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2023年3月8日水曜日

ジャパウ旅行2023(9回目の結婚記念日)

2ヶ月間のパウダースキー合宿が無事終わり、兵庫県の姉の家に戻ってきた。

滞在日数60日、滑った日数40日、温泉に入った回数24回。



最後のP-Day


出発前々日の夜は、お世話になったカメムシキャビンのペンション本館のレストランで食事をし、オーナー家族がファミリーコンサートを開いてくれた。

オーナー一家は、3年前に元ラガーマンで商売好きだったと言う旦那さんを亡くされ、料理上手で元服飾デザイナーの経歴を持つ奥さんの下、今は長男夫婦が後を継ぎ、一緒に働くミュージシャンの娘と、近所にもう一人息子がいる5人家族。


温泉スタンプラリーでゲットした妙高オリジナル水筒



ペンションが誕生した経緯、面白い名前の由来やファミリー・ヒストリーを聞くと、個性的でフレンドリーなこのペンションが、村の中で数々のビジネスがコロナで閉鎖になる中、いつも煌々と灯りがついている理由がわかるような気がする。

本当に『縁』というものは不思議で素晴らしい。


宿のオーナー一家と常連のお客さんも一緒に


出発前日はもうスキーを片付けてしまおうと思ってたところに、一晩で30〜40センチほどの雪が積もり、プチ・バックカントリーで最後の最後までパウダーを楽しんだ。

それからキャビンに戻って荷造り&掃除に大わらわ💦、ちょっとした引越しだった。(クロネコヤマトで荷物4個を大阪に発送)


出発の朝、6時半にゴミ捨て


出発の朝は快晴ですっかり春の陽気‼️

2月の電気代とガス代をがっつり支払い、北に向かって車を走らせた。


柏崎出身の宿のオーナーのおすすめ
大潟にある食堂なべや


3月4日はタイミングよく9回目の結婚記念日だったので、柏崎の海岸の旅館に泊まり、美味しいものでお祝いすることにしていた。


国道8号線


日本海沿いを30分ほど走って柏崎を過ぎ、そこから山側に入って行くと私と同じ名前の村があると言うので足を延ばしてみることに・・・。


なべやでランチはいくら丼定食


途中走っていると私の名前が標識にでてきたと思ったら、高柳小学校、高柳の酒、高柳町事務所、、、あるわあるわ、あちこちに!


自分の名前の町名があっただなんて!


さらに道をどんどん山奥に入っていくとリフト1本だけのちっちゃな可愛いスキー場があった。

おおおぉ〜っ、『高柳ガルルのスキー場』。


なんか親近感がわく


さらに奥に入って行くと『高柳じょんのび村』があり、温泉も沸いている。

https://www.jon-nobi.com



「じょんのび」とは地元の方言で「のんびり」と言う意味。その名前の通り本当にのどかでのんびりしていた。


楽寿の湯


そこで温泉に入り、6時前の日の入りに間に合うよう柏崎に戻った。


サンセット


旅館でチェックインを済ませ、急いでビーチに出ていってサンセット・ウォッチング。


私たちの旅の定番行事、サンセット・ウォッチング


オーシャンビューの部屋には炬燵もあり、暖房もよく効いていて、もうテントウムシもカメムシもいない。

今夜のお客は私たちだけみたいだった。


波も静かな夜


夕食は豪華絢爛。

盆と正月が一緒にきたとはこのことで、なんで知っとったん?と言うくらい私が食べたかったお料理のオンパレード😍


ザ・旅館


慌てて食べてお腹がいっぱいにならない様できるだけゆっくり食べたつもりだったけど、最後まで食べきれないほどのご馳走だった。

残してしまったお料理のことが、今思い出しても心残り💦


お品書き


食材は地元産をふんだんに使い、どれも新鮮で見た目も美しい。

親子2代で営む旅館の息子さんが腕をふるい、その料理をお母さんが運ぶ。



素朴でアットホームな昔ながらの割烹旅館。


私の大好物

お腹がはちきれそうになって部屋に戻るとすでに布団が敷かれていて、そのままダイブしてバタンキュー😵


八海山❤️

翌朝、海岸を散歩。

日本海側は冬に滅多に晴れることがないのに、その日は珍しくポカポカ陽気。


波も静か


後ろに雪山、先には柏崎原子力発電所、遠くに佐渡島、その遥かに彼方にロシア、北朝鮮・・・。


絶品かき


この辺りは関東地方から一番近い日本海の海水浴場で、夏は大賑わいする海岸も今日はひと際しーんと静まり返っていた。


イカ


旅館に戻ってこれまた豪華な朝食を頂いてから、オーシャンビューの部屋のこたつでチェックアウトの時間までゴロゴロして過ごした。


白子の天ぷら



宿の若奥さんに、私たちが食事も部屋も大満足したことを伝えると、わざわざ海の向こうから来てこんな地味な宿で良かったのかと言うので、「いえいえ、この雰囲気がまさしく私たちが泊まりたかったお宿なんですよ」と答えると、ニコニコと笑っていた。



ブリカマ


結局、スチーブはワクチン3回接種証明で宿代が20%安くなり、その上「新潟県使っ得クーポン」千円分までもらった。本当にこのコスパ、普通じゃあり得ない。


米山



名残惜しい気持ちでビーチを後に、いざレンタカーを返しに直江津に向かった。



車を返却すると、そこでフロントガラスとボンネットに雪をゴシゴシ掻いたときにできた傷が発見され、フロントガラスは全面貼り替え、ボンネットは板金修理することになり、恐らく14万円ほどかかると言われた💦(請求書は後日発送😱)


あら汁


思わず二人で顔を見合わせて顔面蒼白。

素晴らしい結婚記念日の後だっただけに、突如奈落の底に突き落とされた気分になった😭😭😭


朝食


車屋を後に二人で直江津の駅までトボトボと歩きながら、この旅が終わるまでは楽しまなくてはいけないと必死に気持ちを切り替えた(泣)。


遠くに佐渡島


こんなオチがつくなんて、人生は本当に人生ゲーム😹


* * *


2ヶ月間過ごした新潟県。


妙高山


人々は物静かでちょっとぶっきら棒な印象さえ受けるときもあるけど、みんな親切で温かい。素朴でどこか懐かしい土地柄と、雪、山、温泉、米、酒、海、魚、、、私の欲しいものがギュ〜っと詰まっている。


Pコンビ、いつまでも


住んでみないとその土地の良さはわからない。

みなさん、大変お世話になりました。

また絶対に訪れたい💕



とん


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