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2024年5月13日月曜日

バカンス2024(宿問題編)

この回は愚痴りますよ〜、読みたくない方はスキップしてくださいね〜(笑)

今世界中がインフレ傾向にあって、土地の値段も何もかもが高騰中😱


旅行大好き人間


近年グローバル化が進みビシネスは世界を相手にできるようになったので、メガ金持ちの台登で貧富の差が拡大。


テネリフェ島南空港


インターネット時代でもう昔のような貧乏旅行ができなくなったのは本当に悲劇。

私達が住んでいるところも然り、どこのリゾート地でも同じ現象が起きて社会問題になりつつある。

と言うのも、、、

フエルトベンチュラ島のバス


創業2008年、Airbnb(エアビアンビー)と言うウェブサイトが登場し民泊を斡旋している。

このアメリカの会社は、ここ数年の中で最も成功したスタートアップ企業のひとつ。


船の旅もよし


空いている部屋やアパートを日割りで貸すと言うアイデア自体は素晴らしいけど、そのせいで今や安いホテルや旅館は潰れ、高級ホテルは付加価値をつけて値段を釣りあげ、それと共にユースホステルや民泊の値段も高騰し、今やリーズナブルで良心的なチョイスは完全に姿を消した。

バスターミナル(ポルト・デル・ロザリオ)


今回の旅行でも宿探しには本当に苦労したと言うか、大手ホテルサイトかそれに似たようなサイト、もしくわエアビーで探すしか手段がなく、現地に入って情報を集めるみたいな作業は全くできなくなった。

それに旅先でスマホとネット環境がないのは致命傷。インターネット・カフェや公衆電話なんてもうどこにも存在しない。


今や死語になったバックパッカー


価格も週末や連休には目が飛び出るくらい跳ね上がり、ひどいものになるとワンボックスカーの車中泊とか個人所有のヨットの船室泊なんかもあり、1泊下手すると旅館に泊まるよりも高い。

こんなんあり〜⁉️って、ツッコミたくなる。

ユースホステルやバックパッカーと言われるドミトリー(相部屋2段ベッド)でもハイシーズンには1泊50〜60ユーロもするから、本当にあり得ない😱😱😱


鉄道の旅も大好き


私が若かった頃はニュージーランドでそんな宿は1泊8ドルだった。なのでしばらく住んでいたこともあったくらい。

年齢がバレる💦

チェックインも今やネット

それにリゾート地では短期で貸す方が儲け率がいいので、月貸ししてくれるところは皆無。

それどころか、月貸しできても1泊の値段❎泊数で、計算すると月数十万円にもなってしまう😰

そうするとハイシーズンの3ヶ月も貸せば、残りの9ヶ月が空家でも十分に1年分の家賃を軽々叩き出すことになる。


ホステルの朝食


その余波はリゾート地で働くの労働者達にも影響を与えている。

いつ行っても楽しい空港


ハイシーズンに働きにくる若者や出稼ぎの季節労働者用のアパートが全くなく、お店やレストランの深刻な人手不足問題に繋がっている。


ワクワクする出発掲示板


この前は新聞にイビサ島で働くレストランのシェフが、住む部屋が見つからずワンボックスの車で生活していて、そこから職場に通っているという記事が載っていた。

雇用側も用意できないんだから大問題😩


パリのホステル


去年の私達のジャパウ旅行の時もなかなか安い宿が見つからず、カメムシキャビンが唯一のチョイスだったけど決して安くはなかった。

家賃5万円プラス光熱費5万円で1ヶ月10万円。これでもスキーリゾート最安値。


パリの地下鉄


空家や空きアパートはたくさんあっても、外国人が買い取って内装をゴージャスにして高値で貸すというビジネスが横行していて、それを規制する法律もない。

この冬オーストリアでも月貸ししてくれるアパートが全く見つからなかったのはこう言ったことが理由。


LCCでは機内食もカット

私達の住む街は一応ワールドクラスのマウンテンリゾート💦

私達のアパートは建物内に13戸あり、通年通して住んでいるのは私達だけで普段は誰も住んでいない。

ここ数年は休暇や週末になると見知らぬ人たちがわんさか入ってきて満室になり騒がしくなったと思ったら、週末が終わるとまた空っぽになると言った具合。

全てエアビー客。


昭和なホテルがありがたい


試しにうちの近所の相場をエアビー検索してみると、なんと私達の住んでいるワンルームのスタジオクラスで繁忙期で1泊140ユーロ😱😱😱

ちなみに私達のアパートは大家さんとの契約で又貸し禁止。もしも旅行中にアパートを又貸しできてたら、もっと余裕の旅ができていたことでしょう。


プロペラ機


今住んでいるアパートは北向きで陽も入らず寒くて狭いけど、立地が良く大家さんもとても良い人で、家賃も10年間ほぼ据え置き。一旦手放すともう2度と月貸しでこんな良い物件は見つからないので、ここに住み続けるしかないのが現状。


* * *


今回のカナリア諸島では、テネリフェ島の1週間泊まったアパートもクオリティの割には宿泊費が高かったけど、運よく見つかったから良かったものの、滞在中に次の宿探しに時間をさかれて、最終日ギリギリまで次の行き先が決まらず、スチーブともそれでよく口論になった。


バス旅行も楽しい


まずはアパート滞在6日目に、エアビーで同じ島内に目ぼしいアパートを見つけたので早速詳細をホストにメールで問い合わてみたところ、突然その物件もホストも共々姿を消し、返信もなし。

超奇妙。。。

次にまた島内に3週間滞在できるところを見つけたので速攻予約したら、ホスト側から承認される前に私の銀行口座から1000ユーロの引き落としがあった。


イベリア半島上空


しかしその後ホストから、申し訳ないけどちょうど数分前にブッキング・ドットコムから中2週間他のブッキングと重なったとメールがあった。もしもキャンセルしたいならそちら側でやってくれって😵、えっそっち側のミスとちゃうの⁉️

中にはエアビーのゲスト側のプロフィールを見て受け入れ拒否をこう言った方法でやってくる悪質なホストもいる。

キャンセルしたくてもエアビーのウェブサイトのキャンセル方法が分かりにくく、最後にはチャットGTPと話すハメに💦


リオン空港

8年前にもマデイラ島に行った時に1度エアビーでダブルブッキング被害に遭い、返金でトラブったことがあったので、それ以来エアビーは避けていたのに。

あれから月日も流れ、システムもずいぶんと改善されたことだろうと思っていたけど、サービス向上どころか酷くなってるやん。

なんとか解約できたのはいいけど『返金は営業日1週間以内です』って、なにそれ!次の宿代が必要と言うのに😡、はよ返してくれ。


どこの都市空港も迷うほどデカい

1週間経って銀行口座の残高チェックしてみると、引き落とされた形跡も返金された形跡も見事に消えている。

これでは一体幾ら返金されたのかも分からないまま。またチャットGTPに聞いても同じ回答の繰り返しでらちが明かない。

書きながらまた腹立ってきた(笑)💧

本当に変な世の中になったもんだと呆れるしかない。


バゲッジ・クレイム


もちろんアナログの時代にもたくさんのトラブルはあったとは思うけど、デジタルになって便利になってクオリティが上がったとも思えない。

力のある者に支配され、人間じゃないものとコミュニケーションを取らないといけないなんて、SFの世界だけかと思っていた😅


エコノミークラス


インスタグラムで有名になった場所は観光客で溢れ、大手検索サイトを利用しないところは閑古鳥。。。

この現状、愚痴らずにはいられない😩

ただいま〜、やっぱり家が一番いい😅


スキーバムはスキー担いで現地に入れば、ローカルコミュニティがあり仕事も宿もすぐに見つかり、シーズンが終われば行くあても決めず放浪していた頃が懐かしい(笑)

スキーバムもバックパッカーも寅さんも、

みんなみんな夢の跡😌


とん

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