氷河スキー |
3月に入ってから氷河スキーシーズンが本番。たっぷり積もった雪がクレバスをふさぎ、天気も安定するこの時期、中級以上の技術があれば山岳ガイドを伴って誰でもが楽しめる。
朝から久しぶりの快晴、前日に降った雪でコンディションも上々、早朝からケーブルカー乗り場はすでに混雑していた。ガイドに連れられたスキーヤーのグループと、そして今日は山岳レスキュー訓練をするフランス軍部隊に乗車を優先され、私たちは一番で乗り場に着いたにもかかわらず早い時間のケーブルカーには乗れなかった。
整理券が配られ、なんと3時間待ち・・・
先週大量に仕入れた野菜 |
仕方がないのでその時間まで向かいのスキー場に上がって足慣らし。私たちと同じ目に遭った他のスキーヤーたちもみんなそれそれに散らばっていった。
一汗かいてから一旦家に戻り、氷河スキー用の装備を持って出なおし、昼前のケーブルカーで山に上がった・・・。
パウ吉は朝一のケーブルカーに乗れないことが納得できなず、ここのところ毎回の様にこういうことが起こるのでイライラを募らせている。半ば諦めて氷河に下りると、案の定パウダースノーはほとんど食べ尽くされて、残り物で満足するしかなかった。
冷蔵庫の残り野菜でもOK |
3月に入ると、午後には気温があがり雪質が急激に変化し雪崩のリスクも高くなるので、なるべくスタートは早い方がいい。でもこんな状況ではパウダーハンティングは本当に厳しい😩
今日は収穫が少なかったのでがっかりして家に帰り、ふたりしてぐったり・・・。
この糊汁がカギ! |
疲れた体には乳酸菌が効く。
以前姉に体によくて美味しいと勧められていた水キムチを1週間ほど前に仕込んでおいた。
キムチって名前がつくからキムチかと思いきや、野菜をお米のとぎ汁に漬け込むだけの簡単なお漬物。
ネットで見ると作り方は実にいろいろあって、どれが正解とかはなさそうなのでいろんなレシピから適当に作ってみた。
水キムチ
(糊汁)
米粉 大2
水 4カップ
おろし生姜 1片
おろしニンニク 2片
塩 大1
ナンプラー 大1
昆布(コーヒーミルで細かく挽いたもの) 小1
きび砂糖 小1
(野菜)
大根
人参
パプリカ
ズッキーニ
セロリ
きゅうり
※野菜は土に近い野菜ほどよく、皮付きのままが理想
りんご(イチョウ切り)1個
青唐辛子(種をとって千切り)2本
キムチ用の粉唐辛子少々
野菜を適当な大きさに切って塩で揉んで1時間以上置いておく。
この上からラップをかけておくと発酵がはやい様な気がする |
よく水分がでたら、塩分をさっと洗い流ししっかり水を切っておく。
糊汁の材料を鍋に入れて火にかけ、糊がでるまでよく混ぜる。
冷ましておく。
糊汁に野菜を漬け込んで、最後にりんごと唐辛子を入れる。
常温で発酵させ、その後冷蔵庫で保存、10日ぐらいで食べきる。
りんごは色が変わるけど漬かった方が美味しい |
3日ほど置いておくと表面に気泡がでてきた。
味見してみると、塩分が和らぎ少し酸味がでてきている。不思議なことに、ちょっと入れすぎたかなと思っていた唐辛子の辛味はどこかへ消えてしまった。
なのでキムチ用の粉唐辛子をすこし足してみると、ほどよい辛味と酸味がいい感じになった。
備考:人参は芯が硬かったのでもう少し細めに切るか繊維を横に切った方がよい。パプリカは結構硬いので微妙。ズッキーニは逆にふにゃっとなるので太めの輪切りがおすすめ。
他のいろんな野菜でも試したい❤️ |
汁には乳酸菌がぬか漬けの20倍近くもあって、冷麺や素麺のつけ汁にしてもいいし、オイル、酢と合わせてドレッシングを作ってもいいとか。
自然のスケールに息をのむ |
すごい、これぞ自然のパワー😀
疲れを吹っ飛ばして、また再チャレンジ‼︎
とん
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