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2023年9月3日日曜日

クラシック音楽(天才バイオリニストHimariちゃん)

山行の疲れも癒えた頃、ちまたでは夏の終わりを告げる大イベント山岳マラソンUTMBが開催され、今年は20周年記念大会と言うことで、1週間に渡りすごい人で盛り上がっていた。

あれから10年も経つのかぁ〜としみじみ😚


UTMBゴール付近


そんな中、先週67歳の誕生日を迎えたボスが、突然今週末は店を閉めると言い出した。

このイベントのせいで連日余りにも忙しいのとシーズンの疲れが溜まり、その上今娘たちが孫を連れてパリから遊びに来ているので、ここでしっかり休養して残りの2ヶ月間を頑張る為と言うのが理由。


ボスへの誕生日ケーキ(チョコシフォン)ちょいブサ


やった〜、思わぬミラクルビームで4連休が転がり込んで来た❣️

初日はもちろん朝寝坊。


連日大入り満席の店



朝昼兼用のブランチを済ませ、コーヒーをたて、スピーカーをオン、YouTubeでクラシック音楽をかけてソファにダイブ❤️

優雅で贅沢な時間と空間に大変身。


* * *


これは先月の出来事。

先生をつけずに独学でのギターの練習(毎日15分から30分くらい)を再開して100日目が過ぎた。


唐辛子収穫



以前よりも少しは指が動くようになってきた実感はあるけど、練習の方向性が見えなくて何処へ向かって進んでいけばいいのか悩んでいた時に、偶然ある小さなバイオリニストの動画に出会った。


雨のラントレ


それを聴いた瞬間に、その美しいバイオリンの調べに釘付けになり、彼女の凛としてブレのないパフォーマンスの虜になってしまった。

彼女の名前はHIMARIちゃん。2011年生まれの現在若干12歳。



堂々とオーケストラと共演


祖母から続く親子3代バイオリニストで、お父さんはキーボーディストでコンポーザーと言う音楽一家に生まれたサラブレッドだけど、彼女を見ているとそんなプレッシャーもどこ吹く風。

HIMARIちゃんオフィシャルサイト:https://himari-info.com

すでに世界中の数々のコンクールで優勝し、バイオリンだけでなく勉学やスポーツも万能なスーパー少女。


久しぶりの家ピザ


彼女のバイオリンは普通に子供達がスポーツやゲームを楽しむかのように、素直でのびのびとした演奏で、白いキャンバスに絵でも描いているかのようにも見える。それにしても、あの細い小さな体のどこにあれ程のスタミナと集中力があるのかと目を疑ってしまう。

彼女自身、コンクールで1位を勝ち取ることよりも、新たな曲やテクニックが弾けるようになったり、素晴らしい音楽をより多くの人に聴いてもらったり、色々な国の色々な人達と共演するのが楽しいと言っていた。


久しぶりの塩・醤油麹


それにバイオリンに限らず、出来ないことは出来るまで千回でも一万回でも練習するとも言っているので、もう凄いの一言。

私のギターなんて、そんな入り口付近で凹んでいる場合ではないのだと叱咤激励された気分。とにかく出来るまで何回となく練習することが上達への鍵なのだと教えてもらった。

下手な説明をするより、ぜひ一度動画を観て頂きたい。


フィッシュ&おさつチップス



将来が頼もしすぎる天使のようなHimariちゃんに癒され、それ以来私はどっぷりとクラシック音楽にハマってしまった😍😍😍

人生でしかもこの歳になってこんなにハマる事柄があるのかと自分でも驚きの発見。

今までクラシック音楽は色んな場面で数々聴いたことはあったけど、誰のなんて曲?ってレベルで、一口にクラシック音楽と言っても、色んな時代、ジャンル、形態、楽器があり、奥が深けりゃ幅も広い。


休み2日目は友人とラントレ


20年前に本場ベルリンでシンフォニーオーケストラのコンサートに行ったこともあったけど、途中で大爆睡してしまうと言う恥ずかしい記憶がある💦(一番安い2階の最後部学生席での出来事)。

今となっては勿体無い限り😭

今はYouTubeでクラシック音楽に関する動画もいっぱいあって、作曲家や曲に関するチャンネルやコンサート番組などなど、観だすと時間がいくらあっても足りない。


ラントレ、お疲れ様でした!


クラシック音楽初心者でも心配ご無用、いっぱい学べるチャンネルがありま〜す💕

◉クラシック音楽オタクのキュートなお姉さんが、クラシック音楽の楽しみ方を解りやすく解説。

厳選クラシックちゃんねる


◉ドイツ在住の日本人オペラ歌手がクラシック音楽の魅力を教えてくれます。

車田和寿の音楽に寄せて


ベートーベンは生涯独身で家族思いの良いヤツやったんや〜とか、チャイコフスキーは真面目な法律家で同性愛者だったのか〜とか、若い時のリストは男前やなぁ〜とか(笑)。

著名な作曲家の生い立ちや作曲秘話、音楽家同士の繋がりや時代背景、知れば知るほどクラシック音楽が身近な存在になっていく。


チャイコフスキー『くるみ割り人形』
Yannick Nezet-Seguin指揮


それにせっかくヨーロッパに住んでいるのだから、本場のコンサートホールに生の演奏を聴きに行ったり、作曲家ゆかりの地を尋ねたりと言った楽しみ方も広がる。


職場から鰻丼


スチーブの両親も昔からクラシック音楽の大ファンで、小さい頃から実家ではクラシック音楽しかかかっていなかったらしい(今でも鼻歌はクラシック音楽😂)。特に義父さんが地元出身のイギリス人作曲家エドワード・エルガーのファンで、10年前に生家の前に引っ越してしまったと言う逸話まである。

それにスチーブは小学生の頃バイオリンを習っていたとかで本人曰く、オーケストラで弾いたこともあり、そこそこのレベルまでいったらしいけど、今ではそんな痕跡は微塵もない💧

そんな元バイオリン奏者のスチーブもHimariちゃんのバイオリンを聴いて度肝を抜かれていた。


近所のラズベリー


なので私が家の中で大音量でクラシック音楽をかけていても、スチーブも実家にいるみたいって喜んで聴いているので、今では我が家は朝昼晩とクラシック音楽漬けの毎日。


標高2100mまでトレーニング


生涯の趣味になりそうで、またブログにもアップして行けたらと思っている。

Himariちゃん、本当にありがとう。

これからも益々世界中にその美しい音色を届けて下さい!

私のギター・モチベーションも断然上がってきたよ〜💪



とん


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