バカンス２０１９ その７（日本・耳鼻科編）

有馬温泉、紅葉はまだまだ

朝早くに空港に着くと、小さな台風が関東方面にいるとかで小雨模様。外に出ると思ったよりもヒンヤリ。

美しい和菓子屋さん

私は今回の旅では４ヶ月間の甲状腺ホルモン治療のお陰で、食欲もあるしお酒も飲めて、飛行機でも割とよく眠れていた。












その代わり今度はスチーブが飛行機では全く眠れないし、なんか耳がよく聞こえないと言い出した。

有馬温泉、いつもの定宿

旅行中に私の風邪がうつった上に、プーケットのプールで泳いだ時に耳に水が入ってから抜けなくて、飛行機に乗ったら気圧の関係でますますおかしくなったらしい。

三田肉のしゃぶしゃぶ

関空快速で２番目の姉の家に着いてすぐにインターネットで耳鼻咽喉科を検索すると、近所に５〜６件ヒットした。












家から５分くらいの所に２件あったけど、どれも患者さんのレビューが悪い。

１０割蕎麦

今はレストランやホテルと同様に、何でもお客さんの評価の対象にされ、星の数でランクがつけられてしまう。












私もそういったサイトは時々利用するけど、必ずしもその評価が正しいとは限らない場合も多々あるので参考程度にしてるけど。。。

六甲山

医療もサービス業のひとつ、患者さんの目も厳しくなってきて大変だけど、お医者さんだって評価されても悪くないと思う。

恒例の家族旅行、今回は全員は集まれず

私たちが選んだのは評判も上場の家から歩いて１５分ほどのわりと最近できた耳鼻科。

もちろん健康保険がないので実費。

久宝寺

まだ風邪のシーズンではなかったので病院は比較的空いていて、受付の人も感じよく、しばらく順番を待って呼ばれた。

診療台が白いカーテンの向こうというのは日本ならではの作りでなんか懐かしい😊

能勢の山中で鹿発見！

先生は白髪混じりのスポーツ刈り、年は私くらいでどこから見ても大阪のおっちゃんと言った風貌。

片言の英語でスチーブに説明しながら耳に金製の器具を突っ込んで耳を覗くと、中が全く見えないという。

季節もの牡蠣のあんかけうどん

耳掻きと吸引機を使って何度か掻き出すと、スチーブは痛いみたいで知っている数少ない日本語の中から「イタイ、イタイ」を連発し、必死に堪えていた。

またグルポンで石道温泉

すると中から巨大な耳糞がゴロッと出てきた😱😱😱 先生も看護婦さんもこんな巨大なのは今ままでに見た事がないってみんなで大笑い。

肉うどん

スチーブは生まれてこのかた耳掃除をした事がないし、自分の家族も周りのみんなも掃除をする習慣がないと言う。

















実際にヨーロッパでは耳掃除は耳にダメージを与えるのでしてはいけないらしく、耳糞は自然に出てくるものだそう。ほんまかいな！

梅田駅裏

そりゃーあんな物が耳に詰まっとったら聞こえんわなって先生、どおりで私の話も聞いてないと思たわ〜って負けじと私も（笑）

多田神社

それに少し風邪気味で耳の中が炎症しているのでお薬出しときますって、先生も看護師さんもみんな親切に対応してくれた。














治療代￥５０００＋お薬代￥２５００＝￥７５００也、といきなり痛い出費。

ホテル阪急インターナショナルのバイキング

帰り道におうどん屋さんに入った。
いつもは行列ができる人気の店なのに、その日は小雨が降っていたので珍しく空いていた。

鰹出汁のきいた薄味のおうどんが胃に沁み入り、あ〜やっぱり関西人はこれや💕













その午後私が歯医者さんと美容室に行っている間、スチーブは薬を飲んで姉の家で横になっていたら随分楽になったらしい。本当によかった。

スイス時代の友人たちとプチ同窓会

私は帰りに百貨店に寄って、指輪の洗浄とメガネ屋さんで肢の部分を調整してもらった。対応も敏速で無料というサービスはやっぱり日本ってすごいな〜としみじみ。








と同時に評判や良いサービスを気にする余り、仕事する側は本当に大変。

姉の知人が釣ってきた魚を姉が刺身にしてくれた
新鮮で絶品❗️

フランスなんてお客は神様でも何でもなく、働く側はやってあげてる感が強く、どっちが客やねんと突っ込みたくなる事もしばしば。日頃ひどいサービスにはみんな慣れっこなのでお客の方が大人。














どっちが良いのかは未だにわからないけど、もう日本で働ける自信がないことだけは確か😹

とん