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2017年11月21日火曜日

キューバの旅10(ハバナ後編)

車窓からみる海
さて、いよいよキューバの旅もエピローグ。

10日間毎日通った白いビーチと別れ、朝バスでバラデロを出発。その昔、砂糖産業で栄えたルンバ発祥の地マタンサスを経由し、ハバナまでは約2時間の道のり。










波しぶきがかかりそうなくらい海岸線ギリギリの国道を走る。
この青い海ともお別れ、また帰ってくるからね〜としっかり脳裏に焼きつけておいた。





マタンサスの街



冷房が効きすぎのバスの中で数日前から引いている風邪が悪化し、ハバナに着いた時には久しぶりの都会と暑さに頭がクラクラし、荷物を担いで小一時間フラフラしながら歩き、やっとトニーとハナのカサにたどり着いた。









ハナさんの顔を見たときは家に帰ってきたかの様で本当にホッとした。





スペイン軍が建てたモーロ要塞



ハバナであと2泊を残すのみとなった。

着いた日は解熱剤のおかげで一旦熱が下がったので、近くのマーケットでお土産を買って、ココナツミルクで作ったというトニーさんおすすめのアイスクリームを食べた。









カフェのパイナップルジュースが美味しかった❤️







夕食には近所のカフェでマラカス兄さんのライブ、その後ジャズカフェでのセサロ・ロペスさんのライブとハシゴし、欲張ったのがいけなかった・・・












マルコン通り




その夜から高熱が出てウンウン唸っていたら、スチーブが横で「ひょっとしてマラリアとちゃう?!」って驚かすし、明日の夜はロスバンバンのライブがあるとハナさんに教えてもらったので、どうしてもこれだけは行きたかった。














次の日は朝からハナさんに濃厚はちみつレモンを作ってもらい、夜に備え日中は大人しく横になることにした。




ウエディング・カップルを乗せた車





私が寝ている間、スチーブは昼にライブをやっているCasa de la Musicaへ出かけて行った。












トニーさん、ハナさんお世話になりました、


ぐっすり眠って汗をたっぷりかいたお陰で夕方には熱も下がり、なんとかロスバンバンのライブにだけは行けた。でも最後の日の夕食はハナさんと一緒にお寿司を作ろうって約束していたのに、それが果たせなかったのだけが心残り。。。

ありがとう!















ハバナ新市街地


そんなこんなで無事家に帰ってきて、それからしばらくは放心状態が続き、なかなか体調が元に戻らなかった。遊びすぎて疲れたのか、それともキューバの刺激が強すぎたのか、とにかく私の体の中を衝撃が駆け抜けていった後のような感覚だった。









最後にこの人のブログに実際のキューバが一番詳しく書かれているのでご紹介。
http://caminobonito.xyz/category/中南米/キューバ/


旅行中に読んだキューバに関する本。
 『108歳の幸せな孤独』(中野健太著)
 『チェ・ゲバラの遥かな旅』(戸井十月著)
 『冒険者カストロ』(佐々木譲著)


興味のある方は是非!




ハバナの老舗高級ホテル「Hotel Nacional de Cuba」





青い海と眩しい太陽に抱かれ、街中に音楽とダンスが溢るキューバという国。












長く過酷な歴史に翻弄されながらも人々はたくましく生き抜き、貧しくともみんな陽気で仲のいい姿は、心から羨ましく私の目に映った。

本当の贅沢ってなんだろう、本当の幸せってなんだろうって考えるいい機会を与えてもらった。





アルプスが見えたらもうすぐ家




本当に世界にはまだまだ知らない事が満ち溢れている。

好奇心はおさまりませ〜ん!










とん







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