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2017年12月26日火曜日

ティラミス(クリスマス2017)

早いもので今年も残すところあと1週間。

今年はティラミスでクリスマス。
クリスマス・マーケット
世間では人気のスイーツだけど、私はなぜかそんなにファンじゃない。マスカルポーネのクリームは嫌いじゃないけど、あのペチャッとしたコービー味のビスケットのテクスチャーがどうも。。。



















でもチョコ吉は大のテラミス好き💖
この前スーパーで売り出していたマスカルポーネチーズに目が止まり買っておいた。






年末年始は仕事が忙しい上にスキーにも行かなあかんしで、家でのんびり過ごす暇もないけど、せめてスイーツで雰囲気だけでも・・・。












キューバのラム酒入り





フードコーディネーター森崎繭香さんのレシピを参考。













ティラミス

(マスカルポーネクリーム)
マスカルポーネ・チーズ 250g
卵黄 2個
ブラウンシュガー 大4
白ワイン 大1
生クリーム 100ml

(コーヒーシロップ) エスプレッソコーヒー 80ml
ブラウンシュガー 大1
ラム酒 小2

フィンガービスケット 24本
ココアパウダー 適量






コーヒーシロップを作って冷ましておく。










生クリームは冷やしておく。

卵黄に砂糖を入れホイップする。

続いてマスカルポーネ→白ワインを加える。














生クリームを8分だてにして、全て合わせる。










容器にビスケットを半分敷いて半分量のコーヒーをかける。

その上にクリームを半分均し、さらに同じようにもう1層作る。

冷蔵庫で冷やす。







食べる時にココアパウダーをふりかける。



スキーブーツ用滑り止めゴム



一晩冷やして食べてみた。

ビスケットが甘かったせいもあって全体的に結構甘いめ。でもちゃんとティラミスっぽくなったのでかなり満足。
















やっぱりマスカルポーネクリームはどちらかと言うと酸味のあるフルーツと食べる方が私は好き。




スチーブからのプレゼントはメープルシロップ、
自分でブルターニュの塩キャラメルも購入


毎年忙しさにかまけて忘れてたけど、今年のクリスマスは珍しくスチーブにプレゼントも用意してみた。









カナダ産ダークビール



スチーブはスキーの帰り道、街をスキーブーツで歩いていて凍った道でよくすっ転んで青タンを作っているので、スキーブーツ用滑り止めゴム。







ティラミス





それとクリスマスマーケットでカナダ・ケベックからの出店で黒ビールを3本購入。もちろん忘れずチョコレートも!
















寒空の下、冬の楽しみの一つ





毎年家にはクリスマスのデコレーションもツリーもないけど、ケーキを作ったり、二人でぶらぶらとクリスマスマーケットにでかけ小さな買い物をしたり、そこでホットワイン(Vin Chaud)を飲んだりするのが楽しみになっている。













Happy Christmas😊

とん

















2017年12月21日木曜日

ギター弦の張替え

たっぷり降った雪
年末はなぜかいつもせわしい。
街はクリスマス・マーケットが立ち並び、今週末から始まる世間のクリスマス休暇に向けて、徐々に盛り上がり始めている。


















この冬は仕事が午後から始まり終わるのが夜遅い。



ギターの弦とチューナー



なので朝はなるべく早く起きて、午前中に家事を済ませ、スキーに行ったりギターの練習をしたり、昼にはランチを作って食べて、それをスチーブに夕食として置いていくのが最近の日課。










毎週火曜日はギターのレッスン。
習い事が続いた試しのない私にしては珍しく真面目に毎日少しでもいいからギターに触るようにしている。先生はいつも私のレベルにあった曲を選んできてくれるので練習も楽しい。





足置き
ギターを辞めてしまったら他に使い道はなさそう



私が休暇でキューバに行った話をしたら、先週はキューバ音楽を課題に出してくれた。

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラがキューバを去った時、その功労に感謝の気持ちを歌にした『アスタ・シエンプレ(ごきげんよう)』、1965年にカルロス・プエブラが書いた、50年経った今でもカバーされて歌い継がれている名曲。

Hasta Siempre:https://youtu.be/rIEbiqx1-vc









テンポが早くノスタルジックでかっこいい曲だけど、私は速く弾こうとすると指が吊りそうになる。毎日遅いテンポで何度となく練習していたら、横で聴いていたスチーブはこの曲が耳にこびりついて離れない〜って、悩まされていた(笑)




マイギターはヤマハのクラシック





5年前、甥にもらって日本から連れてきたギター。
その時左利き用に弦を張ってもらって以来一度も替えた事がなかったのでよ〜し交換してみようと、楽器屋さんのサイトで弦を1セット注文し、それから1ヶ月かかってやっと手元に届いた。
















なんせ初めてだったのでギターをやっている友達にお願いして手伝ってもらった。これが結構大変で次回は独りでできるか自信はないけど、毎日弾くなら弦はまめに交換した方がいいとアドバイスをもらった。


ラテン音楽には欠かせないクラベス





真新しい弦は響きもやさしく弾き心地もいい。
替えたては弦が安定するまでチューニングをしないとすぐに弦がたるんでしまう。

木製なのにこんなにテンションをかけても大丈夫なようにしっかりと丁寧に作られている楽器って本当にすごい。












その他にも足置きの台とクラベスという木のパーカッションを購入。またまた我が家に楽器が増えた💗




今日のお昼は焼きそば



疲れて家に帰ってきても、ギターの音を聴くと癒される。
もっともっと上手くなりたい!






とん






2017年12月13日水曜日

ミトンの手袋

街にクリスマス・デコレーションも登場
ヨーロッパ中が大寒波にみまわれ、普段はあまり降らないイギリスでも大雪が降ったらしい。ここでも2〜3年雪不足だったので、久しぶりのこの降りっぷりにスキーをしない人たちは渋い顔だけど、スキーヤーたちは大喜び!

















パウダースノー評論家のスチーブは連日山へいそいそと出かけ、地元のウェブサイトでレトロな映像の動画と共にスノーレポートを書いている。
https://www.chamonix.net/english/snow-reports






昨日は吹雪




ここ1週間ほど不安定な天気が続いたので雪崩のリスクが高く、山は閉鎖になっていたけど、今日の午前中だけ晴れ間がのぞくとの予報だったので、朝一番のバスでスキー場へ。









編み始めたのは10月の終わり





リフトのオープンを待つ人たちの中に知ってる顔がいるいる、冬の風物詩(笑)
みんな嬉しそうに雪の話で盛り上がっている。

1番のロープーウェイで上がり、パウダーハンター(スチーブ)の案内でパウダースノーのファースト・トラックをご馳走になった。









美味しかった〜❤️





今朝は快晴



予報通り午後には天気が崩れだしたので下山。
今シーズン新雪を滑るのは今日が初日。膝まで積った雪の中をがんばって滑ったので脚がパンパンになった。でも久しぶりのこの疲労感はやっぱり心地いい。














そして、キューバから帰ってきてから始めて、暇をみつけてはコツコツと編んでいたミトンの手袋がやっと完成!










2本どりなので暖かい


フランスで知り合った日本人の山友達が、年明け早々に小学校に上がる子供を日本の学校に通わせる為にフランスを離れる事になったので、ミトンはその送別の品。彼女はクライミングの達人で私のヘルス・カウンセラーでもあり、毎年恒例春の女子山スキーツアーに行く仲間だったので、いなくなってしまうのはとても寂しい。

でも今はどこにいても気軽に連絡がとれるいい時代なので、日本とフランスの距離もあまり感じないはず。









来週には彼女の送別会も予定している。
もう一人の友達も誘ってレストランでランチをする事になっていて、どこへ行くかただ今検討中。普段からあまり外食しない私はあれこれ案が飛びだす度に、どれもこれも食べたくなってしまって決めれない(笑)




極上のパウダースノーが楽しめるスキー場『グランモンテ』




一期一会、山と毛糸が紡ぐ友達との絆。
次会うときにはまたいろんな体験談ができるよう、お互い元気で好きなことをやり続けていたい。






とん

















2017年12月6日水曜日

鮭の味噌煮

クールマイヨールのスキー場
ついに地元のスキー場がオープン!と言ってもまだ週末だけ。

でもトンネルを抜けたイタリア側のスキー場は一足先に毎日オープンしているというのでスチーブと行ってきた。














南のイタリア側はお天気もよく、空気は冷たいけど太陽が暖かくて気持ちいい。










平日ということもあってゲレンデも空いてるし、よく整備されている。足慣らしに数本滑って、お決まりのイタリアーノカフェを飲んで帰ってきた。

なかなかいいシーズンの滑り出しができた❤️











でもドカッと降ってくれないと、年末年始にはまだまだ雪が足りない。




鮭は近所のスーパーで調達



この冬はありがたい事にフルタイムでの仕事が決まり、さっそく働いている。職場はいつも夏だけ働いている和食レストランだけど、この冬お寿司のテイクアウトの店を新たにオープンするので私はそこで調理補助と販売。
ここ1年くらいパートタイムでしか働いていなかったのでそろそろ真面目に働く時期(と友達にも言われた(笑))と、慣れないことばかりだけど心を入れ替えて毎日頑張っている。










その店で出すおかずの一つを習ったので、練習にと家で作る事にした。












お店では鮭のみで作るけど、うちでは野菜も入れてみた。(レシピは企業秘密なので分量は載せていません、あしからず)











鮭の味噌煮

鮭の切り身

(調味料)
味噌

砂糖
昆布1切(店のレシピでは入れない)

大根
人参
茄子

おろし生姜(お店では千切りの後のせ)






人参と大根を下茹でしておく。

茄子はぶつ切りにして水にさらしておく。

鍋に調味料を入れ火にかけ、砂糖が溶けたら角切りにした鮭を入れ、沸騰したら中火にする。途中で人参と大根を加え、味がしみた頃に茄子も入れる。煮汁にとろみがつくまで煮詰める。











お店ではおつまみ系で甘辛く濃い味がついている。
野菜を入れて煮物系で食べる場合はもう少し甘みを抑えた方が食べやすいかもしれない。










濃厚味噌味 !




外人好みのしっかり味はご飯に合うので、スチーブも旨い!と言ってたくさん食べてくれた。

















今シーズンは仕事が忙しくなりそうなので、どれくらいスキーに行けるかわからないけど、ストレスがあった方が遊ぶモチベーションも上がるのでは。。。あくまでも今までの経験上の話で、年齢のことも少しは考えないとあかんかぁ😹











イタリア側モンブラン





あとは体力勝負、いい冬になります様に・・・。







とん














2017年11月30日木曜日

ゆずの蜂蜜漬け

10センチくらい
やっと少しだけどまとまった雪が降ってくれた。今シーズンはスタートがいつもより遅い。




















ボジョレーヌーボー、右はマラソンの参加賞




今年は夏の間じゅう胃腸の為にとお酒をやめていてけど、内視鏡検査も無事パスしたのでキューバ旅行ではビールやラム酒を多少は飲んだりしていた。












その後体調があまり優れなかったからまたしばらく飲むのをやめていたけど、ボジョレーから帰ってきて、晩酌に赤ワインをグラス1杯くらいは体にいいかと思って飲んでいたら、今度は動悸がして止まらなくなってしまった。





いつもご馳走の友人宅





これはあかんと慌ててやめたら動悸が治った。。。そんなことですっかり飲むのが怖くなってしまった、今日この頃。









タイ人シェフが作る本場のパッタイ






先日、友人宅に呼ばれて美味しいタイ料理をご馳走になった。その時も泣く泣くお酒は控えておいた。
今シーズンも元気にスキーしたいし、これから仕事も忙しくなるので、身体の為にはしょうがないとまたしばらく諦めることにした。




デザートはかぼちゃのココナツミルク















その時に友人のお母さんが日本から送って来てくれた貴重なゆずをおすそ分けしてもらった。


いい香り〜❤️




何に使おうかといろいろ迷っているうちに傷んでしまっては大変と思い、すぐに皮を少しだけ冷凍してから、刻んで蜂蜜漬けにし、タネはメラニン抑制やアレルギー性皮膚炎の症状緩和に効果があるらしいので、自分で作ったアロエ・ローションの中に放り込んだ。












調べてみると柚子はもともと中国が原産で、木の成長には時間がかかるけど寒いところでも育ち、丈夫なので無農薬栽培ができるとのこと。日本での主な産地は四国。




オーガニック蜂蜜



ゆずは近年ヨーロッパでも人気が高まりつつある食材で、瓶詰めのゆず果汁はここでも高いけど手に入ったりする。















ゆずを鼻にあて匂いを嗅いでみると、なんとも言えない爽やかな香りが日本のお正月を思い出す。
料理やお菓子に使っても何とでも相性がいい。私はステーキやお寿司なんか柚子胡椒で食べるのが好き。














お風呂に入れてはいると血行を良くし風邪の予防や冷え性・神経痛にもいいし、クエン酸やビタミンが肌荒れを改善し、皮の芳香油が湯冷めを防ぐんだとかで、もうこれは薬草の域。






懐かしい!




そしてその友人にもう一つ頂いたのが、
『ロゼッタ洗顔パスタ』
懐かしいパッケージで誕生したのは1929年だとか!硫黄の成分でピーリング効果、洗顔後お肌がしっとりつるつになるという優れもの。













日本のものはやっぱりすごい、この一言に尽きる。
心も体も健康に、いつまでも真剣に遊びたいから・・・。













2017年11月27日月曜日

ボジョレー・ハーフマラソン2017

「ボジョレー・ヌーボー」と聞いて知らない人はいないかも。



ハーフマラソン・スタート


リオンとマコンの間に広がるボジョレー地方で秋に収穫された葡萄(ガメイ種)で造られる赤ワインの新酒のことで、醸造期間が短く11月の第3木曜日が解禁日。




ボジョレーワイン街道




その週末はボジョレーの各地でイベントや試飲会が催される。


ボジョレーヌーボー解禁イベントの一環として毎年マラソン大会も盛大に開催される。コースの給水所でボジョレーヌーボーが試飲できるというので、またまた嫌がるスチーブをワインで釣って、夏にエントリーしておいた。






ロックバンドの皆さん




私はキューバから帰ってから体調がなかなか戻らず、終いには胆石の疑いまで浮上し練習どころではなかったので、走るのはとても無理やと半分諦めていた。


沿道の応援





しかし、乗り気でなかったはずのスチーブが密かに練習を積んで、いつの間にか走る気満々になっていたので、これは行かなあかんと責任を感じ、私は当日はサポートに徹するつもりだった。











レースは土曜日。
今回ももちろんキャラバン(車中泊)で2泊の旅。








前日の午後に家を出発し2時間半車を飛ばして、夜8時までにゼッケンを引き換える為に会場に急いだ。お祭りムードの会場はすでにワインの試飲ブースが出てランナー達で盛り上がっていた。







途中で陽がさしてきた
この雰囲気を見てしまうとサポーターや観客で終わるのは残念すぎる!明日の朝体調と相談しながら、駄目もとで行けるところまで走ってみようという気になってしまった。










レースの朝は雨だけは降らないで欲しいと祈りたくなるような寒い曇り空。





こちらもランナー皆さん

フルマラソン、ハーフマラソン、13km、5kmのカラーラン(コース上で色のついた粉をかけられゴールには色だらけになるという今流行りの子供向けラン)の4つのレースがあり、総勢1万5千人が参加する大きな国際大会。









その中でも5500人が参加するハーフマラソン(21km)はこの大会のメインレースで、幾つかのシャトー(ワイナリー)を経由し、ワイン畑の中をぬいながら走る。


12時スタート。


こちらはワイン蔵の人たち



私とスチーブはマイペースで走ろうと最後尾でスタートした為に周囲は飲む気満々の仮装ランナーばかり(笑)

沿道の熱い声援を受け、いざワイン街道へ・・・。




いきなり2km地点で給水所登場!ほんまにワインがある〜。たくさんのランナー達がたむろっていて、スチーブもさっそく試飲、私はがまんがまん。





ディスコ!!!

しばらくするとまた給水所。今度はバンドの演奏に合わせ、みんな飲みながら踊っている。
給水所ごとにランナー達はますますいい気分になって盛り上がり、これはほんまにマラソンなんか〜状態。酒蔵がディスコになっていたり、近所の人が家の前でワインをふるまってくれたりと、もうとどまるところなし(笑)







途中で給水所がなくなるとみんなのテンションが下がり、また給水所が現れるとハイテンションになる。見てるだけでも可笑しくて笑いが止まらない。




コースはワイン畑



私はスチーブが試飲してるワインに口をつけさせてもらった程度に抑え雰囲気だけ楽しみながら、とにかくなんとかゴールまでできるだけゆっくりしたペースで行こう決めていた。


Villefrancheの街



周りのランナー達と面白おかしく走っていたら、全く辛くも長くも感じず、気がついたら中盤をすぎ、ゴール手前3キロ辺りで初めてワインを飲みたいという余裕が出てきた。
最後の花道にはたくさん人たちが集まり、フルや13kmのランナーも合流して、酔っ払いランナー達が次々にゴール!










タイムは3時間。(5500人中5100位)


出来上がりすぎ(笑)





まさか自分でも完走できるとは思っていなかったので全く驚きのレースだった。






その夜は遅くまでワインの試飲テントや屋台が出て、市役所前でマッピングの出し物があったりと、ランナーだけでなく大人から子供まで市民全員がボジョレーヌーボーの解禁を祝った。




街の試飲テント






私もスチーブもレースの後の疲労感もなく試飲会をはしごして、そこでボジョレーヌーボーを数本買った。




日曜日のマルシェ




フランスのワイン文化が産んだこの節度のないハメの外し方には本当に楽しくて圧倒されるばかり。もちろん中には真面目に走っているランナーもたくさんいたし、途中で倒れて運ばれている人もいなかったところを見ると、ちゃんとしたマラソン大会だったんだなーと変に関心。




標高483m Mont Brouillyからの眺め





ボジョレーヌーボーはそんなに美味しくないとの噂もあるけど、この時期にしか飲めない新鮮でフルーティーな若いワインは、マラソンの後ということもありめちゃくちゃ美味しかった。
シャトーMontmelas









翌日は朝市に行ってから車でワイン街道を北上し、シャトーや以前スチーブが葡萄の収穫のアルバイトをしたという村を周って帰ってきた。



フランスに越してきてもうすぐ4年、私たち夫婦はここでは外国人ということもあり日々戸惑うことも多いけど、なんかやっとフランスのことが好きになれた瞬間だった(笑)







来年は体調を万全に整え、友達も誘って仮装ランナーで再チャレンジしたい❤️
参加者募集中!





とん