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2024年5月17日金曜日

バカンス2024(アイランド・ホッピング編)

あっという間のテネリフェ島1週間。


どこか懐かしい


最初は現地に入ればまぁ次の宿くらいすぐに見つかるだろうと気楽に構えていたけど、そんなに甘くはなかった💦


猫も絵になる


せっかくのバカンスなのに宿探しにかなりの時間をさかれ、険悪なムードも漂い、なんだかなぁ〜と解せない気分に。。。最近の旅行は毎回これで悩まされる。


そろそろ編む毛糸が必要だなぁ思っていたら、
突如ビーチに毛糸屋さん現る😍



ここからまた移動するのも大変だし、近場でいいやと思って決まりかけていたエアビーもドタキャンになってしまい、また振り出しに戻る。

残り1日、夜な夜な根気よくスマホに向かいカナリア諸島全域を検索。


テネリフェ島の最後のランチ


スチーブは島の南側(晴天率が高い)、ビーチサイド、3週間同じ場所、と言うのが希望。

私は少しましなところに泊まって1週間くらいでもう家に帰りたかった。



バスで空港へ


そしたら某ホテル検索サイトで突然どこからともなく1件だけ最安値のキッチン付きコンドミニアム、オーシャンビュー、3週間オッケーってところがヒットした😍


テネリフェ島産ラム酒(空港の免税店)


場所はカナリア諸島最東端フエルテベンチューラ島の南の先っちょ、Morro Jable(モロハーブレ)ビーチリゾートにある大型長期滞在型ホテル。


カナリア諸島全域にチェーン展開する会員制ホテル『Servatur』(ビジターもOK)。


バイバイ、テネリフェ島
また来るからね〜


レビューをみてみると賛否両論。

新しく改装された一部の部屋は、快適に過ごせて良かったとかコスパが良いって感想もあれば、一部は古いままでゴキブリに悩まされた、暑くて眠れなかったとか、2度と来ないなんてレビューもあった💦

総体的には部屋からの眺めは素晴らしく、スタッフもフレンドリー・・・、そんなに悪くもなさそう。

私達の選んだ部屋はその中でも食事なしの一番安い部屋。3週間で1000ユーロなので、1日ひとり23.80ユーロはユースホステルのドミトリーよりも安い。


カナリア諸島の航空会社ビンター・エア


このイースター休暇の高い時期にこの値段で3週間空いているところはどこにもなかったし、オーシャンビューの部屋はポイント高し❤️

きっと古い部屋でゴキブリも出てくるかも知れないけど、もうここで決めなければどこにもない。賭けに出るか⁉️


グラン・カナリアで乗り換え


去年はカメムシだったけど、今年はゴキブリ、もぉ〜何でもかかってきなさーい(笑)

この時期この条件で空き部屋があるって言うのもちょっと怖い気がしないでもないけど、ポチッとした。


フエルトベンチューラ島の延々と続くビーチ


そこから慌ただしく島を移動するための飛行機を予約し、空港バスの時刻表を調べ、何とか予定が決まった。

やっとホッとでき、ついでに仲直り(笑)😅


フエルトベンチューラ島の人工リゾート


出発の朝はアパートを掃除してゴミを捨て、午後の便だったのでスチーブが珍しくランチは街のビーチ・レストランでシーフードが食べたいって言うので行って、腹ごしらえをしてから空港に向かった。


フエルトベンチューラ空港



飛行機はローカル・エアラインの小さなプロペラ機。フエルテベンチューラ島までの直行便がないので、途中グラン・カナリア島で乗り換え。

テネリフェ島の空港はイースター休暇が近づき、たくさんのヨーロピアン観光客でいっぱい。


フエルテベンチューラ空港


離陸してから30分でグラン・カナリアに着陸。1時間ほどの待ち合わせで、2回目のプロペラ機も出発してから30分でフエルテベンチューラに到着。

その日はめっちゃ風の強い日で、ちっちゃなプロペラ機はマジで大揺れ😱😱😱

風の強いカナリア諸島では多分これは普通なんだと思うけど。


遅れてきてくれてありがとう!


ノーマークのフエルテベンチューラ島だったので、移動中に急いで下調べ。

フエルテベンチューラ空港からモロハーブレのホテルまでは結構遠く、バスが1日数本しかないって💧しかも私達の到着時間(18時)に1本バスがあるけど間に合うかどうか時間カツカツ、その後のバスは夜8時。


木が全く生えていないまるで砂漠


強風だったにも関わらず飛行機は定刻通りに到着し、荷物も積み残しなしでちゃんと出てきた。

急いでバス乗り場に向かうと、乗り場の表示もいい加減でよく分からず、何やら人が屯っている。


モロハーブレの街


みんなどの路線がどこの乗り場かって口々に聞き合っていて、私たちもどこに行きたいのか声をかけられた。

どうやら私達の乗るバスは遅れていてまだ来ていないらしいことを親切に教えてくれた。


プール付き


そんなことをしているうちに18時のバスが滑り込んできた。

やっぱりスペイン!このアイランドタイムが嬉しい😅、遅れてくれたお陰でラッキーにも1本早いバスに乗ることができて、滑り出し好調!

後は何とかホテルの部屋にゴキブリが出ません様にと祈るばかり🙏

フエルテベンチューラはテネリフェ島とは打って変わって、乾燥した砂漠がどこまでも広がっていて、その中に延々と続く道路をすごいスピードでバスが突っ走っていく。


ベッドルーム


私達が下車するのは終点の街モロハーブレ。途中いくつかの停留所を過ぎて小一時間、辺りが暗くなってきた。

モロハーブレらしき街に差しかかったけど、思ってたよりも街が大きくてどこで降りていいのかわからないまま、終点のバスターミナルまで来てしまった。

運転手さんに聞いてみると、どうやら乗り過ごしてしまったみたい💧

その運転手さんは英語は喋れなかったけど、すぐに出発する隣のバスで引き返すといいってわざわざバスを降りて親切に私達を案内してくれた上に、次の運転手さんに事情まで説明してくれた。

次のバスは地元の子供達がサッカーの試合が終わったところらしく乗り込んできて満席に。次のバスの運転手さんも親切に私達が降りる停留所が来たらちゃんと教えてくれた。


シャワールーム


なんかほっこりするええとこやなぁ〜💚💚💚

バスを降りると海の匂いのする浜風が気持ちいい。暗くて見えないけど、ビーチがすぐそこにあるのか波の音が聞こえる。

外はもう真っ暗だったけど、お店やバーにはまだ灯りが煌々とついている。モロハーブレはもっと田舎で何もないところを想像してたけど、意外にローカルなカルチャーもありそうなちゃんとした街。


リビングルーム


バス停で私達がホテルを探してキョロついていると、同じバスから降りてきたおっちゃんが、ホテルはこっちだよ〜ってついてきてくれた。

私はわぁ〜また親切な人がいると思っていたら、スチーブはきっとホテルに着いたらチップをせびられるに決まってるって警戒心&猜疑心の塊。

しかし全くそんなことはなく、隣に住んでいるただの親切なおっちゃんだった(笑)

よその国から来た観光客はなんて心が擦れてるんだって、二人で大笑い😂


キッチン


無事ホテルに着くと、フロントでは明るいイタリア人のおばちゃんが出迎えてくれて、『3週間も滞在するんだから、一番端っこの静かでロマンチックなお部屋をご用意したわよ〜』って❤️

ホテルはこの街で2番目に古く、8階建てで部屋数はなんと212室!
全室オーシャンビュー。レストラン、バー、プールも完備。

低層階は一部改装されているけど、上層階は昭和の香りプンプンのコンドミニアム。フロントから私達の部屋までは7階上って、長い廊下を歩き10分はかかる。

やっぱり一番安い部屋はほんまに端っこやった💦


夜食


恐る恐る部屋に入ると、意外に清潔で真新しくはないけどそこそこ改装されている。

もちろん棚や部屋のドアがちゃんと閉まらないのはお約束だけど、キッチンもシャワーもそれなりにオッケー。タオルやソープ類もついてるし、週に2回お掃除とシーツ交換に来てくれる。

いや最高❤️これはもうミラクルビーム!私達がまさに泊まりたかったコスパ最強の昭和なホテル。


部屋からの眺め


とりあえず荷物を置いて、近所のコンビニに軽食を買いに行って夕食を食べシャワーして、1時ごろやっと就寝。


次の朝、カーテンを開けると😱・・・次回に続く。
とん


おまけ映像:大揺れプロペラ機












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