カホン |
カホンとはペルー発祥の四角い箱型の、その上に股がって叩く打楽器のこと。
先週パーカッションのコースに体験入学して、とても楽しかったので続けることにした。教室では私の他に4〜5人いて、長年地道に通っている60代くらいのおばちゃん、40代くらいの姉ちゃん達との中年クラス、アフリカの太鼓ジャンベを使って練習をする。
中にはベテランの人もいてレベルごとに違うパートに分かれ、先生が上手に全員でアンサンブルさせる。
ソフトケース付き |
先生はアヌシーから出張してくる40代くらいの子供から大人まで教えるエキスパート。とにかく理屈やスタイルは抜きにしてバンバン叩かせてくれる。
先週のフリマでサイズが小ぶりだったマイ・ジャンベを30ユーロで売却、それを元手にカホンを買う予定でいた。
こんな単純な作りなのに、 普通に買うと高いらしい |
さっそく先週先生に、中古でいいのでカホンを安く売ってくれる人を知らないか聞いてみたら、先生は『売ります買います』のホームページを教えてくれた。
Le Boncoin(ル・ボンコワン):https://www.leboncoin.fr
フランス全土の個人なんでも売買情報が見れる。自分の住んでいる地域と次に欲しいものを入力、するとなんと1件ヒット!
わぉ〜、これはGOしかないでしょ。
ここが私の通うカルチャーセンター |
速攻Eメールを送ったら、すぐに返事が返ってきた。近所に住む女性で、明日の午後、近くのパン屋さんの前で会う約束をした。
次の日バイトを終え、通訳代わりにスチーブにもつき合ってもらい約束の場所へ。
ひとつ前のキッズのクラス |
時間通りにカホンを持った彼女が現た。聞くと、彼女はアマチュア・バンドの歌手らしく、歌いながらカホンを叩こうと思って買ったけど上手くできなくて、自分はやっぱりギターを弾きながらの方がいいので、全く使わなかったという話で売ることにしたそう。
カホンを売ってくれたお姉さんのバンド “Mo Jo Lemons” の
Facebookサイト:https://www.facebook.com/mo.jolemons?fref=ts
本当に真っ新。
深くお礼を言ってお金と引き換え、家にもち帰ってきた。
叩いてみたい本格ドラムセット |
もうむちゃくちゃ舞い上がる気分で、叩いてみる。
超シンプルな作りで、箱の中にちっさな針金のほうきの様なものがついていて、振動で叩く箇所によって微妙にトーンが変わりとても心地よい音。
箱の高さも丁度いいし、私のパソコンデスクの椅子にもなる(笑)
今週先生にカホンをゲットしたことを言ったら、今度のレッスンに持っておいでということだった。
カホンと運命的な出会いしてしまい、これはがんばって練習するしかなさそう。
ただの箱、されどカホン!
今日から日本に3週間行くので、しばらくは触れないので寂しい〜❤️
とん
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