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2021年5月8日土曜日

クラフト・クラブ(お義父さんのセーター)

5月に入っても寒い日が続き、雨が多く山の上にも雪が降ってたけど、今日くらいからちょっと和らぎ始めた。



外出距離制限(10キロ圏内)が解除されて1週間、なんとなく人通りも増えた感じ。

自由に移動できる様になったと言うのにまだどこにも行っていない私たち😅

夜間外出制限は当面19時のままで、状況をみながら段階的に2時間づつ遅らせていくと言うフランスらしからぬ細かい戦法。


久しぶりのライ麦くるみレーズンパン


順調にいけば6月末には全てが解除される予定。

でもまた去年と同じパターンちゃうの〜って思うと、まだ手放しで喜ぶ気にはなれない。


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4月中は二人でクラフト・クラブだった。

うわっ、これ💦


と言うのも、お義父さんが洗濯して縮んで着れなくなったセーターをイギリスから送ってきた。高価なセーターだったので処分するのは忍びないので何かに使ってくれたらって。

半分フエルト化したケーブル編みのずっしりと重たいセーターを見た瞬間、これを解くのはなんぼなんでも至難の技と思った。

真顔でコツコツと(笑)


切って縫い付けて座布団カバーかショルダーバックとかくらいしか浮かんでこない。
でも上質なウールなのでなんとかリサイクルしたいけど。。。


スチームアイロンで1本1本伸ばしていく


私が編み物をしている横で、スチーブは執念深く糸端をみつけてはちまちまと解き始めた。

途中糸が途切れてしまうので、結び目が小さく解けにくい機(はた)結びで繋げては巻きつけてを繰り返し、その端から私がスチームアイロンをかけていった。


ボリュームのあるウール


そして6玉(×100g)が復活。

じゃぁ、お義父さんに何か編んであげてびっくりさせようと言うことで、セーターは量的に無理としてもマフラーかベストくらいならと、まずはアラン編みのマフラーを編み始めた。

着けていて結び目が解けてもいい様に二本どりで。




すると模様編みの部分がゴツい分温かいと思うけど、長さがあると年配の人にはかなり重たくなりそうだったので、ベストに変更することにした。


前身頃はちょっとテクニカル💧


手持ちの編み物本は女性サイズのレシピしかなく、実は男性物もましてやベストも編んだことがないので、方眼紙の前でにらめっこ。ネットで男性用のサイズを調べて寸法を決め、ややこしい部分は左利き用に書き直した。

毛糸の量もギリギリっぽかったけど、いざスタート!


ところどころ糸の繋ぎ目がでるけど、太い毛糸なのでそんなには気にならない


太い針でザクザク編めて模様編みも面白い。

パターンを間違わない様にと必死で集中していると肩も凝るし目も疲れるけど、これが楽しくて止まらない💕

前身頃と後ろ身頃をはぎ合わせ、袖ぐりと首周りのゴム編み、前身頃のボタンホールとボタンつけ、内側にスマホやメガネが入るポケットもつけた。


不揃いのボタンだけど・・・


納得できるまで戻っては編み直し、最後まで丁寧に細部も処理し、編み始めて約10日間でベストが完成した。(一番最初の柄のミスに後の方になって気づき、見た目がそんなにおかしくなかったのでそこはスルーさせてもらった😅)


内ポケット


一度手洗いして毛糸を落ち着かせ、乾かしてアイロンがけ、それから試着。


三國万里子さん『編み物ワードローブ』より


幅はゆったり目だけど、ちょっと丈が短かかったかな💧まぁ〜家着だし温かければよしとしてもらおう。

二人で二人三脚、愛情たっぷりのこのベストを早く手渡しできる日が来るといいなぁ。



ブッサイクアートの巨匠、ちょっとつんつるてん

初めて作ったベストに嬉しくなって、ますます私の編み物心に火がついてしまった。

次は自分の為の大作を作ろうと、ここ数日ネットにかじりついて遂にポチッとしてしまった💧


Bioのボルドーとライスコロッケでディナー


あぁ〜また夜更が止まらない〜😱


とん





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