12月初めのできごと。
もともと3週間、お寿司屋さんでスタージュをするつもりだったのが、急きょ最後の1週間をこの夏街にできたばかりの牡蠣を扱う専門店で働くことにした。
生け簀にオマール海老が泳いでいて、名前まで付いている(笑)
フランスではクリスマスやちょっとしたアペリティブに生牡蠣を食べる習慣がある。
その店は地中海で修行してきたという男前のお兄さんが一人で切り盛りしていて、兄さんセレクションの牡蠣はいつも透きとおってて、ジューシーでアミノ酸たっぷり、こんな山奥でこんなに美味しい牡蠣が食べれるなんて!といつも幸せな気分にしてくれる。
(2015年9月16日のブログで紹介ずみ:http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2015/09/blog-post_16.html)
実は、お寿司屋さんに面接に行った日にすぐ採用が決まり、帰り道、気分をよくして違う牡蠣専門店で生牡蠣を1ダース買って帰った。夕食時に開けてみると、1〜2個食べれないのが混じってるし、鮮度もそのお兄さんちに比べると落ちるし・・・全然満足できへん。
ん〜〜〜、美味しい牡蠣の見分け方や開き方、牡蠣についてもっともっと知りたい!
そう思った瞬間、すでに白ワインを飲んでほろ酔い気味だったけど、ほぼパジャマ姿のうえからジャケットを羽織ってお兄さんのところに走っていって、1週間でいいからスタージュさせて欲しい、牡蠣について学びたいって熱く語ったら、お兄さんは1週間だったらええよって快く引き受けてくれた。
そんなこんなで、4日間だけ牡蠣屋でスタージュをする事が決まった。
夕方から急に忙しくなり、私も必死にアシスタントに徹して、結局お店はじまって以来の売上げを達成。お兄さんも大喜び、最後はシャンパンで乾杯、花束までもらって無事終了。自分へのご褒美に一番いい牡蠣を2キロ大人買いして、お店の在庫をかっさらった。(笑)
地元の人達ともふれあう機会がもてたし、方言や習慣なんかも教わったり、なんせ牡蠣についての知識が増えたことが嬉しかった。
またお客さんで行くからね〜、いつまでも新鮮な牡蠣が食べれるように応援してるよ〜❤️
ということで3週間のスタージュが無事おわり、次の週は試験。スタージュ中は忙しくて勉強する暇がなかったけど、その間に少しリスニングが上達した様な気がする。
実力で勝負するしかない!
とん
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