南仏発祥のパン、フーガス (2018年南仏の友人のパン屋さんにて) |
ヨーロッパではこの日曜日と月曜日が宗教的な祭日で連休(ロング・ウィークエンド)だった。
天気も安定していたので、サイクリングやハイキングをする人たちで賑わっていた。
オレンジの五つ頭タンポポ |
そして連休が終わり、今日からレストランや飲み屋さん(バー)、ホテルなども条件付きで再オープンした。
世間はなんとなく浮き足立っているけど、私は外食したり飲みに行ったり、友達に会ったりする気にはまだまだなれない😥
ザクザク野苺 |
それに先月は大量に食料品を買い込んだりオーガニックのネットショッピングもして、外食する余裕もないし。
調味料や粉類の在庫はたくさんあるけど生鮮食料品まで手が回らず、結局炭水化物系ばっかり食べている😅
老麺法 |
パンを作るのは楽しいし、焼きたてはそれなりに美味しいんだけど、ただどんなレシピで何を作ってもみんなよく似た味のパンになってしまう。
これも捏ねないパン |
そりゃ〜パンの材料はみな同じだし、うちのオーブンは小さいし、パン屋のようなわけにはいかなくても、もうちょっと個性を作り出せるようになりたい。
最初のうちは膨らんだだけで嬉しかった癖に、だんだんと欲が出てきた(笑)
引っ張って折り返すだけ |
考えれば考えるほど、自家製酵母や天然酵母に興味が湧いてくる。
葡萄酵母は2回目も失敗に終わり、失敗生地の救済パンを食べる日が続いたけど、どうしても作ってみたい。。。自然酵母パン。
自然酵母でケーキやクッキーを作っても美味しいに違いない😍
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3回繰り返すとグルテンが形成 |
前回のイタリアのフォカッチャに続いて、フランスには南仏名物のフーガスがあるのを思い出した。
同じ物なのかと思っていたけど、若干レシピも違うし形も違う。
でもおやつ感覚で食べる点ではイタリアとよく似ている。
2分割してベンチタイム |
今回はその日に作るストレート法。
先週冷凍しておいた老麺を中種としてプラス。
具はオリーブとコーン。
そしてレシピを検索中にまたまた素敵なサイトを発見してしまいました。
具をのせて |
天然酵母をふんだんに使ってパンやお菓子を作っているあんこさんのサイト。
http://annko-38.cocolog-nifty.com
包む |
パンのでき映えもさる事ながら写真が素敵!
コレが普通の主婦だと言うからすごい。
オリーブとコーンのフーガス
Tomizぼっちゅんcafeあんこさんのレシピより(レシピではアンチョビとコーン):
https://tomiz.com/recipe/pro/detail/20160810104752
麺棒で1センチ厚に伸ばす |
小麦粉(T55 170g+T110 30g)=200g
砂糖10g
塩4g
オリーブオイル10g
ぬるま湯120g
老麺40g
缶とうもろこし、オリーブ適量
葉っぱになるよう切り込みを入れる |
老麺をぬるま湯につけて緩めてあげる。
材料を合わせひとまとめにしたら30分置いて畳み直すを3回繰り返す。
生地を2分割し、ベンチタイム30分。
生地が薄くて広げるのが難しい💦 |
具材を包んで、二次発酵30分。
焼く前に葉っぱの形に整える。
葉っぱのつもりが何か別の物体になってしまったのはいつもの事(笑)
魚の開きか、宇宙人と言ったところ(笑) |
焼き立てにオリーブオイルを塗る。
色も鮮やかになってクリスピー!
お土産にあげても喜ばれそう |
さすがは南仏発祥、ちょっとお洒落で可愛い💕
テクニカルだったけど、お菓子みたいで作るのが楽しかった。
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グリーンカレーと夕食で |
これまでパン作りの基本やレシピは、丁寧でわかりやすい日本のものを参考にしてきた。
ただ水も粉も、気温や湿度も違うのでレシピ通りにいかない事も多い。
コーンとオリーブは最強! |
でもそろそろ本場フランスやドイツ、イギリスのレシピで作ってみようかと思うけど、なんせどのレシピも分量が半端なく多い(小麦粉1キロとか800gとか)。
パンは本来大きく焼いた方が美味しいらしいけど、うちは二人暮らしでオーブンのキャパも小さいし、チマチマと色んな種類のパンを作ってみたいので、どうしても日本の少量のレシピの方が作りやすい。
バゲット、クロワッサン、ブリオッシュ、サワーブレッド、ゼンメル、プレッツエル、ベーグル・・・。
雪解けの水 |
ちなみにここはフレンチアルプス。
ヨーロッパは大概どこも硬水かと思っていだけど、今回パンを作るに当たって調べてみたら、なんとこの辺り一帯は軟水である事がわかった。
通りでここの水は本当に美味しいわけだ💕
とん
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