一瞬のためだけに労力を費やすことに贅沢を感じる幸せ😅
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行きも帰りもヨイヨイじゃない💧 |
ここからはまたシールをつけて1時間半の上り、スタートしたところまで戻って行く。
風もなく聞こえてくるのは自分のスキーが雪を踏み締める音と息遣いだけ。
時折、他の山スキーヤーやスノーシュー・ハイカー達と行き交い、労いと喜びをシェア。
最後は谷底にずり落ちないようにスキーにアイゼン(滑り止めの刃)をつけて登り、スキー場内に無事生還😅
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アラスカ便り2 |
午後には気温も上がって、汗で背中がびっしょりに。。。久しぶりのいい汗❤️
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お疲れ様! |
そこからは気持ちよくゲレンデを滑り降り、街でビール(私はノンアル)をご馳走になって帰ってきた。
いや〜やっぱり山スキーは最高❤️私にとって特別なもの。
翌日はお約束通り、肩から腰にかけて全身痛が待っていたけど💦
これもまた生きている証、喜ぶべきこと😭
ありがとうHちゃん、Pさん!
シーズン後半、やっとモチベーションが湧いてきたよ〜💪
とん
おまけ映像:
パウ吉のヘリは結局強風のため着陸を断念
含まれていた朝食とヘリ飛行をちゃっかりと楽しんだ後、
全額を返金してもらったと言うパウ吉のスノーリポート
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