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2017年11月13日月曜日

キューバの旅7(バラデロ編)

まるで絵葉書
いよいよこの旅行の目的のひとつでもあるビーチ・リゾートへ!

トリニダーからバスでシエンフエゴス〜サンタクララを経由し、ワクワクしながら夜遅くにバラデロに到着。











メキシコ湾と北大西洋を繋ぐフロリダ海峡に面したキューバ北東部には数多くの砂嘴(さし)状の美しい海岸がある。




オールインクルーシブ・リゾート



その中の1つマタンサス州にあるバラデロは、26キロもの白い砂浜が続くキューバ屈指のビーチリゾート。オールインクルーシブ型巨大リゾートホテルが立ち並び、観光馬車やアメ車タクシーが忙しく行き交い外国人がそぞろ歩く、いかにもといった観光地。










カナダ航空のバラデロ宣伝サイト:https://www.aircanada.jp/caribbean/cuba/diary/varadero.html





馬車タクシー



キューバは天気が安定し暑さも和らぐ11月から春にかけての乾季が観光シーズン。6月から10月は雨季でハリケーン・シーズンとなる。








街の可愛い郵便局






出発前には93年ぶりカテゴリー5の超大型ハリケーン「イルマ」が大暴れし、旅行を取りやめる話にまでなったほど各地に大きな被害を残していった。
(このハリケーンで最も被害が大きかったのは近隣島のプエルトリコ)













朝焼け




滞在中も1度熱帯低気圧が西方を通過し、その影響で数回夜中に大雨が降ったりしたけど、それ以外は大体いいお天気に恵まれた。












近所のショッピングセンター、大したものは売っていない




私たちは前もって宿は予約しなかったので、街の中心部に飛び込みで民宿を見つけ、とりあえず2〜3泊することにした。













ビーチは民宿から100m。
白い砂浜と青い海がどこまでも続く、これぞ私たちが思い描いていた “ザ・キューバ!”




何枚写真を撮ったかわからないくらい美しいビーチ




ここではのんびり過ごそうと決めていたので、毎日ゴザを持ってビーチに出かけ、泳いだり、読書したり、編み物したり、シエスタしたりして陽が暮れるまで過ごした。











結局ここに10日間も滞在して、民宿のご夫婦は毎日真面目にビーチに出勤する私たちの姿を見て笑っていた。







カイトサーフィン



バラデロは一通りマリンスポーツも楽しめるけど、大した観光スポットもなく、大概の観光客は3食付きホテルで1週間ものんびりすれば十分で、ハバナからも2時間で来れるので、2泊3日のツアーなども出ている。









屋根なし観光ダブルデッカー・バス



私たちは観光といえば、半島を1日中往復している観光用のバスに乗って、ジャングルにある先住民が住んでいた洞窟へ行ったくらい。









ジャングル


ここでもやっぱり蚊に襲われたのは私だけ。
毎日夜になると町中に白い煙がモクモクと上がり殺虫剤がまかれる。大した効果もなく、外出時には暑いけど長袖・長ズボンにスカーフといった怪しい出で立ちで蚊除け対策。しかし、すでに100ヶ所はゆうに刺された後だった。(キューバではマラリアはないけどテング熱はあるらしい、帰ってから知った話🙀)



洞窟





もちろん大好きなサルサ音楽のライブにも出かけた。




レコード会社直営ライブハウス “Casa de la musica”



ある夜、キューバのレコード会社直営のライブハウスに行った時の事。
23時開門、10CUC(千円)を払って中に入ると、クーラーがガンガンにきいていて、中央にステージがありディスコといった感じ。







多くの観光客はビールで、キューバ人はラム酒をボトルごと注文しコーラで割ったりして飲みながらライブが始まるまでの時間を楽しんでいる。サウンドシステムはイマイチ(多分キューバではいい方)だったけど、大きなスクリーンに映し出された最新のキューバ音楽のビデオクリップが大音響で流れ、徐々に人も増えて来た。待つ事1時間、やっとバンドが舞台に登場した。





残念無念😭

ご機嫌なサルサ音楽に合わせみんなが踊りだし盛り上がってきたその時、突然真っ暗に・・・停電?待てど暮らせど復旧する気配がない。

クーラーも切れ室内が暑くなってきて、帰りだす人もいる。私たちは「まさか〜これで終わりってことないでしょ〜」と思いながら待っていたら、今度はバンドが片付け始めた。まさかのこれで終わりだった。






あんな待ったのに演奏が聴けたのはほんの2〜3曲。本当にがっかりして外に出ると、ライブハウスだけじゃなく街中が停電になっていた。街灯も消えて真っ暗で、普段は音楽をスピーカーで流す若者達で賑やかな通りも静かだった。




夕日






翌日民宿でその話をしたら、電力不足のキューバではよくある事だってご主人は笑った。










それからキューバで一番有名なグループ「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」の観光客向け(22CUC)ライブに行ったり、レストランやバーのライブにも出かけ、滞在中にすっかりキューバ音楽に魅了されてしまった。




ココナツを割るジュース屋のお姉さん





キューバではバンドの演奏が始まるのは深夜になってから。クーラーの効いた室内で長時間待たされ、演奏が終わって帰りが遅くなるので、朝は寝坊といった昼夜逆転生活になり、バラデロ終盤には体調を崩してしまった。













暑さで食欲も減退し、フルーツジュースとシリアルでなんとか凌ぐハメに。




午前中の方が水は綺麗






旅行も残すところ1週間を切り、2日後にはハバナに戻るので、なんとしても最後まで元気に遊びたい!
しかしその願いも虚しく、ハバナに向かうバスのクーラーにトドメを刺された😭













鼻水と喉が腫れ、ハナさんちに辿り着いた時には熱が出てきたけど、
それでもなおライブに行きたいという気持ちは抑えられなかった。




ビーチでハバナクラブ❤️







バラデロでは金銭的な贅沢はほとんどしなかったけど、この究極のパラダイス生活は帰ってから社会復帰できるのかと本気で心配になったほど(笑)














本当の休暇がそこにあった。。。ヤバい!




とん
























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