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2024年5月26日日曜日

バカンス2024(エピローグ)

私達を乗せた飛行機がバルセロナ空港にアプローチ。

バルセロナのビーチ

眼下には真っ青な地中海がキラキラと輝いている。

スペインは本当に自然豊かで太陽がいっぱいの国。


バルセロナ空港内


あ〜ここで降りてバルセロナでタパスしたい〜と言う思いも虚しく、大きな空港の乗り継ぎはドタバタと忙しく、さっさと空港内の高価なサンドイッチでランチを済ませ、リオン行きのゲートに急いだ。

リオン行き(Vueling airline)


それにしても久しぶりに見る人人人。

民族の大移動、最近はどこの空港へ行っても混んでいる。


リオン空港

ほぼ満席のリオン行きは少し遅れて出発。

イベリア半島が遠ざかり、南仏の海岸が見えてきたと思ったらあっという間に1時間ほどでリオンに到着。


リオン空港のバス乗り場

飛行機から降りると風がめちゃくちゃ冷たい😱

サンマロの海岸

館内放送がフランス語になり、耳に飛び込んできて帰ってきたことを実感。

預け荷物がターンテーブルから出てくるやいなや、バックパックの中から冬服を引っ張り出して着込む。

電車の中でも編み物


リムジンバスの時間までもう少しあるので、サラダとポテチを買って夕食を済ませ、食後のウォーキングをしに空港の建物から外に出た。


LEGOノートルダム寺院


日没後は外でバスを待っているとかなり肌寒く感じる。

それからバスが定刻より少し遅れてやってきて、こちらもやっぱり満員。


ヘリフォード


バスの中で私は爆睡。零時すぎやっとシャモニーに到着。

バスを降りると外は冬並みに冷え込んでいて、短パンとビーサン姿のスチーブはバスのドライバーにどこに行ってきたんや?って声をかけられていた(笑)



カナリア諸島特産アロエクリーム


お疲れ様でした〜。ピギー達とも無事再会❤️46日間のバカンスが終了!

いつも帰ってくるとやっぱり家が一番ええなぁ〜ってホッとする。

帰る場所のある幸せ、温かい布団、いつも使っている物たち。。。


テネリフェ島


しばらくするとまたどこかに行きたくなってしまうねんけど😊


モロハーブレの遊歩道


* * *


最近は人口増加のせいかコロナのより戻しか、パンデミック以降観光地はどこもオーバーツーリズム。

私達の住む観光地シャモニーでも去年あたりからそれは感じていたけど、それが世界中で過激化しているのを今回の旅行でも感じた。


テネリフェ島の毛糸屋さんで見つけたソックヤーン


私達が帰った後に、テネリフェ島では多すぎる観光客に迷惑していると島民達がデモを起こしたとBBCのニュースで知った。


カナリア諸島名産アホ(にんにく)ソース


フエルテベンチューラ島でも、島の北の外れにある名もない珍しいポップコーンの形をした石の砂浜がある小さなビーチがインスタで有名になり、観光客が殺到しポップコーンの石を持ち帰ってしまって、ポップコーンビーチじゃなくなりそうになっている話を聞いて、私も見に行ってみたかったけど、あえて行くのをやめておいた。



飛行機でも編み物



つい最近、富士河口湖の富士山の姿が綺麗に見える写真スポットに外人観光客が殺到して近隣の住人が迷惑しているので、自治体が黒いネットを貼って富士山が見えないようにしたと言うニュースを見た。

観光地でもないところにたくさんの観光客が押し寄せて、ゴミを残して行ったり、車の通行の邪魔になったり、他人の敷地に勝手に入り込んで富士山の写真を撮ったり。。。



スペインのポスト


自治体の人もきっとそんなことはしたくないけど、他に良い方法がないのが現状。

富士山登山も然り、過剰な登山客の増加で入山料の徴収を検討していると言う。



サンマロも今やオーバーツーリズム


イタリアのベネチアでも観光客の数が多すぎて、今年から入場料を払わないと島に渡れなくなった😭



パンデミックの前から、ペルーのマチュピチュやオランドのアムステルダム、ギリシャのサントリーニ島、スペインのバルセロナ、カンボジアのアンコールワットなどなど、ユネスコ世界遺産と名のつく観光地はオーバーツーリズムに悩まされてきた。


ビーチでも編み物

観光客が増えれば、地域経済は活性化して良いかも知れないけど、ゴミの問題、自然や建造物の損傷、車の騒音や公害、物価の上昇、その代償は深刻。

エベレスト登山やスキー業界も然り💦



旅行中に編んだうつぼソックス


世界はどこに向かっているのやら😱😱😱


マナーは守ってリスペクト

SNSやインスタも良いけど、本来の旅の意味を忘れないでいてほしい。


お土産の山羊マグネット

愚痴り始めるとキリがないのでこの辺で・・・😅


用心棒の犬


* * *


今回は耳鳴りに悩まされたけど、最後まで熱も出さず元気に帰って来れたので、終わりよければ全てよし👍


フエルテベンチューラ島マップ

日本の母も元気でいてくれたので、安心して旅行ができた。


モロハーブレの昭和なブティック


昔のような貧乏旅行はもうできなくなったかも知れないけど、悲観することなくこれからも五感を使って刺激を求めて、体が動く限り旅を続けていきたい。


プエルト・デル・ロザリオ


また楽しいブログが書けるよう、人生のアドベンチャーは続くよ〜😍


やっぱり旅はやめられません


長いブログに最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました。


とん


おまけ映像:フエルテベンチューラ島の風




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