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2018年11月23日金曜日

バカンス2018その6(テッサロニキ GREECE)

ミコノス島からのフェリーがアテネに着いたのは、すっかり陽が落ちてから。今夜はこれから夜行列車で北上、ギリシャ第二の都市テッサロニキに向かう。












テッサロニキ駅
ギリシャ国道は殆ど機能していない



アテネで1泊した時に行ったホステルの裏の安くて美味しいレストランでピタギロ(ビッグサイズで美味しくて2.50€😂)をテイクアウトして夕食を済ませ、23:55発の列車に乗った。











街中が遺跡




夜行列車は日中の半額料金の上に週末ということもあって、遊びに行く人なのか仕事が終わって家に帰る人なのかは分からないけど、いろんな人たちで超満員。








それに夜中じゅう灯りも消えず、殆どの人がおしゃべりしていて、スチーブも私もあまり眠れなかった。



1028年に建てられたビザンチン様式
パナギア・ハルキオン教会は世界遺産





アギオス・ディミトリオス教会





翌朝、定刻の1時間遅れで7時にテッサロニキ駅に到着。










黒門市場級の大きな市場





この後、列車でマセドニアの首都スコピオを経由してセルビアに向かう予定だったのが、駅の窓口で聞くとその列車は夏のみの営業で、北に抜けるにはブルガリア(ソフィア)を経由するしか他にないと言う。

しかも1日1本朝6時55分発・・・。
時すでに遅し!










仕方なくテッサロニキに1泊することになった。

全くノーマークの街だったので、駅で慌ててホステルを予約し、Googleで街の見どころ検索をしてから歩いて街に向かった。






市民の憩いの場アリストテレス通り


テッサロニキはエーゲ海の重要な港で、東西の文化が交わりあうバルカン半島の歴史の中心地。そのため様々な時代の正教会(トルコ)、シナゴーグ(ユダヤ教)、カトリック教会(ローマ)が隣り合わせで建ち並び、その間を遺跡が横たわり、もう街中が博物館!









ファラフェルのラップ(3€)で大満足💕





気持ちよく晴れわたった青空の下、街は買物客や海岸をそぞろ歩く人たちで大にぎわい。外国人観光客と言うよりギリシャ人ばっかりっぽい。















実はこの週末10月28日(日)は第二次大戦参戦記念日(Ohi Day)でギリシャの祝日だったことを後で知った。





アギア・ソフィア聖堂




カパニ市場からアリストテレス通りを通って海岸の遊歩道を歩いて、お昼は私もスチーブも大好きなファラフェル(ひよこ豆)のラップを食べ、私はスタバを見つけお決まりの抹茶フラペチーノを飲んだ。








ギリシャではフラッペコーヒーと呼ばれるアイスコーヒーが人気。




お店のオーナー





さらっと観光した後、アリストテレス大学の近くにハンドクラフトのお店を見つけたので入ってみた。

気さくで上品なご婦人が趣味でやっているようなお店と思いきや、かれこれもう20年にもなると言う。ギリシャ土産になりそうなものから、地元アーティストの手作り感たっぷりの作品も多く、値段も良心的。








ついつい話が弾んで長話。




スカーフ(€15)と旅行日記2冊目ノート





どこの国のどこの街に行っても大学の周りは面白いお店が多く、学生の為の安くて美味しいお店が見つかるわよ〜、と教えてくれた。それはなるほど!











私は散々迷ったあげく自分にスカーフをゲットして帰った。
http://www.tomagikokoutithessaloniki.gr、フェイスブックでも検索可。





最後のエーゲ海のサンセット



夜は市場の近くのレストランでグリーク音楽のライブが8時からあるというので、少し前に入ってパンとタジキソース、アンチョビのフライを食べた。










結局ライブが始まったのは食事もデザートもすっかり済んだ後で、少しだけ聴いてからお店を出た。全くもってグリーク・タイム(笑)街はいつまでたってもたくさんの人で賑わっていた。




この後ライブが始まると人が入ってきた


深夜営業のコンビニで明日の食料を買い込んでからホステルに戻った。

私たちのホステルも満室。改装されたばかりで清潔で快適、キッチンも付いてドミトリーはひとり12€。ギリシャはどこへ行ってもシャワーのお湯がたっぷり出て嬉しかった。








明日はいよいよ2週間旅したギリシャともお別れ。




アンチョビのフライ、タジキソース






国が破綻して以来経済状況はまだまだ悪く、インフラ整備もお粗末で失業率も高いけど、青い海、太陽、美味しいもんに悲壮感はかき消され、古代文明の香りと、適当だけど明るくて気前のいいギリシャ人と逞しく生きる猫たちの織りなす魅力な国。




『エフハリスト!(ありがとう)』
私のまた訪れたい国リストに堂々入り😊




とん







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