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2023年9月8日金曜日

マイ音楽史(The Manhattan Transfer編)

お天気に恵まれた4連休があっという間に終わり、休み明けから仕事もすっかり落ち着いた。

夏の疲れかラントレが祟ってか、胃腸をやられてしまい食欲不振😅

またか〜💦ウィークポイント。


Lac Bleu 2,299m


最近はすっかり音楽漬けの毎日で、もっとゆっくり鑑賞する時間が欲しい。

今年中に1回くらいはおめかししてクラシックのオーケストラ・コンサートを観に行きたいなぁ〜と思ってネットで検索していたら、なななんと!私の大好きなマンハッタン・トランスファーが11月にジュネーブに来るではないか‼️


オリジナルメンバー:左から
リーダーのティム(ベース)
シェリル(ソプラノ)
ジャニス(アルト)
アラン(テナー)


これはもうミラクル・ビーム、即買い😍😍😍

場所はジュネーブにある100年の歴史あるルネッサンス建築が豪華絢爛なビクトリアホール。

席数1644席の小さなホールで、今回座席のチョイスが5段階に分かれていて、一番高い席は1階で138ユーロ、一番安いのは3階席で36ユーロ。


アルバムは全部好きだけど、特にコレ
『Extensions 』(1979年)

このホールは何年か前にジャズピアニストのHiromiちゃんがきた時に行ったことがあったので、その時3階でも十分に楽しめたので今回も3階の一番安い席にした。

チケットを買った時点でもうすでに超興奮気味😍


ヤギファーム

マンハッタン・トランスファーはアメリカの男2人女2人のジャズ・コーラスグループ。

https://manhattantransfer.net

1973年にリーダーのティムを中心に結成され、数々のグラミー賞を受賞、スタジオやライブアルバムは20枚以上、2014年にティムが他界してからもメンバーチェンジをして活動を続け、今年で結成50周年を迎える。


ヤギピザ


日本でも高い人気で、80年代にはサントリー・ブランデーのCMにも出たことがあり、来日公演ももう何度となく行っている。


懐かし〜、おしゃれでポップは今も健在

私も彼らのコンサートは日本で何度か聴きに行ったことがある。

ハッキリと回数は覚えてないけど、マンハッタン・トランスファーは私の『行きたいコンサートリスト』のいつも上位にいて、絶対に外せないお気に入りのグループのひとつ。


日向ぼっこする牛達


特に印象に残っているのは80年代後半だったと思うけど、姉と大阪のフェスティバルホール(今でも一番好きなホール)でコンサートを観た時のこと。

『Vocalese Live in 1986』

https://youtu.be/bANLZE8RAoM?si=K4rBRTJ-llBz5kgk


トマト炊き込み御飯

素晴らしいコンサートが終わり、感動も覚めやらぬアンコール(その頃はお決まりのアンコールが2回もあった)の後、コンサートが無事終了と思いきや、観客の拍手喝采が鳴り止まず、誰一人帰ろうともせず、それどころが拍手歓声がますます激しくなり、時間にしてどれくらいかはわからないけどかなり経った後、それに応えてメンバー全員がバスローブ姿でステージに現れた。


火曜日のラントレ

歓声の渦が起きた後、会場がシーンと静まり返った。

もちろんバックバンドのメンバー達はすでに帰ってしまったので、4人でアカペラでこの曲を歌ってくれた。

『A Nightingale Sang in Berkeley Square』


鳥肌もんのハーモニー


この4人じゃないと生まれ得ない美しいハーモニーに、どれほどの人達が感動して涙したかわからない、一生涯心に残る素晴らしいコンサートだった。

それから一番最近では確か私が闘病中だったから2013年ごろ、大阪ブルーノートでのライブはリーダーのティムが体調不良で来れなくなり、代わりに多分今メンバーになっている若いトリストが急遽助っ人に入ったコンサートだったけど、お酒片手にノリノリで本当に楽しいコンサートだったのを覚えている。


トリストが加わった現在のマンハッタン・トランスファー

その翌年にティムが亡くなったから、その時にはかなり深刻な病気だったんだと思う。

享年72歳、輝かしい功績と計り知れない感動を私たちに残してくれた素晴らしい音楽プロデューサー、そしてアーティストだった。

心より冥福を祈ります🙏


スチーブの収穫


オリジナルメンバーも70歳前後になり、それぞれにソロ活動もしているけれども、マンハッタン・トランスファーとしては今回のワールドツアーが最後のコンサートとなる。


久々の牛筋スパイスカレー


楽器の演奏ならともかく、声が命のボーカルグループがこれほど長い間一線で歌っていただなんて本当にリスペクト。もちろん若い頃のような声は出なくとも、その職人技とエンタメ魂を深くこの目に焼きつけてきたいと思う。


ラントレのご褒美アフォガート


私が若い頃に好きだったアーティスト達も高齢化が進み、引退したり他界したり、メンバーチェンジを繰り返し老舗化しているグループもあるけど、いつかはもう二度と生では聴くことができなくなると思うと、こう言った機会は絶対に逃したくない。


ピーチーな季節💕


アーティスト達の命を削って仕事をしている姿は本当にかっこいい💖

音楽には不思議なパワーが宿っている。


私もマンハッタン・トランスファーのコンサートを楽しみに、

仕事の残り2ヶ月のシーズン契約、頑張ろっと‼️


とん

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