Translate

2023年7月23日日曜日

悲しいニュース💧(妙見の森ケーブルカー2024年に廃止)

暑中お見舞い申し上げます。


モンブラン

毎日暑くて忙しい日々が続いていますが、皆様ご自愛くださいね〜❤️


* * *


この前、兵庫県に住む姉から寝耳に水の情報が飛び込んできた。


ケーブルカー1号『ときめき』(今年)


兵庫県川西市にある能勢電鉄『妙見の森ケーブルカー』が来年で廃止なると言う😱😱😱

妙見口駅前(今年)


今年の3月に乗ったばかりで、情緒があってほんまにええなぁ〜と思ってたところだったので、私はあまりのショックにボー然・・・、なくなってしまうなんて絶対に嫌や‼️


山櫻(今年)


能勢電ホームページ:https://noseden.hankyu.co.jp/railway/cable.html

能勢電公式ホームページを見てみると、2024年6月24日(月)の営業をもって廃止することを運輸局に届け出たって。


妙見の森リフト(今年)


それに関連する事業(山頂リフト、足湯、バーベキューテラス他)も伴って終了って💧


足湯(今年)

能勢電の公式発表https://noseden.hankyu.co.jp/upload_file/noseden/information/newsrelease202306231.pdf

様々な営業施策を実施してきたけど客足がイマイチ伸びず、そこへきてコロナがダメージを与え、経営困難に至ったのが理由らしい。


足湯からの眺め(今年)


確かに場所も辺鄙で、最寄り駅からもケーブルカー乗り場まで坂道を1.4kmも歩かないと行けないし、施設は昭和の香りのする地味な雰囲気だけど、ケーブルカーは年代物で可愛くて、ちゃんとメンテナンスも行き届き、いつ行っても気持ちの良い場所だった。


年代物のケーブルカー(今年)


私が訪れた時にはいつも近所の小学生や幼稚園の遠足で賑っていたし、ここ最近は山ガールやトレールランナーにも人気があったと言うのに😭


急勾配の迫力(今年)


能勢電鉄が運営する妙見の森ケーブルは黒川駅からケーブル山頂駅を結ぶ距離600m、高低差229m、最急勾配23度のケーブルカー。定員51名、乗車時間5分。


無人観光案内所(今年)


その歴史は古く、地元の有志8人と能勢電が共同で1925年(なななんと大正時代!)に鋼索鉄道としてスタート。


能勢電妙見口駅(今年)


戦時中には不要不急線として全線撤去と言う不運に見舞われたけど、戦後になり見事に復活し、1960年に今の姿になった。


能勢妙見山(2013年秋)


長年親しまれてきたケーブルカーやその他の施設は、能勢電鉄の努力の甲斐も虚しく、施設の老朽化で大規模な更新投資が必要となり、厳しい経営環境が続く中で苦渋の決断を余儀なくされ、惜しまれながら64年(初期開業から100年)の歴史に幕を下ろす。


お寺の鐘(2013年秋)


ネット上ではケーブルカー廃止を惜しむ人達がいろんな記事を投稿している。

関西圏に住む人なら1度は行ったことがあるのでは。


けやきの神木(2013年秋)


姉夫婦の家からほど近く、私にとって思い出がたくさんの妙見山。

小さい時にも行ったことがあったと思うけど、姉が近くに引っ越し、私がよく行き始めたのは2013年病後のトレーニングの為。

20年間走って昨年すでに廃止になった
ミニトロッコ列車『シグナス森林鉄道』
2013年秋)


想い出その1:妙見山リハビリ・トレーニング


妙見の森ケーブル下り(2013年秋)


2013年日本での闘病生活の後、よくひとりで登りに出かけた。

適度な傾斜と距離が病後の体力回復にちょうど良かった。

登山道(2013年6月)


杉林のマイナスイオンにどれほど癒された事か。

高山植物2013年6月)


想い出その2:家族でバーベキュー

それから同じ年の6月にスチーブが日本に来て、両親と初顔合わせ。

家族揃って妙見山でバーベキューを楽しんだ。


妙見山バーベキューテラス2013年6月)


この時すでに父はあまり元気がなく、この後病気が見つかったので、これが家族揃っての最後のイベントとなった。

この時姪の彼氏(現旦那)も初お目見えで、家族が一気に増えて父も喜んでいたに違いない。ここに登ってくる度に、この日のことをいつも思い出す。


全員集合!(2013年6月)
楽しかったね💕


想い出その3:妙見山パワートレール・ラン2023

この3月に走った妙見山トレランレース。


大阪平野を望む(2013年6月)


その時のブログ:https://tomokochamonixfrance.blogspot.com/2023/03/km.html

地元の人達が町興しにと頑張って作ってくれたアットホームな大会。

これで妙見山も知名度が上がって、ますますお客さんが訪れてくれると思っていたのに。。。


* * *


四季折々に違う表情を見せ、私たちを楽しませてくれる関西随一の里山隠れスポット。


妙見の森公園(2013年6月)


しかし、私は妙見山がお気に入りスポットとは言ったものの、ケーブルカーやリフトには殆ど乗ったことがなく、いつも脚で登っていたし、バーベキューテラスもそれ一回きりで、いつも山頂で無料の美味しい湧き水を汲んで、時々100円払って足湯に浸かって、お弁当持参で、山頂のお寺さんで鐘は突いても賽銭したこともない、こんな客がいるから廃止に追い込まれたんだと思うと、ますます心が痛む😭😭


妙見の森リフト(2013年6月)


別に山がなくなってしまうわけではないので、またいつでも妙見山には登れるけど、あのゆる〜くのんびりした昭和のパラダイスがもう味わえないなんて、本当に寂しい😭😭😭


紫陽花(2013年6月)


消えゆく“私たちの時代”。

誰しもが体験することだけど、受け止めるには時間とエネルギーが要る。

思い出しては嗚咽が止まらない😭😭😭😭😭


ケーブルカー2号『ほほえみ』(2013年6月)


廃止までにまた行けるかなぁ〜、最後にもう一度乗りたい。


とん


0 件のコメント:

コメントを投稿