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2024年6月19日水曜日

さくらんぼ(佐藤錦)

突然、暑くなったアルプス。

やっと我が家のバルコニーで夕食ができるようになったのは嬉しいけど・・・。

鉄道駅舎にオープンしたレトロなカフェ


そのせいで一気に花粉や黄砂が飛んで、花粉症持ちのスチーブやボズは辛い時期を強いられている。


食器から家具まで全てアンティーク


幸い私は花粉症はなく暑いのも好きだけど、あまりにも急激だと体がついて行かない😭

まだしつこくトレールマラソンの疲れが残っているみたいで体に堪える。


テラス席が気持ちいい

今週の休みはスチーブと1日休みが重なったので、最近オープンした鉄道の駅舎を改装したレトロなカフェに行ってきた。


タルトとエスプレッソ
甘すぎて心拍が上がる💧

帰りは森をウォーキングをして帰ってきた。


* * *


先週、日本の友人Aさんから久しぶりにメールが届いた。

『新潟産佐藤錦のさくらんぼはいかが〜』と言う内容だった。

もちろんフランスには送れないけど日本の家族や友達に、もし良かったら友達価格で提供しますとのことだった。


佐藤錦は山形県の佐藤さんが
ナポレオンと黄玉を
掛け合わせて育成した品種


普段日本のさくらんぼなんて高級すぎて私は一度も口にしたことがない😳

自分では買えないけど、貰ったら絶対に嬉しいに決まってる。

しかも安く買えるなんて、家族にいっぱい送ってびっくりさせよう!みんなの驚く顔を想像しただけでもワクワクする💕


電車は1時間に1本


大阪出身のAさんとはかれこれ20年来の付き合いで、先月やってきたCちゃんと同じドイツ語学校で知り合った仲。

Aさんは私達とは違うクラスだったけど、私を通じてCちゃんのことは覚えていて、先月遊びに来たことをAさんに言ったら驚いていた。私もちょうどその事をAさんにメールしようと思っていたところだったからすごい奇遇。



3キロ大人買い
よく熟したのを多い目に詰めてくれた


Aさんとも忘れた頃に細々と連絡を取り合っていて、Aさんが東京に住んでいた時はスチーブと泊まりに行ったり、はたまたお母さんを連れてスイスに遊びにきたり、アイルランドやスペイン旅行にも同行したことがあった。

去年Aさんも大阪に帰っていたので、Aさんのお母さんの家で会ったところだった。


甥が経営するエアビーで家族大集合


Aさんは面白い経歴の持ち主で、音大の声楽科を卒業後、いろんな職種で働いた後、自分で起業したりと、いつも何か新しいことに挑戦をしていてドラマチックな人生を送っている。

そんなAさんは去年、新潟のさくらんぼ農家と契約をしてNPO法人を立ち上げた。


白いなでしこ


経営の苦しい農家さんをサポートし、美味しいさくらんぼを低価格で提供する独自ルートを開拓し、上手くいけば地域活性化にも一役買い、win-winでみんながハッピーになる夢のような事業。

彼女自身もそんなに若いわけじゃないけど、朝4時から収穫をして、梱包・発送まで全ての作業に携わっている。


すっかりチェリ中になった甥の娘😂


先週末、たまたま長姉が息子家族のところへ娘一家も一緒に家族大集合すると聞いていたので、これは良いチャンス!と思い3キロ注文して送ってもらった。

《甥夫婦が富士見で経営する2軒のエアビー》

8 weeks Fujimihttps://www.airbnb.jp/rooms/849633111695759432?_set_bev_on_new_domain=1718824695_EAOGM2NzM4YzY5MT&source_impression_id=p3_1718824695_P3EJ27AJcqGbiibU

8 weeks Quriuhttps://www.airbnb.jp/rooms/1105703541313932033?source_impression_id=p3_1718905734_P3S9BYsguNsg0fW-


去年秋の土砂崩れで整備中のハイキング道


それから大阪の次姉と埼玉のその娘のところにも1キロづつ、長姉のリクエストでもう1キロと、全部で6キロをお買い上げ。

定価だとLサイズ1キロで7000円😱


Lサイズ1キロ


甘くて美味しい高級ブランドの佐藤錦をこんなに沢山食べれるなんて〜ってみんな大喜びしてくれた。

中でも5歳になる甥の娘が、さくらんぼ中毒になってしまい手が止まらなかったって話も😅、この歳で高級フルーツの味を知ってしまったのはちょっとまずかったかな💦


森のベンチで一休み


クロネコヤマトのクール宅急便で翌日には配達してくれるし、日本のクオリティの高さには驚くばかり。


うちの近所でもさくらんぼが❣️


一方で日本のフルーツは品種改良を重ねブランド化され、本当に甘くて美味しいけど、特別な日や人からの頂き物でしか食べる機会がなく、毎日口にするような品ではない。

特に私達のような年になると、あまり糖分の高い果物を沢山摂ると血糖値が上がって逆に体に悪い。だけど果物のビタミンの恩恵も欲しい。


採りたいけど人んち💦


なので年配者向けにそんなに甘くない素朴な味わいの、それでいて安価で買えて、毎日いろんな種類の果物をたくさん食べれる方が嬉しいって、次姉とも話をしていた。


人んちの薔薇


そのことをAさんに話したら、Aさんもそういうさくらんぼを目指したいって言っていたので、今後大いに期待‼️

* * *


スチーブは昔カナダのさくらんぼ農園で働いていたことがあり、さくらんぼにはちょっとうるさい。

フランスだとアメリカンチェリーのような色の濃いさくらんぼがシーズンになるとスーパーに並ぶ。


ダークチェリー
今年は不作なのかフランス産でキロ12ユーロと高め


輸入物だとキロ15ユーロくらい、フランス産だとキロ6〜8ユーロ、その時のシーズンにもよるけど、こっちでも決して安価な果物ではない。


種は洗って集めてチェリーピローに❤️


なのでシーズンになるとチェリー品定め担当のスチーブが仕入れてくる。

さくらんぼはシーズンが短いせいかなぜか特別感があって、いつも二人で取り合いをして食べるのが、我が家のこの季節の風物詩となっている😊


テラミスと


Aさんの事業が上手くいけば、夫婦でさくらんぼ農園に雇ってもらおうかなんて話で盛り上がった。

ぜひAさんちの佐藤錦を食べてみたいし、ビジネスが上手くいくよう私も応援したい。

Aさん体に気をつけて、がんばってね〜💪


とん


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