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南国の花 |
タクシーを降りると、昼過ぎということもあってみんなシエスタ(お昼寝)でもしているのか、村には誰も歩いていない。今度こそ静かでよく眠れるかもと期待に胸が膨らむ(笑)
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野良じゃなく飼い犬がお出迎え |
まずはトリニダーで紹介された民宿のドアを叩いてみる、返事がない。。。
途方に暮れていると、通りがかりのマウンテンバイクのイケメンお兄さんが英語で声をかけてきて、一緒に民宿の周りを覗いてみくれたけど、やっぱり人影はなし。
「僕ん家の隣に民宿があるから良かったらどう」って、案内してくれた。
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アンコン半島の砂浜 |
その兄さんは地元出身のスキューバダイビングのインストラクター。1年中フロリダとイタリアを行き来しているらしく、久しぶりに家族のいる家に帰って来ているという。
隣の民宿のお姉さんをどこからか呼んで来てくれて部屋を見せてもらった。良かったのでそこで2泊に決定。最初はぶっきら棒風に見えたお姉さんだったけど、時折見せる素朴な笑顔がとてもキューバ人らしかった。
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暑っついけど、自転車はやっぱり気持ちいい❤️ |
宿のおとうちゃんが用意してくれたおんぼろのレンタル自転車で、早速アンコン半島の先まで行ってみることにした。
そのダイバーの兄さんの話では、半島の先まで行くと白い砂浜があるけど途中はほぼ岩場。でも所々小さな砂浜があって誰もいないし、プライベートビーチだよと教えてくれた。
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カリブ海のビーチを二人じめ! |
半島の先まで8キロの道のりをひたすらこぐ。そこには政府が経営する大型オールインクルーシブホテル(食事や飲み物、アクティビティーなどの料金が全てコミコミ)が3件ある。
自転車を駐輪しようとしたら、早速番人が出て来て駐輪代1日2CUCだよ〜、盗まれないようにちゃんと見ててあげるからと言われたけど、、、次のビーチへ移動。次のホテルの駐車場にこっそり置いて、ホテルの泊まり客を装ってビーチへ。
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野生のフラミンゴ |
カリブ海の水は温かく海岸に沸いている温泉のよう。
小さなクラゲや魚も泳いでるし、砂浜ではヤドカリが大移動、無数の小さな穴からカニが出たり入ったりと、ま〜賑やかなこと!
日没までのんびりして帰ろうとしたら、スチーブの自転車の後輪がパンク😱あちゃ〜😱
ここから村まで6キロはある。押したり引いたりしていたら途中で暗くなってしまった。私が先に戻り、民宿のお姉さんに身振り手振りで事情を話したら、おとうちゃんがスクーターで出動!スチーブを後ろに乗せて、自転車も一緒にひっ張って帰ってきた。
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夕暮れのラボカ |
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キューバのコーラ |
その夜は民宿で食事をお願いした。
コングリとマランガのスープ、アボカドとキャベツのサラダ、鶏モモのグリル、ご飯、フライドポテト(10CUC)。
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民宿の朝食に出てくる フレッシュジュースとフルーツは絶品💖 |
ハバナでは見かけなかった蚊。ラボカにきた途端に刺されまくり、夜は蚊が入るので窓は閉めて寝たほうがいいと言われ、暑い部屋を締め切ったら扇風機かクーラーなしでは汗がダラダラ。それに私はクーラーが大の苦手。安眠はまだまだお預けのようだった。
2日目はおとうちゃんが比較的状態のいい自転車をどっかから持ってきて、これでどこにでも留めれるやろって鍵もつけてくれた。
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スノーケリング |
私が1時間ほど潜っている間、スチーブはスノーケリングには興味がないらしく海岸をぶらぶら。
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ヤドカリくん |
それからまた自転車に乗って、誰もいないビーチへ。すると午後から雲行きが怪しくなったと思った途端に大雨になった。
水から上がると余計に寒いので、温かい海に浸かって漂流者のように雨が上がるのを待った。
結局1日中降ったり止んだりして雨の中を自転車で帰って来た。やっぱりそこでも蚊にいっぱい刺された。
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カリブ海側の砂浜は比較的粗め |
西に面した海岸にあるラボカ村は海に沈んでゆく夕陽が見れる。夕方には雨も上がったのでビーチバー(?)にビールを飲みに出かけた。ここでも私だけが蚊に襲われ、おちおち夕陽を見ている余裕はなかった(泣)
その夜は村で唯一オープンしているレストランで豚のステーキ(500円)とモヒート(200円)で夕食。ここでも蚊の歓迎を受ける😇
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掘建て小屋バー、でもロマンチック |
明日はキューバで有数のロングビーチ、バラデロに移動することにした。
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村には2〜3件のレストランしかない |
ラボカはキューバの観光シーズン(12月〜4月)には観光客も来るそうだけど、普段は静かでお店も何もない村。
だけどやっぱり朝は鶏と犬の鳴き声、トラックや馬車の音で起こされたけど(笑)、それはそれでとてもいいところだった。
最後の夜は民宿の人たちとテレビで南米のサッカー観戦。
実はキューバの人気スポーツは野球。私が日本人だとわかると、日本のプロ野球でキューバの選手が活躍してるのを知ってるかってみんなに聞かれた。(社会主義国キューバ人が公式に海外でプレーできるようになったのはここ最近のこと)
参照記事:https://matome.naver.jp/odai/2138129492465476101
スペイン語しか通じない人達ともなんとなくコミュニケーションが取れるようになってきたかも。
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モヒートはキューバを代表するカクテル |
キューバは人種差別のない国と聞いていたけど、本当だった。みんな分け隔てなく親切するのが当たり前。
当たり前のことだけど、実践するのは意外と難しい。

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